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錨を上げて(1945)

ANCHORS AWEIGH

メディア映画
上映時間139分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(MGM)
初公開年月1953/06/05
ジャンルミュージカル
錨を上げて [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,571
価格:¥ 1,486
USED価格:¥ 883
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【解説】
 ジョー・パスタナーク製作の軽い味わいのMGMミュージカル。4年後に作られた(日本公開は2年こちらより早かったが)本作の姉妹編的作品「踊る大紐育」はアーサー・フリード製作なので、似て非なる雰囲気。どちらも、休暇をもらった水兵が主人公だが、向こうは三人組こちらはケリー、シナトラの二人組。上陸する場所もかたやニューヨーク、一方こちらは映画の都ハリウッド。スタジオの内幕もちらりと見せて、シナトラは唄を、ケリーは踊りと各々の持ち味をふんだんに披露する。ポピュラー・クラシックの大家ホセ・イトゥールビが20台ものピアノを弾きこなし“ハンガリア狂詩曲”を聞かせる場面、ケリーとアニメのトム&ジェリーが踊る場面と、見所は多い。名花C・グレイソンの美声も楽しめるが、いささか長尺過ぎてだれる。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
646 7.67
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【ユーザーコメント】
投稿者:gapper投稿日:2011-10-08 19:19:21
 「踊る大紐育(ニューヨーク)(1949)」の兄貴分的な作品。

 アニメと実写の合成と言う初めての試みでも知られる存在。
 当初は、ミッキー・マウスが予定されていたが、ディスニーに断られハンナ=バーベラ・プロのジェリーが採用された。
 ハンナもバーベラも女性と勘違いしそうだが、ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラで二人とも男性。
 この作品の当時は、MGMに在籍していたようだ。
 また、トムとジェリーとは”イギリス兵(Tommy)とドイツ兵(Jerry)を指す隠喩”とのこと。

 「踊る大紐育(ニューヨーク)(1949)」は、いかにもアメリカ的で早いリズムで畳み込む様な感じがあるが、こちらは随分叙情的。
 アニメとの合成部分(76分頃)にしても子供に聞かせるおとぎ話である。
 ジョセフ(ジーン・ケリー)とスーザン(キャスリン・グレイソン)が始めてキスをするシーンの前には幻想的なシーン(120分頃)が挿入される。
 幻想シーンで落とした赤いバラが、現実シーンでも落ちているなどちょっとくさい気もする。

 在りがちな、勘違い、すれ違いのパターンで話は大したことはない。 だが、ミュージカルなので問題ない。
 それほど有名なナンバーがなく、クラシックの名曲を何曲か使っていて、その辺で好みが分かれそうだ。

 しかし、スーザンのかわいらしい甥のドナルド(ディーン・ストックウェル)が、今では「バトルスター・ギャラクティカ(シーズン2〜4)<TV>」のサイロン(キャヴィル役)とは!
 それにしてもホセ・イトゥルビってアメリカでは有名そうだが、日本では誰だかわからん。

【題名の考察】
 ”錨を上げて”というのは、アメリカ海軍の中尉であったチャールズ・ツィマーマンが1906年に作曲した曲だそうだ。
 アメリカ海軍の制式歌の様な存在だが、制式歌ではないそうだ。
 水兵が主人公で水兵になりたい子供が出てくるが、それだけでほぼ関係なく形だけと言う感じが強い。

【使用されているクラシック曲】
  90分頃、チャイコフスキーのピアノ協奏曲 第一番の第一楽章(ホセ・イトゥルビがピアノで演奏している曲)
 108分頃、リストのハンガリー狂詩曲 第2番嬰ハ短調(20台ほどのピアノだけでハリウッド・ボウルで演奏している曲)
 133分頃、チャイコフスキーの弦楽セレナーデのワルツ部分(スーザンがスクリーンテストで歌っている曲)
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2010-01-14 08:19:50
日本が悲惨なことになっちゃってた1945年、アメリカではこんな楽しいミュージカルで、水兵さんがアバンチュールという映画が大ウケ。

ジョージ・シドニーの映画(『三銃士』『アニーよ銃をとれ』『キス・ミー・ケイト』etc.)は全部「4〜6点」でおさまりそうだが、これには点を甘くしたくなる楽しい部分がある。

誰もが指摘する『トムとジェリー』のアニメ・キャラとのコラボ・ダンス(75分頃から約5分間)もなかなか楽しいし、モテない骸骨男(フランク・シナトラ)とモテる垂れ目男(ジーン・ケリー)の「ナンパ大作戦」的な軽〜いストーリーも悪くない、作りモノ感たっぷりのセットも十分機能している。

音楽家のホセ・イタルビーとやらが、本人役でピアノをバリバリ弾きまくるのは、別段たいしたことはなく、むしろプロの俳優顔負けのユーモラスな風格こそが、非常に好ましかった(昔の山本直純や、青島広志みたいなもんか)。

