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バニシング・ポイント(1971)

VANISHING POINT

メディア映画
上映時間106分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(FOX)
初公開年月1971/07/17
ジャンルアクション/ドラマ
俺と車は一つの生き物のようにハイウェイを走った……
いま俺は生きている いま俺は完全に自由だ 時速200マイルの世界! 荒れた原野をつっぱしる 俺と車-- 誰も止めることはできない…
バニシング・ポイント [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,057
価格:¥ 864
USED価格:¥ 1,465
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【解説】
 警察に追われながらも、命がけの暴走を続ける一匹狼の姿を描いた70年代を代表するカー・アクション。海兵隊上がりで、警官やオートレーサーなど様々な職を経験した後、今では車の陸送をやっている男コワルスキー。ある日、立ち寄ったバーの店主と、デンバーからサンフランシスコまで15時間で車を陸送する賭けに応じた彼は、警官の追跡を振り切り、時速200キロで車を爆走させる。白バイを巻き、バリケードを突破するコワルスキーのニュースは瞬く間に話題となり、彼に共感する盲目のDJ、スーパーソウルは警察情報をコワルスキーに流し始めた。しかし警察の追跡も次第に白熱化していく…。
<allcinema>
評価
【関連作品】
バニシング・ポイント(1996)
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]A天国から来たチャンピオン (1978)
[002]A許されざる者 (1992)
[003]A冒険者たち (1967)
[004]A東京物語 (1953)
[005]Aマルサの女 (1987)
[006]Aゲッタウェイ (1972)
[007]Aレイジング・ブル (1980)
[008]A七人の侍 (1954)
[009]A死霊のはらわた (1981)
[010]Aラン・ローラ・ラン (1998)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
17151 8.88
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【ユーザーコメント】
投稿者:チャック・イエガー投稿日:2015-11-10 20:30:55
中学生の時に、テレビの深夜映画で観たけど、その時は音楽の知識もあんまりなくて・・・デラニー&ボニーが出てるとは(笑) スワンプなBGMが発見でした(笑) だからプライマルも影響をうけたのかな?
投稿者:Marie&Marilyn投稿日:2014-11-09 04:14:14
シャーロット・ランプリングのでているイギリス版ちゅうのがあって、ほんまかいな、と、びっくりしたもんですが、DVDになったとき、買ってしまいましたわ。2枚組のヤツね。ほかにいろいろついて、BOXになってましたな。
いま、日本ででいるブルーレイには、ないらしいが、アメリカのもんには、おまけとして、あるらしいよ。イギリス版。
投稿者:sachi823投稿日:2014-02-09 15:42:12
非常にシンプルな展開でどうということはないストーリーですが、
とにかく時代の勢いを感じる作品です。
当時の反体制の人々が喜びそうなニューシネマの香りがします。
独特の淡々としたテンポで主人公が、広大なアメリカの原野を
車で疾走していく姿は痛快で楽しいです。
いかにも虚無的な主人公からは「イージーライダー」などと
共通する薄い人間性を感じます。最後はお約束のように死にますが、
あまり悲劇性や悲壮感は感じられないのは
あの時代の独特の雰囲気でしょうか。
投稿者:流氷一滴投稿日:2011-08-12 22:30:08
【ネタバレ注意】

よくいえば「シンプル」、悪くいえば「粗削り」な映画です。

複雑な過去をもちながらも、今はクルマの陸送屋として生計をたてている主人公。
デンバーからカリフォルニアまで15時間で走破するという「無茶苦茶なかけ」をする。
当然、ハイウエーパトロールの目に留まることになり、すさまじいカーチェイスとなる。映画の大半は、このカーチェイスの場面。CGなどない時代だからすべて実写。これは「ど迫力」。
ときたま流される過去の追憶はどこかもの悲しい。ベトナム戦争で負傷、警察内でのトラブル、恋人の死、レーサーでの事故。
きわめてニヒルな外観、感情を表に出さない、ある意味、冷静沈着。しかし「権力の悪」は許さない。
主人公に肩入れする盲目の黒人ディスクジョッキー。逃走を助けるヒッピー。そうして「捕り物」を興味本位で集まるヤジ馬たち。

