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非情の町(1961)

TOWN WITHOUT PITY

メディア映画
上映時間100分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(UA)
初公開年月1962/01/27
ジャンルドラマ

【解説】
 ドイツのある村の娘が、駐屯していた米軍兵士にレイプされるという事件が起こった。犯人たちはただちに捕らえられ、学校の体育館を利用して裁判が開かれることになる。弁護を引き受けた米軍少佐(K・ダグラス力演)は、兵士たちの減刑を図り事件の背後を洗うが……。強姦された少女という絶対的な弱者にも関わらず、無罪の判決を得るために彼女の素行を執拗に暴き出していく弁護側。そして、閉鎖的な田舎町であるがゆえに拡がっていく見えざる悪意の数々。いつしか責められる側になってしまった少女の姿に、法が正しい者のためにあるのではない事が浮かび上がっていくアイロニー。法のシステムと村社会によって追い詰められた少女の最期を知り、思わず嘔吐する少佐の姿が痛烈である。被害者の少女に扮したC・カウフマンの清純さが、ひときわドラマの悲劇性を強めている。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:noir fleak投稿日:2012-08-20 09:49:15
ダグラス演ずる少佐は、レープ犯人の無罪を証明するために戦ったのではなく、将軍たちが「死刑やむなし」を主張するのに対し、せいぜい20年の懲役という普通の刑罰が妥当だとして弁護を買って出たのだ。
大戦後の占領下という事情はあっても「レープ即死刑」はどうみても無理だと思う。また、裁判でダグラスが少女の「嘘」を暴きだすやり方はどうみてもやりすぎだ。
最後に少女と恋人がオートバイで逃げ出す場面、これをエンディングだと思った! そしてその方がずっと良かった。
このドイツ人監督(なんとInvitation を撮った人)は、内心でドイツ人の不寛容を告発したかったのではなかろうか。
主題歌(ジーンピットニー!)とジャズがなかなかいい。
投稿者:Ikeda投稿日:2009-04-03 13:47:27
ドイツに駐屯する米軍の4人のGIが少女(クリスティーネ・カウフマン)をレイプし、軍事裁判で死刑を求刑され、裁判が市民公開で行われるというのが異常な状況だと思えます。弁護人のカーク・ダグラスが、死刑を逃れさせるためには、少女がGIを誘惑したとせざるを得ない。しかし父親は名誉のため娘を証言台に立たせ、市民は逆に少女に不利な証言をするのが主題になっていて、その見方からすれば、迫力ある進行が見られます。
ただ、弁護人が父親に「娘と一緒に町を離れた方が良い」と話すのは、自国の兵士の犯罪に対する処理方法としては随分、勝手な言い方です。それに父親が「故郷のないアメリカ人とは違い、ここにはアメリカがない頃から先祖が眠っているのだ」と言うと、弁護人が「私の故郷はドイツが国家になる前からあるアメリカの町だ」と答えるのもかなりの屁理屈です。
これは戦後間もなくの話のようですが、日本では最近でも米軍基地周辺の同じ様な事件を時々耳にするので、敗戦国の悲哀を感じました。
投稿者:マジャール投稿日:2006-10-24 08:08:32
異様な迫真力で一気にみせる法廷物の傑作です。鬼刑事とか鬼検事という言葉はあるけど、この映画のカーク・ダグラスは正に鬼弁護士。米兵の非道な犯罪に怒る地元民と、女性記者。「この裁判で勝つ見込みがあると思っているんですか」「思ってるさ。理由は三つある。ひとつ、みんなが嘘をついている。ふたつ、みにくい者は美しい者を憎む。そして、人の心の不純さは計り知れないからだ」
そして迎える悲劇の結末に、鬼の眼に・・・涙が。いろいろ考えさせる内容を持った、とても良く出来た映画です。カーク・ダグラスは『OK牧場』のドク・ホリディー役と並ぶ好演。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 歌曲賞ネッド・ワシントン作詞 Town Without Pity
  ディミトリ・ティオムキン作曲
■ 歌曲賞ディミトリ・ティオムキン作曲 Town Without Pity
  ネッド・ワシントン作詞
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