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アンダルシアの犬(1928)

UN CHIEN ANDALOU

メディア映画
上映時間17分
製作国フランス
初公開年月不明
ジャンルアート
アンダルシアの犬 ルイス・ブニュエル監督 Blu-ray
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 2,730
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 Photos
アンダルシアの犬

【解説】
 今みても感嘆する他にないシュールレアリズムの映像詩。L・ブニュエルの凄い所はこのイマジネイティヴな実験精神を失わず、メキシコ時代の通俗作品、後期の“アンチ”カトリシズムの不条理劇と、果敢な映画的創造を貫いたことだ。ダリが共同脚本を手がけた本作は全く論理的脈略はなく、あまりにも有名な、眼球を剃刀で真二つにされる女、路上に切り落とされた手首をみつめる女装の男、痙攣する掌を這い回る蟻の群れなど、夢魔的イメージが全篇を支配している。そこに何を読みとるかは観る者の自由。ただ、やがて内戦状態に突入していく20年代の終わりのスペインで作られた点は何かを教唆するだろう。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:ローランド投稿日:2015-12-13 10:56:43
  凡人の生半可な理解レベルではこれが限界の、想像力と創造力の枷を取っ払ってしまおうということかな?との気がするダダ思想からシュルレアリスムへと続く世界大恐慌一年前の風雲急を告げる世情を反映した1928年の製作で、画質の良くないのがなんとも惜しい気がするのだけど、知れ渡っている丸い月が眼球になり横切る雲が剃刀になるいう見ていて痛くなるようなところの他にも世の中の暗鬱で重いものを一杯括りつけられ必死の様子でもがくところなどなど、後世のクリエイターたちに大きく影響を与えたのだろうなって思わせられる悪夢のような短編です。  

  有名な作品ながらも観賞する機会がなかったのが美術館の講堂で上映してくれるってことで上映時間の数倍の行程を経て観賞に赴いたのだけどそれだけの価値はありまして、 上映時間が短い作品なんだから二回続けて上映しても良かったのではとの気がしたくらいでした。  

  美術雑誌に、絵画のコレクターでもあるノーベル賞で有名になった大村智さんの特集があり解説というかコレクション作品それぞれに込める思いを語ってらしたのが、これがお人柄なんだろうけど気取らずに平素誰でも使う言葉で分かりやすくて、美術評論家の解説もこれくらいな優しさがあってくれたらいいのにと、とくにシュルレアリスム作品の解説に対しては己の理解力不足を棚に上げて権威付けをするためにわざと難しい言葉を使っているのではないかなどと八つ当たりのような思いをしていたのだけど、この短編を観て、難しい言葉でも使わなければ語れないのだろうなって変な納得をしました。
投稿者:TNO投稿日:2014-02-16 00:04:45
時間と空間を奔放に飛び越える。死亡事故目撃直後におっぱいもみもみかい。霊か生身の人間(あるいは動物昆虫?)か。本が手品のように拳銃に早変わり。春になるとカップルは、半身海岸の砂に埋もれる。斜めのチェックの木箱だけは繰り返し現れる。ダリとブニュエルの合体した具象。この自由な浮遊感は、独特の感覚だけど、どこか二人の遊びに無理やり付き合わされているような感覚が残った。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2011-10-23 11:00:50
この映画を一言で現すなら「悪夢」だろうか。
有名な目を切断するシーンをはじめ、
ヘンテコで無意味(に思える)な映像がイマジネーションのように湧いてくる。
特にストーリーもないので映画として楽しめるかと言われれば難しいが
この映像の数々はなんだか印象に残る。
映画史において価値のあるものなので見ておいても損はないだろう。
投稿者:william投稿日:2011-09-13 02:53:13
やっぱり冒頭の女性が自分の眼球を剃刀で切り裂くシーンは何度見ても気持ち悪い。
先日都内でやってた「シュルレアリスム展」でこの映画が上映されてたんだけど、みんなどよめいてたね。
投稿者:こじか投稿日:2010-04-13 06:19:29
強烈。自分の夢を見ているかのような場面転換。
それだけでゾッとした。
投稿者:なちら投稿日:2009-05-27 15:43:27
芸術家が本気で取り組んでいる事すら大して理解出来ないんだから、
実験的にした事なんて、もっと分からないよ。