ラストシーンの直前、冷静沈着なはずの主人公は笑っている。ラリッているのか。それとも悟りきったのか。
こんな生き方とてもできない。いや、やるべきではない。それでも「どこか惹かれる」のは、主人公の生きざまに共感するところがあるからだろう。

投稿者:TNO投稿日:2010-09-26 01:13:04
シンプルさが好きです。純粋な車での追いかけっこ。クールな一方で礼節もある主人公(バリー・ニューマン)、荒涼とした大地に息づく生命力の強い人々。中世の欧州の騎士道的なカーレース一騎打ちの場面や主人公を砂漠から救出するガラガラヘビ商人(ディーン・ジャガー)の風貌が良い。被疑者に猥褻行為を働こうとする主人公の上司の警察官役で一瞬だけ登場するバル・アベリーは、主人公にその行為を阻止され報復として主人公をクビにしたと思われる。暴走する車がたくさん出てくる割に、最後の主人公以外、死者がいない。その他さり気無く登場する人物達も良い。ヌードライダーの女性ギルダ・テクスター(数分間の登場時間に一切コスチュームを身につけることがない)が、後年コスチューム・デザイナーとして多くの映画に参画しているようで、笑える。20世紀FOXが2010年10月からDVDのキャンペーンを行うが、本作も対象になっていて、応募シールにはこのヌードライダーがデザインされている。クリーボン・リトルは、本作でも才能を遺憾なく発揮している。演技はステービィ・ワンダーを意識しているものと思われる。エディー・マーフィー以上の才能ある役者だったと思うので、早死には惜しかった。先住民風の三編スタイルで歌を歌うリタ・クーリッジや、オカマ強盗アンソニー・ジェームス、ルーツやダイハード2のジョン・エイモス(ラジオ局員)も。
投稿者:Normandie投稿日:2010-09-12 00:53:05
「結局、人生は自分の心の中にある美意識の完成だと思います。
誰も知らない心の中の勲章をぶらさげて死んで行けばいいのだと思います」
司馬遼太郎のようにカッコよく言えないが嗚呼!この言葉を思い出した。

自分で落とし前つけたからいい・・・
投稿者:クリモフ投稿日:2009-12-06 01:59:55
ニューシネマですな。タラちゃんの「デス・プルーフ」でいろいろオマージュされているということで鑑賞。ダッチ・チャレンジャーがカッコいい、このまんまですやん。序盤は爆走するチャレンジャーが惹きつきえられ、シビレそうになりながら進んでいったのですが、ちょっと中盤以降話がもたつく印象あり。
リアルタイムで観ていたら感動したんだろうなぁ、と思える描写もあったんですが、後追いとしては、ヘー、という感じでした。蛇とかラジオ局襲撃とか。罠を突破するシーンも、あれじゃあ警察騙されんでしょ、と意地悪に思えてしまったり。助けてくれたヒッピー兄ちゃん(と全裸ネーちゃん)は良かったです。あと音楽いいですね、ミシシッピ・クイーン(マウンテンだよね?)はカッコいい。全編に流れるR&B、ソウルミュージックも愉快。
まぁ映画全体としてはちょっと物足りない、といったところでした。あ、ラストで思ったんですが、マリアンヌ・フェイスフルの「あの胸にもういちど」っぽい。あっちの方が先だし、ニューシネマに影響を与えたのかなぁ?気になる。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2009-11-08 15:12:59
【ネタバレ注意】

by Mountain
…ってバイクに乗る全裸女性の笑顔は素晴らしいね。

音楽でもそうだが、何か似た雰囲気を感じさせる共通点がジャンルとして成立している場合がある。この映画についての下記のコメント達でも頻出する言葉…アメリカン・ニューシネマ。

権力に強いられる不条理、戦争の傷跡、栄光と挫折。才能と孤独。海に消えた恋人、ドラッグ……ただ目的地へ爆走する彼は警官に追跡され、待ち伏せされ、砂漠を彷徨い、挑戦されたり、助けたり?、助けられたり………庶民にしてみたら特に重犯罪者でもない彼が国家権力による制止を華麗に掻い潜って疾走するなんて、痛快じゃないですか!〜俺と同じ盲目…っつーDJも彼に肩入れしたばかりに…それこそが許せない行為なんじゃないのかね?〜ドラッグをネタに女の子を手篭めにしようって警官か〜兎に角、犯罪者?として追われる彼…僕らは、元レーサーで口数少なく、出逢った幾人かとは友達になったりもするが、ただ目的(ここは単に納車って訳ではなさそうだ…)に向かって疾走を続ける…そんな彼のドラマを見守るのみ。

