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波止場(1954)

ON THE WATERFRONT

メディア映画
上映時間108分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(COL)
初公開年月1954/06/22
リバイバル→COL-73.10
ジャンルドラマ
男だけの世界--波止場 愛の世界--波止場 暴力渦まくニューヨーク港を背景に 鋭く描いた感動のドラマ!(リバイバル時)
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波止場

【解説】
 港の沖仲仕たちの間に君臨するボスと、周囲の反対を押して彼に単身立ち向かうボクサーくずれのチンピラ。ブランドの演技とE・カザンの骨太な演出で知られる名作だが、脇を固めた個性派の役者たちが今なお衰える事のない迫真の演技を見せている点にも注目したい。アカデミー賞8部門受賞。
<allcinema>
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]A地上(ここ)より永遠に (1953)
[002]A欲望という名の電車 (1951)
[003]Aいまを生きる (1989)
[004]A情婦 (1957)
[005]Aベン・ハー (1959)
[006]A素晴らしき哉、人生! (1946)
[007]Aターミナル (2004)
[008]Aシンドラーのリスト (1993)
[009]Aナバロンの要塞 (1961)
[010]Aソフィーの選択 (1982)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
25207 8.28
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【ユーザーコメント】
投稿者:イエガー投稿日:2016-06-21 00:02:28
よく出来てる映画だと思う。カザンの赤狩り絡みの感じもあるよね。マーロン・ブランドの他の俳優陣とは違う、異質な感じをずっと感じてた。他のブランド作品に興味出てきた。
投稿者:sachi823投稿日:2014-10-20 21:26:03
男性を感じさせるマーロン・ブランドの顔型と
様々な感情を表現した演技が素晴らしいです。
多くの暴力的な組織や秘密結社は港湾労働者の
集団の組織化の過程から誕生したそうで、
そういう意味でも興味深い作品でした。
リー・J・コッブやロッド・スタイガーも
さすがの存在感です。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-10-30 17:37:29
イディとの出会いが箸にも棒にも掛からない与太者のテリ−を徐々に変貌させてゆく課程がカザンによって丁寧に描かれている。イディは兄の死の真相を突き止めようとしてテリ−に近づくのだが、やがて彼を愛するようになるとテリ−を失う恐れから日和り始め、ふたりでこんな町を出て暮らそうと言いだす。そのイディの変化と反比例するように意識を目覚めさせてゆくテリ−の変貌は、遂にその表情にインテリジェンスを滲み出させるに到る。その難しい変貌の課程をマ−ロン・ブランドが見事に演じて、その才能の大いさを感じさせたのであった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:gapper投稿日:2012-08-29 12:06:53
 AFIフィルム・スコア(映画音楽)100年ランキングの第22位

 仕事のための札を取り合うシーンでは少し演技の感じがあるものの、全体的に迫力のある作品。
 特に音楽は、印象的。
 タクシーの中でテリー(マーロン・ブランド)とチャーリー(ロッド・スタイガー)が話すシーンは、映画史に残る名シーンだとDVDでは解説されている。
 たしかに、いいシーンだ。

 エリア・カザンは「エデンの東」以外は良い印象を持っていなかったが、その印象は払拭された。
 ブランドーも「スーパーマン」や「ラストタンゴ・イン・パリ」の印象が強く敬遠しがちであったが、同じく印象は変わった。
 エバ・マリー・セイント(イディ役)も薄幸の雰囲気を良く出していて、良い演技だと思う。
 アメリカでは、スタイガーの評価が高いようだが個人的にはタクシーのシーンを除けば、そこまではという印象。
 リー・J・コップ(ジョニー役)も悪くはないが、特段良いという感じではない。

 カール・マルデン(バリー神父役)は、最近特に思うのが脇役として欠かせない存在ということ。
 「欲望という名の電車」「私は告白する」「終身犯」「シンシナティ・キッド」など出演作の質の高さを考えるとその信頼性の高さを買われていることが分かる。
 この作品でも、物語の流れを変えていく重要な役で活躍している。