ただ、女が踊らない、というのが大減点。貧しいメキシコ系少女役とのペア・ダンスがあるが、これは取ってつけたような感じで、物足りないというか物悲しいというか。

140分の長さを退屈させずにいてくれたので、最低でも「6点」はつけなければならない(オレの採点システム上)。100点満点では「68点」くらいの映画だと思う。
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-04-22 23:40:53
大好きなミュージカル作品の一つで、ジーン・ケリーの水兵映画の中でも私は本作が一番好きです。
黄金コンビだったフランク・シナトラとの最初の共演作品である本作はミュージカルとしてはもちろん、コメディとしてもラヴ・ストーリーとしても十分楽しめ、何度見ても飽きさせない魅力を持った傑作ミュージカル映画なのです。ジーンの相手役はソプラノの歌声が忘れられないキャスリン・グレイソン!彼女も本当に美しくて魅力も全開です!
とにかく物語を盛り上げるミュージカル・ナンバーが素晴らしくて、中でもジーンとフランクがホテルで他の水兵たちに一日の出来事を自慢げに話すシーンで使われた♪「I Begged Her」はホントに楽しいナンバーで、2人の作り話の素晴らしさと素敵な歌声、そして見応えのあるダンス(フランクは微妙)は本当に完璧なミュージカル・ナンバー。
他にもアニメキャラクターのトム&ジェリーのジェリーとジーンの夢のダンス共演が実現した♪「The Worry Song」ではジーンの可愛らしい帽子やシマシマシャツ姿もいいし、ジーンが振り付けを担当しただけに愛らしく素晴らしいダンスナンバーに仕上がりました。
そして小さな女の子とジーンの可愛らしいダンスナンバー♪「The Mexican Hat Danceもなかなかで、ジーンの優しさに溢れたダンスは心を温めてくれます。そしてジーンとキャスリンの想像の世界でのダンスナンバー“サウンドステージ・ファンタジー”も最高で、タンゴに合わせて踊るジーンの姿は本当にカッコいいの一言!もうキャスリン姫の元に必死になって行く所なども大好きです!
シナトラはあまり好きではない方だけど、一応良かったのは♪「I Fall in Love Too Easity」。この甘く美しい歌詞は本当に素敵です。
キャスリンの歌の中ではラストの♪「Waltz Serenade」が良かったですね!彼女のソプラノの歌声を見事に生かした素晴らしいナンバーでした。
とにかく見て損はない傑作ミュージカル映画です!本作を見ると改めてMGMのミュージカル映画がいかに素晴らしい最高の出来であったかを実感出来ると思います。それにジーンにとってはアカデミー主演男優賞候補になった唯一の作品でもあるのです。彼の演技とダンス、そして歌声もどれだけ素晴らしいものであったかを是非感じとってほしいです。
1945年の作品ですが、古さはまったく感じさせず、逆に新鮮な美しさと微笑み、そして感動を与えてくれる素敵な作品です。是非多くの方に見ていただきたいですね。
投稿者:Ikeda投稿日:2005-02-09 13:45:36
40年代のMGMのミュージカルは戦後の日本には色々輸入されましたが、この作品の公開はかなり後になったので、最近初めて見ました。内容的には他の作品と同じようなものですが、題名を含めて米国海軍を持ち上げている感じがありますので、日本を刺激させない為に、CMPEが公開させなかったのだと思います。
ジーン・ケリーとフランク・シナトラが水兵で主演していて、かなり面白い映画です。ただ、シナトラは役柄もありますがケリーが演技の主導権を握っています。相手役で「チンクシャ」のキャスリン・グレイソンを私は好きでしたが、得意のソプラノで唄う「ジェラシー」が素晴らしいです。
一番良いのは、ホセ・イタービが、かなりの役で出演している事で、かなりの曲を指捌きを含めて見られるのが最高です。特に「ハンガリア狂詩曲」を弾くシーンが良いですが、もしかすると「オーケストラの少女」のレオポルド・ストコフスキーを意識しているのかなとも思いました。ただ、解説にあるように「20台ものピアノを弾きこなす」訳ではありませんので、念のため。
子役のディーン・ストックウェルも見せ場は少ないけれども矢張りうまいです。ただ何と言っても、この映画が一般的に有名なのは、ケリーがジェリー・マウスと踊るシーンで、当時としてはアニメとの合成に新味があったと思います。その後に踊るフラメンコも良くて、ケリーは飛んだり跳ねたりするのが得意なので迫力があります。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞ジーン・ケリー 
 □ 撮影賞(カラー)チャールズ・ボイル 
  ロバート・プランク 
 ■ ミュージカル映画音楽賞ジョージ・ストール 
 □ 歌曲賞ジュール・スタイン作曲 I Fall in Love Too Easily
  サミー・カーン作詞
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