そして、ゲームの結末…これもテイストからすれば必然。
何ぞ、スゲーDVD-BOXが発売される↑らしいんで、好きな人は要チェックですね。

投稿者:歌王投稿日:2009-07-04 08:08:52
【ネタバレ注意】

ストーリーなんて無いに等しく、最初から最後まで車が疾走してるだけ。なのに、なぜこんなに面白くてカッコイイのか。不思議としかいいようがない映画です。

確固たる目的があるわけでなく(一応ビジネスですが)、怒りでも復讐でもなく、コワルスキはひたすら走り続けます。暴走とはいっても一般人にそれほど迷惑かけるでもありません(痛い目見たのは警官や絡んできたバカども)。劇中にもあるけど「この程度じゃ犯罪にならん」と言われればそうかなあ、と思えるくらいの「おとなしい」暴走。ただまあそうやって大らかに見えるのは、舞台が広大な砂漠ってことも影響大なんだけど。

それでも、これは彼の人生を賭けた疾走。車に人生を重ねるアナクロニズムなんて今の若い人には理解できないだろうし実際馬鹿げてるけど、\'80年代くらいまでは確かにそういう情熱や衝動はあったんだよね。これって、見る人の世代によってずいぶん印象が違う映画なのかもしれないです。

これといってスタイリッシュな点も少なく、同年代の作品に感じる、げっぷが出るような\'70年代の空気も、やや薄め。でも逆にこうしたところが、本作にタイムレスな魅力を与えている感じはします。
ボビー・ギレスピーがモチーフにしたがるのも納得の、やっぱり傑作ですね。

投稿者:ろーかるひーろー投稿日:2009-05-31 01:15:04
今の時代だからこそこの映画が再び脚光を浴びてもいいのでは?
閉塞感に満ち満ちたこの時代。
アキバで本能のおもむくまま他者を連続殺傷なんて安易な道に身を任せるのではなく、
この主人公のように他者を傷付けることなく体制側からは違法行為と見なされ逃げながらもひたすら一本の道を目指し走り続ける。
それは逃走でありながら同時に精一杯の攻勢でもある。
虚無的な主人公には感情移入できにくいかもしれないがそれゆえ自分自身への安易な妥協を許さない姿勢が浮かび上がってくる。
結果的に自分自身をあの壁へぶつける事で彼の思いは成就する。
ぶつかる寸前のあの笑みは悟りにも繋がっていると思う。
あれは決して自殺ではない。
道の前に立ち塞がる壁に対して不敵な笑いを浮かべて逃げなかっただけなのだ。
それがどれだけ崇高な行為であり想いであるか。
別に本当に死を賭して行動しなくてもそれだけ不退転の想いがあればいいのだろうと思う。
そうすれば道は開ける。
少なくとも自分自身に対して道を開こうとした、立ち向かおうとした証明になり、さらに生き続けようとする糧になるだろう。
その証がこの映画のラスト、車が突っ込んだ後で「ノウバディ・ノウズ」の歌に乗せて行われる現場処理とそれを取り巻く野次馬の姿。
あの生気の失せた光景は主人公の虚無的に見えながら鋭い生き様と比べて何と「死んでいる」ことか。
主人公の一直線の生き方こそが充実していたとはっきり印象付けるダメ押しの場面だった。
本当にあの時代、色々な生き様をしていたあらゆる世代に突きつけられたクエスチョンが40年後近くの今になって普遍性を持って蘇ってきていると思う。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-11-15 05:38:02
この時代だからこそ成り立った作品。「イージーライダー」からの引用もあればラジオ局のある町は「Uターン」に引用されているなど、映像的には印象に残る物が(全裸の金髪貧乳ねーちゃんが一番)あるが、主人公を始めとするキャラ設定は漫画並み。ガソリンスタンドでかつて助けた女性に再会する所がご都合だった。
投稿者:ジーナ投稿日:2008-10-10 02:35:05
アメリカに対して全く土地勘がないのでイマイチ移動距離の長さは掴めませんでしたが、爆走する謎の男と追う警察にラジオのDJを絡めたあたりがユニークでしたね。
何も語らない主人公の口となり想いを語るDJと盲目のDJの目となる主人公の対比が素晴らしかったです。
主人公の過去や正体を少しずつ見せていくのも効果的だったし、移動の途中で出逢う人々との軽いエピソードも交えるなどロードムービーっぽさもあってGOOD
特に老人との交流が心に残る。
広大な土地に1本あるハイウェイを疾走する爽快感、道なき砂漠をひた走る迷走感・・・どちらも解放感があってスッキリしました。

