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バリー・リンドン(1975)

BARRY LYNDON

メディア映画
上映時間186分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(WB)
初公開年月1976/07/03
ジャンルドラマ/歴史劇
《風雲児》バリーの華麗なる愛と冒険の大ロマン!
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【解説】
 キューブリックほど文学の映像化に長けた作家もいなかろう。すべて原作に基きながら、それを読んで得られるイメージを遥かに凌駕したものを、彼の映画は突きつける。本作などその最たるもの。サッカレーのピカレスク・ロマンが原作だが、その写実主義を的確に具現化しながら、より19世紀的な(それも抑制された)ロマンチシズムを醸し、更に20世紀の意識の流れ的表現にまで昇華させる、演出、撮影、編集の三位一体に陶然とさせられる(加えて、古典曲の頭脳的な使用も特筆に価する)。ナイーヴだが人好きのするアイルランド青年が、英国貴族として生きようと決意、迅速な日和見主義で成り上がる話だが、でくの坊役者オニールの没個性を逆手に取り、主人公のうすぼんやりした気性を巧妙に表現したのにも感心させられる。そして語り尽くされた名手J・オルコットのローソク光のみの室内撮影はやはり凄い。“頭は醒めているのに肉体は疼く”といった官能を、こうまで描けた映画はあるまい。
<allcinema>
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]A時計じかけのオレンジ (1971)
[002]Aシャイニング (1980)
[003]A大人は判ってくれない (1959)
[004]A2001年宇宙の旅 (1968)
[005]Aタンポポ (1985)
[006]Aモダン・タイムス (1936)
[007]Aアイズ ワイド シャット (1999)
[008]A転校生 (1982)
[009]Aチャイナタウン (1974)
[010]A父親たちの星条旗 (2006)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
22162 7.36
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【ユーザーコメント】
投稿者:カール犬投稿日:2017-04-17 20:24:13
未来永劫ライアン・オニールの魅力なんておわかりにならないし、
好意的になれる要素なんてひとっっカケラも思い浮かばないけど。
でもこの映画すごいなーと思ったのは、
全身からにじみでる意志の弱さ男気のなさボンクラさ、
(縁もゆかりもないのにこきおろす単語はポンポン出るな...)
そんな何ひとつ頼りにならない鈍そうな素材をトータルで見透かして
この役に配置したキューブリックがすごい。
そしてキューブリックの映画でも群を抜くような美しきこの作品の主役が
まさかのライアン・オニール、、、
映画というのはなかなかにいたずらなりね。。
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-08-27 20:53:57
初めて見た時(10年前ほど)はよく分からなかったが、今観るとまた違って観れるのかなぁ
投稿者:ベン・ショックリー投稿日:2014-05-04 18:49:37
1シーンがいちいち絵画的で素晴らしい!
投稿者:UFO投稿日:2013-11-03 22:37:19
大好きな作品。
投稿者:sachi823投稿日:2013-05-05 21:31:08
この映画が公開された頃、このアイルランド人の原作を
知る人はほとんどいなかったように記憶しています。
よくこの作品を「絵画のよう」といいますが、
キューブリックの映像へのこだわりは尋常ではなく、
本作の映像のクオリティの高さには驚かさせられます。
主人公は悲惨な運命を辿りますが、かの大帝国では、
1人のアイルランド人の存在など
取るに足らぬものであったということで
作品全体に厭世的な趣が感じられます。
このような凝った作品にありがちで、
後半少しだれて勢いがなくなるように感じましたが、
愛息の死で再び映画は息を吹き返したように思います。
完全主義者キューブリックの作品の中でも、
見応えと完成度の高さにおいて
上位に位置する作品であると思います。
投稿者:jb投稿日:2012-08-01 07:31:47
好きな作品。
投稿者:こじか投稿日:2010-04-01 02:07:10
【ネタバレ注意】

