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ハムレット(1948)

HAMLET

メディア映画
上映時間153分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(BCFC=NCC)
初公開年月1949/09/10
リバイバル→IP-76.5→IP-80.12
ジャンル文芸/ドラマ/歴史劇
世紀の名優ローレンス・オリビエがシェークスピア文学の最高峰に 情熱のすべてをかけて挑んだ不朽の名作!(リバイバル時)
ハムレット [Blu-ray]
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【解説】
 「ヘンリィ五世」の成功に続いてL・オリヴィエが作り上げたシェークスピア映画の2作目。カラー撮影で歴史絵巻の様な華麗さを持っていた前作に対し、今回はモノクロによる銅板画のような渋みを持った撮影で、ハムレットの悲劇を真正面から描いている。ロジャー・ファーズによるエルシノア城のセットが見事で、オフィーリアの水死する小川の畔を除く全てのシーンが、この城内で撮影された。その巨大で薄暗い空間がハムレットの心象世界を浮き彫りにし、映画のムードを盛り上げるのに一役買っている。カメラワークも華麗で特に“生か死か”の場面でのめまいを起こしているかの様なパンがハムレットの動揺を表すのに大きな効果を上げている。又、オフィーリア役のJ・シモンズの初々しい演技も印象的で、彼女はこの役によりヴェネチア映画祭で女優賞を獲得した。
<allcinema>
評価
【関連作品】
ヘンリィ五世(1945)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
541 8.20
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【ユーザーコメント】
投稿者:北村もとい投稿日:2019-02-16 09:04:51
ローレンス・オリヴィエが監督主演を務めてアカデミー作品賞を受賞したハムレットの映画化作品の金字塔と言える作品。
ほぼ城内での舞台劇のような閉鎖空間のなか、150分とかなり長いが、オリビエのセックスピストルズのジョニーロットンがステージングの参考にしたと言われるテンションの高い台詞回しの舞台劇的演技と、当時のオーソンウェルズばりの凝ったダイナミックなカメラワークを駆使した幻想的演出が相まって、最後まで緊張感が途切れないのは見事だ。
投稿者:sachi823投稿日:2013-08-13 19:27:53
「生きるべきか、死ぬべきか」
オリヴィエのハムレットはまさに
絶品でありました。誰もが賞賛する
作品でありながら理解するのには相当の
格闘と教養が必要であることを
再認識した次第で、正直
睡魔に襲われる部分もありました。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-04-22 12:49:32
そもそもシェ−クスピア原作のドラマの意図がよく分からない。父親の亡霊に悩まされて支離滅裂となるこのハムレットなる青年にどうにも同情出来ないのだ。クロ−デイアスがハムレットの疑いどおり兄を殺して王座を簒奪したのであったなら、早めにハムレットなどは殺してしまえば良いので、そんな思いで見ているのでクライマックスに至るまでのゴチャゴチャした展開が耐えられなかった。そんな訳で、オフィーリア役のシモンズがヴェネチア映画祭で女優賞を獲得したというが、ちっとも哀れでも美しくも思えず、従って入水するシ−ンにも同情出来なかった。漸くクライマックスの剣劇シ−ンに至ってワクワクさせてもらったが、実に長くて退屈な映画であった。だが、セットと撮影はさすがに素晴らしかった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:bond投稿日:2013-02-25 08:33:13
重厚かつ品性正しく、作られている。詩的セリフが多いがわかりやすい。ピーター・カッシングがちょい役で出てたのが嬉しい。
投稿者:gapper投稿日:2011-09-04 01:54:19
 ローレンス・オリヴィエ監督主演作品。

 力の入った作品で特に前1/3は、映像表現も素晴らしい。
 やはりローレンス・オリヴィエのハムレットとジーン・シモンズのオフェーリアが目を引くが、それだけでなく皆が上手くさすがイギリス映画のシェークスピアと言った感じだ。

 有名な”生きるべきか死すべきか”や”オフェーリア尼寺へ行け”の台詞部分も緊張感があり見所となっている。
 前者では、映像表現が秀逸で後者では、演技が注目される。
 ちなみに”尼寺”は当時売春が行われていて、”売春婦になれ”という意味だと解釈する研究者も居るそうだ。

 ハマー・プロの作品でおなじみのピーター・カッシングが、終盤の決闘の王側の審判として出てくる。
 陽気で王の腰巾着風のキャラを短い時間で上手く演じている。
 もう一人のハマー・プロのおなじみの役者のクリストファー・リーは、Spear Carrier となっていてこれは槍持ちではなく端役のことらしいが確認できなかった。
 bit part と extra の中間に当たるのではと思われる。

 文芸物も舞台を思わせる演出もあまり好まないのだが、それでも興味を引かれ楽しめたというのは名作と言ってよい作品だからだろう。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2010-02-17 15:22:52
ハムレットが叔父に王殺しの場面を芝居で再現してみせるシーンで、クローズアップの代わりにドリーショットを使ったり、彼が母の寝室で父王の亡霊に話し掛ける時のカメラアングルには違和感があった。この時のオリヴィエの髪型と衣装がスティングを連想する。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-23 16:48:03
ウィリアム・ウォルトン
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2009-03-29 19:21:35
【ネタバレ注意】

が、この話が「悲劇」だというなら、それはオフィーリアに尽きますね。あの父親も(間抜けな死に方だけど)何か好感の持てるキャラクターです。そして何かトロそうだけどピュアで可愛いオフィーリアの唄は実に美しい。