重いんだけどアッサリしていて、暗いんだけど明るさもあって、馬鹿馬鹿しいんだけど切なくて・・・何とも不思議なテイストを持った作品ですね。

カーアクションの数々はスピード感もあり、かなりスリリング!
最近のCGを使ったアクションにはない工夫とリアルさがあります。

多くを語らない主人公のキャラ設定や警察の姿など、社会に未来に希望が無い・・・悪い意味ではなく、とても時代を感じる作品でした。
アメリカン・ニュー・シネマが好きな方には傑作と言える作品でしょうが、そうでない方にとってはこれといったストーリーがないので感情移入が難しい作風だと思います。
もしドラマ性を求めるのなら、ヴィゴ・モーテンセン主演のリメイク版?のほうが良いでしょう。
投稿者:ドクトルマンホー投稿日:2007-05-19 17:37:39
【ネタバレ注意】

1971年に見た。ニューシネマだったが、やはり 秀逸は最後に主人公が車止めブルドーザーに突っ込んでいくときに、小さくニャッと笑うワンシーンでしたね。あそこに尽きるでしょう。劇中の無常観みたいなものもすべて最後に集約されていたような気がしました。好きな映画でした。「ソルジャーボーイ」 と並んで。

投稿者:william投稿日:2007-03-06 02:42:57
別に何かすごいメッセージ性がある感じでは無いんだけど、ただひたすらに突っ走るコワルスキからは鬼気迫る狂気の様なものを感じ取る事が出来た。
「見ろ!俺の生き様を!」と言わんばかりに。
アメリカン・ニューシネマからははずす事の出来ない秀作。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2007-01-28 20:18:22
イージー・ライダーの車版って感じだが、こちらもなかなか格好良ろしい。
寡黙なバリー・ニューマンがいい雰囲気を作ってました。
音楽は個人的にかなり好みでした。デラボニがこんな所にいたとは驚いた。
投稿者:s-iko投稿日:2006-09-16 02:44:07
とても閑かな作品で、見ているうちに静謐でユラユラとした感覚に捕われるのですが、なんとも泣けます。

日々何かに追われてるような焦燥感に駆られている人は観るべきと思います。コワルスキーの焦燥と諦念があまりにも胸を打つ、ニューシネマの傑作。閉塞感とロックな衝動が全編細波のように張り巡らされていて…。

そのジリジリする感情の反復があるからこそ、最後の急調子なエンディングが切ないのでした。

移動することで、自己を刷新したい、そう願う気持ちの切迫感がロードムービー的情緒を最高に高めています。

そして、デラボニ初め、当時のロックミュージックが堪らない!
投稿者:龍勝利投稿日:2006-06-09 09:15:46
北米の荒野を爆走する白いダッジ・チャレンジャーが美しい。中学生の時に観たが、自分の映画人生を確かに変えてくれた一本。
投稿者:やんこら投稿日:2006-06-01 12:23:09
【ネタバレ注意】

主人公はむしろ厭世的で彼が何のために走っているのかは直接的には語られません。彼が世の中に何かを求めたわけでもなく、期待してもいないような気がします。
なんとなく途中から彼は死ぬのではないかと感じていましたが、それでも衝撃的ではありました。ただ、誰にも彼は止められなかった・・・。この事実がこの作品を傑作にしている要因でもあると思います。彼の死は自由を縛るものに負けなかったことの証明なんでしょうね。

