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白熱(1949)

WHITE HEAT

メディア映画
上映時間114分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(WB)
初公開年月1952/12/27
ジャンル犯罪/ドラマ
白熱 特別版 [DVD]
USED価格:¥ 23,980
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白熱

【解説】
 この映画や「死の谷」など、ウォルシュの絶好調時を思うと、今のハード・アクションなんてちゃんちゃらオカシくって観てられない。暴力は溢れてるけど、映画自体の活動(アクション)が無いんですよ、今の映画は。もう出だしの列車強盗からして凄いよ、こっちは。汽車がトンネル入って、アッと思うと一件落着してんだ。とにかくキャグニー、本気で狂ってるもの。超マザコンでさ、母ちゃんの言うことは何でもハイハイよく聞くのに、仲間の意見には耳も傾けない独善ぶり。唯一信頼を置くムショ仲間が、警察のスパイ(E・オブライエン)ってのも皮肉で、この辺の伏線の張り方は見事。女房(V・メイヨ)と部下(S・コクラン)の姦通を知るや、あっさり彼奴をバラし、母も死んだヤケのやんぱちで、大化学工場の給料ドロのヤマをふんで、警官隊とめちゃくちゃな銃撃戦をし、親友の裏切りもなんのその、最後は呵々と笑って、石油タンクに火を放って自爆しちゃう。犯罪者の鑑だね。ここまで徹底してワルやってくれると、なんかスガスガしい。ウォルシュ演出(得意の叙情は一切無し)も超特急で、有無を言わせぬとはこのことだ! 観てるうち、自分もバリバリ人を殺してる気にさせるヤバ〜い映画。後に「法律対ギャング」としてリメイク。
<allcinema>
評価
【関連作品】
死の谷(1949)
法律対ギャング
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
757 8.14
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【ユーザーコメント】
投稿者:ルーテツ投稿日:2018-01-30 02:02:50
コレは傑作だ
ギャング物の頂点どころか映画史上に残る傑作

ラオール・ウォルシュ監督の小気味良い演出で、114分が半分くらいの時間に感じる
主演のジェームズ・キャグニーは、30年代からはさすがに老けて体型も丸くなったが、ここぞという時のシャープな動きは健在
キャリアを重ねてより重厚になった演技で魅せてくれる
お相手がヴァージニア・メイヨ
総天然色美女などと言われる彼女だが、実はモノクロ作品に好演が多い
ダニー・ケイと共演しているときの良い子から180°違うギャングの情婦を演じる
囮捜査官にエドモンド・オブライエン
囮捜査だけでなく、車電話、発信機など、当時の事件捜査の最先端が描かれ、そちらも興味深い

マザコンで凶暴なギャングという人物像、破滅するラストの演出
脇を固めるキャストも皆好演
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2016-05-28 16:04:41
犯罪ノワールだが、当時の流行だった異常心理とセミドキュメントの要素が大きい。キャグニーの怪演も確かに見ものだが、全体的にはドライなタッチでさっさと進んでいく感じだ。ダレ場がないのはいいが、もう少しキャラ描写を強くしたほうが良かったかも・・・
投稿者:黒美君彦投稿日:2016-05-23 11:41:06
【ネタバレ注意】

フィルム・ノワールの古典的名作に数えられるだけあって、このスピード感は半端じゃない。マザコンの凶暴なコーディ・ジャレット(ジェームズ・キャグニー)の悪役ぶりがとにかく秀逸。緊張感が途絶えることがない。
刑務所で母親(マーガレット・ウィンチェリー)が死んだことを知って暴れまくったコーディは、脱獄を決行。妻のバーナ(ヴァージニア・メイヨ)と関係したビッグ・エド(スティーヴ・コクラン)を撃ち殺す。
一方財務省捜査官のパードことファロン(エドモンド・オブライエン)は刑務所に潜入してコーディの信頼を勝ち取るが…。
脱獄後の追跡劇で面白いのは、当時の科学捜査。発信機を自動車に仕掛け、その電波を二点で受信し、自動車の場所を絞り込むという、今でいうGPSを駆使した追跡で、車の屋根につけられた受信アンテナが少々マヌケだけど悪くない。
とにかく全編乾いた筆致で見応えがある。
手塚治虫のキャラクターで、明らかにこの作品のジェームズ・キャグニーをモデルにしたものがあって、その意味でも面白く観た。