 マーティン・バルサムはちょい役で、付き添いの刑事といった役どころで台詞もないような感じだが、痩せていて印象に残った。
 ラストのシャッターは、見事な感じである。
 ただ、閉めること自体に疑問を感じた。
 荷物を運び入れるにしても出すにしても、閉めたらだめではと。
 それと、屋根に合ったのはTVアンテナ?日本では’53年からTV放送は開始されたそうだが、アメリカではもう普及していた?アメリカでは、この’54からカラー放送が始まったというからそうなのか。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:QUNIO投稿日:2009-06-07 16:35:11
同じエリア・カザンの『エデンの東』の甘ったるい感傷なんかよりずっと重く心に響く重厚な傑作。後のアメリカン・ニューシネマを思わせる殺伐とした雰囲気がいいんだな。なんといってもマーロン・ブランドが破滅に向かって進んで行くラストは鬼気迫るものがあるよね! これを見ると『ギャング・オブ・ニューヨーク』の主役がディカプリオでなく当時のブランドだったらなー、と勝手に想像してしまうんだが、どうです皆さん?
投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 13:02:33
レナード・バーンスタイン
投稿者:o.o投稿日:2008-12-08 01:18:00
「吐けば俺は殺られる」とテリーが神父に言った時、たぶん (特に今の) 日本の映画だったら、次のセリフは、「君は一人じゃない」とか、「皆が付いている」とか、そんなところではないでしょうか。ひょっとすると、「生きろ、生き続けるんだ」なんて、脈略なく言うのかもしれません。しかし「船倉の説法」の場面で「十字架のはりつけはキリストだけではない」と説く神父は、そんなに甘くはないのでした。曰く、「魂を失っても生きたいのか」。この厳しさ、決してあなどることはできません。

しかし、自分が一番感動してしまうのは、やはりテリーとチャーリーの、車中での会話の場面です。銃を突き付けられたテリーが、そっと銃口を手で抑えながら、軽く首を横に振る時の、あの何とも言えない表情がたまりません。あんなに冷徹だったのに、自分の運命を覚悟しながら「皆には、お前に会えなかったと言っとく」と遂には言ってしまったチャーリー。人を善き行動に駆り立てるのは、絶対的な神 (の法) への服従でしょうか、それとも、他の誰でもない目の前にいる者との絆でしょうか。

言わずもがなでしょうが、マーロン・ブランドの素晴らしさは、やはり言わずにはいられません。凶暴で優しく、無神経かつ繊細で、強くて弱い、そんな相反する性格のテリーですが、それを、ただころころ切り替えて演じるというのではなしに、異なる要素が見事に重なり合い溶け合っているように見えます。そのため、ここに確かにテリーという名前の一個の人格を持った若者がいる、と思わせてくれます。

色々な意味で強靭さを感じさせてくれるドラマでした。舞台の幕のようにシャッターが下りた、力強いラストが心に残ります。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2007-12-19 09:53:38
ブランドをはじめ俳優陣の演技がいいです。
でも、やはりカザンの演出がなにより素晴らしい。
投稿者:マジャール投稿日:2007-05-07 23:04:04
暴力と不正が支配する<波止場>。
この生々しさ、この迫力!
ブランド、リー・J・コッブも勿論好演してるが、神父役のカール・マルデンが忘れ難い印象を残していると思います。
寒々しい寂寥感を捉えたモノクロ映像、そして現代的かつリリカルなレナード・バーンスタインの名スコアも素晴らしい。(コンサート用にアレンジした交響組曲《波止場》もイイです)

