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硫黄島の砂(1949)

SANDS OF IWO JIMA

メディア映画
上映時間109分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(リパブリック=NCC)
初公開年月1952/06/19
ジャンル戦争
硫黄島の砂 [DVD]
価格:¥ 300
USED価格:¥ 1
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【解説】
 海兵隊の鬼軍曹を描いた作品としては後にイーストウッドの「ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場」があり、S・フラーの「最前線物語」(こちらは陸軍だが)も鬼軍曹ものとして出色の出来だった。この、A・ドワン監督作は、それらのオリジナルとなった戦記ものの傑作の一本だ。海兵隊ライフル分隊、ダン伍長の独白で進展する物語は、極めてドキュメント的な部分と、ウェイン映画らしい軍隊を家族にみたてたホームドラマ的要素が無理なく融合して、ほとんどを実録(ストック)フィルムとのつぎはぎで作っていながら、そのアクション場面の迫力たるや大したものだ。
 ガダルカナルでの勝利の後、一旦、後方で再訓練を受けた分隊はニュージーランドで補充兵を持つ。そこで加わったのが、ウェイン扮するストライカー軍曹が父と慕うコンウェイ大佐の息子ピート一等兵。父に似た根っからの軍人の軍曹を毛嫌いする大学出の彼も、次第に軍曹の人間味と勇敢さに触れ軟化していく--という展開は定石通りだが、丁寧な演出でシラけさせず、喧嘩ばかりしているフィラデルフィア(兄弟愛の町)出身の双子や、激戦中にコーヒーで一息つく間に戦友を失う兵隊のエピソードなど細部の押さえも効いている。離婚して息子を妻に取り上げられた軍曹が休暇のたびに酒で大暴れするのを、部下たちがいやいやMPから守る場面も微笑ましく、だからこそ、クライマックスの硫黄島上陸戦に至って、いよいよ敵=日本軍の姿があらわになっても引き込まれてみつめ、摺鉢山に星条旗の翻るさま(報道写真で有名)を、むしろ満足の気持ちで眺め入るのだ。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
213 6.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:noir fleak投稿日:2012-06-28 11:47:42
というお馴染みの戦争映画の一パターンはこの映画から生まれたのではなかろうか? ウェインが本作でアカデミー賞にノミネートされたのもうなずける。
硫黄島などでの激戦を打ちした実写フィルムを迫力十分だ。火炎放射器がすごい。
しかし本作に人気があるのは、戦争シーンもさることながら、センチメンタリズムだ。子持ちの女の部屋でのシーン(ウェインが言うセリフ Into each life, some rain must fall. には笑った。これは当時エラフィッツジェラルドとルイジョーダンの共演で流行ったか佳曲。)や、エンディングで部下がウェインの書いていた子供宛の手紙を読むシーンなど、戦争映画にあるまじき?感動場面だと思う。ジョンウェインの生涯でも一二のはまり役だ。

しかしあの有名な米国国旗をスリバチ山に立てる兵士たちの写真をちゃんとそっくりに写していた。この場面のためにこの映画を作ったようなものだろう。
投稿者:田舎のオジサン投稿日:2012-03-26 21:28:50
初めて観たのは、小学生時代。今は亡き弟を自転車の後ろに乗せて連れて行った。映画館に入ったら、ちょうどすり鉢山攻略の実写シーンで、火炎放射装置を装備した戦車が火炎を放射しているシーンで字幕に「初めて見る地獄絵図だ」と出ていたのを鮮明に覚えている。大学生時代にリバイバルされ早速観に出かけた。初演の時には、日本兵の出るシーンは、すべてカットされていたが、リバイバルでは、例によって変な日本兵が一杯出てきて時代の流れを感じた。この映画が好きな点は、実写とスタジオ撮影の違和感が少なく上手につなげてあるところである。特にタラワ上陸シーンは、迫力とリアル感に溢れており、小学生ながら感心した。戦争映画が大好きて゛やたらと見まくっていた上に各国の戦記物を読みあさっていたので、若年ながら、戦争に関してはプロだったからです。ジョン・ウェィンの映画は、何本も観たがこの映画のストライカー軍曹役が最高の適役。次が「赤い河」のダンスン役である。それにしても、リチャード・ジャッケルはどのくらい戦争映画に出演していることか?
当時製作された戦争映画のほとんどに出演しているような気がする。のちにテレビの「ルート66」で人気者になったマーテイン・ミルナーのテ゛ビュー作で
硫黄島に上陸後すぐに砂浜で戦死する役を嫌味なく演じている。ジョン、エイガーは、清潔感のある役者で子供の時は、ごひいきな役者だったが、大成しなかったのは残念である。この映画は名作ではないが、わたくしの中では、当時の思い出とともに名作のひとつである。