投稿者:tojyohideki2投稿日:2005-10-15 22:58:44
「バニシング・ポイント」は、映画雑誌「スクリーン」で、1972年度のベスト1に選ばれたそうです。その後に夜9時からテレビで放送しました。私の記憶では、東北新社の吹き替えで、新聞のテレビ欄には「時速300キロでブルドーザーに激突」とか書かれていた。その後、テレビで何回か放送された。確か、完全ノーカット版の映画ソフトは、まだ日本にはないです。完全ノーカット版は二十数年前に一度だけ、日本のとある映画館で上映されたことがあるそうです。
 
投稿者:fulcrum投稿日:2005-10-08 01:50:18
【ネタバレ注意】

7リッター400馬力超のV8を積んだダッジ・チャレンジャーR/T(中古。ただし高年式)を駆って、どこまでも走る走る。この車、たしか配達する商品のはずだが、こんな乱暴に乗っちゃってどうよ? 俺がオーナーなら、無事に着いたとしてもちょっと泣きたくなるよ。

俺は欧州車や日本車が好きでうすらバカでかいアメ車が嫌いなんだけど、本作を見るとなぜアメ車はああも大きいのかがちょっとわかる気がする。要するに、あの大地の大きさを受け止めるにはこのくらい車もでかくないとダメなのだ。日本では7リッターなんてバカしか乗らないが、本作で見るように、砂漠の道を疾走するチャレンジャーはむしろ点のように小さく、7リッターでも足りないくらいだ。

その昔、イギリスや大陸から自由を求めて渡ってきた人たちの国・アメリカ。先祖たちは西へ西へと自由を求めて馬車で進んだ。コワルスキもデンバーから西海岸へと疾走する。単純でいい。画面にはいつも地平線をバックにしたコワルスキかチャレンジャーが映ってる。これも単純でいい。走る理由はわからない。なんとなく感じるけど、わからない。わからないけど、素敵な映画だ。せせこましい車が好きな極東住まいの俺ですら好きなんだから、アメリカ人にはこれが理想なんだろう、きっと。

投稿者:SoH投稿日:2005-03-15 22:54:20
【ネタバレ注意】

歌曲に合わせ、車が荒野を疾走。なんだろう。「イージーライダー」と同じで、この作品もそれだけで観ていられる良さがあるよ。それに、今回観てみて、改めて主人公に惚れた。主人公コワルスキー(バリー・ニューマン)に、納品する車を大切に扱ってる様子はない。警察連中を煙に撒いて、「ひゅ〜。ざまーみろー!」と楽しんでる様子もない。「午後3時にカリフォルニアに着かないといけないんだ!」といった、意地「だけ」で走ってる様子もない。しかし、彼の目には光というか、ものすごい信念が宿ってる。すでにコワルスキーは「反権力の象徴」として、かなり神々しい存在なんだよね。時折インサートされる彼の過去は「夢の挫折」「警察の腐敗」「戦争の傷跡」「恋人の死」などを、妙に無情感を漂よわせたものばかりで印象的。そういった漠然とした、コワルスキーの心の底で燻っていた「怒り(とも違うか?)」が、走っている内に、一気に噴き出した、そんな作品ではなかろうか。「漠然とした怒り(燻り)」というものは多くの人が抱えてる感情なので、だからこそ、この作品は世界各国未だに愛し続けられているのだと感じた。さらにいえば、ドラッグやヒッピーなど、興味深い当時の風俗描写や、(主人公が「反権力・反体制の象徴」となってしまう点などは、「イージー・ライダー」と同じなんだけど)「崇高なまでにかっこいい男の生き様」というものも感じさせてくれるのがまたいい。ラストのコワルスキーのちょっと硬い笑顔、やっぱり堪らない。「男ってのは、出来る限りのことをやったら、死んだっていいんだぜ」と、そんな声が聞こえてくる。もう涙が出てくるほど、かっこいい。正に「魂」の映画。観様によっては「ただ走ってる迷惑野郎じゃん」とかいわれそうだけど、俺は好きだ!え〜、それから今回、結末を知って観たもんだから、コワルスキーがよく登場人物にいう「また会おう」の言葉が胸に響いてきた。グッとくるよ、これがまた。

