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嘆きの天使(1930)

DER BLAUE ENGEL

メディア映画
上映時間107分
製作国ドイツ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1931/05/
リバイバル→大映インターナショナル-81.11
ジャンルドラマ/ロマンス
嘆きの天使【淀川長治解説映像付き】 [DVD]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 899
USED価格:¥ 350
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【解説】
 邦題の勝利。ディートリッヒの脚線美が男どもに永遠のため息をつかせるとき、青い天使は“嘆き”へと変わる。ハインリッヒ・マンの『ウィンラート教授』が原作(製作側が、弟でノーベル賞作家のトーマス・マンの作品と勘違いし、企画を通したという逸話がある)。学生に嫌われる横暴な高校教師(ヤニングス)が、教室で見つけたブロマイドの踊り子に意見しにキャバレーに行ったのが運の尽き。彼女、ローラの“脚”に魅了された彼は、通いつめた挙げ句、彼女と結婚。道化師となって一座と共に旅回りを続け、再び、元のハンブルグの町に戻って皆の嘲笑を買う。残酷な話である。しかし、それは真実不幸なのか。堕天使の美しさに耽溺した、当然の報いではないのか。ディートリヒの歌う主題歌“Falling In Love Again”の歌詞がまさにそれを言い当てている。パラマウントとウーファーの提携作。オーストリア移民のアメリカ監督(スタンバーグ)が、ドイツ美の真髄と巡り合い、それを世界に君臨する宝石にまで磨き上げた。以後、30年代の前半を通じて、この黄金コンビはハリウッドで大輪の幻花を咲かせることになる。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
643 7.17
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【ユーザーコメント】
投稿者:ne7002投稿日:2014-09-20 15:27:04
この作品のマレーネ・ディートリッヒは後年に見られるような演技の技巧は使わず、退廃的な肉体的魅力をそのままぶつけて来ます。一方でその魅力に降参して堕ちていくエミール・ヤニングスの演技は技巧に満ちて、これも忘れ難い印象を残します。この「エロスvs技巧」の衝突の成功は、「欲望という名の電車」のパワフルかつ影のあるマーロン・ブランド(≒ディートリッヒ)とそれに屈していくヴィヴィアン・リー(≒ヤニングス)の対立の成功に匹敵しますね。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2012-06-15 19:39:48
\'01年生まれのディ−トリッヒはこの年29歳。前半の教授を魅惑するキャバレ−のシ−ンのロ−ラ・ロ−ラは天使の如き健康美を見せる。この美しさには教授ならずともトリコにならずにはいられないだろう。そして5年後、プライドもなにも失った教授は道化として一座の厄介者になり、ロ−ラは以前のやや太めの健康美を失い、ぞっとするような肉体美の悪の天使に変身していたのだった。
エミ−ル・ヤニングス演ずる教授のデカダンスはいっそ潔ささえ感じさせる肉体的な頽落であり下方に向かい、一方ディ−トリッヒ演ずるロ−ラ・ロ−ラのデカダンスは背教的な匂いを感じさせて上方に向かう。スタンバ−グはその両者のベクトルの交錯に一瞬の火花を散らさせてエンドマ−クを打つ。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-10-29 07:06:08
10年前に観て圧倒された一本。ディートリッヒよりヤニングスの方が強く印象に残ってる。終盤の鬼気迫る展開がもう一度観たくてDVDも購入した。締めくくりも完璧。
投稿者:クリモフ投稿日:2009-10-29 00:30:41
かっこ悪いおっさんの話です。いやぁ、この映画、久しぶりにわからない映画でありました。解説には名作っぽくかいてあるし、実際評価も高いんだろうけど、退屈な作品でした。独身の大学教授のおっさんがあれよあれよと駄目な道に突っ込んでいく話ですが、このおっさんに魅力なし。なんというかリアルに痛いというか、アイタタタな感じだったのでその時点で物語に乗れず。
ディートリッヒに期待したんですが、このころはイメージしていたカリッとした美人ではなく、上半身がムチッとしていて可愛いいんだけどまぁまぁ。若いからかなぁ、と思ったけど当時29歳。遅咲きの人なんですね。まだ退廃的な美しさは見られず、ちょっと残念。でもやさしい時より厳しく突き放す時の方は美人です。
あと二人が結婚してからいきなり4年間をすっ飛ばしたのも不可解。4年ももったんなら愛があったのか、と思ったら最後あっさりああだからなぁ。それなら4年の間にもっと修羅場あったでしょ。クオリティ云々より、ピンポイントで自分には合わない作品でした。うーん、生徒の落書きは上手でしたね。
投稿者:gapper投稿日:2009-07-16 18:26:51
【ネタバレ注意】

 デートリッヒはハスキーボイスというイメージがあるのだが、この作品ではかなり高めで新鮮。

 歌手とも踊り子とも取れる、水商売の女のらしさが上手く出ている。下着が見えても殆ど気にしないところや求婚されての笑い方、先のことなど考えていない”らしさ”がなんともいえない。シーンの演出にしてもシーケンスの演出にしても、今でも使われているようなもので消え去ったものを評価する人が多いが個人的にはこういった、今でも使われているものを評価したい。

 最初に”嘆きの天使”にラート教授(エミール・ヤニングス)が行ったときにピエロがなんともいえない表情でうろうろしている。邪魔な感じなのだが、これが伏線でありこんな上手い伏線は記憶にない。