ところで、若い人に、「波止場、って昔の映画知ってる?」って聞くと、
「波止場って、なんですか?」
と聞き返されます。
映画の事じゃない、彼等は「波止場」という日本語を知らないのだ!!!
(・・・港、とかウォーターフロント、と言わないと意味が通じないらしい)
投稿者:bond投稿日:2007-02-25 16:47:24
当時は良かったんだろうが、今はもっと凝った話で面白い映画があるので新鮮さは無い。でも骨太な名作ではある。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2006-01-16 08:31:44
【ネタバレ注意】

浸れる映像美。ブランドの繊細な演技が実に素晴らしい。
スタイガーもかなり負けていないね。
あの、彼がただ大事にしてたからって理由で鳩を殺せる子供は残酷(まぁ子供は残酷なものだが…)。
日常的では無い(事も無いのかも知れない…)が人間性を抉り出す群像劇かも。己の身を守るためには弟を…しかし殺せない。…そうか俺も殺すのか…大好きな兄は。実に素晴らしいシーン。…そして愛を得る為には真実を…そこに待っているのは悲惨な現実だろう。
鈎吊りにした時点で“恩”云々は全て無意味だね(実は裏切りなのだが、或る意味、納得できる理由が付く)。実際、価値の有るものだから大事にしていた訳で…逆に大事にされようとすると価値が無いといけない…が人間は損得だけで生きるものじゃない。宗教は嫌いなので神父は実に胡散臭い〜ブランドが言ったように彼も人間…多少主義主張は正義に傾いてはいるだろうが…僕は実は裏で繋がっているのか?と思ってしまった…ので、ラストの波止場は何か冗長な感有り、だが。(ただ歩く、という事に意味(例えば仲間の“取り残さない”という気持ちに答える?とか、見返す?…まぁね…裏切りの罪を背負って、とか…)を見い出す人にとっては重要シーン)。彼が一味である事は事実、つまり仲間割れだろ?も事実。だけど何か味方になってくれるのね。それも自分の為か?
が、あの扉が閉まるという最後の最後は、やはり気持ち良い事は事実。真実を告げるシーンで汽笛が鳴るのも実に精神を掻き乱してくれる…

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2005-10-20 06:44:32
ブランドが車中で「悪いのはチャーリーだ」と兄に反論するシーンも好きだが、ラストは何十回も観たのに未だに飽きない。
あのラストは、カザンの後継者スコセッシ曰くゴルゴダの丘だそうな。でもそういうキリスト教の知識が無くとも、主役がボクサーくずれと言う設定があればそれだけで共感出来るという物。本編はそれ程面白くはないが、この二つのシーンがあれば充分満たされる。
投稿者:さち投稿日:2004-07-23 04:09:14
亡きマーロンブランドの為の映画。あらすじだけ見ると、現在のハリウッドと変わらないが、重厚さが全く違う。本当の男の映画です
投稿者:Ikeda投稿日:2004-07-11 15:46:55
エリア・カザンの作品としては「ブルックリン横丁」と双璧をなすものだと私は考えています。それに、社会派の彼らしいテーマにマーロン・ブランドを起用して、うまく演出しています。港湾労働者の立ちんぼを食い物にして、自分の利益しか考えないリー・J・コップの見せ場は少ないですが、この映画でのブランドは荒っぽい若者の雰囲気がなく好演です。それに、神父のカール・マルデンの説得のシーンが素晴らしく、キリスト教と関連して、カザンの目指している所だと言えます。
告げ口の良し悪しについても、所々に出てきますが、後のカザンの個人としての行動についても解るような気がします。細かい事は知りませんが、有名はマッカーシーの赤狩りの時代に彼が公聴会で共産党員の名前を明かし、その後自分は共産党員ではないと言って、アメリカ社会から非難された事は、かなり有名な話です。然し、この映画で「世の中を公正にする為には告げ口も悪い事ではない」と言う台詞があるので、この映画での信念を実践したのかなとも思いました。
投稿者:さと投稿日:2004-02-21 23:27:06
【ネタバレ注意】

