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美女と野獣(1946)

LA BELLE ET LA BETE

メディア映画
上映時間95分
製作国フランス
公開情報劇場公開(SEF=東宝)
初公開年月1948/01/27
リバイバル→セテラ-2000.8
ジャンルファンタジー
美女と野獣 [DVD]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 899
USED価格:¥ 498
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【解説】
 三人の娘を持つ商人が旅の途中、無人の古城に迷い込む。庭園のバラの花を摘むと、野獣が現れ、花盗人の命をもらうと脅したが、娘のうち一人が父の身代わりになるなら許すと言う。家に帰って父が話すと、末娘のベルが城行きを志願。会ってみれば野獣は心優しかった。父の病を知って帰宅を望むベルを家に帰し、一週間して戻らなければ悲しみに自分は死んでしまうと言う。一方、ベルを慕うアヴナンは野獣を殺し、その宝を奪おうと森に入る。ベルは魔法の鏡に彼女の不在を嘆く野獣を見て、急ぎ森に帰った。城に侵入したアヴナンは彫像に背中を射抜かれ野獣と変わり、逆に野獣が彼そっくりの王子となった。ベルと王子は見つめ合い抱擁し、そのまま天高く舞い上がり飛んで行った……。素朴な詩が現出するファンタジーの傑作。夢のように美しいラスト・シーンの昂揚を何と語ろう。コクトー魔術に、こちらはひたすら心を飛ばすだけである。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
870 8.75
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【ユーザーコメント】
投稿者:TNO投稿日:2014-02-23 00:13:35
野獣の住む古城の雰囲気は、シュールレアリズム感満載で良し。ただ、バラ一本で父親を脅して無理やり娘を軟禁する野獣には、その後どんな優しい態度を取ろうとも、どうも感情移入できなかった。野獣が野生の鹿を常食していることを暗示する描写は、面白かった。ジャン・マレーが何故か冴えない役だと思っていたら、最後にからくりが。ミシェル・オークレールの不良っぷりは、はまっていた。
投稿者:カール犬投稿日:2013-11-25 02:48:40
シュールな映像表現と、
クラシカルな美しさが合わさったファンタジー作品。

才気に走りすぎた感もあるけれど、
コクトーこだわりの美意識が随所にあふれている。

ジャン・マレーが、いかんなく美青年ぶりを発揮。
動くギリシャの彫刻とはこのこと(好みか好みでないかは別の話)

美しきフランスの御伽草子。
投稿者:gapper投稿日:2012-09-06 23:26:24
 コクトーの代表作。

 有名で評価の高い作品だが、その特撮のレベルは甚だ低い。
 壁に生えた手が持つ燭台や自動で開く扉や門。
 普通に人の手であり糸などで引っ張られる動きそのまま。

 特殊メイクも「ジキル博士とハイド氏(1932)」など、10年以上も前の作品よりも劣ると言うのは余りにも残念。
 内容には関係なくとも映画にとっては、見かけは重要だ。 何せ映画は、フィルムの影に過ぎない。
 ジョルジュ・メリエスやルネ・クレールと言った、フランスの監督の流れを感じる。
 セットなどの美術は、やはり良くフランスらしい。

 ”美女と野獣”は、元々はフランスの民話だそうだ。
 J・L・ド・ボーモン夫人が、編さん出版したものが一般的に知られている。

 ダダイズムやシュールレアリズムを感じさせるが、コクトーは対立面も多く持っていたという。
 結局は、コクトー節をどう捉えるかになると思う。
 私には、その才能は無いようだ。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:サーボ投稿日:2011-09-21 21:22:32
映画が好きな理由。それは、この作品が好きだから。そしてまた、スクリーンのオープニングにつぶやく。「ひらけゴマ!」と。
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2010-01-27 20:49:10
【ネタバレ注意】

オープニングが泣くほどカッコイイ!その2分間が一番良かったかもしれない。といって、映画をケナしているわけじゃないが。
まあ、このオープングのカッコ良さには目を見張った。狭い部屋でジャン・コクトー監督が黒板に落書きをしている。例の顔のイラストもある。黒板がアップになり、コクトー自ら黒板を拭いてから(主演)「ジャン・マレー」と大書。すかさず横からジャン・マレーが黒板消しで消す。直ちにまたJ・コクトーが「ジョゼット・デイ」と書くと、横から女優が出て来て消す。次々にスタッフの名前を黒板に表示・消去していく鮮やかさ。そしてカチンコを持った人間が出てきて「テイク・ワン、スタート」。マネをしたらバカだと思われる(バカだと思われてもいいほど)メチャクチャカッコイイ!(前例があるのかどうか気にかかった)。

物語は、ペット愛好家にとっては、たまらない内容だろう。だいたい「野獣」のデザインがビミョーに可愛い(毛むくじゃらで、牙が小さい)。しかも、美女に対して何をしたいのか、はっきりしない(笑)。「結婚してくれ!」とは言うが、「友達でいましょう。それで満足して頂戴ね。」と返されても何もできない。従順なペットみたいなものだ。妙に心くすぐる「野獣さん」。

(以下、ネタバレ度大)
たしかにo.o氏の疑問点(「考えてみると奇妙な結末です。なぜ顔が」「同じ」で「なければならないのか分かりません」)は、オレもそう思ったが、シュールレアリズムだからしょうがない。フロイトだって、詳細な夢分析の結果として、分析の限界点に突き当たると言っていただろう?逆に言うと、分析の限界点があるからこそ、ホンモノの夢に近づく(さっぱり解けてしまうと「夢らしさ」も失う)。