贅沢!!
全編びっしりこんなにもキューブリックを堪能できる3時間!!!
まさに至福の時と言えましょう。

楽曲の数々は、キューブリックが時代考証を
振り切って使用したのも頷ける選曲&挿入。

川で戯れる二人の服をバリーが拝借する場面…、
どこまでこんなにセンスがいいのだろう。

投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 14:44:15
レナード・ローゼンマン
投稿者:クリモフ投稿日:2008-10-17 01:28:29
キューブリックの作品って?となったら絶対最初に出てこない作品。とはいうもののこれがなかなか面白い。一人の男に焦点を当てた一大抒情詩。個人的にはアマデウスに匹敵するんですけどねぇ。キューブリックに対する世間のイメージと差があるからなんでしょうかね、普通に大河ドラマとしてみたら名作でしょう。
映像の美しさは鳥肌モノです。総てのカットが絵画的な美しさにあふれている。隊列を組んで行進する軍隊など印象的なシーンも多い。他の作品にあるような狂気やブラックさは減退していますが、それを補ってあまりある映画的な流れがあると思います。正統派な映画も撮れるんだね。三時間飽きない。
投稿者:ミッチェル五郎投稿日:2007-03-21 12:06:06
凄まじい映像美、けど長かった…
投稿者:bond投稿日:2007-01-10 09:33:08
しっかりとした存在感ある画面にマッチした進行、いつもながらキューブリックには感嘆する。ライアン・オニールのやや無表情な腹の底の見えない演技もバッチリ合っている。でも何故、気高い青年が傲慢になってしまったのか、シュバリエはどうなったのか気になる。とにかく3時間を感じさせない重厚な映画。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2006-12-31 08:25:05
この映画はキューブリック作品の中でも特に撮影が素晴らしい。
オープニングからエンディングまでまるで絵画のような美しさで物語が進む。
元々面白い話でもあるので、3時間があっという間だった。
投稿者:ローランド投稿日:2006-06-05 23:51:58
  レーザーディスクの頃から何度も観ていながら、DVDになってディスクをひっくり返したり入れ替えたりしなくてすむようになってからは暇さえあればというほどに鑑賞している大好きな映画でして、三時間を超えるものをよく暇があるものだって思われるかもしれないけど、通して観ていなくて途中で何かほかの事をやっていても、目を上げればいつでも最上の画面とサウンドがあるっていうことなんです。  

  大好きという割にはいい加減な観賞をやっているみたいだけど、キューブリックはそういう鑑賞の仕方も考慮していたのではないかと思えるのくらいに視覚聴覚ともに密度濃く、どこを切り取っても最上の場面の三時間で、付けホクロが流行っていた当時にしても、わざわざ目立つようにした顔の大きなホクロがあったり無かったり位置が違っていたりするのは、つじつま合わせやストーリーを追いかけたりしないで鑑賞しなさいという暗示ではないのかなって思ったくらいです。  

  青紫の光の差し込む部屋でレディー・リンドンが書類にサインを している絵の美しさ、同じく青紫の光が窓から差すなかで鳩の鳴き声とテンパニーやコントラバスの低音が印象的なサウンドを背景に行われる納屋での決闘のシーンなどなど、構図などを考え抜いた出来のよい絵画のような画面と、ヘンデルの「サラバンド」が何度も何度も形を変えて場面場面に効果的な使い方がされている猜垓吻瓩箸いΔ發里僚斗彑を思い知らされる音楽が一緒になって醸し出す、映画ならではの、めくるめくような世界の連続です。 この映画の評価が低いってことで、評論家といわれる人たちがいかにいい加減なものか、または感受性が鈍いのかな?だなんて思いがしていたのだけど、絵画と音楽をどれだけ好むかってことが評価の分かれ目なのかなって気も。 
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2006-05-21 20:41:19
【ネタバレ注意】

ヘンデルの「Harpsichord Suite in D-, HWV.437 〜Sarabande」が全編に流れ、これはもう絶対ハッピーエンドじゃないよね。
欲とプライド、打算に愛、喜びと悲しみ…それらに基づく全ての行為も今は昔…って歴史の一片を切り取ったようなドラマ〜面白いけど長い。

