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灰とダイヤモンド(1957)

POPIOL I DIAMENT
ASHES AND THE DIAMOND [米]

メディア映画
上映時間102分
製作国ポーランド
公開情報劇場公開(NCC)
初公開年月1959/07/07
リバイバル→東映洋画-79.10→ヘラルド・エース=ヘラルド-95.2
ジャンルドラマ
映倫G
アンジェイ・ワイダ 〈抵抗三部作〉 Blu-ray BOX
参考価格:¥ 14,580
価格:¥ 10,989
USED価格:¥ 9,077
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【解説】
 第二次世界大戦末期、ポーランド。反ソ派テロリストのマチェック(チブルスキー)は、ソ連から来た共産地区委員長暗殺の指令を受ける。しかし、誤って別の男二人を殺してしまう。「世代」「地下水道」に続くワイダの戦争三部作。モノクロの画面の中、虫けらのように儚く消えてゆく青年の命。その空しい死に様は、観る者を絶句させずにはおかない。
<allcinema>
評価
【関連作品】
世代(1954)
地下水道(1956)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1185 7.73
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【ユーザーコメント】
投稿者:ファルド投稿日:2018-08-10 22:12:36
マチェックがバーでクリスティーナをナンパするくだりがそれなりに良かった。彼は彼女に恋をし、生き方を変えようとするが、同志アンジェイを裏切ることが出来ない辺りが痛々しかった。マチェックの死に様はあっけないが、確かにラストシーンは印象に残る。
投稿者:チャック・イエガー投稿日:2016-01-06 20:25:08
10代の頃にNHKの名画劇場で観て以来。最近ちょっと気になっていて、DVDにて購入。 自身の記憶の中では主人公マチェクはもっとストイックなテロリストなイメージだったが・・・今回見直したら、なんかひょうひょうとして軽い感じがした(笑)、思想的にもしっかりしたものをもっていない若者な感じがした。だからこその切ないラスト。ゴミ捨て場みたいなところで死んでいく無名の兵士。終戦直後のポーランドうんぬんを考えず、今観たほうが虚しさ感じるかも・・・
いくら映画史上に残る名作だからといって、ソフトのパッケージがそのラスト・シーンだとはどうなの?初めての衝撃が薄まるのでは?と感じた。
投稿者:こじか投稿日:2014-10-28 23:50:30
【ネタバレ注意】

話しの筋はわかるし普通に観れたが時代背景などある程度予習復習して観た方が正解だったかもしれない、これは失敗反省。好む種の作品ではないけど何よりこの種の作品への鑑賞感覚が落ちたなと実感…。

投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-03-23 12:04:13
この映画を初めて見たのが18歳の頃であったから、今から半世紀前のことになる。チブルスキ−は実にボクの青春そのものであった。今回NHK・BSで録画しておいたものを見直してみて、マチェックとクリスティナとのラブシ−ンで、事を終えた朝のふたりの裸体に窓から爽やかな風が吹き込んで、その風に曝されたクリスティナのバストの美しさに胸を弾ませた記憶が有ったのだったが、それがこの録画したものにはなかったことに気付いて、あれはボクの幻想だったのだろうかと今更ながらに思ったことだった。以前、このブログでジェ−ムズ・ディ−ンに関連して“アメリカ以外にはヒップスタ−は出現しなかった”などと書いたりしたのだが、これは訂正しなければなるまい。彼マチェック=チブルスキ−こそ大戦後に出現したヒップスタ−の祖型であったことを今回思い知らされたのだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:sachi823投稿日:2013-11-04 09:03:16
公開当時、この作品を見た映画青年たちが
次の日に全員サングラスをしてきたという
逸話を聞いたことがあります。
ひとつの時代の象徴のような作品でしょう。
この時代の感触はわかりませんが、
当時の若い世代につよい影響を与えた作品かと思います。
歴史的事実や政治的背景はよくわからなくとも、
前を歩きながらの暗殺と抱擁、洗濯物に広がっていく血、
有名なラストシーンなど印象的な描写が心に残ります。
投稿者:gapper投稿日:2012-12-30 15:03:44
 10年間は日本の映画界に影響を与え、参照した作品を生み出した作品。