(ちなみに、『双頭の鷲』でも、死んだ国王とアナーキストの詩人がうりふたつという設定が分かりにくいが、コクトーが双生児的な要素を好きなのだろうという推測と、「だいたい女が惚れる顔は決まっている(=ジャン・マレー)から全部そういう顔にしておけ」というような発想だと考えるほかない。)

御伽噺の田舎臭さもよく出ているし、モノクロだからこそ、キャンドルが映え、白煙が大活躍し、洗濯物(シーツ)が大量に日を浴び、白馬も駆ける。編集が雑な感じで(わざとか?)、幼稚過ぎるともいえる特殊効果へのコクトーの偏愛ぶりも楽しめる(これはもう、楽しむしかないんだが……)。彼はよほどパントマイムが好きなんだろう。正確には、パントマイムの静止状態から動き出す瞬間が好きなんだろうと思う。

投稿者:レフトフック投稿日:2008-03-23 23:49:48
使い尽くされた言葉「美女と野獣」の原点。マレーは男の私から見ても美しい。お伽話なので、ストーリーの云々は別として芸術家コクトーはフィルムも芸術していました。「自転車泥棒」も映画であれば、この「美女と野獣」も映画です。そしてどちらも人々を少なくとも私を感動させます。リアリズムとは対極の映画でした。このような映画を作ったフランスはやはり尊敬に値します。余談ですが、意地悪お姉さんが正直鏡で見るとお猿さんでした。笑いましたねー。
投稿者:ロビーJ投稿日:2008-01-10 22:13:58
素敵で綺麗なジャン・マレーが見たくて500円DVDを買って鑑賞しました。もう本当に素晴らしかったです。モノクロの映像がとても綺麗だし、心優しい野獣の住む城の自然に開け閉めしてくれるドアや人間の腕をした綺麗な灯など不思議で美しい世界が何とも素敵でした。
私は『美女と野獣』の物語をディズニーのアニメでしか見たことなかったので、実写だとどのような感じになるかまったく想像がつきませんでしたが、観て見ると恐ろしく美しい夢の世界が広がっていて、久しぶりにゆっくりと夢物語を楽しめました。
肝心のマレーはもう文句ナシの美しさで彼が何役かやっているのにも感激でしたし、そんなマレーが「ベル」という名を口にする時の彼の声も半端じゃなく綺麗でした!ベルを演じたジョゼット・デイも綺麗な方だったし、アニメには登場していなかったキャラクターも結構出てきたのでそういった面も楽しかったです。そして何といってもラストシーンがあまりにも美しすぎて感激でした!もう堪らなかったです!素敵!
という訳でやっとジャン・コクトーの素晴らしさを知れて嬉しいし、好きなマレーの素敵な姿も観ることが出来て嬉しい限りです。なので本当に鑑賞して良かったし、これからも何度も見たい作品となりました。
投稿者:o.o投稿日:2007-07-01 23:50:12
いかにも「古典映画」という感じの映画でした。最初は退屈かなとも思ったのですが、波長が合ってくると、深い感動を味わうだとか、猛烈に面白がるとかではなしに、ゆったりと身を任せれば良いのだという気分になり、見終わった後は満足感が残りました。思えば、昔の人が映画に求めるものは、今とはだいぶ違うのだろうという気がします。こんな映画を見て、満足して (とは限らないかもしれませんが) 家に帰れた時代というのは良い時代だなあと思います。

最後はめでたしめでたしと言いたいところですが、考えてみると奇妙な結末です。なぜ顔がそっくり、と言うより、同じ (一人二役) なのか。偶然そうだったのだと言われれば仕方ないですが、なぜそうしなければならないのか分かりません。体が入れ替わったのだ、ということならそれでもかまいませんが、そうすると元の姿に戻ったということにはならなくなってしまいます。なぜ平気なのか。知っていたのか。だいたいが、なぜ空を飛ぶ。変です。

子供のような素直な気持ちで受け取ってほしい風なことを冒頭で言っていたのは覚えていますが、子供は理屈っぽいのであって、根掘り葉掘り尋ねてくるものなのです。
投稿者:Bava44投稿日:2007-03-31 16:13:29
舞台劇みたいな大げさな衣装が、作品世界にぴったりなのが微笑ましい。
名カメラマン、アンリ・アルカンによるリアルな幻想世界と、そこで展開される単純で無駄の無いストーリー。ヒロインがお城に入る美しいシーンの後に、野獣を見て失神する強い演出がある。つまり本作は美しさだけでなく醜さにも説得力がある。

何よりも一番評価したいのは、人物に感情表現の豊かさを感じること。字幕がなくても理解できると思う。
投稿者:Ikeda投稿日:2003-03-04 22:34:25
お伽話ですから、真面目にどうこうは言えませんが、ジャン・コクトーという監督には感心しました。カメラ美の映画です。
[2006-11-13]
57年ぶりに再見しました。今回はさほどに「カメラ美」については感じませんでしたが、見た時代や年頃も関係があるにしても、やはりこのような映画は劇場で見るべきものだと思いました。
しかし、醜い人間の欲望と美しい魂を描きだして、名作であることには変わりありません。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-03-13 23:57:26
 どんなに甘いラストを非難しようと、この映画には際だって美しいフィルムの
手触りというものがある。コクトーの幸福もまた、僕たちには失われた夢なのだ
ろう。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 音楽賞ジョルジュ・オーリック 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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