投稿者:いまそのとき投稿日:2016-05-18 16:53:57
そしてどんな悪役やっても憎めないギャグニー。用心深いのにまんまと騙されるそんな弱さもまた人間的。メイヨの色香、今見ても凄いね。今の俳優がやらないバンプ役も進んで引き受けた人。ウォルシュは戦前無声時代から活躍した監督。GPSのない1949年。受信機3台で犯人たちを追い詰める。リアルな映像だ。息を呑むといった表現がピッタリだと思う。少し筋書と展開に強引さがあるものの、一気に引っ張る力強さがあって面白い。例のごとく裏切りや仲間割れといったギャングノワールの世界観に華々しく散るラスト、これもド派手でギャグニーらしい。
投稿者:チャック・イエガー投稿日:2016-02-13 22:50:03
狂ったギャングのキャグニーがヤバい!60年前の映画なのにこれは面白い! 壮絶ラストはスカーフェイスとか、日本映画だと、豚と軍艦とかに影響あたえてるよね!(笑)
投稿者:gapper投稿日:2013-04-20 15:11:43
 フィルム・ノワール時代のギャング物の傑作。

 「ハイ・シエラ (1941)」で終焉を迎えたとされるギャング物。
 そのギャング物で名をはせたジェームズ・キャグニー、そのギャング物の復活ともなれば気合が入るのは当然だろう。
 程度の低い俳優であれば、気負いすぎや行き過ぎなどあろうがジェームズ・キャグニーには無用の心配だ。

 ヴァージニア・メイヨは、あまり好きな女優ではなく「艦長ホレーショ (1951)」ではミスキャストであると思ったがこの作品では正に適役。
 ギャングの情婦は正に嵌り役で、最初の登場シーンには驚き!

 ギャング物ではあるが「ハイ・シエラ (1941)」以前のギャング物とは異なり、主演ジェームズ・キャグニー演じるコーディの人物描写に重点が置かれている。
 しばしば頭痛を訴えるが、母親との関係からすると虚偽性障害と勘繰りたくなるようなものでマザコンとも思える母との関係も必見。
 また、この母親役が「ヨーク軍曹 (1941)」でヨークの母親役のマーガレット・ワイチャーリイを起用している所がキャスティングの妙だ。

【ここからネタバレ】
 話の展開も面白いし、ラストの舞台はこれ以前には使用されなかったと思われる場所。
 後年こういった場所の使用は一般的になったが、この作品の影響ではないかと思う。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:さち投稿日:2011-08-31 00:23:05
名作
投稿者:bond投稿日:2010-12-03 09:46:40
ギャグニーの映画を初めて観たが、本作品は三つ巴の構成がしっかりしており、なかなかの傑作。ベクトルで車の位置追跡する等、なかなか見せどころあり、古くても映画の面白さには関係ない。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2010-11-26 21:04:28
【ネタバレ注意】

見応えはあるけど長く感じた。ラストの「ママ、俺が世界一だ!」の台詞はキャグニーが警官を撃ちまくって、「殺した警官の数世界一」にしないと台詞に合わないと思ったが、駄目かな?。星三つ半。