ヘンテコなシーンは印象に残るけど、面白いかそうでないかを判断する所まで、感情は変化しなかった。
この作品を見たっていう経験を得られたくらいか。
投稿者:gapper投稿日:2009-03-15 13:18:57
 わけの分からない作品で、まるで夢のよう。
 脚本に画家のダリが参加していて、フロイトの「夢判断」を読んで啓示を受けたそうだ。
 心理学的には、「精神分析入門」の方が重要だと思うが、こちらには感銘を受けなかったようで、非常時示唆的。

 シュールレアリズムの代表的作品だが、個人的には面白くなかった。
 分からないのは、残念だ。
 しかし、常々映画の判断基準は多種多様で普遍的、恒久的な判断基準は無いと思っているので問題ではない。

 ただ、映画は商品でもあるので売れないというのは”作り手”には問題となる。

 ひとつ疑問に思うのは、夢を題材としているのであれば、それは非常に”個”的なものであるので、基本的には本人以外理解できないもの、だから心理学的には本人から話を聞いて分析する必要がある。
 多くが理解できるというのは納得できない。”雰囲気で面白いと思っているだけ”とか”他に見ない表現であるから興奮しているだけ”といった意見も正しい部分があるように思う。

 この作品は、純粋映画に分類される。
投稿者:時空争奪投稿日:2008-08-25 23:05:28
高校生の頃に初めて見たけど、ブニュエル最高w
基本的に彼のスタンスってこの頃から一定してると思うんです。
しゅるれありすむ?とかシランけど、面白いからいいじゃん!
投稿者:Ikeda投稿日:2007-11-07 11:10:54
この映画は最初の眼球を剃刀で切るという映像で有名ですが、少なくとも、このシーンは単なるグロテスク趣味でしかないと思います。逆に蟻が掌の上を歩くシーンが強調されますが、これは北方系民族の感覚で、現在でも南方の人は殆ど気にならないと思います。確かに蟻は人を刺しますので問題ですが、私でも子供の頃でしたら気持ちが悪いとは思わなかったでしょう。
それは別にして、シュール・レアリズムという事で、無理に解釈しないと解らない展開で、理屈ではないと言っても、その感覚を持っていない私には面白くありませんでした。この作品が好きな人は違うでしょうが、私には鬼面人を驚かす実験的作品としか思えませんでした。
なお、私が見たビデオには淀川長治の解説が入っていて、日本では評判が悪かったというような話をされていますが、この作品は評論家への試写はあったのかも知れませんが、少なくとも公式な公開はあったのかどうか疑問に思っています。ついでに言うと氏がクレールの「眠るパリ」を引き合いに出していますが、これは筋違いだと思います。
投稿者:藤本周平。投稿日:2007-09-23 22:01:08
すごいとしか・・・
投稿者:Henenlotter1138投稿日:2007-09-22 22:56:03
シュルレアリスム運動の中で作られた映像作品で私が初めて観た作品でした。
やはりこの映画の前では如何なる理論も無力なようで、ただただフィーリングに頼るしかないのでしょう。こういう作品が好きな方は私のようにデヴィット・リンチなども好きなのでしょうか(彼の場合は完璧な文法を、一度解体した上で再構成しているように感じます)。
シュルレアリスムで言うと、マン・レイの実験映画も中々気持ちのいいものが多いですね。
投稿者:フルメタル爺さんは、投稿日:2007-04-19 01:33:54
今から80年も前に映画の概念そのものを破壊するかの様な『アンダルシアの犬』が誕生していたという事実は、驚愕以外の何物でもありません。優れた映画の条件として「一、スジ。 二、ヌケ。 三、ドウサ。」という言葉を用いた映画人がいらっしゃいますが、少なくともこの作品に関しては、スジ(脚本)も、ヌケ(撮影)も、ドウサ(演技)も、魅力を語る上での重要なキーワード足り得ないと思います。かく言う私も、映画の感想をネットで投稿している身でありながら、本作の魅力を論理的に表現できる言葉を持ち合わせておりませんが…。

