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裸足のイサドラ(1968)

ISADORA
THE LOVES OF ISADORA

メディア映画
上映時間133分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(UNI)
初公開年月1970/05/01
ジャンル伝記/ドラマ
永遠の愛と真実の 恋を哀しくも美しく 謳いあげた 感動の秀作--

【解説】
 絶世の美女と謳われ、情熱のおもむくままに生き、現代舞踏に新風を吹き込んだ不世出の天才ダンサー、イサドラ・ダンカンの半生を描いた作品。イサドラの回想録『わが生涯』とシーエル・ストークスの『イサドラ/愛しき友の肖像』から脚色、英フリー・シネマの雄K・ライスが監督した。
 12才の少女イサドラは、美と芸術のために一生を捧げようと決心し、結婚をはじめとする社会の既成概念や道徳を否定すると誓った。彼女のダンサー人生は1896年のシカゴを振り出しにして、新しいダンス芸術を追求して渡った欧州で開花する。トウ・シューズを履かず虚飾を廃した大胆で野性的なダンスは、高く評価されるばかりでなく異端視もされた。加えて、未婚の母となりながらも新しい男性と恋愛を重ねていく奔放な生き方は、様々な反響を巻き起こす。第1次大戦をはさんだ激動の西欧社会を背景に、激しく生きた強烈な個性の女性の姿をダイナミックに描き出している。オリジナルは168分あったが約30分カットされ、日本ではこれが公開された。87年TV用に監督が監修したものもある。レッドグレーヴはライス監督の「モーガン」に続き69年カンヌ国際映画祭で再度女優賞を受賞。
<allcinema>
評価
【関連作品】
モーガン(1966)
【ユーザー評価】
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19 9.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:Marie&Marilyn投稿日:2014-11-03 16:58:54
むかし、WOWOWでやってたのを、ビデオに録画して、それを観ようとして、はじめのところで、やめてしまってから、ビデオテープが、行方不明になっちまった。
もう、WOWOWでは、やらんかね。DVD化希望。
ところで、この映画、いろんなバージョンがあるみたい。
153分のディレクターカット版、とか、168分のオリジナルリリース版とか。
日本にはいってきたとき、切られていた、というおはなしは、きいたことがあったね。
投稿者:Kねずみ投稿日:2011-09-17 23:30:21
70年代にテレビ放映で観た記憶が鮮明なのだが、しばらく前まではフランス版DVDしか入手できなかったため購入を躊躇っていた。2011年にイギリスでコレクターズ・エディションとしてDVDが発売された機会にこれを購入した。ちなみに『ジュリア』などと並んでヴァネッサ・レッドグレーブの代表作といっていい本作のソフトがアメリカで発売されていないのは、アメリカ社会が二度にわたってイサドラを拒んだせいかとも勘ぐってしまうが、そのかわり<Isadora Duncan - Movement from the Soul>というドキュメンタリーが手に入る。これと彼女の自伝や伝記を考え合わせて映画を観るとなかなか興味深い。たとえば、ヨーロッパ渡航前に彼女が意に沿わないチョイ役でアメリカ各地で舞台に立っていた経緯が、映画では一つの虚構のエピソードに集約されているといった具合だ。また映画冒頭に登場する黒いシャツの男が最後にも登場して円環を閉じる物語構成や二つの事象の進行をダブらせる手法などは映画的な魅力に富んでいるといえよう。
 イサドラ・ダンカンはモダンダンスの創始者のひとりとして歴史にその足跡を刻んでいるが、彼女はほとんどクラッシク音楽にのせて、そして一貫してギリシャ風のコスチュームで踊っている点では、革命は常に復古であるといえばそれまでだが、二重の意味で古典主義者だったといえる。彼女は学校を平凡な人間をつくり出すだけだと憎んでいたものの、猛烈な読書家であり、教養人であったことが自伝を読むとよくわかる。奔放な自己表現と憑かれたような芸術崇拝だけが、舞踏における革命をつくり出したわけではなく、それがこうした教養にも裏打ちされていた点を見過ごすべきではないであろう。文科省的な枠には収まらない「生きる力」をもった彼女の人生そのものにも興味がつきないところであるが、現代舞踏だけでなく、広く20世紀初頭の西欧の社会文化状況に関心をもつ人びとにも一見を薦めたい作品である。日本でのDVD発売も期待したい。
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