投稿者:TNO投稿日:2009-11-03 12:01:15
非常に評価の高い作品だが、キャグニーファンのための映画であろう。ジェームズ・キャグニーは、確かに名優だが、本作では、それが周囲から浮いてしまっており、単なる悪賢く母親以外の人物は誰も信じられずギャング仲間も単なる道具としか見ていない人物に感情移入はできない。キャグニーファンには、あばたもえくぼとなってしまうのではないか。アカデミー賞俳優エドモンド・オブライエンは、この頃はまだ目が大きい。ここでも好演している。が、自分の目の前で何人もの殺人が行われてしまうのは、警官としてはかなりの失態ではないか。最後も、ガスタンク爆発の損失は、単に給料の資金を盗まれる何倍にもなるはずであり、当局としては大失態以外の何者でもなく、責任問題であろう。ヴァージニア・メイヨは、下品な役柄ということだが、常に化粧で整った顔や高級そうな衣服が乱れもせず着こなされているのは、大きな違和感がある。主役がマザコンという特異な設定、キャグニーの演技力、ストーリー展開の妙味といった良い点は多々あるが、ご都合主義の無理な展開が大減点だ。スティーブ・コクランとメイヨは、我等の生涯の最良の年でも不倫関係だった。いずれにしろ、当時のワーナーテイストの映画。キャグニーは、何回目かにワーナーに復帰した第一作で気合が入っていた。
投稿者:uptail投稿日:2009-08-23 21:14:42
ジェームズ・キャグニー
投稿者:マジャール投稿日:2006-10-26 00:59:27
この映画のソフトを持っている人、取り扱いには充分注意して下さい。危険です!
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-06 16:52:21
悪いうえにマザコン!最高です。
投稿者:Ikeda投稿日:2005-01-18 17:00:08
最近、久しぶりに再見しましたが、やはり凄い迫力です。ラオール・ウォルシュはサイレント時代からの大ベテラン監督なので、何でもこなすようですが、特に、このような動きのある映画が得意ではないかと思います。
然しそれよりもジェームズ・キャグニーはギャング役が身についていて素晴らしいです。それにヴァージニア・メイヨがこのような役には打ってつけです。
オトリ捜査にマザー・コンプレックスをかみ合わせて、最初から最後まで息をつかせぬスピーディな展開は、ギャング映画の中でも上位に入る作品だと思います。
投稿者:ほへ投稿日:2003-05-31 08:29:05
確かにかなり冷酷な行動をカラッと描いていて凄いなあと思いました。
マザコンのギャングという発想も今でも十分通ずる現代的なセンスですね。
女っ気の無い映画ですがバージニア・メイヨのコミカルな惨めさはとても印象的。
個人的にはエドモンド・オブライエンが刑事だとばれる部分はもうちょっとドラマティックにして欲しかった。ちょっとアッサリしすぎかなと。
ビデオで観たんですが名セリフとされるTop of the Worldが字幕では「最高」になってました。これはやっぱり「世界一」のほうがいいですよねえ。
投稿者:Clash1977投稿日:2002-10-15 20:53:17
本格的に映画を見るようになって20年ほどですが、これは私の中でベスト5本に入る素晴らしい映画です。冒頭の列車強盗場面、ジミー・キャグニーがトンネルの上から本当に列車の上に軽々と跳び移るところから、ラストの”ママ!俺は世界一だ”と叫んで自爆する場面まで釘付けとなって、ひたすら画面を凝視し続けました。”死の谷”も素晴らしい映画でした。スコセッシもコッポラもこれを見た後では、子供っぽく思えてきます。ラオール・ウォルシュこそプロの映画監督、若者に文化的ショックを与える映画としては、ゴダールの”気狂いピエロ”に匹敵するものだと思います。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2000-12-24 08:29:16
 なんと良くできた映画!ウォルシュにはとんでもなくつまらない映画も
沢山あるんだけど、時おりこの『白熱』のようなグレート・ムービーを撮
るんだから見逃せない!
投稿者:けいぞう投稿日:2000-09-05 03:54:27
このビデオはTUTAYAに大抵ありますね。表紙だけ見るとラブロマンス物みたいなんだが・・・いやすごいよこれは。しょっぱなからいきなり列車強盗!(こういう展開は最近の映画を思わせる)仲間のひとりは汽車の蒸気を浴びて全身大やけど!で、なんの罪もない乗務員を次々と射殺!こんなことやっちゃっていいのかと観てるこっちが心配になるようなことをJ・ギャグニーが次々とやってのけます。完全に頭がキれちゃっているんだが、頭は切れる。しかもマザコン。この母親もとんでもないワル。悪人でもこの人だけは実はいい奴、というのがひとりぐらいいるものだが、全員同情の余地無し。
 しかし親身になっていた男が警察のスパイだと知ったときのギャグニーは悲しげだった。このシーンだけちょっぴり同情しました。ギラギラ輝くガスタンクの銃撃戦も観もの。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 原案賞ヴァージニア・ケロッグ 
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