映画の改革と言われた『戦艦ポチョムキン』からわずか3年後に完成した、存在そのものが悪夢の様な『アンダルシアの犬』。今後幾度となく観返す事になると思うので、自分の納得がいく言葉が見付かれば追記したいと思います。
投稿者:ミッチェル五郎投稿日:2007-04-15 22:07:04
評価つけられません。ダリ最高!!
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2007-01-27 09:50:25
【ネタバレ注意】

面白い(ってか魅力的な)映画。

子供の言葉が理解できないなら、馬鹿にすれば良い。
理解できない才人の言葉には何故か、人は惹かれる。
意味が無い筈はないって思い込みに過ぎないのだが。
潜在意識と知識の連鎖。そして思考の跳躍…
〜ある物事から別の考察が導き出される(=思考パターン)
丸い月を横切る雲。相手の意思は?〜見えない…。
二度と元に戻らない「無」恐怖…
ない ない 命が…思考が、ない…永遠の時間と宇宙の静寂。
狂気と妄想のコラージュ。
進もうとしても何故か進めない…
突然、掌から嫌悪すべきものが?〜ってか良くある当たり前の事?
常識が異なる世界に迷い込んだのか?いた人は消えて、また現れる。
時間と場所を越える〜そして物語(愛?)の結末を静謐に語るのであった…
〜夢のセリフで泣いた事はありますか?

まぁ人の思考回路を探る言葉など訳が解らないのが普通。
「ザ・セル」は酷評出来るにしてもね。

投稿者:satoruu投稿日:2006-09-01 23:21:07
冒頭でいきなり目玉を切るシーンが出てきてびっくりしました。それに追い討ちをかけるかのようなあの、手の穴からアリがウジャウジャでてくるシーン。それにわき毛、ウニみたいなもの、そしてあの人々が手に群がるシーン。気持ち悪かったですねぇ。

ダリとの共同作って事でやはり意味わからない絵ばっかでてきましたね。空間や時間軸を超えてジャンプする物語は、僕にはまったくわかりません。多分物語なんてないんだと思うけど、彼らの頭の中ではどういうシークエンスで物語を流そうとしていたのかとても興味があります。そして最後のあの土の中に埋められたカップル二人。愛し合っていたカップルが一瞬で土に埋められた植物のようになってしまいフィニッシュ!ちょっと驚き、笑えるエンディングでした。

笑えるといえば、エンディングの少し前らへんで、女の人のわき毛が、男の口の周りに移動(盗んだ?!)したシーン。あの女の人がすごい怒ってた理由がわかりません。(本当かどうかわからないが、フランス人女性はワキゲを剃らないって聞いたことあるが)女性にとってわき毛をなくして怒る理由なんてにのでは。生やされて怒るならわかるけど。。。
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-05-28 10:54:47
 剃刀で目玉を切られる冒頭のシーンの夢を見てしまった。子供の時に観ていたらトラウマになったかもしれない。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2005-04-17 11:05:52
楽しめる作品と言ったら、これとチャップリン等のドタバタ喜劇、「ポチョムキン」のオデッサの虐殺ぐらいか。
シュールな場面が続く割に重い印象は無く、それがかえって監督のセンスが際立つ要素になっている。これに比べるとジャン・コクトーの「詩人の血」はなまじ台詞を入れて説明的になっているのがマイナス。こっちは途中で観るのをやめた。
投稿者:アリエアー投稿日:2004-07-03 02:31:58
女はいかにも昔の外国女優。ちょい太めで、目がばっちりしている感じ。
男がかっこいい。女装している人。
しかしあっという間でなにがなにやら。もっと恐ろしいのかと思ったけど、結構コミカルタッチだった。
投稿者:eu投稿日:2004-02-21 21:56:59
今観るとたいしたことない。眼球切るシーンもよく観るとメークした動物のだし。
当時こんなのを作ったのには驚くけどそれだけかな。
投稿者:ロッサ投稿日:2003-07-20 14:45:36
例えばデイヴィッド・リンチの「イレイザーヘッド」や
「マルホランドドライブ」を楽しめた人なら、75年も昔にこの
「アンダルシアの犬」という映画があったことに驚嘆できるでしょう。