投稿者:nehane215投稿日:2004-07-23 14:12:58
うむ、確かに…。
VPには中毒性がある。
アメリカン・ニュー・シネマ症候群とも言えるか。
投稿者:ファルド投稿日:2004-06-26 22:21:23
原野を疾走する暴走車と迫力あるカーチェイスをロードムービー風に楽しめる作品ですね。個人的には全裸でバイクに乗って登場したヌード・ライダーもGOODでした。
投稿者:二人の時は犬と呼べ投稿日:2004-06-20 05:00:59
観終わると「死んでもいいかなぁ〜」って気分にさせる映画のヘロイン。
しかもすごい中毒性。もうワンシーンづつがフラッシュバックしちゃう。
FREE THE VIPER!とかもうディレイでヴォコーダーでループしまくり。
DJの粋なMCとBGMと本気男汁100%分泌のガチンコカーチェイス!
砂漠に逃げ込んだ時、車輪が描く大地への軌跡と照りつける輝く青空!
遠ざかるダッジチャレンジャーの真っ白な尻とどこまでも真っ直ぐな道!
そしてなによりコワルスキーのあのかっこよさ!渋さ!憂いさ!ああッ!!
女にはわかるめぇ!っていうかわかるな!わからないで!わからないでください!
これは男のロマンなんだよ!そうです私は自分の檻からでれないんです。
これが観れる時代に生まれてよかった!…死にたくなるけど。
投稿者:ASH投稿日:2004-01-20 00:27:31
ここ最近のDVDプレイヤーのヘビーローテーション。タダでもらえるあのキャンペーンでGETね!
投稿者:トレマー図投稿日:2003-06-06 17:11:59
なんとなく観た印象が『続激突・カージャック』に似ている。バリーニューマンがかっこよかった。
投稿者:幻巌堂投稿日:2003-05-01 22:22:28
逃走途中で道路沿いに登場するメディスンショー的集団の中心はデラニー&ボニー。さらにリタ・クーリッジも。もう、たまりませんわ。また、ラストを締めくくる「Nobody Knows」を歌うのはデイヴ・エリクスンとキム・カーンズ(当時はおしどりコンビでした)。
巷ではアメリカンニューシネマとして語られるが、監督のサラフィアンはこの前に英国で感動的な小品「野にかける白い馬のように」を撮ってアメリカにやって来た人。とにかく巻頭からラストまで無駄がない。それでいてとてつもなく空しさが漂うラスト。バリー・ニューマンもクリーボン・リトル(この人には「ブレイジング・サドル」もあるが)も、この1作で輝きつくした感じがする。
DVDの発売もう狂喜乱舞の喜びです。
投稿者:リEガン投稿日:2002-12-03 09:40:13
嬉しい!ついにDVDがリリースされるそうで、大喜びです。初公開時に見て以来、名画座やTV放映をあさって見ていたものの、最近はずいぶんとご無沙汰でした。20世紀FOXさん、ありがとう。宝物にします。
投稿者:ユウティエン投稿日:2001-05-23 13:29:15
確か中学2年生の時、確か福岡の朝日会館で、「新猿の惑星」を観に行ったらその併映作でした。「新猿」も面白かったのですが、何よりこれまでに感じたことのない気持ちにさせられて、もう一度観て帰りました。もちろんカーチェイスも凄いのですが・・・それよりもこの作品で映画に対する思いが変わり、子供から大人に成長させてもらったような奥行きの深い傑作です。
投稿者:アンダルシア投稿日:2001-05-18 01:06:15
この映画、特に賞を取っているわけでも、特別話題になったわけでもないが、カーチェイス映画の中では、重要な位置をしめると思う。
カーチェイスで古い映画ではブリットが有名だが、これは刑事物の一部として派手な爆破場面があった。
バニシングポイントは、その後に創られているが、全然タイプが違う。いわゆるロードムービィに近く、全篇つっぱしっている。ただし、人間を描いているので、作品に深みがある。男の孤独を描き、アメリカ社会の問題点などもさりげなくいれてある。カーチェイスは、秀逸で芸術的でさえある。
この映画の後に、バニシング・・・と題名のつく映画が何本か創られており影響の大きさを感じる。60セカンズの元の映画であるバニシングIN60もそのひとつだ。ただどれもカーチェイスに重点がおかれ、人間が描ききれていない点で物足りない。バニシングポイントは、ネット上に主人公のコワルスキーのマニア?のホームページさえある。渋い映画だ。
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