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反撥(1964)

REPULSION

メディア映画
上映時間105分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(東和)
初公開年月1965/08/18
リバイバル→キネティック-98.5
ジャンルサスペンス
反撥 [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 9,001
USED価格:¥ 8,551
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【解説】
 イギリスで働くポーランド人の姉妹キャロルとヘレン。姉のヘレンが活動的な性格なのに対し、妹のキャロルは内気な女性だった。姉とその恋人との情事の音を毎晩のように聞かされていたキャロルは、次第に男性恐怖症に陥っていく。そしてその一方で、男との官能を妄想するようになる。やがてその幻想は、彼女に殺人を犯させるまでになっていく……。男性恐怖症の女性が、狂気にむしばまれていく様を描いたサイコ・スリラー。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
866 8.25
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【ユーザーコメント】
投稿者:こじか投稿日:2014-11-02 16:20:52
【ネタバレ注意】

途中からはどうしてもローズマリーと比べてしまう、完成度もそうだけどわたしの原体験がそっちだからかな。面白くないじゃないけど何とも取っ付きにくかった。複数の仕掛けは効果的でかなりゾクゾク。

投稿者:シオン投稿日:2009-03-20 23:09:35
よくも悪くもポランスキー監督らしい映画です。
あの「ローズマリーの赤ちゃん」を作った人ですから。

彼独特のカメラワークや、濃密であくの強ーい作品作りはやっぱり強烈です。私は好きですけどね。
同じ美人女優カトリーヌ・ドヌーヴを使っても、「昼顔」のブニュエルとは趣をまったく異にします。同じ性的な題材をとってしても表現の仕方もおもしろい位違ってます。ちょうど「昼顔」と続けて観たのでとくにそう感じました。

女性なら年齢に関係なく多かれ少なかれ男性に対する”潔癖的”な本能のようなものはあるんですが、これが思春期のそれも特異な環境の中では・・・というのがこの映画に説得力を与えています。
あのお皿の上の料理された「ウサギ」がだんだん腐っていくのと平行して、ドヌーヴの心が狂気に変貌していくのは凄いと思いました。まさにポランスキー独特の世界観。カラーじゃなくモノクロっていうのもいい雰囲気を出してました。
投稿者:Ikeda投稿日:2008-05-29 10:38:30
思春期の女性の性に対する敏感性を強調しただけの映画ですが、それがこの作品の良し悪しを決めるものではありませんから、評価は見る人によってバラバラだと思います。瞳のクローズアップから始まって、ヒビ割れや兎の肉を小道具的に使って、若い女性の心理状態を良く表現しているとは思います。しかし、そこまで来る理由が姉の情事だけで、他に何も根拠ないままに狂気が進んでいくという進行は、本質的な狂人の行動を描いただけの映画だと私は思います。プレミア誌で「最も危険な映画25」に選ばれたという話ですが、解らないではありません。
それは別にして、日本でも「シェルブールの雨傘」で有名になったカトリーヌ・ドヌーヴが、よくこのような役に挑戦したなと思って、1時期のオリビア・デ・ハビランドを思い出しました。
なお、この邦題は適切な訳とは思えず、「拒絶反応」というような題名にすべきだったと思います。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2008-05-05 16:06:58
孤独な都会のメンヘル女の狂気じみた妄想を描いた作品だが、後半のホラー展開はなかなか見せる。それだけにラストが平凡なのが惜しい。
ロケと手持ちキャメラを多用して臨場感を出しているが、ショッキングな効果音演出は生理的な嫌悪感を伴って、良くも悪くもポランスキータッチが表出する。
たびたび写る、窓越しからの修道院は抑圧のメタファーか。アパートをタイトに切り取り、ローキーを活かしたテイラーのキャメラもいい。
演技陣。ドヌーブの一人芝居だが、この手の映画の場合、美人だからそれだけでもたせてしまうのだ。
投稿者:GRIFFIN投稿日:2008-04-25 09:40:07
【ネタバレ注意】

神経質であり、無機質であり無気力・無感情。
近頃の少年・青年犯罪をNewsで聞いているときに抱く感想が、カタチは違えど表現されているかに思える作品。
それだけ、人間のある一面の恐ろしさを、オリジナルな幻想というか妄想の手法で描ききったと言える。

空虚さにゾクゾクっとするし、美人で大きな目がなければ成立しない映画だろうと思う。この流れに論理性を少し足すと「ローズマリーの赤ちゃん」に繋がるのだろうと思う。
冒険して実験した作品として、監督史のなかでも重要な作品だろう。

家族写真で、正面を見ずに遠くを見つめる少女の姿はヤバイ。怖すぎる演出だし、理由の無い狂気の始まりの暗示でもありウマイ。

やっぱりこの監督は怖い。http://www.geocities.jp/griffin0623/

投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2007-06-10 17:52:28
【ネタバレ注意】

僕らの目には常識からかけ離れてゆくような。
その「思考」が、僕らには妄想であるような。
が、「現実」とは人それぞれが感じるものであり、「感覚」を表現するものがアートなのだろう。
待ち合わせを忘れると…責められる?約束?…したっけ?
姉がいなくなり、自分の思考が世間への対処となる。
壁がひび割れる…これは夢か?ひび割れるのは何故だ?地震か?老朽化しているのか?それとも自分を苛めているのか…この家は?
私が部屋に置いた…と思う…確か電話が掛かって来て…ウサギのローストは、何故、嫌な臭いをさせるのか?〜解らない。実は何でハンドバックに首が…ってのは(僕も)解らない。
世界が自分に嫌がらせをして楽しんでいるようだ…どうして、そっとしておいてくれないんだろう?
電話が鳴る…いい加減にして欲しい。でもお姉さんはいない…確か電話って鳴ったら受話器を取らないといけない…ってルールだった筈だけど?…何でだろう?
そしてドアに血飛沫が舞う…ウザい事がひとつ無くなった。(とんでもなく厄介な事が発生したのではない)
そして彼女の鬱屈した気持ちが「怒り」となって爆発し、カミソリが何度も、何度も宙を舞う!


