allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

二十日鼠と人間(1992)

OF MICE AND MEN

メディア映画
上映時間111分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(MGM=UIP)
初公開年月1992/12/12
ジャンルドラマ
スタインベックの名作文学 完全映画化!
二十日鼠と人間 [DVD]
参考価格:¥ 1,490
価格:¥ 4,780
USED価格:¥ 1,647
amazon.co.jpへ

【解説】
 気鋭ゲイリー・シニーズが同名小説を元に映画化した人間ドラマ。1930年、大恐慌時代のカルフォルニア。小柄で頭の切れるジョージと、巨漢だが知恵遅れのレニーの2人は、農場から農場へ渡り歩きながら労働に明け暮れる日々を送っていた。レニーは気持ちの優しい男だが、他愛のない失敗でよく面倒に巻き込まれるのが日常茶飯事だった。そんなレニーを聡明なジョージは何かとかばい、レニーは行動の全てをジョージに指示してもらい頼りきっていた。いつかは牧場主になるという夢を楽しそうに語る2人。そして彼らは、次の働き場所タイラー牧場へと向かうが……。純粋な者を除外してゆく構造を持つ社会への警鐘と、それゆえの哀しみを、詩情溢れる映像で描いた感動的傑作。G・シニーズとJ・マルコヴィッチの、どちらも甲乙つけ難い程の素晴らしい演技、そしてラスト、シニーズの“目”で現す何ともいえない哀しみが胸に染みる。
<allcinema>
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aレナードの朝 (1990)
[002]Aオーロラの彼方へ (2000)
[003]Aマーサの幸せレシピ (2001)
[004]Aわが谷は緑なりき (1941)
[005]A恋人までの距離(ディスタンス) (1995)
[006]Aイル・ポスティーノ (1994)
[007]A許されざる者 (1992)
[008]A半落ち (2003)
[009]Aチョコレート (2001)
[010]Aディア・ハンター (1978)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
22180 8.18
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:gapper投稿日:2012-04-14 19:37:46
 ジョン・スタインベックの有名小説の2度目の映画化。

 ”二十日鼠と人間”は、TVでは数多くドラマ化されているが映画としては「廿日鼠と人間(1939)」以来。
 この作品も良いできだが、ルイス・マイルストン監督のバージョンの方が評価が高く機会があれば見てみたい。

 ジョン・マルコヴィッチの演技は中々で、主役に相応しい。
 ゲイリー・シニーズも悪くはないが、彼を見ているとどの作品でも彼自身が出てきているようで原作は彼のために書かれたものではないので減点だ。
 オリジナル脚本であれば、俳優としての個性を守る昔ながらのスタイルは良いと思っている。

 スタインベックには、同じく大恐慌後の荒廃したアメリカを舞台にした「怒りの葡萄(1940)」がありヘンリー・フォンダの演技で評価も非常に高い。
 高い評価の為、再映画化されていないのだろうと思う。
 「廿日鼠と人間(1939)」も評価が高いので、この作品の作成はかなり勇気の居る決断だったと想像する。

 「怒りの葡萄(1940)」は、内容も暗くモノクロが適していてその意味でも再映画化は難しいが、こちらは希望もあり序盤の麦畑はとても美しい。
 カラーならではで、製作ゲイリー・シニーズを大いに評価したい。

【原題の考察】
 原題の"OF MICE AND MEN"は、詩人ロバート・バーンズの「To a Mouse」という詩から引用されているそうで”巣を農夫の鋤で破壊されたねずみ”を題材としている詩だ。
 詩からすると mice は、大恐慌で土地を追われたレニー(ジョン・マルコヴィッチ)やジョージ(ゲイリー・シニーズ)と言ったホーボーを指しているように思う。

 men は、農園主たちということになるが冒頭レニーが鼠の死体をもっているのが気にかかる。
 農園主たちも意図的な行為と言うのではなく巣を壊した農夫のように、自身のためのやっているだけだ。
 レニーたちは、 men にも mice にも成り得る。

 どちらが良い悪いと言うよりは、どちらも巨大な力に放浪される存在である。
 怒りの捌け口はなく、それゆえに絶望感が強く漂う。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:水ヒラ投稿日:2009-05-04 14:42:31
スタインベックは初期の作品は読みにくいし、面白くない。
そのつまらない「二十日鼠と人間」をここまでの作品に仕上げるシニーズは天才。

映画の食事のシーンで一瞬登場し、物語になんの意味ももたらさない弁髪の中国人の給仕係。
どれだけシニーズは、スタインベックが好きなんだよ!
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-04-23 04:52:46
【ネタバレ注意】

マルコビッチの演技は良かったと思うが、脚本の段階で二人のキャラクターをもっと深く掘り下げるべきだったし、ゲイリー・シニーズの監督としての才能も今一つで、よくある名作小説の映像化作品でしか無かった。老犬を処分するシーンは切ないし、レニーの怪力で人妻が犠牲になる(もしかして子犬も?)所は怖かった。

投稿者:bond投稿日:2009-01-14 10:17:32
【ネタバレ注意】

老犬を殺す時「俺がやっときゃよかった」というネタフリがラストで意味をなす。全編通して、何かやらかすかもしれないという緊迫感があり、懸命に生きる姿が切ない。あれはもう庇いきれないよなー。でもマルコヴィッチさすがだな、。どんな役も見事にこなします。

投稿者:ジーナ投稿日:2009-01-09 02:10:33
ゲーリー・シニーズとジョン・マルコヴィッチの競演は見応えタップリ。
体格は良いが知能の低いマルコヴィッチと線は細いが頭のキレるゲーリー・シニーズという設定のバランスも絶妙でした。
冷たくしたり暴言を吐きながらもレニーを守るジョージ、記憶力が悪いくせにジョージの話した事は覚えているレニーという不器用な二人の友情が温かくも切なくもありGOOD

