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巴里祭(1932)

QUATORZE JUILLET

メディア映画
上映時間91分
製作国フランス
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1933/04/
ジャンルドラマ/ロマンス
巴里祭 [DVD]
参考価格:¥ 5,184
USED価格:¥ 7,800
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【解説】
 「巴里の屋根の下」を純化させたような、愛らしい初恋の物語。そして、パリ下町の(すべてセットで撮られた)情緒豊かな生活描写……。
 7月13日、革命記念日前日の慌ただしいモンマルトルの裏通り。アパルトマンの窓を一つ一つ覗くカメラが窓辺にたたずむ花売り娘のアンナを捉える。うっとりと祭りの期待に胸を膨らませ……。が、突然、身を引いて窓を閉める彼女。ほとんど下着に近い姿を向かいの若者ジャンに見られて慌てたのだ。カーテンから顔を覗かせしかめ面をする少女。肩をすぼめる若者。石畳の道が遊び場の子供たちは一台のタクシーを隠れん坊に使っていて、思わず警笛を鳴らす。と窓からどやしつける若者。彼は運転手と分かる。しばらくして再びクラクションの音。また怒って顔を出すと、今度はアンナのお呼びである。その晩は二人でダンスを楽しんで帰り道、にわか雨に祟られ、軒下で雨宿り。しっかと抱擁し恋をささやく彼らだった。が、ジャンが部屋に戻ると、昔の恋人ポーラが待っていて、彼女の誘惑に抗しきれない彼。一方でアンナは、夜空を見上げながら夢見るように幸福の余韻に浸るのだった。巴里祭当日の朝。ジャンの部屋に女の影が……。が、それは下宿のおかみさん(実は彼女と泊まり込んだポーラが争っていたのだが)。そして、ジャンを訪ねたアンナはポーラの存在に、脱ぎ捨てた華美な着衣で気づき、外へ駆け出す。遊んでいる子供にぶつかり、一緒に泣き笑い。そこへジャンがやってきて喧嘩別れとなる。その夜、長く患っていた母が急死し、悲しみにジャンの名を呼ぶアンナだったが……。ヤケになった彼はポーラたちのカフェ泥棒の片棒を担ぐ。そして、それをアンナに見つかるが彼女は彼を逃がし、女給の職を馘になる。しかし数日後、花を乗せたアンナの手押し車とジャンのタクシーが衝突。おりしもあの日のような雨が……。今度の雨宿りは彼らにより確かなものをもたらしたようだった。可憐の一言に尽きるアナベラのアンナ。M・ジョーベールの音楽も忘れ難い名作である。
<allcinema>
評価
【関連作品】
巴里の屋根の下(1930)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
539 7.80
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【ユーザーコメント】
投稿者:ファルド投稿日:2016-07-02 10:11:54
パリの古き良き時代の下町情緒が感じられる名作と言われる本作。確かにそんな感じがするものの、アンナ(アナベラ)とジャン(G・リゴー)の恋愛噺など、俺には上品すぎるのか、個人的には普通でした。
投稿者:Yes We Can投稿日:2009-05-16 11:47:33
バーの表のアメールピコンの看板がヨーロッパらしい。

名作、そして名曲だと思う。
投稿者:kishiki投稿日:2009-03-02 08:24:01
花売り娘に、酔っ払い金持ちと、チャップリンの『街の灯』を彷彿させます。その他、人物、歌、小道具と繰り返しながら、大方の予想通り、納得のエンディングへと向かいます。突き抜けない上品さがクレールなんですしょうか。セットも『巴里の屋根の下』と変わり映えなく、「煙突から始まる」様な新鮮味が本作に感じられませんでした。
投稿者:さと投稿日:2007-09-29 21:36:02
巴里の香りを感じさせる映画は本作を初め、「巴里の屋根の下」や「アタラント号」など結構あり、どれも秀作ですが、中ではこれが一番好きです。ロマンティックで主人公の女の子が可憐で男がちょっぴりやんちゃで…。恋愛中の人にカップルで見てほしいほんわかした作品です。
投稿者:さち投稿日:2006-07-13 10:26:55
面白い
投稿者:o.o投稿日:2006-07-10 01:04:56
さぞかし華やかなのだろうと思っていた「巴里祭」は、日本の盆踊り大会に限りなく近いものでした。ぼんぼりだか提灯だかという飾りつけが何となく「日本風」で親しみを感じます。ただ、勝手な話ですが、第二次世界大戦前のパリが眺められると期待していたので、すべてセットだったのが多少不満です。

好き合って別れてまた好き合うという、恋愛ソナタ形式 (?) の映画でしたが、終始穏やかな雰囲気で進行し、物足りない気はするものの、昔の映画の良さは十分感じることができました。出てくるフランス人達は皆、のべつ幕なく言い争い、罵り合うのですが、それが自然で全然とげとげしくなく、あくまでユーモアが漂っているところが良いと思います。その点は、日本の古い映画を見ても感じる所ですが。

上品な時代の上品な映画、という感想です。
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-06-11 19:07:47
国も時代も問わないようだ。
投稿者:Ikeda投稿日:2003-02-28 14:19:26
「巴里の屋根の下」では雨のシーンから始まりますが、こちらは途中から雨が主役になります。夜のシーンも前作に比べて少ないので、同じようなストーリィですが、全体が明るく動きが多いように感じます。ポーラ・イレリが脇役にまわって、花売り娘アナベラが主役ですが、タクシー運転手ジョルジュ・リゴーとのラブシーンが素晴らしい映画です。殊に二人が雨宿りしていると、置き去りになった花売りの車とタクシーのそばを傘が飛び交って行くラストシーンは、いつまでも印象に残っていました。
この映画でも登場人物の口論がよく出てきますが、根は優しいけれども、鼻っぱしが強い所は「江戸っ子」気質と同じで、古い都会の郷愁を感じます。近所に住む5人家族が良く出てきますが、繰り返しの手法はクレールの得意とする所で他にも色々あります。ラスト近くになって、リゴーが運転手に、アナベラが花売りに戻ることで、二人の仲が戻るだろうという予感を与え、要所要所で主題曲「七月十四日」の歌詞を変えて挿入し、映画を進行させているのは心憎いばかりです。
アナベラが母の死にあわてて、向かいのアパートにいる筈のリゴーを「ジャン、ジャン」と呼ぶと、当人はお祭りの踊りの中にいて、イレリの呼ぶ声に重なり移って行く所も面白いと思いました。酔っぱらいの金持ちを演じるポール・オリヴィエは前作に比べて重要な役ですが、ピストルをいじくるシーンも面白くて、チャプリンを思いだします。
投稿者:タルチュフ投稿日:2001-07-08 02:01:28
文句なしに素敵な映画.
途中がかなり切ないのも良い.
歌、覚えちゃいそう.

これもDVDがないのはおかしい!!
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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【レンタル】
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