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悲情城市(1989)

悲情城市
A CITY OF SADNESS

メディア映画
上映時間159分
製作国台湾
公開情報劇場公開(フランス映画社)
初公開年月1990/04/28
ジャンルドラマ
こんなにも美しい愛があった こんなにも激しい死があった かなしみが心を撃つ非情城市 全世界で感動を呼ぶ 現代台湾史壮大な叙事詩!
悲情城市 [DVD]
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【解説】
 世評は高い作品だが、侯孝賢のフィルモグラフィの中、ただ一つ居心地悪げに鎮座する“大作”であり、魅力的な巻頭(日本から解放の日に長男の息子が誕生)シーンや、T・レオンの聾唖の四男の生活、恋愛の描写のリリシズムに他の部分が追いついていない気がした。様々な解釈のある台湾現代史においても最も激動的な'45年の日本敗戦から'49年の国民党政府の樹立までの四年間を背景に、林家の長老・阿禄(季天祿)の四人の息子たちの生き様をパノラミックに描くが、屋台骨は意外に弱い。長男、文雄は台北の顔役的存在だが、その才覚に欠け、次男は戦争中の徴用で死んだ。三男は解放後、戦後派らしい生き方をしていたがやがて発狂してしまう。四男は郊外の町で写真館を営み、国民党の進攻に抵抗する友人らに心情的に味方をしている……。ヒロイックな人物が誰一人出てこないのはよいが、作品的にもう少し骨太の所があっても良かったと思う。その優しさが侯監督らしいとも言えなくもないが……。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
761 8.71
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2013-11-30 08:39:39
台湾ではタブーになっていたという2・28事件を含めた
戦後史を一家を中心にゆったりと描いています。
台湾へ旅行したとき、この作品名の店がありました。
なかなか商才にも長けています。
歴史的な事実をよく把握していないと、内容は
なかなか理解できないところもありますが、
台湾映画独特の懐かしさを感じる雰囲気と、
人々の素朴な人柄が感じられます。
また、親日といわれる所以が日本人の善行でなく
戦後の厳しい歴史からであることも分かります。
投稿者:4531731投稿日:2013-07-21 08:37:22
台湾の過去の栄光のようなおじいさんが印象的。この、おじいさんの4人の息子が日本敗戦後の台湾の一面を
象徴していて、これを意識しながら鑑賞すると画面の厚みが増すだろう。
長男はおじいさんの栄光を引き継ぐが、次男は戦争に行って消息不明であり、
3男は気がふれ、4男は耳が聞こえない。この耳が聞こえないと言う設定は「何も聞きたくない」という
当時の台湾人の心情が反映されていると考えられる。群像劇大河ロマン。
投稿者:スティン・グレー投稿日:2012-05-18 05:14:23
物語は戦後の台湾の政治事情に多少の知識がないとわかりづらいのですが、とても興味深いストーリーです。
でも、なにが凄いって、2時間半にも及ぶ映画でありながら一切のモンタージュ手法を排除していること。
もちろん最初は、淡々とした映像だなあと観てたのですが、10数分も観てれば、どのシーンもカメラが完全にFIXしていることに気づきます。
表情のアップもなければ、ズームする映像もありません。多少、動くのはゆるりとカメラがパンするくらい。これが2時間半です。
しかも、中途半端に音楽を入れるようなことまで排除しているのですから、実験といえばかなりの実験なのです。
いままでこうした固定カメラだけの実験性をもった、でも物語のきっちしした商業映画も何本かはあったけれど、やはりモンタージュなしの映画は辛い。
映像的冒険はなく、つまり固定でしか撮らないこと自体が「冒険」と化しているから、なんらかのスペクタクルはありません。殺人の立ち回りなども舞台劇を観ているような感じ。
ただ、その遠景感が悲劇に満ちたこの映画全体を淡々とした、どこかしら清々しさすら感じさせる作品にしたのは確かです。でも、辛い。
投稿者:さち投稿日:2006-05-23 10:40:26
maamaa
投稿者:ちんなん投稿日:2002-08-17 10:13:01
 侯孝賢の台湾叙事詩3部作で唯一好きな作品。「戯夢人生」は長くてロングショットが多くてあくび出たし「好男好女」もいまいち。「憂鬱な楽園」は、バカな奴ばっかりでまさにうんざりして憂鬱になったし。
 制作当時はやっと戒厳令が解除され、映画や小説への検閲も緩み、侯孝賢一派は「いままでタブーだった2・28事件を、今こそ取り上げて作っておかなければ」と悲壮な思いでこの素材に取り組んだに違いない。その悲壮さと熱気が、適材適所の演技者を得て花開いたのだ。
 できればヤクザボスの家ではなく、網元とかもっと普通の旧家を舞台にしてほしかったなあ。呉寛榮と寛美兄妹と写真屋の文清、そして日本人校長の娘の静子さんら、文化人の若者たちの運命を描くだけでも見ごたえあったのになあ、と思うけど、侯孝賢だから任侠人を描かずにはいられないのはしょうがないか。
投稿者:うらら投稿日:2002-07-15 20:32:34
ローレライが流れるシーンの美しいこと!
涙ものです。

どんな悲惨な状況でも、この映画では物語は、淡々と流れていくのです。
淡々と。
投稿者:18.8号投稿日:2001-07-14 00:46:49
一言、素晴らしい。
こんな素晴らしい映画は見た事がありません。
言葉で表せば、どんな表現でも陳腐に感じてしまいます。
見ましょう。
見なければこの最上の感動は、享有する事は出来ません。

私はこの映画に心の底から涙しました。
投稿者:クロマツ投稿日:2001-02-05 18:44:51
すごく良心的な作品。登場人物と距離を置いて描いているが、なぜか監督のあたたかさを感じた。そしてなぜか懐かしい。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 金獅子賞ホー・シャオシェン 
□ 外国映画賞 監督:ホウ・シャオシェン(台湾)
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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