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肉体の悪魔(1947)

LE DIABLE AU CORPS
DEVIL IN THE FLESH[米]

メディア映画
上映時間116分
製作国フランス
公開情報劇場公開(東和)
初公開年月1952/11/08
ジャンルロマンス/ドラマ
肉体の悪魔 [DVD]
参考価格:¥ 5,040
価格:¥ 4,885
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【解説】
 僅か20歳でこの世を去った早熟の天才作家ラディゲ17歳の頃の処女長篇(14歳の時に習作は書かれていたという!)の映画化で、主演は貴公子フィリップ。既にこの時25歳だった彼だが、演技力で年上の人妻との恋に溺れるハイティーンを見事に表現してみせた。
 18年11月11日。大戦の終結でパリ中に教会の鐘が響き渡り、人々の喜び騒ぐうち、一人哀しみに沈む少年フランソワがとあるアパルトマンから出てきた葬列を遠まきに忍んでいた。そして、その建物の中の部屋に入って、鏡を見入っての回想が始まる。戦時中、彼の学校は病院となって、そこへ篤志看護婦としてやって来たマルト(プレール)は、負傷兵の傷を見て失神。これを介抱したのがフランソワだった。マルトには出征中の婚約者ラコーム軍曹がいたが、そんなことお構いなしに若い情熱をぶつけてくるフランソワ。が、マルトの母はその関係に勘づき、フランソワの父もマルトの手紙でそれを知り、夏休みは彼を田舎で過ごさせることにした。新学期。勇んで町に戻った彼は既にラコーム夫人であるマルトと再会。が、それで萎える恋心ではない。夜の雨をついてマルトの部屋に駆け込むフランソワ。濡れねずみのいじらしさに、マルトが少年の体を拭くうち、いつしかそれは熱い抱擁へと変わる(この上なくロマンティックなラブ・シーンだ)。彼女は人の妻であることを忘れた。少年の子を宿していたマルトに夫にすべてを打ち明けようと決意を伝えるフランソワ。が、父の懐柔でその機会を逃した彼に運命は苛酷だった。生まれくる子はラコームのものにすべしとの親たちの考え。そして、突然に産気づく恋人の無事をアパルトマンの外からしか祈れぬ少年。そこに初めて会う夫が駆けつける(彼は何も知らない)。男の赤ん坊を産み落とすと同時に息絶えるマルト。最後に叫んだ少年の名はそのまま、新生児の名前とされるのだった……。滑らかに語られすぎの感はあるが、フィリップの気品が作品に精気を与え、プレールの落ち着いた美しさも魅力的。
<allcinema>
評価
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2014-08-22 21:00:49
原作では主人公はとんでもないエゴイストでしたが、
美形のジュラール・フィリップが演じると
魅力的な人物に感じられました。
投稿者:Normandie投稿日:2011-07-11 23:25:51
邦題がダメでせっかくの名作が台無し。
今じゃいなくなった本物のスター、J・フィリップを堪能できる一品です。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2009-02-08 13:43:16
終戦の知らせで舞い上がる市民たちをよそに悲しげな表情をする若い男。
映画はそんな悲哀を感じる主人公の回想を中心に進行していく。

内容を見ると「肉体の悪魔」という題名が不適切に感じてしまうが、
映画自体は傑作だと思う。
脚本の完成度も高いがそれを効果的に見せるカメラワークが素晴らしい。
特に、ベッドをグルリと周り、手先を見せ、暖炉へ移動する1カットの流れる撮影は本当に素晴らしいの一言。
これがラストでもう1度登場するとき「なるほど!」と唸ることだろう。

傑作。
投稿者:Stingr@y投稿日:2007-10-08 22:51:26
 昔も今も、あまり感心しない作品。薹(とう)が立ったJ・フィリップでは、いくら演技力でカバーしようとしても高校生役は無理だ。同級生と並んだ姿は、まるで四五回留年しているかのようだ。かと言って、“アイドル”J・フィリップに過激なベッドシーンをさせるわけにもいかないし…。きょう日、いい年こいて高校生役をやっている“ジャニーズ系アイドル”もいるが、哀れっぽいですね。

 原作は、心理描写の天才、神童ラディゲが一人称で書いた小説で、第一次大戦下、早熟な少年が年上の人妻と肉欲に溺れ、最後は悲恋で終わる話。ただし、当事者二人だけが反道徳的なのではなく、小説では、家主が、ベッドのきしむ音を階下で聞きながらお茶を楽しもうとするなど、戦時下という時代の寛容さも色濃い。
投稿者:さち投稿日:2006-08-24 10:22:13
hutuu
投稿者:Ikeda投稿日:2005-07-04 14:21:28
レイモン・ラディゲの原作が、そうだから仕方ありませんが、この題名は良くなくて、私も公開時に見る気がしなかった映画です。クロード・オータン・ララは文芸作品を得意としていたようで、これもその一つです。
最近初めて見ましたが、それほどの作品ではないと思いました。出だしからの前半はルネ・クレール又はデヴィヴィエの作風に似ていてリズムも良いですが、中盤からだれてきて、ラストもすっきりしませんでした。
ジェラール・フィリップとミシュリーヌ・プレールが若々しくて良いと思いましたが、どうも演出に不満が残る映画で、若きラディゲの小説が生かし切れなかった感じがあります。但し音楽は「パリ祭」か「舞踏会の手帖」に似たメロディでフランス映画らしさを出しています。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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