投稿者:gapper投稿日:2011-09-16 22:44:40
 アラン・ドワン監督の実録型戦争映画。

 アラン・ドワン監督は80本ほど日本でも公開されている監督であるが、見るのは「ロビン・フッド (1922)」についでの2本目である。
 DVDは「農園の寵児 (1938)」とこの作品しかなく、なぜこれほど評価されなくなったのか不思議。

 物語は結構しっかりとしていて挿入されるドキュメント・フィルムも違和感を感じない。
 ただ、タラワ上陸での作成されたシーンは砲弾の着弾地点が同じ所に何度も落ちてリアリティを損ねている。

 かなりデリケートな部分もあるはずだが、その辺を上手く処理しているのがベテランの腕前だろうか。
 日本兵については、かなりいい加減なところもあるが。
 また、5日の司令官のホーランド・スミス海兵隊中将は”攻略予定は5日間、死傷は15,000名を覚悟している。”と記者に説明したそうだ。
 しかし実際は、1ヶ月ほど掛かり死傷者28,686名というのは大誤算だ。
 死傷者が多いのは作品でも感じ取れるが、期間については短く感じこの辺りは減点だろう。

 タイトルソングは、”海兵隊讃歌”でプロパガンダ的な匂いが少々する。

【合わせて見たい映画】
 「地獄の戦場(1950)」この作品と同じく硫黄島の戦いを扱っている作品。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:bond投稿日:2010-07-30 09:15:20
所々に挿入される実写(実録)戦闘シーンが生々しい、訓練→実戦の戦争映画パターンのお手本的映画だろう。散るぞ悲しき。
投稿者:Ikeda投稿日:2005-11-21 11:41:02
第2次大戦でスターリングラードとエル・アラメインに並んで三大激戦地の一つに数えられる硫黄島の攻撃がテーマですが、言われているようにロマンス的なシーンまで盛り込んでいるので確かに散漫な感じはします。然し、この時の日本側守備兵2万1千名が、最後のバンザイ突撃までで全滅してしまった当時の事を考えると感無量です。
米軍側は6万1千名の海兵隊を送り込み、5日ぐらいで攻略できると思っていたようですが、実際には1月ほどかかり、死者7千名弱、死傷者では2万5千名を超えたといいますから、アメリカにとっても誤算だったのだろうと思います。この事や沖縄での勝利に関わらず日本が降伏しなかったので、原爆投下につながったのではないかと思います。
何故あんな小さな島で激戦になったのかが今考えると不思議ですが、ジョン・ウェインの「それが戦争だ」と答える台詞に戦争の本質が表れていると思いました。戦の場面は、あまり誇張されていないので、むしろ実感がありました。それに、その前のタラワ環礁の攻略を含めて実際に現地の風景がでてくるのが良いです。それにしても最後の擂鉢山の星条旗を見て「むしろ満足の気持ちで眺め入る」などと感じる日本人がいるのを知って、日本も平和な国になったなと改めて思っています
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-02-17 07:53:50
 少々厳格さが足りない戦争映画だが、それでもきめ細かく見せてくれる。恋も
教育もサスペンスもと色々盛り込みすぎて結果的に散漫な印象が残ることは否め
ないが。しかし、ジョン・ウェインの存在感は素晴らしい。殆どジョン・ウェイ
ンだけに頼り切った映画だ。
投稿者:たけ@寅さん投稿日:1999-07-27 19:22:25
アメリカにとっては、硫黄島戦は沖縄戦と並んで 
 対大日本帝国版「史上最大の作戦」といったところであろうか、、、。
 で、この作品もやはり「史上最大の作戦」(映画)と同じく
 戦争娯楽映画である。
 登場人物のキャラクターとその絡み合いがそこそこ
 面白いので退屈することはない。
 戦闘シーンは「プライベート・ライアン」を見てしまって
 いるので、えらく暢気に感じられるのは仕方がないが、実際の硫黄島戦の映像がかなり多く挿入されているので、その点では貴重な作品かもしれない。

 あまりにも有名な、星条旗を小山に突き立てるシーンは見ていて余り良い気はしないもんである。。。http://www.iyo.ne.jp/fucchy/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演男優賞ジョン・ウェイン 
 □ 原案賞ハリー・ブラウン 
 □ 編集賞Richard L.Van Enger 
 □ 録音賞リパブリック・サウンド部 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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