偉大な国王が殺害される、王子が毒剣に傷ついて死ぬ、王妃が王の弟のものになって最期は毒杯の酒を飲む…悲劇っちゃー悲劇なんだが、これは王妃を死なす気はなかったにせよ国王の座と后を手に入れる為の、そしてその地位を守る為の邪悪な殺人に過ぎない訳で…史上最大の劇作家にケチを付ける訳じゃないが。
勿論、そんな犯罪がなかったら、そのままハムレット王子は王位を継承出来たのに可哀想…なのかもだが、「悲劇」ってのとは違うような。真相を知らずに馬鹿みたいにそのまま暮らしていれば王位を継承出来たのに…って意味では「悲劇」かもですが…逆に己の父親を殺害した人間を馬鹿みたいに国王、父上様って慕って生きるってのも「悲劇」なような。

まぁでも詩的な独白やら語りかけのオンパレードですね。
鶏が邪悪な霊を払いのける勇者であったとは…
役者達はオーバーアクティング…ってか正に舞台の役者と化してます。
オープニングのシーン〜城を突き抜けてゆくカメラ、小川を流れるオフィーリア…いや映画的に引き込むものが有ります。

投稿者:o.o投稿日:2007-07-30 00:54:33
格調高く折り目正しい映画という印象です。非常にクオリティの高い作品だということは自分なりに分かるつもりなのですが、何と言うかこう、映画というより立派な舞台を姿勢を正して見せられているような窮屈さというか息苦しさを感じてしまったのも事実です。きっと自分が格調高くないからでしょうが。

行くところ常に壁や柱が立ち塞がっているような映像が、この出口無しの悲劇によく合っていたと思います。ハムレットが、暗殺を再現した劇を王に見せ、カメラが観客の背後をゆっくりと左右に動きながら、劇を演じる俳優と、王の動揺と、その動揺が観客の間に伝播していく様子を映し出していき、ついに王が「明かりを!」と叫んで走り出し、息詰る緊張から一転して大混乱へと移行する場面が強く印象に残りました。

主演のローレンス・オリヴィエが、歌手のスティングに似ていると思うのは気のせいでしょうか。
投稿者:靴下投稿日:2004-09-25 12:23:00
ローゼンクランツとギルデンスターンをキレイさっぱりカットして、個人としてのハムレットに焦点が当たっている。私としては皇子という立場からハムレットがあまり描かれていない事に少々不満を感じるが、ガートルードに対するハムレットのオイディプス・コンプレックスがしっかりと描かれていて、当時流行していたフロイトの影響が窺える。

投稿者:Ikeda投稿日:2003-02-11 14:36:33
戯曲を映画化したものとしては、最高作品の一つです。ファースト・タイトルが出る前に鐘守が12時の鐘を鳴らす所から、エルシノァ城内の階段を昇って行くカメラの動きに何かしらを感じさせます。全編を通じてカメラの自由奔放な動き、ローレンス・オリヴィエの名演技、並びに演出、ジーン・シモンズのうまさで、素晴らしい映画になっています。

ハムレット先王の幽霊が出るあたり、下手をすると下らない映画の様になりそうな所もオリヴィエは演技の力でこなしています。オリヴィエが気狂いを装う所と、シモンズが気が狂ふ所は負けず劣らずで、優劣は決めがたいです。この時シモンズが歌ふ唄が印象的でした。そして、有名な「To be or not to be」の独白の所は最高です。ハムレットの銀髪が眼下の荒狂う海にとけこみ、暗然と躍動していると、パッと明るくなり、ハムレットの仰角撮影となる。そしてハムレットの自殺決心はゆらぎ、剣は海に落ちてしまう。ジーン・シモンズが気が狂って、花を取ろうとして川に落ち、そのまま流れて、消えて行く彼女の唄声は、すばらしく綺麗で、悲劇的なお伽の世界に住んでいる様な感じを与えます。この辺は、まったく演出の極致と言ふべきでしょう。

脇役の中で、オフェリアの兄になるテレンス・モーガンに好感を持ちましたが、王妃になるアイリ−ン・ハーリーは、いささかミスキャストでした。演技は悪くないのですが、オリヴィエのハムレットに対して若すぎるのが、気になりました。

投稿者:クロマツ投稿日:2001-01-15 19:05:54
シェイクスピアものでは、やっぱりトップクラス(上回るのは黒澤ぐらい)だ。オフィーリア役がすばらしく、これが作品をより立派なものにしている。もちろんオリヴィエが好演しているのはいうまでもない。これをこえるシェイクスピアものは出てくるのか? 「恋に落ちたシェイクスピア」は最高によかったけど……。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 作品賞 
 ■ 主演男優賞ローレンス・オリヴィエ 
 □ 助演女優賞ジーン・シモンズ 
 □ 監督賞ローレンス・オリヴィエ 
 □ 劇・喜劇映画音楽賞ウィリアム・ウォルトン 
 ■ 美術(監督)賞Roger K.Furse白黒
 ■ 美術(装置)賞/白黒Carmen Dillon 
 ■ 衣装デザイン賞(白黒)Roger K.Furse 
■ グランプリローレンス・オリヴィエ 
 ■ 女優賞ジーン・シモンズ 
 ■ 撮影賞デスモンド・ディキンソン 
 ■ イタリア批評家賞 
■ 男優賞ローレンス・オリヴィエ 
■ 外国映画賞 
 ■ 男優賞ローレンス・オリヴィエ 
■ 作品賞(総合) 
 □ 作品賞(国内) 
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