 ズビグニエフ・チブルスキー演じるマチェクのとっぽいキャラクタは、多くの俳優にコピーされたと記憶している。
 刹那的で感化を受けた男は多かったと思う。

 非常に評価が高いが、その演出には拙さ雑さがあると思う。
 しかし、それを打ち破る精神性があり題材とのマッチングで拙さも雑さも感じない。
 誤って殺した男の知り合いの話が、ターゲットの借りた部屋の隣から見れると言うのはあまりにも都合よい偶然。
 普通はご都合主義と批判する処だが、そんな気になれないのがこの作品だ。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:nabeさん投稿日:2012-10-20 17:34:43
A.ワイダ監督の有名な戦争三部作の三作目である。
第二次世界大戦が終わってもなお、ポーランドはソ連に対する共産主義の圧迫から逃れられずにいた。そのレジスタンス闘争に従事する青年の苦悩を描いているのだが、この映画が公開された1957年に同時に居合わせないと、その空気が実感しにくい。ここが単なる戦争ものとは違うレジスタンスものの難しいところだ。
A.ワイダ監督の丁寧な演出が、モノクロ画面と相まって哀しい音色を奏でてくる。ヒロインのE.クジジェフスカの透明感のある美しさが印象的だ。
投稿者:Normandie投稿日:2012-01-22 01:34:31
このような映画を見るとその国の民度が問われるからあまり能天気な事は言わない方がいい。
末路を現すかのように光と陰が巧みに引用され、素っ気無く圧倒的なラストに愕然。
それにしてもこの作品はいろんな映画人に影響を及ぼしてると思います。
主人公を演じた彼も早逝されたとか。出来すぎじゃないの・・・
投稿者:bond投稿日:2010-06-09 09:12:59
【ネタバレ注意】

粋った若者が恋に目覚め及び腰になってしまった。政治的状況がわからないと難解。

投稿者:kannnazukihikaru投稿日:2009-12-13 16:58:45
今とは演出もだいぶ違うのか、私は主人公のマチェクの動き方に違和感を感じましたが、それにしてもなんともやりきれなさの漂う辛い映画です。

82歳になるワイダ監督が、自分の作品について語っていたのですが、検閲が厳しく、社会主義とソ連批判は絶対に不可能だったとのこと。
しかし、脚本は検閲があるものの撮影には立ち会うわけではなかったので、撮影現場で色々意見を出し合い変えていったそうです。
シチュカがマチェクに撃たれた後、よろめきながらマチェクに抱きつくシーン。対立する二人が抱き合ってしまうという検閲にひっかかりそうな場面も、脚本にはただ「撃たれる」としかなく、現場でみんなで話し合い出来上がったシーンだったそうです。
ワイダ監督は「善と悪の戦いではなく、善と善の戦いこそが悲劇だ」と言っていましたが、今起きている戦争やテロもまさにこれに当てはまるのではないかと思いました。

この映画のタイトルは、お墓でクリーシャが見つけた墓標に刻まれた、ツィプリアン・ノルヴィトの詩「灰のそこには星のごとく輝くダイヤモンド。永遠の勝利の後に…」から。
一見落ち着きがなくお調子者に見えて実は繊細であり、ノルヴィトの詩を暗唱するように学もあり大学へも行きたいと希望し、恋人との新しい生活を望む若者が、簡単に撃たれてゴミ置き場で死んでしまう…このあまりの虚しさに気持ちがとても沈んでしまいました。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2008-09-21 10:32:54
話の内容とか映像とか興味深いが、全体としてはまあまあ。
投稿者:鈴木 十瑠投稿日:2008-09-11 18:56:12
NHKの今回の放送では、ワイダに関するドキュメンタリーもあっていた。あれを見てからでないと、これも理解できないかもしれない。
未見の人は、とりあえず見るべし!http://blog.goo.ne.jp/8seasons/e/553e09ffa8249bcee608cba786070dd4
投稿者:Longisland投稿日:2008-06-15 22:47:22
本日のNHK特集を観て。
あのゴミ捨場のラストシーン。 
検閲官の馬鹿野郎は「反政府活動が失敗に終わるのは好ましい」  
監督「これで検閲通るだろう」 