「狂気」は、このムービーを観る僕らの方に有るだけなんだよ…
そしてそれ(ピサの斜塔が好き?…じゃなくて人間の価値観に対する理解または押し付け…彼女が許せないものはたいした事じゃないという常識?と「彼らの彼女を想う気持ち」)が、このムービーの「怖さ」だったりする。
「引き篭ってんじゃないよ!」…言うのは簡単だがね…

投稿者:マジャール投稿日:2007-05-20 17:30:21
この狂った感覚が堪らない!
投稿者:bond投稿日:2006-10-18 09:30:11
確かにドヌーヴの演技は鬼気迫るものがあったが、今観ると単調でやや退屈。
投稿者:堕落者投稿日:2004-02-13 00:08:52
キャロルの過去は仄めかすだけで決して語られないが,語られないのはそれを語っても意味がないからだろう。何故なら理解しようったって出来ないんだから。それは仕方のない事だ。そういう意味でキャロルが悲惨なのは当然だが,同じく殺された青年や残されたキャロルの姉もかなり悲惨と言えるでしょうね。そこを監督のポランスキーはちゃんと理解してるし,どの登場人物とも一定の距離を於いた冷徹な視点がこの作品の優れている所の一つですね。崩れていくドヌーブの色気(セックス)を感じさせない魅力も最高です。
投稿者:Longisland投稿日:2002-03-31 11:16:16
薄暗いアパートの一室に充満する息苦しさ、ドヌーブの狂気と美しさを描く映像。
ドヌーブの脆い精神が、徐々に崩壊していく様を淡々と描いく演出。
血が飛び散ったりするエグイ映像は皆無なれど、観客の心に恐怖をしっかり感じさせる。この監督の芸風?光る作品。
投稿者:4531731投稿日:2001-09-17 03:49:39
 ドヌーブ扮するキャロルは”当然のこと”が出来なくて苦しんでる、だが”出来て当然”なだけにその苦しみは他人に理解される事はない。いつだって人との出会いから全てが始まるが、彼女の場合は何も始まらない。彼女の場合、もう何もかも終わってしまっているからだ。人との出会いは彼女にとっては不毛な、ただの茶番でしかない。彼女は茶番を演じる気はない。
 一人ぼっちでいても決して楽しくはないが、彼女の場合”楽”だから一人ぼっちを選ぶし、不本意だが、生きてる限り傍観者の立場でいようと決意している。が、そこへあの青年。だが青年は求めれば求めるほど彼女を苦しめている、ということには気付かない....例えその事実を告げられたとしても理解できるはずがない。男の一途な思いが胸を打つ。悲惨なのはキャロルが彼のことを嫌いではないということだろう.....?hideの「ピンクスパイダー」は、そのままキャロルの心情に当てはまると思う。例え彼女が殺人を行い、自ら手を下しても、彼女は傍観者でしかない、と言える。たびたびキャロルが見つめる少女期の写真、何か秘密があるんだろうが最後までそれについて何かが語られる事はない。
 なんかジャン・ローリンの「リビング・デッド・ガール」を思い出しました。ローリンの彼女等を見つめる眼差しは優しさに満ちていたがポランスキーの眼差しは厳しい。「鬼火」のアランに対するルイ・マルの視線もそうだったが、彼等が破滅して行くのをただ見守ることしかできないんでしょうね。
投稿者:タケキチ投稿日:2001-01-18 01:37:00
数年前に渋谷のユーロスペースで公開された際、初めて見たのですが、これは本当に怖かった。余りの緊張感に途中で逃げたくなったホラー映画は後にも先にもこれと「シャイニング」だけです。何が怖いって、主演のカトリーヌ・ドヌーブの狂気と孤独が部屋中を醜く乗っ取って行く様が怖くって怖くて。蝿のたかったローストチキン、映像には出ないがバスタブに沈められた腐乱死体、そして彼女の妄想が生んだ、無数の壁から突き出る手!監督のポランスキーのほとんど変態的とも言えるドヌーブへのサディスティックな仕打ちは、陰影の濃いモノクロ画面と相まって、芸術的な次元にまで達しています。30年も前に作られた作品だけど、怖いもの好きの方は是非!ちなみに「ダンサー・イン・ザ・ダーク」で初めてドヌーブを見た方も是非。30年前の彼女は、本当に「絶世」と言っても良い位の美女。個人的には「昼顔」や「シェルプールの雨傘」などより、本作の彼女が一番美しく撮られてると思う。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 銀熊賞ロマン・ポランスキー 
□ 撮影賞(モノクロ)ギルバート・テイラー 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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