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バンカー・パレス・ホテル(1989)

BUNKER PALACE HOTEL

メディア映画
上映時間95分
製作国フランス
公開情報劇場公開(巴里映画)
初公開年月1991/02/16
ジャンルサスペンス
バンカー・パレス・ホテルへ、ようこそ。
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【解説】
 ヨーロッパ最高の劇画家としてフレンチ・コミックスの第一人者となった、エンキ・ビラルの初監督作品。夜も昼も、おぞましい白い酸性雨が降り続ける世紀末。政府軍と反乱軍の戦いは終局を迎えつつあり、もはや、政府は崩壊寸前だった。この状況を予知していたかのように絶対的権力を誇る大統領は、政府高官達に招集をかける。その地下の秘密通路につながる避難壕は“バンカー・パレス・ホテル”と呼ばれるものだった……。全編を覆う頽廃的な雰囲気の中、壊れかけた不気味なアンドロイドのメイドが登場するなど、さすがエンキ・ビラル本人が監督・脚本を手掛けただけあって、政治的思想を反映させながら、そこにファンタジーの要素を加えた、彼の味わい深い世界が見事に実写化されていて、実に見応えがある。そしてその中に漂う、現在の激動のヨーロッパ情勢を暗示させるような匂い。絶品の一作だ。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
324 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2010-08-30 09:23:09
白い酸性雨が降り続ける退廃した近未来。
政府の幹部たちは地上の抗争を逃れ、会合を開くために「バンカー・パレス・ホテル」へ集まった。
登場人物たちはその閉鎖された空間で徐々に精神バランスを崩していく・・。


ホテルでは人間の代わりに旧世代(?)のアンドロイドたちがサービスをしてくれるのだが
古いせいか誤作動が多い。
何を言っているかよくわからないホテルのフロントや
デブのメイドを代表とするインパクトの強いキャラクターが多い。
彼らの奇妙な言動・行動・存在感が作品に異様な味付けをして
観客にカルト的な印象を与えるのだろう。

物語に関する説明は限りなく少ないので、自分で想像しなければならないところが多い。
ギリギリでわかるのは、地上では白い酸性雨が降り続けているということと、
政府と抵抗軍の抗争が激化しているということくらいである。
ただその自分で想像する部分が多いところがこの映画の1つの面白さにも感じる。


明確なストーリーもないので、ただその独特の世界観とさりげない社会風刺を楽しむのが良いかもしれない。
投稿者:なちら投稿日:2008-04-25 01:34:46
E・ビラルの作品は初体験。難解なようで意外と単純なような…。
政治を皮肉ったメッセージ性の強い作品だと思うんだけど、
真っ赤な口紅のメイドロボが変に卑猥な感じで、そっちばっかり印象に残ってしまったなぁ…。

この作品を見ていて、T・ギリアムを連想しました。
ああいう不思議空間に耐性がある人なら楽しめると思います。
投稿者:フェニックス投稿日:2007-01-02 22:20:03
無機質的で、観ていて感情移入全然しないようなスキマのない映画。映像的にもモノクロでないのにモノクロ的雰囲気。シャロル・ブーケは「007/ユア・アイズ・オンリー」の時と違いショートカットで、アクティブな感じはするけど、彼女も含めてほとんどのキャストが無愛想でニコリともしない。
地下ほホテルですぐ故障して動かなくなるアンドロイド類がギャグだったのかもしれない。
投稿者:SEVENSTARS投稿日:2001-04-25 22:19:18
奇妙な作品でした。
はっきりと分かりやすい起承転結のあるストーリー性を求める方、頽廃(退廃)的な雰囲気を好まない方には受けいられにくい作品だと思います。ただ「暗い」「つまらない」「よくわからん」という取られ方になってしまいがちです。
全体的に青白い色彩のため、人の肌の色も不健康そうに見え、C・ブーケの赤毛と、茶色のアタッシュケース、ホテルのフロントマンの赤い制服、ホテルに集まった女性の赤いドレスと赤い口紅、そして赤ワインなどが唯一の鮮やかな色で、ほとんどの人の服や物が白黒に統一されてる中だと際立って見えます(青白い色がかかると赤は茶色に見え、赤ワインはまるで烏龍茶のように見える)。
滝のように降り続く白濁した酸性雨、ホテルの従業員はみんなアンドロイドで(しかも時々壊れる)、黒鍵まで白いピアノ、バーのカウンターにカラスがいたり、C・ブーケはずっとぶかぶかの男物スーツを着てたり、とにかく奇妙なところは数え上げたらきりがない。それらが暗い雰囲気を滑稽にも見せ、ぼそぼそと言葉少なに喋るフランス語が一層アンニュイで退廃的な雰囲気を醸し出しています。
地上は荒れ果て、政府の関係者だけが地下のホテルへ逃げ隠れる権利を与えられるが、ここはまるで生き地獄のようにも見えました。こんな重大事態にも関わらず本来責任を取るべき張本人の大統領はいつまでも姿を現さない。ここにエンキ・ビラルの政府へ対しての強い批判が感じられるような気がしました。
スキンヘッドで奇妙な行動を取る自らもアンドロイドのJ・L・トランティニャンや、ニキータのようなきりっとした気の強そうなC・ブーケからホテルのフロントマンに至るまでみんな個性が強いのですが、何と言ってもやはり風貌からしてアンドロイドのメイドの個性と存在感には敵わないでしょう。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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