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居酒屋(1956)

GERVAISE

メディア映画
上映時間102分
製作国フランス
公開情報劇場公開(東和)
初公開年月1956/10/18
ジャンルドラマ
居酒屋 Blu-ray
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 3,200
USED価格:¥ 2,560
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【解説】
 自然主義文学の傑作といわれるエミール・ゾラの小説を、クレマンが忠実に映画化。19世紀の半ばのパリの裏町、主人公ジェルヴェーズ(M・シェル)は内縁の夫に裏切られ、屋根職人と所帯を持つ。しかしその後、彼は事故に遭い、家計は彼女が洗濯屋の仕事で支えることになる。アル中となった亭主は先夫を同居させ、二人のヨリが戻っても平静に見えたが、その実すでに発狂していた。先夫は相変わらずの浮気者で、愛人に妻の店を乗っ取らせ菓子店に変えてしまう。ジェルヴェーズはもはや、ひとり、居酒屋で呑んだくれるしかない。おりしも、最愛の娘ナナが、不良たちに誘われるまま駆け出していく……。時代風俗の再現は見事だが、映画的なふくらみに欠け、陰惨な物語をただ映像化した感は拭えない。G・オーリックの音楽が印象的。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
546 9.20
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-01-14 11:13:28
貧しく健気な洗濯女をマリア・シェルが好演している。パリの下町の雰囲気を監督のルネ・クレマンと撮影のロベ−ル・ジェイヤ−ルは克明に再現しているように思える。その健気な女が男運のなさの故に没落して行くドラマはリアルであるだけに救いがなくて余り後味の良いモノではなかった。唯一面白かったのが、冒頭の洗濯場の場面でのジェルベ−ズとヴィルジニイ(ドレ−ル)とのすさまじ格闘シ−ンであった。女の格闘シ−ンとしては「砂塵」のマレ−ネ・デイトリヒとウナ・マ−ケル、「幕末太陽傳」の南田洋子と左幸子のそれに匹敵するハチャメチャさで、ワタクシとしてはこれらを世界映画史上の三大女性格闘シ−ンと認定したいと思っている。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:TNO投稿日:2009-10-29 22:03:30
【ネタバレ注意】

足は悪いが、気が強く男にも事欠かない生命力の強い女性が、最後には、男達に翻弄され、息子や最愛の恋人にも見放され廃人と化してしまう悲惨な物語。この女に何故3人もの男が寄ってくるのか、不思議だ。息子2人と娘一人は、その後原作者ゾラの別の小説の主人公になるそうだが、女の子は、最後のシーンで、その片鱗を見せ、リボンをタダでせしめて、それを首に巻いて男の子を群がらせるという、強かさを見せている。次男は、最初に登場するのだが、途中でいなくなっていて、叔父の家に養子に出したという台詞で事情がわかる。元夫が、女性の店の居候となるが、店を他人に売却した後も、同じ場所で居候を続けているのも、面白い。

投稿者:黒津 明二郎投稿日:2007-10-20 16:14:07
正攻法で描いた文芸ドラマだが、それだけの映画だ。
それでも、泥にまみれ洗濯水が流れている不潔そうな石畳など、丹念に描かれた生活描写は一見の価値あり。特に大勢の人たちで狭苦しい店内で開かれるパーティーのシーンは、本作のハイライトだろう。
演技陣。マリアは確かに‘ブリッ子‘演技なわけだが、それがまた魅力的でもある。また、ペリエもいい。
投稿者:Ikeda投稿日:2006-06-23 15:22:34
ランチェ(アルマン・メストラル)、クポー(フランソワ・ペリエ)、グジェ(ジャック・アルダン)三人の男の間でさまようジェルヴェーズを演じるマリア・シェルが、多少ミスキャスト気味ですが良い演技です。ただそれ以上にヴィルジニイ役シュジ・ドレールが意地悪く抜け目のない悪女を演じて名演だと思いました。
古いパリの様子が描かれてカメラが素晴らしく、古いフランス映画を思わせるクレマンの演出が良いです。ペリエ以下の男優については皆好演ですが、この映画については、あまり主体性のない役割なので、何故そういう風に行動するのかが解りにくいです。
最初の洗濯場での喧嘩のシーンも凄いですが、パーティーのシーンが非常に良くて、この辺からストーリーが深まっています。ラストにかけて、他人には解らない女性の苦悩が滲み出ている所に演出、演技の良さがあります。
ゾラの出世作と言われる小説なので何度も映画化されているようですが、クレマンはうまく処理していると思います。ナナ(シャンタル・ゴッジ)が可愛いくて、ラストにも出てきますが、これはゾラがこの小説の続編として「ナナ」を書いていて、その映画もいくつかあるために強調したのだと思います
投稿者:ムタト投稿日:2004-07-04 15:57:42
フランス自然主義文学の創始者であるエミール・ゾラの有名な原作小説を、ルネ・クレマン監督がほ ぼ忠実に映画化した作品。 残念ながら私は原作を読んでいませんが、産業革命が進むフランスに生 まれた労働者階級の陰惨な生活模様を活写して、自然主義を体現したと言われる原作の世界を、こ の作品は完璧なまでに見事に映像化していて、各国で高い評価を得たのは当然のことだと思います。(以下、↓)
http://www11.plala.or.jp/kunihiro/cinema/page170.html
投稿者:ルミちゃん投稿日:2001-08-25 15:04:59
私、パアのルミちゃん.この映画の主人公パアみたいだから、私にも分かりそう.書いちゃおうと思ったの.
うーん、だけど分からない.グージェ、この人はパアじゃないものね.こう言うの、困るな.
「自尊心がそうさせるのだと思った」ルーブルでジェルヴェーズはグージェをこう思うのね.
ジェルヴェーズがなぜグージェを好きになったかというと、この言葉にありそう.
反対に、なぜグージェはジェルヴェーズの前から去ったかというと、ジェルヴェーズが一生憎むべき前夫、ランチェに抱かれたから.つまり、この時ジェルヴェーズは、自尊心を失ってしまったと言える.
自尊心とはどの様なものか.それを互いに見出せば好きになり、それを失うと嫌いになる、愛を失うということなのか.
ジェルヴェーズがランチェに抱かれるのは、一見自然な成り行きに思え無くもないけど、自尊心っていとも簡単に、自ら失ってしまうものなんだ.
自尊心とは、理想を追い求める素直な心なのだ、クレマンはこう言っていると、書き加えておこう.
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この映画は、ゾラの原作の居酒屋とは、全く無縁な作品と考えても差し支えありません.少なくとも原作を忠実に再現した映画でないことは、誰にでも分かることですね.
『労働者に実態に光を当て、その教育の必要性を説くことを業とする』これはゾラ自身が居酒屋の冒頭で言っていることであり、これはゾラの時代でこそ意味あることなのですが、クレマンが映画化した時代には全く無意味、当然、クレマンは自分の目的のために、原作とは似て非なるほどに脚色しています.
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 外国語映画賞 
■ 女優賞マリア・シェル 
 ■ 国際映画評論家連盟賞ルネ・クレマン 
■ 外国映画賞 
■ 作品賞(総合) 
 ■ 男優賞(国外)フランソワ・ペリエ 
 □ 女優賞(国外)マリア・シェル 
■ 外国作品賞 
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