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ハワーズ・エンド(1992)

HOWARDS END

メディア映画
上映時間143分
製作国イギリス/日本
公開情報劇場公開(フジテレビ=ヘラルド・エース=アスミック提供/ヘラルド・エース=ヘラルド)
初公開年月1992/07/11
ジャンルドラマ/文芸
愛が騒ぐ。自由の風が吹く。
ハワーズ・エンド [DVD]
参考価格:¥ 5,076
USED価格:¥ 10,750
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ハワーズ・エンド

【解説】
 アメリカ出身でありながらイギリスを主な活躍場所とするJ・アイヴォリーが「眺めのいい部屋」「モーリス」に続き、三度E・M・フォスター文学に挑んだ作品。主役の姉妹には本作でオスカーを獲得したE・トンプソンと、この連作ではおなじみのH・B=カーター。助演陣も豪華で、表題の邸宅の女当主にV・レッドグレーヴ。その夫にA・ホプキンス、息子にJ・ウィルビーという布陣である。知的中産階級で理想主義的なシュレーゲル家と、現実的な実業家のウィルコックス家は旅行中に親しくなり、シュレーゲルの次女ヘレンはウィルコックスの別荘ハワーズ・エンドに招かれる。美しい田園風景の中、当家の次男坊ポールに一目惚れしたヘレンは、姉に婚約の意志を書き送る。それを読んで、すわ結婚と早とちりした姉が飛んでくるが、ポールにそのつもりはなく姉マーガレットは逆上。やがて時あって、運悪く、ロンドンのシュレーゲル家の真向かいに越すウィルコックス家。ヘレンは頑なだが、大らかな姉は夫人ルースと親しくなり、現実一点張りの一族の中で一人、詩を理解する彼女と深い友情で結ばれる。病を冒され、死の床にあったルースの遺言も“ハワーズ・エンドはマーガレットに”であったが、夫はそれを無視。しかし、その彼がマーガレットに恋をし、彼女は後妻として迎えられる。一方、ヘレンは、ヘンリーの失策から失業したバスト氏に深く同情し一夜を共にしてしまう。姉妹の対立は明らかに見えたが……。穏やかで進歩的な考えを持つ二人の女性の交流の描写は心に残るが、全体にお行儀が良すぎる。
<allcinema>
評価
【関連作品】
眺めのいい部屋(1986)
モーリス(1987)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
539 7.80
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【ユーザーコメント】
投稿者:has42120投稿日:2010-08-04 00:41:08
エマ・トンプソン&アンソニー・ホプキンス
投稿者:uptail投稿日:2010-03-09 23:37:39
エマ・トンプソン
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2007-12-06 15:23:00
良い作品だとは思うが、とにかくコメントが難しい。
かなりの腕(コメント能力)を要する。
もちろん、誉めるのは簡単だが、「緑が美しい」といった陳腐なコメントになりやすいので注意が必要である。
そんなくだらないことを口にしたとたん、「ハ?何を見たのか」と問い返されることは必至だ。

とりあえず、「確かに映画を観た」という気持ちに浸れることが、この作品の第一の美点だろう。これは稀な体験だった。
が、それは断じて、自然の美しさに触れたとか、人間ドラマを直視した、といったレベルで湧いてくる感興ではない。
問題は、もっと無機的なものだ。せっせと映像の「組み立て」がおこなわれているのを如実に感じなければ、ウソである。
とはいえ、独特の規則にしたがって撮られていながら、その規則を把握するのが難しい。
いったい、いかなる規則によって駆動させられているのか?悩ましい問題である。

まず、忘却を促進するようなフェードアウトが多いのが特徴だろう。そのせいで、先が読めない。
とにかく「話」が見えない。
ただ見えるのは、話を切り換えていく「手さばき」とでもいうような否定的な「黒い区切り」の自己主張である。「それはさておき」といったニュアンスが、繰り返し、闇から滲み出すのだ。
そのたびに瞬間的な忘却が生じるとしても、それはそれで構わない。
物語を味わうのではなく、「忘却の味」を何度も舐めさせられる不思議な映画だ。