初めはチンピラ同士の縄張り争いか何かの映画だと思って、高をくくって見過ごしていた映画なんですが、今では見直す度に感動が増して、もうすっかり私の大好きな一作になってしまいました。
なんといってもマーロン・ブランドが素晴らしい。しぐさや台詞、地のままを思わせるほど、普通なんですもの。兄チャーリーが殺されて吊るされてるのを、テリーが抱きかかえておろす所は何度見ても泣けますし、最後ただ一人ジョニーに立ち向かっていく所は、おそらく彼は沖仲仕のみんなのために、というよりは8割がた自分のために戦ったんだろうけど、最後まで傍観者を気取るみんなの冷たさも、効果抜群。映画では珍しい太鼓(?)のBGMも迫力満点!言う事なしです。見過ごしてる方、損してますよ。絶対お勧め。

投稿者:Stingr@y投稿日:2003-04-02 19:43:28
 マーロン・ブランドの藪睨みの目と少々パンチドランカーの演技。思わず引き込まれる。カラーだったらここまで表現できなかったかも知れない。この映画は圧政者を民衆(ヒーロー)が倒す「革命物語」で「民主主義物語」ではない。ストーリー自体は,傷付いても復活するヒーロー,勧善懲悪,暴力,恋愛,キリスト教信仰と,当時も今もアメリカ人好みの要素満載。

 歴史上の革命には,ナポレオン革命,フランス革命などがあるが,アメリカ人が想起するのは「アメリカ独立」。本作は革命後については何も語っていないが,現実の革命後は,ナポレオン,ロベスピエール,スターリンなどの専制者が現れ,民主主義になることはない。アメリカでさえ,インディアンの虐殺と土地の略奪,そして黒人奴隷制の上に建国されたのだが,そんなことを考えることの無い能天気な人々に今でも受ける映画。
 ……とは言ってみるものの,もはや仕方の無い古典。
投稿者:fry投稿日:2002-11-24 02:27:11
マーロン・ブランドの演技。
どこをとっても不自然さが皆無。
オーバーアクション一切無し。本当に素晴らしい。
鳩の卵をあげるところなんてかわいい。
投稿者:Yuki投稿日:2002-11-01 12:39:34
タクシーの中でブランドが『俺はもっとまともな人間になれたのに…。』と呟く時の演技のうまさ!!このシーンが最高!!
投稿者:M.Moriya投稿日:2001-09-05 14:00:44
40年以上 以前に観た作品。
当時の日本は押し付け民主主義よりの脱脚 今だしの状況下
この社会制度は個々人の力で勝ち取るもの!! なるメッセージを感知し感銘一入
一種のカルチャー.ショック有り。
以後 エリア.カザン作品 全て観る。マーロン.ブランド"凄い"の一語。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 作品賞 
 ■ 主演男優賞マーロン・ブランド 
 □ 助演男優賞リー・J・コッブ 
  ロッド・スタイガー 
  カール・マルデン 
 ■ 助演女優賞エヴァ・マリー・セイント 
 ■ 監督賞エリア・カザン 
 ■ 脚本賞バッド・シュールバーグ 
 ■ 撮影賞(白黒)ボリス・カウフマン 
 □ 劇・喜劇映画音楽賞レナード・バーンスタイン 
 ■ 美術監督・装置賞(白黒)Richard Day美術
 ■ 編集賞Gene Milford 
■ サン・マルコ銀獅子賞エリア・カザン 
 ■ イタリア批評家賞エリア・カザン 
■ 作品賞 
 ■ 男優賞マーロン・ブランド 
 ■ 監督賞エリア・カザン 
■ 作品賞(ドラマ) 
 ■ 男優賞(ドラマ)マーロン・ブランド 
 ■ 監督賞エリア・カザン 
 ■ 撮影賞(白黒)ボリス・カウフマン 
□ 作品賞(総合) 
 ■ 男優賞(国外)マーロン・ブランド 
 □ 新人賞エヴァ・マリー・セイント 
■ 新規登録作品 
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