ただ・・・二人の具体的な関係が分からないので、序盤は家族なのか幼なじみなのか訳ありなのかハッキリしなくてモヤモヤします。

とは言え・・・乾いた映像、効果的な演出、ゲーリー・シニーズの諦めたような瞳、牧場の古株とその犬の関係などにより楽しそうなシーンでもドコか悲しい雰囲気を醸し出す事に成功しています。
その雰囲気による妙な緊張感があるために、静かな展開でも派手さは無くても飽きずに鑑賞できたのだと思います。

愛情と責任を描いたこの作品・・・鑑賞後、重厚な余韻に浸りたい方にオススメです。
重く響く内容ですが、観なければ良かったとは思えない素晴らしく美しい作品です。
投稿者:irony投稿日:2009-01-09 00:35:55
【ネタバレ注意】

背後からズドンと一撃・・情が移ったものを始末しなきゃならないってのはキツイね 

投稿者:william投稿日:2007-05-25 19:51:53
友情。それだけでハツカネズミは人間として生きられたんだろう。
投稿者:丁じ投稿日:2006-11-07 17:26:38
スタインベックの原作の内容も何も知らない無垢な状態で見た。
アメリカのこの時代のこの労働者−−なかでも二人の主人公たち−−弱者の悲劇が丁寧によく描けている。
この感動/味わいは劇場で体験したかった。
同時にスタインベックを読みたくなる。
傑作と言って過言ではない。
投稿者:caffe投稿日:2005-04-24 19:53:25
G・シニーズとJ・マルコヴィッチ それぞれハマリ役でした。
原作を先に読んでいたのですが、そちらもいいです。
投稿者:ぴの投稿日:2003-04-16 23:54:42
スタインベックのファンです。だからこの映画も見ました。
<br>淡々とした描写は原作を良く捉えていると思います。
<br>こんな事を書くと怒られるかもしれませんが、個人的にはジョン・フォードの「怒りの葡萄」の映画版よりは好きです。
<br>小説では断然「怒りの葡萄」の方が好きですが…。
<br>映画化するなら短い小説の方が良いのでしょう。
<br>それにしてもシェリリン・フェンの演技はちょっとやりすぎでしょうか?
<br>題名は、スタインベックがスコットランドの詩人であるロバート・バーンズの詩「ハツカネズミに」の中から採ったそうです。
内容そのものずばり です。
以下はその詩からの引用です。
二十日鼠と人間の このうえもなき企ても やがてのちには狂いゆき
後に残るはただ単に 悲しみそして苦しみで
約束のよろこび消えはてぬ
投稿者:じるる投稿日:2003-04-06 08:10:21
悪い作品ではないけど話が単調でひたすらたんたんと話が進んでいき
話が盛り上がるシーンが無い・・・ひねればかなり盛り上げられると
おもわれるシーンはあるけど・・わざ狙ってと盛り上げなかったのか?
最後に物足りなさを感じる作品だと思う。
投稿者:パタママ投稿日:2002-10-06 00:13:06
かの時代をよく真似ましたねって意地悪な私めは、ケチをつけてしまう(知らないくせに・・)。
素直に鑑賞すればいいんですよね・・・でもね、何かちがうんですよね。これは近年になって作られた戦争モノの大作にも言えるんですよね。「空気がちがう」・・そういう場合には、正面きってなぞらえなくて、ちょっとひねるとかしてくれると良いんですけどね。失礼しました。
投稿者:shinjuan投稿日:2002-10-05 10:59:27
この時代に「スタインベック」を撮ろうとしたシニーズってなかなか太いひとですね。マルコヴィッチにはとことんやられました。隠れたファンが多い作品みたいです。嬉しいですね。
投稿者:映子投稿日:2002-04-13 20:43:21
ラストのゲーリー・シニーズの目の演技がとにかく心に染みました。
役に立たなくなった老犬の伏線。
投稿者:seiji投稿日:2001-08-06 15:14:59
いつまでも古傷のように心の中で疼く映画(←誉めてます)。
フェリーニの「道」が調度こんな感じかな。
大ヒットを狙わずにこんな映画を作ったシーニーズを尊敬する。http://www5b.biglobe.ne.jp/~movie
投稿者:教官投稿日:2000-08-16 06:15:09
ゲイリー・シニーズって凄い!ホント監督を本業にしちゃっても良いくらい。
どうしても彼は「ダン中尉」のイメージがあるのでちょっとはずれた陽気な役者
なのかと思っていたら、こういう作品もやるんだな〜と。

とにかくシニーズとマルコビッチの演技に尽きます。
それと「犬」をはじめとする多くの伏線。やっぱ原作が良いからな〜。

原作に惚れ込んで映画化するって、結構難しいのではないかと思います。
自分の世界入っちゃって、客観性が無くなってしまうというか何というか・・・
「マディソン郡の橋」なんて特に・・・
投稿者:ぺぺ投稿日:2000-06-22 23:50:51
小さな夢がかないかけたその時に悲劇が起こる。とってもやるせない作品ですが、ゲイリー・シニーズとジョン・マルコビッチのそれぞれの役がピッタリで、もう泣きました。あの老人のワンちゃんが、最後のシーンにつながるなんて思いもよりませんでした。感動・・・というのとはちょっと違う心に染みる作品でした。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールゲイリー・シニーズ 
【レンタル】
 【DVD】二十日鼠と人間レンタル有り
 【VIDEO】二十日鼠と人間レンタル有り
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION