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アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)(1969)

ANDREI RUBLYOV

メディア映画
上映時間182分
製作国ソ連
公開情報劇場公開(東和)
初公開年月1974/12/07
ジャンルドラマ
アンドレイ・タルコフスキー 傑作選 Blu-ray BOX(初回限定)
参考価格:¥ 21,600
価格:¥ 13,650
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【解説】
 タルコフスキーとコンチャロフスキーという、旧ソ連の枠を脱して活躍することになる二大俊英が協力して脚本を執筆し、中世ロシア史上最高のイコン画家ルブリョフを主人公に、当時の社会と民衆の関わりを巨視的に捉えた歴史大作で、全体で二部構成。冒頭の、巨大な気球での飛行を試みる男たちの描写が象徴する閉鎖的な時代に、信仰と芸術の力によって風穴を開けたのがルブリョフと言える。彼は同窓の僧侶キリールに陥れられかけ、逆に大公の覚えめでたく宮廷画家となるが、連日、寺院の白い壁に向かい一筆も動かさない。神の愛を描きたいと願う彼の眼に時代は暗く映りすぎた。そして、公弟にそそのかされたタタール人が城を襲う(ここからが第二部)。ルブリョフは白痴の少女を救おうとして敵兵を討ち、後悔から筆を絶ち、修道院に戻るが、誰とも口をきかない。今や落魄の身のキリールとの再会……。ロシアはなお暗黒の中にあったが、大公は巨大な鐘の鋳造で威信回復を図る。今はなき名人の息子ボリースカの指導によって作業は開始され、ルブリョフはそれを興味深く見守る。秘訣を父に教わったという少年だが、実は鐘を作りたいばかりについた出まかせで、ようやく大鐘完成の暁に彼は真実を泣きながらルブリョフに明かす。彼は少年を賞賛し、自らも励まして言った。“君と一緒にやって行こう”……。15年にわたる無言の行の末、最初に出た言葉がそれであった。彼は再び絵筆をとり、その後、それまでの白黒とうって変わった鮮やかなカラーで写し出される偉大な作品群を残したのである。観ることが主人公の忍従に重なるような重厚な作品だが、それ故にラストの解放感は筆舌に尽くし難い。丸裸の自己と神--という一対一の構図を発見するまでの確執を描くのは、後のタルコフスキー作品にも通じるテーマだ。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2015-09-20 00:15:33
15世紀のロシアを舞台にイコン画家とそれを取り巻く人々を
歴史の流れの中で堂々としたスケールで描いております。
この画家にはそれほど興味がなかったこともあり、
共感する部分はあまりありませんでしたが、
ソ連時代の恵まれた時間や資金のもとでの制作で、
スペクタクルとして見応えのある場面も多いです。
広い空間の処理や群衆の描き方もなかなかシャープで、
歴史劇をつくらせてもなかなかの腕前であることがわかります。
タルコフスキー独特の火・水・土・風などの描写も
場面に溶け込みうまく生かされています。
投稿者:クリモフ投稿日:2010-02-03 19:46:44
三時間があっという間、という作品とは対極に位置する映画のタルコフスキーですが、ながーく感じるのが苦痛ではなくそのままの魅力になるのが素晴らしいです。
アンドレイ・ルブリョフというタイトルですが、画家の全貌を明らかにするといった撮り方してないのがやっぱり独特。直接的な苦悩の描写っていうのもないし、時間は飛ばすし、終盤なんかあんまり出てないし(笑)。それでも各エピソードが人生のエポックをさりげなくデフォルメしている感じで説得力があります。
宗教(カトリック?)には明るくないので、その辺のことは汲み取れてないんでしょうが、祖国ロシアへの郷愁はいつもながら強烈に感じます。むしろロシア自体も主人公な印象。騎馬民族の襲来など歴史的なことから飢饉、村人までロシアに対する愛と憂いみたいなものを感じました。
あと、解説に書かれているようにラストにカラーになる意味(単に現代になるってのもあると思う)はわかるんですが、全編カラーにしてタタールの騎馬戦や鐘作りをみたかったなぁ。水の描写も。
まぁ好きとかそういう作品ではありませんが、孤高のクオリティを堪能できる映画でした。
投稿者:タルチュフ投稿日:2001-07-03 01:26:30
最高の映画の一つ.
「タルコフスキーとルブリョフ」という本を読んだが、ルブリョフの漠然とした伝説をここまで見事な脚本に仕立て上げたのにはただただ感心する.

このサイトの解説が結末まで語ってくれてるのも面白い.
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 国際批評家賞アンドレイ・タルコフスキー 
【レンタル】
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