(ちなみに物語としては、「結婚が遅れた女」の1パターンである。或る女の結婚が遅れただけで、自動的にサスペンスが生じる。それを多くの物語作者は利用してきた。また、脇役の青年が演じているのは、「不釣合いな結婚」というパターンである。たとえば、これは『スワンの恋』が全面的に採用しているカテゴリーである)

次に、さまざまな乗り物を、あれこれ乗り継いでいくようなリズムがある。
徒歩、自転車、自動車、馬車、鉄道、これらが、周期的に突出しては、物語とは別次元の節目を、頻繁に形成している。
特筆すべきは、しばしば2種類の乗り物の運動が同時に捉えられ、そのたびに、観る者に、原因不明の幸福感が掻き立てられることだ。
2つの運動が同時に見えている、これほど単純な事実が、純粋な喜びをもたらす。
例えば、自転車と自動車の並走、あるいは、複数の馬車と徒歩の交錯、あるいは、鉄道と徒歩、自動車と徒歩、そうしたシーンの数々が、知らず知らずのうちに目に焼きつくはずだ。

そして、セリフよりも、しぐさで語らせようとする演出が支配的である。
顔のアップはほとんど無く、とりわけ正面からのクローズアップは少ない。
顔の筋肉ではなく、手足の筋肉による「語りかけ」といえる。
そのぶん、人体を包む空間が、たえず視界に入ることになるが、これを「自然の風景が美しい」とだけ指摘して満足するのは、ちょっと違う。

結局、『ハワーズ・エンド』を観た、というのは、以上のような側面から構成される映像体験なのだった。

なお、このサイトの「解説」中には事実誤認が見られる――すなわち、「すわ結婚と早とちりした姉が飛んでくるが、ポールにそのつもりはなく姉マーガレットは逆上」と紹介・記載されているが、正確には「姉」ではなく「叔母」である。
投稿者:KUROSYOU7投稿日:2006-07-21 03:04:16
日本も出資してるんですね。ちょっと誇らしい。
投稿者:oohlala投稿日:2005-12-20 08:20:43
V・レッドグレーヴが出てくる前半はとても上品な感じで良かったけど、後半から何だか知らんが、急に格落ちしてきた様に思える。それとあの失業者夫婦の描き方。あれじゃ余りに馬鹿だし、可哀想すぎる。平凡。
投稿者:タルチュフ投稿日:2001-07-03 03:17:25
イギリスであった.
とにかく緑の描写がよかった.
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 ■ 主演女優賞エマ・トンプソン 
 □ 助演女優賞ヴァネッサ・レッドグレーヴ 
 □ 監督賞ジェームズ・アイヴォリー 
 ■ 脚色賞ルース・プラワー・ジャブヴァーラ 
 □ 撮影賞トニー・ピアース=ロバーツ 
 □ 作曲賞リチャード・ロビンズ 
 ■ 美術賞ルチャーナ・アリギ 
  Ian Whittaker 
 □ 衣装デザイン賞ジョン・ブライト 
  ジェニー・ビーヴァン 
□ パルム・ドールジェームズ・アイヴォリー 
 ■ 45周年記念賞ジェームズ・アイヴォリー 
■ 主演女優賞エマ・トンプソン 
■ 女優賞エマ・トンプソン 
■ 女優賞エマ・トンプソン 
□ 作品賞(ドラマ) 
 ■ 女優賞(ドラマ)エマ・トンプソン 
 □ 監督賞ジェームズ・アイヴォリー 
 □ 脚本賞ルース・プラワー・ジャブヴァーラ 
■ 作品賞 
 ■ 主演女優賞エマ・トンプソン 
 □ 助演男優賞サミュエル・ウェスト 
 □ 助演女優賞ヘレナ・ボナム=カーター 
 □ 監督賞ジェームズ・アイヴォリー 
 □ 脚色賞ルース・プラワー・ジャブヴァーラ 
 □ 撮影賞トニー・ピアース=ロバーツ 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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