偉そうに貴族って既得権益を振りかざして寄生虫呼ばわりは片腹痛し〜貴族の子供は何の仕事をしてるっての? …なんだが、あの牧師も、勿論、バリーも、寄生虫's寄生虫してるって事でまぁ“呼ばわり”もある意味正しいって事かも。
大事なのはレディー・リンドンが彼を愛している…って事。それで彼の全ては正当である、といえるね。…けど、自分で働いて貯めたものでもない金を彼が使うのを、あの子供は許せない訳、と。
地面に向けて拳銃を撃つバリー。片や、あの子供が正義の名の下に行う行為は実に最低に思えるね。
従妹を金持ちに取られそうになって決闘、追剥ぎ、軍隊、脱走、また軍隊、スパイ、出国、賭博師、玉の輿、子供誕生、子供逝去、また決闘…波乱の人生に虚しく幕が引かれる…あの子供が屋敷に乗り込んでくる時の絵といい、映像は実に絵画してるってのは、いうまでもないが。〜関係ないが夫が戦争に行って留守な奥さんとの出会い…おいし過ぎ。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2006-05-09 20:05:43
【ネタバレ注意】

キューブリックって実は泣けるシーンを撮るのも上手い人で、「突撃」での酒場の女性(のちのキューブリック夫人)の歌に聞き入る兵士達のショットや、本作の中での、死のうとしている我が子にせがまれて、自分の軍隊時代の武勇伝(殆ど嘘)を泣きながら語って聞かせるバリーの顔が、シンプルかつストレートな演出の効果で、号泣はしないまでも、観てて堪らない気持ちにさせられた。

