パリは燃えているか(1966)PARIS BRULE-T-IL? | |||||||||||||||||||||||||||||
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【クレジット】
【解説】
「史上最大の作戦」以降隆盛を極めた戦争大作の1本。第二次大戦中、独軍占領下のパリを舞台に、連合軍によるパリ解放に至る過程と、その裏で繰り広げられた大戦秘話をオールスター・キャストで描いた作品である。物語の主軸は、パリ郊外に迫る連合軍の進撃を阻止するためにヒトラーが立案した、“パリ焦土化計画”と、これを食い止めようとするレジスタンスたちの熾烈な攻防戦。これに連合軍の侵攻の過程が刻々と挿入され、クライマックスはパリの大市街戦へとなだれ込んでいく。多くの出演者の中では、若いレジスタンスを演じたベルモンドと、戦車隊の指揮官を演じたY・モンタンが出色の出来。脚本をライター時代のF・コッポラが担当しており、場面展開に非凡なものが感じられるが、後の本人のコメントによれば“あまり気に入っていない”との事。


【関連作品】
| 史上最大の作戦(1962) |
【ユーザー評価】
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この時代から20年以上経って作られたドイツ軍を、あまり貶さず、悪いのはヒトラーとその親衛隊だと言っているのが特徴で、時代の流れを感じます。それにしても銃撃戦が行われているのも係わらず、一般市民が比較的のどかな生活を続けているのは、やはりお互いに血の交流もある隣国だからで、島国の日本人である私には良く解らない感情です。
ドイツのコルティッツ将軍役ゲルト・フレーベが全編を通じて主要な役を勤めていて、レジスタンス側ではシャバン役アラン・ドロン、ピエルロ役ジャン・ポール・ベルモンド、ガロア少佐役ピエール・ヴァネックあたりが活躍しています。その他、署名な国際的な俳優としてはオーソン・ウェルズがスウェーデン領事役で、かなり重要な役をしていますが、シャルル・ボワイエ、イヴ・モンタン、レスリー・キャロン、カーク・ダグラス、アンソニー・パーキンス、グレン・フォード、ロバート・スタックなどは軽重の差はあっても、さほどの役をしている訳ではありません。
映画としては長編な割に飽きないで見られましたが、矢張りラストにかけてが退屈で、特にドイツ軍が仕掛けた爆発物の処理に一切説明がなく、戦闘の描写も雑で、ルネ・クレマンも投げやりな演出をしているように思えました。
なお、私が見たのはBS2の放映でしたが、最初にヒトラーが出てくるシーンは皆ドイツ語ですが、それ以外は一部を除いてドイツ兵やアメリカ兵も皆フランス語でした。言語はフランス・ドイツ語となっていますが、製作国がフランスとアメリカなので、フランス語版と英語版が作られたのだろうと思います。
コルティッツはその後どうなったかって?
名誉パリ市民号を受けていますよ。リンチされたわけじゃありません、念のため。
あの美しい街パリでこのような戦争があったことを今回初めて知ったため、とても興味深かったし、どんどん引き込まれてもいきました。大好きなレスリーは前半に登場しますが、アランとのツーショットシーンもあり私には夢のようでした。後、『ボルサリーノ』や『ハーフ・ア・チャンス』の名コンビであるアランとベルモンドが本作でも少しだけですが一緒に演技をするシーンがあったのでとても嬉しかったです。
相変わらずカッコよかったグレン・フォードやおばさんなシモーヌ・シニョレ、そして印象にとても残ったオーソン・ウェルズとイヴ・モンタンそしてアンソニー・パーキンス、カーク・ダグラスやジョージ・チャキリスなどの登場も嬉しかったです。
何にしても続々と登場するスターたちを見るだけでも価値がある作品だと思いましたし、物語も飽きさせない魅力を持っています。それにモノクロの映像やたぶん実際の映像と思われるパリ市民の姿も印象的でした。なのでやはり鑑賞して本当によかったし、思っていた以上にとても見やすい作品でした。
日本公開も国際語版でした(「史上最大の作戦」などと同じ)。
しかし現在では、スポンサー向けの英語版しか公開用にはないようで、日本発売のビデオ、LD、DVDなども英語のみになっています。
ですから、非常に違和感あるという感想ももっともですが、それはできればオリジナルを見てからにしてください。そうでないと、監督はじめ関係者への濡れ衣的非難になります。
IMDBには、何語で作られたか記録されていますので、参考にすべきでしょう。
2009年11月13日、NHKnoBS2でこの作品を放映してましたね。
最後だけちょこっと見たのですが、ジョージチャキリスのGIがフランス語喋ってたな。フランス公開版だったのでしょうか。
むしろ、当時レジスタンス内部にも、派閥間の争いがあったんだなぁとか、占領軍の悩み、とかが描かれていて興味深かったです。
多くの国際スターが出演してますが、観終わって、誰が主役なのか考えると、パリ占領軍司令官のゲルト・フレーべだったんじゃないかと思いました。
ラストのパリの街を俯瞰する撮影も面白かったし、けっこう感動しました。
私のようにフランス語を解するしドイツ語もある程度わかる人間には,レジスタンスのフランス人もドイツ軍司令官も英語で語る映画というのは非常に違和感がある。
素晴らしいパリロケを敢行しているだけに,パリで英語というのは,フランス語を知らない人でも違和感を覚えるのではないか?
喩えて言うなら,東京大空襲を描いた映画で,出演している日本人俳優がみな英語で会話しているようなものだ。
(ちなみに,冒頭に出てくるヒトラーだけはドイツ語で語っている。なにか狙いがあってのことだろうが,これまた違和感を増幅させる)。
おそらく,フランス本国で公開されたものはフランス語に吹き替えたバージョンと思われるが,それを観てみたいものだ。
パリ解放に至る歴史的事情やパリの破壊が断念された事情も的確に描けたとは言いがたい(原作はその点を緻密に描いたドキュメンタリーだが,ドキュメンタリーの映画化は難しいものだ)。
しかし,パリ解放の戦いの雰囲気はある程度伝わってくるし,織り込まれた実写フィルムも貴重な映像である。
このテーマでこれだけの規模の作品は二度と作られないであろうという意味からも,CSあたりで一度観ておく価値はあると思う。