う〜ん。ワイダ監督あざとすぎる。

あのシーンに其々の思惑が交差してたんだ。
投稿者:赤星渉投稿日:2007-05-19 00:04:41
マチェクはワルシャワ蜂起の生き残りと言う設定、暗殺されるソ連帰りの党幹部は、戦時中の混乱で子供と行方不明。何度か見ているうちに、二人はもしかしたら父を失った子供、子を失った父の父子関係ではないかと錯覚したことがありました。喪失した祖国は、子なき父親であり、父なき子なのでしょうか。この作品のスタッフには、多くのワルシャワ蜂起世代が加わっているそうですが、政治のもたらす悲劇が個人の人生にどんなに重い傷を残すのかを真正面から取りあっかっているような気がします。大国の軍事力の通路となる地政学上の位置を占める民族の悲劇は、別にヨーロッパばかりでなく、我々の国の隣国にも、いまだに存在し続けます。父子が親族同士が、兄弟同士が、北と南に分かれて暮らす国家。李恢成の家族は北方領土からの引き上げ時、日本と韓国とソ連と北朝鮮に離れ離れになったそうですが、ポーランドばかりでなく、日本にもこんな映画や文学が欲しかった。
投稿者:KUROSYOU7投稿日:2006-06-12 20:28:44
まずい、ポーランドに恋をしそうだ。
投稿者:jean投稿日:2006-04-05 21:21:36
【ネタバレ注意】

色んな映画を見てきたけれど、役者の演技で魂を揺さぶられた映画は少ない。この「灰とダイヤモンド」のチブルスキーの演技には鳥肌がたった。映画史に残る名演であり、マチェックそのものを生きていた。数々のシーンが心に残っているが、特に酒場で同志のアンジェイと死んでいった仲間達のためにグラスに一つ一つ炎をともしてゆくシーンが印象的。(このシーンはワイダ監督も気に入っていたのか、後年の「鷲の指輪」の劇中でも再現している。)一見、悪ぶって軽薄そうなのに、友達思いで、蜂起に理想を抱いていたキャラが浮かび上がる。サングラスもただのファッションではなく、地下活動で目をやられたためである。ノルビッドの詩を暗誦できるくらいの知性もある。それほどの若者が、テロに走り、無惨な最期を遂げねばならなかった時代の悲劇を、チブルスキーはマチェックを通して訴えていたのかもしれない。(彼自身、第二次大戦中はレジスタンス活動をしてた)マチェックの激しさ、哀しみ、夢、理想、愛、苦悩をチブルスキーは体現し、そして役そのままに40歳の若さで死んでいった。

