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果てしなき蒼空(1952)

THE BIG SKY

メディア映画
上映時間121分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(RKO)
初公開年月1953/04/27
ジャンルドラマ/西部劇
果てしなき蒼空 [DVD]
参考価格:¥ 5,040
価格:¥ 4,284
USED価格:¥ 2,400
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【解説】
 D・ティオムキンの雄然と、しかし穏やかなテーマが被さり、心なしかそっと始まる感のある、これは西部劇ではなくアメリカ北西の開拓劇。未開の森林地帯を舞台に展開する狩人たちの物語だ。彼らに対する作者の憧れが和やかに伝わり、劇的な盛り上がりには欠けるが、決して力のない作品ではない。セント・ルイスからミズーリ河を遡り、毛皮のために獣を撃つ小集団の頭セブ(ハニカット)を訪ねる甥のブーン(マーティン)と旅の途中出会ったジム(ダグラス)は、彼らと行動を共にし、敵対する大商会がテリトリーとする流域の更に千マイル上流のブラックフット族との交易に向かう。誘拐されたのを奪還した、同族の酋長の娘ティール・アイが同乗し、ジムとブーンの彼女をめぐる三角関係もそこはかとなく描かれ、いい雰囲気(普通ならここでこれみよがしなドラマを盛るはずなのだが、あえてそれをしないのだ)。ダクラスはいつもの自己主張を完全に殺して、ジョン・ガーフィールドを想わす精悍な二枚目半のマーティンを立てて、その恋も譲ってしまう役柄。物足りなくも、この薄ぼんやりした感じのダグラスは悪くない。さて、ティール・アイの花婿となったブーンも一度は帰りの船に乗るのだが、最後には思い直し、来シーズンの再会を約して彼女のもとへ舞い戻っていく。いわば、別離シーンが間を置かず二度繰り返される錠破りのエピローグがあるのだが、この別れの連なりが時を経て想い起こすと、すこぶる印象的なのである。雄大なロケ撮影と同じく、セットでの霧にまかれる船の描写なども秀れたハーランの撮影。全篇に漂うケイジャン(フランス人移植者)文化もよいエッセンスとなっている。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
216 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:uptail投稿日:2010-02-12 22:26:40
カーク・ダグラス
投稿者:Ikeda投稿日:2007-07-12 11:49:09
ホークスの西部劇としては、さほど評価されていないようですが、それでも、かなり面白い映画です。毛皮取引のためミズリー川を遡上していく過程での出来事が、古い駅馬車型の描き方で、特にインディアンを好意的に見ている点が良いです。
ジム役カーク・ダグラスとブーン役デューウィ・マーティンは今ひとつの感じがありますが伯父のゼブ役アーサー・ハニカットが好演だと思いました。彼が説明する「ブラックフット・インディアンが白人を拒むのは、すべてを奪い尽くし、それがなくなるとお互いに奪い合いをするという悪病が伝染するのを恐れるからだ」などは示唆に富んだ台詞です。酋長の娘ティール・アイがストーリーの要になっていますが、このエリザベス・スレットはお母さんがチェロキーの混血だそうで、エキゾティックな風貌が印象に残ります。
西部といっても、かなり北の方の話なので、フランス語がかなり出てくるのが変わっていますが、インディアン語と共に、皆には通じないという設定も面白いです。
また、タイトルバックで流れる音楽を聞くだけでティオムキンの感じが出ていて、たまに挿入される「リーブ・ミー・アローン」他の民謡も、この映画の落ち着いた雰囲気に合っています。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-01-11 21:58:45
 ホークスのなんという安定感。もうこの映画は傑作である、という冒頭からの
確信。ロケーションとスタジオ撮影との見事なルックの統一。なるほど、ハリウ
ッドの一流の仕事とはこういうもんだ。
 カーク・ダグラスでさえ、一貫性がある。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 助演男優賞アーサー・ハニカット 
 □ 撮影賞(白黒)ラッセル・ハーラン 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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