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バード(1988)

BIRD

メディア映画
上映時間161分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(WB)
初公開年月1989/03/31
ジャンル伝記/音楽/ドラマ
クリント・イーストウッド ワーナー35周年記念 35枚組BOX [DVD]
USED価格:¥ 22,222
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バード

【解説】
 バードとは、モダン・ジャズの祖でありビ・バップの創始者でもある、サックス奏者チャーリー・パーカーの愛称。ジャズ好きで知られるイーストウッドが、丹精こめて描く、自らのアイドルの伝記がこの作品だ。麻薬に溺れ、自己の内面と向き合い傷つきながら、己の芸術を勝ち取っていった男の苦闘を描く。滑らかに蘇る回想を巧みに交えて、きわめて誠実に堂々と、偉大なアメリカ映画の継承者たりうる仕事ぶりでイーストウッドは映画にしてみせた。はっきりいってF・ウィテカーは、全くパーカーには似ていない(実物はもっとハンサム)が、その熱演で限りなく本人に近づいてみせている。オリジナル演奏をうまくデジタル化したサウンドプロダクションも見事だ。決して陰々滅々たる作品ではないが、少々肩が凝るのは否めない。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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1076 7.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-09-01 21:54:05
とにかく長い。
投稿者:ローランド投稿日:2015-04-21 10:54:54
  監督がイーストウッドでジャズが好きなら誰でも・・・とは言わないまでもほとんどが敬意を抱いているはずの偉大なチャーリー・パーカーを主人公とした映画で、ファンなら飛びつくような作品だっていうのにこれまで観ていなかったのは、『ラウンド・ミッドナイト』もそうだったけどジャズの伝記映画っていうのはどうしても演奏場面を少なくして史実から外れた牘撚荼き瓩了杜てにしてあるように思われ、どうせこれも・・・という気持ちがあったからなのでありました。  

  観てよかった。 素晴らしいではないですか。 演奏場面が多くてそれもジャズに理解が深い監督ならではの音楽的に程度の高い演奏で雰囲気のある映像に終始背景にバップが流れていて、もしかしたらイーストウッドに生涯の監督作品で一番の思い入れがあるのは?と質問したら爛弌璽匹世茘瓩箸療えが返ってくるのではないかと思わせるほどに作品に込められる愛情と熱意を感じさせまして、50年代半ば頃のハードバップと呼ばれているジャズよりも、この作品の舞台になったバップ創成期の演奏のほうが余程ハードに思えるのだけど、絵画の世界で牋象派の後瓩覆襪發里犖經印象派瓩噺討个譴討い襪澆燭い覆發里濃面の意味をそのままに受け取ってはいけないってことなんでしょうね。  

  デジー・ガレスピーの牴兇浪革者、お前は殉教者瓩箸離札螢佞あるけど、まさに身を削ってジャズの改革と発展に殉教した短い生涯がうまく映画として纏め上げられていると思います。   ジャズのパトロンとして有名なニカ男爵夫人の部屋であの世へと旅たちますが、大富豪のロスチャイルドの娘でこの作品に出てくる女優さんがすこし似ている面長で美人のニカ婦人には何人かのジャズメンが曲を捧げていて、とくに旋律の美しい 『ニカの夢』が有名ですが、名曲なのはそれこそ狄瓦こもっている瓩らってことなんでしょうか。

  連想するのは、秋吉敏子がソニーレコードの小野山弘子氏に捧げた心のこもった名曲名演がありまして、アルバム「砂漠の女」に収録されている 『ヒロコズ・ディライト』ですが、メンバー全員が心を込めた演奏で、とくにトランペットのリレーから木管アンサンブルが沸き起こってくるところではいつも背筋に戦慄がはしるくらいで、ビッグバンドジャズではマイ・ナンバーワンです。  

  シンバルの音が良く聞こえなくてジャズから遠ざかっていたのが、アンプの高音のつまみを一番右に回したらすこしシャカシャカと聴こえてくるようになったし、映画にジャズが話題に上ることが多くなっていることもあってかまた最近聴くようになったのだけど、楽しいことが増えるのは良いことです。  

  それにしても 『セッション』 観たいな・・・。
投稿者:o.o投稿日:2013-12-16 02:41:15
この映画の最大の問題点は、「バード」ことチャーリー・パーカーがいかに偉大なミュージシャンだったのかということがさほど伝わってこないということではないでしょうか。もちろんジャズ ファンにとってはそんなことは大前提ということなのでしょうが、知らない人が見たら、「へえ、チャーリー・パーカーって本当に駄目人間だったんだなあ」という感想しか残らないのではないかと他人事ながら懸念されます。

現在と過去を行ったり来たり方式の映画で、「あれ、これは今の話?それとも昔?」と、とまどってしまう箇所がいくつかあり、ちょっとうっとうしかったです。時制が変化しても、音楽で言うところの転調になってないというか、あまり鮮明な印象が残らず、この方式を採用することの必然性を感じることができませんでした。普通に時系列に沿って見せてくれてもよかったのではないかと思わないでもありません。

『ラウンド・ミッドナイト』(1986) を観たときもそう思いましたが、ジャズの場合、歴史に名を残すレジェンド級のミュージシャンであっても、明日の金にも困るかつかつの生活なのだからお気の毒です。しかも本作品によれば、チャーリー・パーカーは、子供時代にしてすでにシャブ中だったというのだから、どうしようもありません。気分にもよりますが、ひたすらに主人公が下降線をたどっていく映画というのは見ていて疲れるものがあります。

監督のクリント・イーストウッドが、「私は昔からジャズが好きで、ロックに心ひかれたことは一度もない」という趣旨の発言をしているのをテレビで見た記憶があります。劇中、病院から出てきたパーカーが、音楽界の新興勢力であるところのロックを聴き、「何でみんな F フラットなんだ?」とその単調さにあきれると、劇場のマネージャーから、そんなことはもう誰も気にしない、これが新時代の音楽なんだと告げられ、自棄になるという場面に、そのことを思い出しました。

三流ミュージシャンは苦労や主張を売り物にする。二流ミュージシャンはお勉強して身に着けた知識やセンスがご自慢。一流はスタンダードを決定する。自分はそう思います。映画監督もしかりです。
投稿者:Ikeda投稿日:2009-10-27 10:40:42
私はジャズは好きですがモダン・ジャズと言われ出した以降の演奏はそれほど共感が得られないので、チャーリー・パーカーのものはLPを1枚持っているだけです。それでも彼については色々と逸話もあるのでそれを知りたくて見た映画です。その見方からすると少々長すぎる気はしましたが、伝記映画としては、まずまずの作品だと思います。ただロー・キー手法の撮影なので全体に画面が暗いのは感心出来ませんでした。
ディージー・ガレスピーが各所に出て来るのは当然ですが、遅刻せず、麻薬もやらないのは白人に馬鹿にされないためだとバードに忠告するシーンが印象に残りました。それに白人のバッパーとしては珍しいレッド・ロドニーがバードとこれだけ親密だったとは知りませんでしたが、この人は、やはり麻薬に悩まされた人だったようです。
そしてバードは夭折した事は知っていましたが、1944年のビル・ヘイリーの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が発表された翌年に亡くなった事などは良い参考になりました。
投稿者:uptail投稿日:2009-07-31 10:51:04
Forest Whitaker
投稿者:なちら投稿日:2009-01-14 13:49:33
明らかに自分向きではない作品と分かっていても、見たい衝動に駆られる事がある。
通じている方からしたらまるで分かっちゃいないけど、黙って優しく流して欲しい。

娘を亡くした時、夜が明けるまで電報を打ち続ける姿が印象的。
受話器の向こうにはいないチャンに語り掛けている姿。空虚だ。
その後自殺未遂した彼に、チャンが治療をしなかった事は衝撃だった。
家を守ろうという彼のセリフとは真逆の行為。
アーティストにとっては、娘の死さえも肥しなのか。

街は様変わりし、ロックが大人気。それを目の当たりにした顔は、寂しかった。
彼はどんな気持ちで天に召されたのかな…。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2005-07-23 08:30:11
いや、映像は素晴らしい。ラストの終わり方も素晴らしい。
「バードは生きている」か…20年近く前に読んだので、殆ど覚えていないな…
はっきりチャーリー・パーカーのファンだ。LPは4〜5枚しか持っていないと思うが、CDは…それこそ山のように所有する。
腹立ちは…よく解んねぇ。まぁ、この映画で“バード”を知った人がCDを聞いて感動…するのかなぁ。
「この曲って、どこから歌が入るの?」って人には…聞くだけ無意味かも…
彼の凄さは、クリエイティブで天才的なインプロビゼーション(+破滅的な人生)に尽きる。
誰にも不可能なジャンプをやってのけるミュージシャンだ。
確かにそんな演奏上の苦悩が上記の伝記には記載されていたような…
しかも(精神的/肉体的に)最悪の状態で望んだラバーマンセッション(あの悲惨にして輝かしいアドリブ!)で、サックスを投げたりはしていないだろうな。かの曲の後、さらに2曲録音してぶっ倒れた筈…その後、ホテルでボヤ騒ぎ…だったと思う。
ナイスな女性客が入ってきたら、服の色で曲を(演奏の途中で)違う曲に変えて色目を使ったり、公衆電話ボックスで小便をしたり?〜本作のバードはかなり大人しく(普通の人間?)感じたが…“ひらめき”というか、とんでもないものを観せられて笑うしかないような状態というか…まぁ、脚色に文句を付けてもアレだろうが。(ぶっ壊れそうなもの程、美しい…が、殉教者ではない改革者だ…阿部薫にも言えるが…)
ちなみにパーカーのリードはリコの5番…とんでもなく堅い代物で普通の人が吹いても音が出ない(らしい)。“音”だけで既にOnly Oneな訳だ。
ラストまできっちりと(車の写り込みから入るカットとか)観せる本作はムービーとしては良く出来ている。
ところで、ジャズファンにとって“バード”といえばまさに“神”。同名のジャパニーズ・ソウル・シンガーは解っているのか?
投稿者:MARK投稿日:2003-06-10 01:04:31
二人の主役は、普段なら共に脇役として光る役者達。
Forest Witakerは名脇役の質が高い役者として、今でも注目していますが、この映画の中では、同じく名脇役としてすでに名声を得ているダイアン・ヴェノーラが余すところ無く芸の深さを演じた作品だったと思います。彼女でなくては、おそらくこういう味は出せなかったのではないでしょうか。
一人の脆い天才を支える妻として、ぐっと抑制した知性の人であったり、悲しみの向こうの景色を先見している優しさの人であったり、映画でありながら舞台を思わせるような陰影に富んだ役作りでした。ウィッテイカーも決して悪かったわけではありませんが、彼女の存在感がこの映画のイメージをかなり高級なものにしたと言って良い気がします。
そのことと関係なく、私がいいと思ったシーンは、deep southに車での演奏旅行のシーンで、実に活き活きとしたスケッチで素敵でしたね。
jazzファンとしては、どなたかも既に書いていましたが、バードの音楽の高まり具合をもう少しうまく演出して欲しかった気がします。音の良さではなく、高まり具合です。うまくいえませんが・・・・・・





投稿者:らくだ投稿日:2001-10-29 01:02:08
バード(C・パーカー)の音楽を好きな人、さらに、ロス・ラッセル著「バードは生きている」を読んだ人なら、みんなそう想うのではないか。バカにしている。映画としては悪くないのだろう。しかし、どうしても腹立ちが先に立ってしまう。二度と観る気になれない。
投稿者:一番搾り投稿日:2001-05-28 21:30:52
この映画を見て思い出すのは、パンフレットの批評に「見終わった後の印象は、まるで1時間30分ぐらいの小品のようだ」と言う意味のコメントが載っていたこと。私の印象もまさにそのとおりだった。
それにしても、今回DVDの音声に入っているミュージックサウンドトラックはすばらしい。よくこの音声を設定してくれたと言いたい。皆さんこれは聞き逃せませんよ。
投稿者:inres投稿日:2001-03-20 00:29:01
夜中にケーブルTVで放映してたのをたまたま見始めて、最後(明け方)まで見てしまいました。
何となくモノクロだったような印象があったのですが、IMDbで調べてみたらカラーだったんですね。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-03-01 06:51:41
 暗く重々しい画面の何たる緊張感。2時間半をあっという間に見せきる卓越し
た演出力。それは全てのシーン、どこを切り取っても"驚き"に満ちているからだ。
こちらの予想を遙かに超える瞬間(時間)が定着しているからだ。
 劇場公開時見た際は、この回廊のような知的なプロット構成は全く想像だにし
ていず、またここまで厳格な映画になっているとも思っていなかったので、とて
も吃驚した。フォレスト・ウィティカーへのアクターズ・ディレクションの厳格
さだけでも驚愕モノ。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 音響賞Les Fresholtz 
  Willie D.Burton 
  Vern Poore 
  Dick Alexander 
□ パルム・ドールクリント・イーストウッド 
 ■ 男優賞フォレスト・ウィッテカー 
 ■ フランス映画高等技術委員会賞クリント・イーストウッド (サウンドトラック)
■ 助演女優賞ダイアン・ヴェノーラ 
□ 男優賞(ドラマ)フォレスト・ウィッテカー 
 □ 助演女優賞ダイアン・ヴェノーラ 
 ■ 監督賞クリント・イーストウッド 
□ 作曲賞レニー・ニーハウス 
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