投稿者:Ikeda投稿日:2004-08-24 13:34:48
ポーランドの映画としては、世界中に知られた数少ない映画の一つだと思いますが、それだけに良い作品です。主演のズビグニエフ・チブルスキーが少しやりすぎ又はやらせ過ぎの感じはありますが、演出、撮影とも素晴らしいと思いました。ただ、この映画を見ていると、ポーランドという国の大変だった事が気になって仕方ありませんでした。日本のように島国であれば、戦争に負けても終戦記念日などと言って済ましていますが、あのヨーロッパ大陸では、いくつもの国に分割されていて、特にポーランドはソ連とドイツなどの帝国主義の間で、もみくちゃにされたのは大変だったと思います。
途中でショパンのポロネーズが出てきた所では涙が出そうになりましたし、この映画の題名にもなっているノルヴィドの詩「舞台裏にて」が出てくるのは勉強になりました。それに東京の焼け跡もひどかったですが、ラストシーンのあの荒涼とした野原には何とも言えません。「この国に本気なんてないのさ」という台詞と共に、絶望感を見事に表現した映画だと思います。
投稿者:さち投稿日:2004-07-29 09:23:39
かなりのデカダン映画。日本人が好きなマニアックでそれでいて格好よくおしゃれ。内容はともかく画面構図の美しさにうたれた。かぶせかぶせでくる画面の美しさ。
投稿者:まるちゃん投稿日:2004-05-13 03:11:48
この映画 本当に素敵ですよね。
私良くあなたの好きな映画は何?って、訊ねられることが多いんですが、各分野からBEST3の中の一本に、必ずこの「灰とダイヤモンド」を入れてます。ちなみに後の、2本は「シンドラーのリスト」と「ブレードランナー」です。この「灰とダイヤモンド」最近見てないですね。どなたかテープでも
データでもいいんで、持ってませんか??
投稿者:マチェック投稿日:2004-05-08 15:05:00
小難しい政治情勢なんてよくわからない。政治闘争と愛の間で揺れ動く主人公なんて陳腐な話だ。だが、そんな陳腐な話をいざ映像で観ると、なんでこんなに心に迫るものがあるのだろう。若者の刹那的な生き方を描いた、映画史に残る青春映画の傑作。チブルスキーの一世一代の名演技。僕がこれまで観てきた映画の主人公の中で、マチェックが一番カッコいいぜ!
投稿者:ロスマク投稿日:2004-01-18 18:00:05
【ネタバレ注意】

結果を急ぎすぎる若者達には、「灰に埋もれたダイヤモンド」は容易に見つからない。

“標的”を撃ち、倒れこんできたその男を抱きしめた瞬間、闇夜にはじけ飛ぶ打ち上げ花火。 焦り迷っていた心の葛藤もはじけ飛んだ瞬間。

投稿者:yanco投稿日:2003-03-31 23:25:07
好短編小説のような趣の秀作。主人公マチェクの造形はラストシーンの痛みとともに観るものの脳裏に焼きつく。彼はバーで酒を飲むとき自前の奇妙なマグカップを使う。これが非常に印象的だった。孤独で無頼な生き方を選択せざるを得ない中で、彼の知性、郷愁、ナルシズム、憧れ・・・が象徴されているような気がした。まあ、そんなことよりも。「映画監督に小手先の技術などいらない。必要なのは濁りのない観察力であり、洞察力だ」と大島渚が何かに書いていたが、この映画を見るたびになるほどと思う。

投稿者:徘徊爺投稿日:2002-09-24 07:52:57
ゴミ捨て場の中で死んでゆくマチェクの命は、灰の中深く埋もれて行くダイヤモンドのように思いましたがね。ま、因果応報でしょう。

唖然としたのは、クリスティナとのラブシーンの、あまりにも唐突な顔のアップ。えっ!もう致したの?って感じ。少しは前戯めいた導入シーンがあってもよさそうなものを。
投稿者:M.Moriya投稿日:2001-09-18 16:30:54
外国から繰り返し侵略され 屈辱的な被支配を受けた歴史を有する
東欧大陸国 ポーランド。
是に対し島国であるが故に 壊滅的な被支配を受けた歴史の無い 平和ボケ
ノー天気な国 日本。
両者の差は余りにも大である事 歴然。
"一国平和主義"なる誠にオメデタイ議論を平然と説く国会議員が存在する国
日本。テロリストの脅迫に"人命は地球より重し"なる迷言を吐き 超法規的処置を
気楽に発動する国 日本。この差異は何ゆえぞ!!
人間の歴史は 殺戮の歴史でも有る事の事実認識の欠落。救い難し!!
迫真のリアリティーを持って迫る 凄絶な画面に呆然自失。
ラストの画面 主人公 マチェック が 塵介集積場の只中で 蛆虫が死ぬが如く
悶え苦しみつつ 死を迎える姿の凄惨さに絶句。
"凄い映画"の一語!!
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 国際映画評論家連盟賞アンジェイ・ワイダ 
□ 作品賞(総合) 
 □ 男優賞(国外)ズビグニエフ・チブルスキー 
【レンタル】
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