 デートリッヒばかりが注目されるが、今の基準からするとたいした脚線美でもスタイルでもない。私の見た中では、最も若々しく美しいものでは在るが。
 やはりこの作品は、ラート教授の話であってローラ(デートリッヒ)は、その引き立て役であるはず。教授の蓄えがなくなった後もローラが時折やさしい雰囲気も見せていて、この辺がラストの深みを薄くしている。ラートがピエロで舞台に立っているとき時折気にするなど、見方によっては芸人として成長させるため厳しく当たっているのではと思わせる感じがある。
 結局は、ガルボによって本質を変えられてしまったようだ。

投稿者:さち投稿日:2007-05-22 21:55:53
不幸は良い選択からも起こりうる。
投稿者:マジャール投稿日:2007-04-17 19:23:59
謹厳実直な先生が嵌まった人生の罠。
かつての教え子たちの前で道化を演じる屈辱・・・
発狂するエミール・ヤニングスが鬼気迫る迫力!
投稿者:トウショウファルコ投稿日:2006-11-14 06:16:03
【ネタバレ注意】

名作と聞いてガッカリすることがある。
駄作と聞いて意外と感動する映画がある。
本来、好きな映画だけを褒めていればいいわけであるが、
名作を酷評する批評もあってもいいと思います。気ぃワルせんといてね。
ごめんやっしゃあ。

監督J・F・スタンバーグ、名作中の名作『モロッコ』を撮っている。
同監督と思えないほど、この映画は嫌いである。
同じ理由で『自転車泥棒』も好きではない。デ・シーカ作品では
『ひまわり』という最高級に嫌いな映画もある。

どこが嫌なのか、ラストシーンに尽きるのであります。

銃声、乳母車が階段を下りていく・・・
また、ある映画では蝶々が飛んでいる・・・映画にはいろんな悲劇のラストがある。
後姿の主人公がカメラから離れ小さくなっていく・・・
窓の外を呆然と見つめたり・・・

どれだけの悲劇であっても、どこか間接的な描写であってほしいと思う。
『嘆きの天使』『自転車泥棒』のラストは、充分哀れな主人公を直視して終わる。
例えが悪いかもしれないが、浮浪者がいるとしよう。皆、直視するだろうか?
見られたくもないだろうし、見るのも辛い。
直視することで主題がはっきり明確化するだろう、でもそういう表現はどうなのか?

悲劇を見るのは嫌いではなかった。深〜い余韻を楽しみたい方だったから。
でも、哀れを強調した、みじめ過ぎる映画は観るに耐えない。

この映画はみじめ過ぎただけではないとも思った。
監督がディートリッヒを見せようとしていたともとれた。だからこの映画は嫌い。

直視しなくてもいい女優はいいのです。ディートリッヒに1点。


投稿者:Bava44投稿日:2006-08-09 02:02:00
トーキー初期故にセリフに比べて効果音が大きく入りすぎているきらいがある。
あと単純なストーリーで100分強持たせているからスタンバーグの演出もあまり冴えていない。
彼はもっと映像で語ることの出来る監督なので、トーキーに戸惑ったのかも。

ヤニングスが結婚申し込みに花束持ってきて、他に何かあるなと感じているディートリッヒの表情が良かった。

英語のBlueには猥褻な意味合いがあるので、Blue Angelでキャバレーの女とかそういう意味になると思う。

5.5点
投稿者:o.o投稿日:2006-03-07 00:57:12
なんとも辛気臭い映画でした。案の定人生を狂わされる真面目人間の主人公は、可哀相には違いないのですが、いくらなんでも愚かに過ぎるので、あまり同情する気にもなれませんでした。映像も登場人物もみな野暮ったく、がっかりしたというのが正直なところです。

可愛らしくて残酷な女芸人、ローラを演じたマレーネ・ディートリッヒは、脚線美の女優と聞いていましたが、現代のスーパー モデルなどを見てしまっている眼で見ると、それほどスタイルが良いとも思えませんでした。ただ、ラスト シーンにおける、破滅した夫のことなど全然気にしていない舞台上の姿は良いと思いました。

ドイツの男達はなぜこんなに太った人が多いのでしょうか。
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-02-12 19:30:12
 レヴューのシーンのディートリッヒのあの脚の美しさには溜息が出る。あのシーンで周囲にいた女性たちが醜く見えたのは気のせい?
投稿者:ムタト投稿日:2004-07-03 20:02:58
主人公の高校の老教師が、生徒の持っていた踊り子のブロマイドを見つけ、彼らが出入りしている酒 場へ行って生徒たちを追い出そうする。ところがそこで出会った美しい踊り子ローラ・ローラに彼は一目 惚れしてしまい、ついに教職をなげうって彼女と結婚する。しかし、男を手玉に取るローラ・ローラに翻 弄された彼は、懊悩の末孤独に死んでいくのであった・・・・。(以下、↓)
http://www11.plala.or.jp/kunihiro/cinema/page196.html
投稿者:Ikeda投稿日:2003-09-27 11:47:08
若きマレーネ・ディートリッヒと名優エミール・ヤニングスの競演ですが、見ていて、やりきれなくなる映画です。ディートリッヒも良いですが、ドイツらしく厳格で世間知らずの教授が、女の為に落ちぶれて行くのをヤニングスが見事に表現しています。特にラスト・シーケンスは、あわれさを強調していて見事です。
投稿者:mozimo7投稿日:2003-02-28 13:23:00
映画を見てまず感じたことは、ディートリッヒの魅力である。正に『魔性の女』という言葉はローラ・ローラのためにあるのではないだろうか。ヤニングス扮する教授でなくともあらゆる人が彼女の虜になるだろう。そして彼女は歌う「男がみんなあたしを欲しがっているからって、私の罪じゃない」と。そう、彼女自身は自らが男を破滅させていることに気がついてないのだ。気づかぬうちに男を虜にする。それこそローラが魔性の女たる由縁である。
【ソフト】
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