投稿者:カンナ投稿日:2005-11-23 01:12:08
二枚目でもなく、演技がうまいわけでもないライアン・オニールが主演なのが、そもそも失敗なのでは。マリサ・ベレンソンの美しさも人工的で内面から出る魅力が全くないし。
クラシックを使った音楽もサントラだけ聴くといいのに、映画の中では効果的に使われてない。
投稿者:藤本周平。投稿日:2005-10-21 17:09:14
今まで観た映画の中で5本の指に入ります。
投稿者:ガンツ投稿日:2005-09-29 17:58:14
キューブリックの作品の中ではエロ度が足りない作品。
投稿者:shuuhei投稿日:2005-07-06 23:01:31
現代を生きる若者に観てもらいたい。っといったそんな映画でした。まあこれは失敗例に過ぎないのですが・・・
投稿者:さち投稿日:2005-05-09 12:12:28
素晴らしい
投稿者:SoH投稿日:2005-03-15 22:29:20
のっけから始まる「私のリボンはどこでしょう」ゲームから、主人公バリーのどこか気弱さを感じさせる個性が描かれていて、面白かった。そういった弱さと、しっかりした意志を併せ持ったバリーのキャラは、「貴族」というものを娯楽度を保ちつつ観客に伝えるには最適かも。彼が運と才気と人柄で、盛衰を極めた人生を歩む姿は見応え充分。でもやっぱりキャラの心情に大した興味を抱かないスタンリー・キューブリック監督作なため、波乱万丈な物語の割に、妙に淡々とした印象を与えてしまう(即物的なナレーションがその淡々さに拍車を駆ける)。しかし、そのせいで作品が詰まらなくなったかといえば、決してそうじゃない点がすごい。キューブリックの対象を突き放した視線は、18世紀貴族の虚栄を冷酷に抉り出してるから。それから役者の立ち振る舞いと喋り方、セット、ロケ地、衣装、小道具、その他風俗描写などに監督の徹底ぶりが窺えて、本当に「ああ、18世紀ってこんなんだったのかもなー」と思わせてしまうだけの説得力が、この映画には満ちておりました。扇情的でありながらも、抑制効いてる音楽もなかなかいい味出してたし。あと、有名な「ろーそくの灯りだけでの室内撮影」に代表されるように、この映画、照明をあまり使ってない印象を受けた。自然光を活かした撮影はしっとりとしていて、すごく綺麗。おそらくキューブリックは下手に照明なんかに凝らず、「完全なる18世紀そのまま」を再現したかったんじゃなかろうか。これもまた「絵画のような美しさ」を持っているという意味で、芸術映画。ストーリー面でいえば、個人的には後半のバリーと実子、そしてバリーの義理の息子との関係がドロついてて好きだ。それから実子の死は、かなり居た堪れなくなった。バリーが次第に落ちていく様は、それなりにドラマチックね。ハーディ・クリューガーが出演してたのが嬉しい誤算。
投稿者:浄瑠璃2投稿日:2005-02-17 18:59:59
映画で感動した、ってよく言うけど、感動の深さには薄っぺらなものから、観たというより体験したに近く、その人の人生観すら変えうるものまで、さまざまなレベルがあるのだと、この映画を観るたびに思う。もちろん後者ね。感動したーっ!で有名な小泉さんは、好き、と挙げている人や作品がわかりやすくい二流のものばかりで(団十郎さん失礼!)、こういう人には、この映画のしみじみとした感銘は、一生縁がないのだろうなあ。まあ、だから政治家なのだとも言えるけど。
投稿者:アリエアー投稿日:2003-12-12 02:49:51
バリー・リンドンという、何の功名を立てたわけでもないはったり男の人生を、それはそれは大仰に振り返る3時間。
結局キューブリックがこれだけの労力を払って最も伝えたかったことは、“美しいものも酷いものも皆同じ。今はあの世”というラストのあっけない文章に集約できるのではないか。
完璧主義の裏にある、自作を突き放したこのクールさがたまらなく好きだ。
投稿者:バナナミルク投稿日:2003-01-25 04:25:47
 基本的にはナレーションによってストーリーを物語る手法なので、映画と言うよりテレビドラマ的だと思った。確かに無言の表情による芝居はあるが、今一つ印象に残らないのは、バックに絶えず流れている音楽が殺しているからではないか。シーンによっては、せっかくの泣かせる芝居が音楽のせいで台なしになってしまっている。なまじ音楽そのものが良いだけに、使い方が安っぽく感じられた。
 いくつもの撮影賞に輝いた映像美は、当時としては驚きをもって迎えられたのだろうが、今となってはさほど新鮮味は感じられない。見るべきところと言えば、絢爛豪華な衣装や室内の装飾美と美しい風景くらい。
投稿者:マゴゴソラ投稿日:2002-09-30 13:53:46
とは違うよね?原作・・・(謎)
いやいやよく出来た作品ですぁ。http://members.jcom.home.ne.jp/0438320401/
投稿者:バーバー投稿日:2002-08-06 22:40:44
映像が素晴らしいですね。特に、ルーベンスなどを意識した画作りは絶品です。
ただし、ロウソクの火での撮影にこだわるのは良いんですが、正直、それほど大きな効果は無いですね。確かに、「ロウソクだけで、こんなに撮れるんだぁ!!」とは思わされますが、画面上の効果で言えば、上手く照明設計すれば、これぐらいの絵は撮れちゃうと思うんですが…
ま、キューブリックらしいこだわりと言えば、こだわりなんですけど。
投稿者:タルチュフ投稿日:2001-07-08 01:04:03
これに限ったことではないけど、キューブリックの読んだ原作と僕の読んだ原作とは別物としか思えない.
いったい、この天才監督はあの小説になにを見たのだろう(笑)
解説の「すべて原作に基きながら」ってのはウソだよ〜
投稿者:タルチュフ投稿日:2001-07-06 15:57:17
素晴らしい.
原作より遥かに優れてる.
たまらんです.
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 監督賞スタンリー・クーブリック 
 □ 脚色賞スタンリー・クーブリック 
 ■ 撮影賞ジョン・オルコット 
 ■ 音楽(編曲・歌曲)賞レナード・ローゼンマン 
 ■ 美術監督・装置Roy Walker 
  Ken Adam 
  Vernon Dixon 
 ■ 衣装デザイン賞ウルラ=ブリット・ショダールンド 
  ミレーナ・カノネロ 
■ 撮影賞ジョン・オルコット 
■ 撮影賞ジョン・オルコット 
□ 作品賞 
 ■ 監督賞スタンリー・キューブリック 
 ■ 撮影賞ジョン・オルコット 
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