映像を観るのでなく、その映像を自分がどう感じているかを注目して
みると、無意味に見えるものにも意味が見えるかもしれません。
投稿者:メロトロン星人投稿日:2003-05-30 00:06:54
サルヴァドール・ダリとルイス・ブニュエル。これだけでもうシュールリアリズムなんだよね。気持ち悪いとか、わけわからんとかいう意見の人たちは普通の映画を見る気持ちで見てるんですね、きっと。これは実験映画であるし、絵画の世界のみならず映像の世界でシュールリアリズムを具現化しようとした金字塔であるわけで
娯楽映画ではないわけですよ。だから、まぁ気に入らない人は気に入らなくてもよいんですね。この映像のウラに色んな意味が含まれているのを理解できる人だけが
理解できれば良いわけでして・・・。けど、普通の人は気持ち悪いと思うでしょうけどね、ダリの絵だけでも拒絶する人たちは結構いますから。
投稿者:ポッパー見習い投稿日:2003-05-29 21:38:29
【ネタバレ注意】

この作品がここまでウケた理由がわかりません。
当時の人と僕とは考えが全く違うからでしょうか・・・・
この映画の悪夢的シーンが夢に出てきたりして、本気で気持ち悪いです。
世間では良い評価を得てるかもしれない。
でも僕は二度と見たくありません。

投稿者:4531731投稿日:2003-04-08 22:42:39
 このナンセンスの王道を行くやけくそ気味のギャグセンス、最高。全然古臭くない。未だ斬新。ダリ似の主人公が好き。意図してるのか?あと物語を拒否してる分、リズムが強調されて見てて心地良い。果たしてこの作品、コレは深層心理の奥深くに隠され、密かに揺らめく、ダリおじさんを蝕む原風景、或いは幼少の頃に切り刻まれて以来、今なお現れては消え、時には魅了したり打ちのめしたりする心の断片を見てるんでしょうか。
 ダリの作品に対する想いとプロセス、それはいつでもちりぢりに散った自分を発見するための苦闘だったに違いない。もちろんこの「アンダルシアの犬」も例外じゃない。あの、目にメスを入れる人。あれは若き日のブニュエルです。あと目玉はブタの目だそうで、ちょっと安心。
投稿者:ゆの字投稿日:2003-02-09 23:21:13
ブニュエルの追悼特集のときに観ました。
アヴァンギャルドな映画を観るのは初めてで物凄い衝撃を覚えました。
サイレント作品と言うことですが、私が観たのは「タンゴ」のような音楽がつけられていて、その音楽とともに鮮烈な印象が残っています。
その後、廉価ビデオで出て迷わず買ったのですが、中途半端な音楽が勝手につけられていてガッカリ。幻想的な映画だから幻想的な音楽というチープな考えによる音楽で、是非最初に観た音楽バージョンがもう一度みたい。
確か、製作から何十年かしてブニュエルが音楽をつけたものと聞いたのですが、現在出ているDVDはそちらのバージョンなのでしょうか?

とにかく、この当時、同時期に後期のブニュエル作品七本観て相当に影響を受けた作品でした。
未だに衝撃性の鮮度が損なわれていないと言うのも凄いことですよね。myroom.isao.net/room466/0000001000091466/index.cgi
投稿者:かっこう投稿日:2002-11-10 11:19:38
面白いかというと全然面白くないんだけど、すごい。
短いし、1回見るだけなら経験として良かった気もする。
冒頭シーンは痛かった。
投稿者:ゆきぼー投稿日:2001-08-17 14:02:05
全然解らない。
監督は病んでるのかなーって思った。
映画というよりはなんだろ?
やっぱ、わからない。
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