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いちご白書(1970)

THE STRAWBERRY STATEMENT

メディア映画
上映時間103分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(MGM)
初公開年月1970/09/
ジャンル青春
一九六八年=夏、コロンビア大学 その日太陽は輝きを失なった!
ステンド・グラスのかけらのようにもろくも美しいこの愛、この青春!

【解説】
 1968年4月、遊園地を軍事関連施設に建て直す事に端を発したコロンビア大学の学園闘争。その渦中にいたジェームズ・クーネンの体験記を基に青春映画として作られた作品で、好奇心と下心から学生運動に身を投じたボート部の学生と、活動家の女子大生の恋愛を描く。当局の一斉検挙が実行されるクライマックスの迫力は、物語の幕切れとして申し分がない。B・デイヴィソンとK・ダービーの主演ふたりを始め、傍の学生たちも生き生きと演じられている。バフィ・セント・メリーの歌う主題歌“サークル・ゲーム”の切なさが象徴的。
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1086 8.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:ファルド投稿日:2009-07-03 20:51:13
個人的にこの時代に青春時代を送ったワケではないが、映像や音楽にこの時代らしい雰囲気があり、何か郷愁を感じた。多分、昔TVで観た感覚が残っているのかも知れない。青春だなーと思えるデート・シーンもいいね。講堂の床を叩きながら、「平和を我等に」を合唱するクライマックスは、見ているだけでも連帯感を得られ、何か参加しているかのような気分になった。
それとあまり関係ないけど、個人的に青春時代は洋楽を中心に聴いていて、邦楽はあまり聴いていなかったが、この映画を題材にしているバンバンが歌う『「いちご白書」をもう一度』は大好きで、シングル・レコードを買った。ちょっと前、何となくこの頃のフォーク・ソングが懐かしくなり、この曲が入っているCDを買った。個人的にこの曲はフォーク・ソングの中で最も好きな曲です。
投稿者:ジーナ投稿日:2009-06-01 01:42:07
アメリカの大学で起こった学生運動に影響を受けていく一人の青年の様子をパワフルに描いた青春物語です。

運動に参加するようになったキッカケは微妙ですが、少しずつ感化されていく様子をとてもナチュラルに描いていたと思います。
ただ・・・無駄に思えるシーンもあるので冗長的なストーリーに感じてしまいました。
大学側(権力)の視点も交えながら展開していけばメリハリも出て良かったかもしれませんね。

時代背景の説明はほとんどありませんが、ベトナム戦争時代である事をチョットしたセリフで表現する工夫があったり、音楽や衣装などでも当時の雰囲気を存分に感じ取れると思います。

恋愛に関しては雑すぎたかなぁ・・・。
そんなに重点を置いていないなら、このくらいサラッとしてても構いませんが、、ラブを重要視するならば彼女側の事情や主人公の心情などをもっと丁寧に描いて欲しかったです。

ドキュメンタリータッチでありながら、一つ一つのシーンが計算されたように美しく、切り取ればまるで何かの芸術作品のような映像は見事でした。
水に出来る波紋や背景と人物のバランスなど構図が印象深かったです。

キャスト陣は知らない役者さんばかりでしたが、みなさん生命力に溢れていて好感が持てました。
特に序盤の主人公・・・ボート部に所属していながら、それほど傾倒している訳ではないあたりがリアルな学生像でGOODでした(笑)

ラストに用意された合唱シーンは胸を揺さぶるようなインパクトがありましたね。
警官とのもみ合いなど多少長く感じましたが、迫力と切なさが存分に伝わってきましたし、全体を通しても演出は素晴らしかったと思います。

爽やかさとは無縁の学園ストーリーですが、本当に思想を持っているのは極一部で大部分は甘ったれた大学生だと言う事を冷ややかに描いているので物珍しい感覚を味わえるカナ・・・?
学生運動をテーマに描いてはいますが、学生に対する監督の痛烈な皮肉を柔らか〜く描いている感じなので胡散臭さはありません(笑)
主人公が反体制を力説するわけではなく、何となくフラッと参加し始めました♪って感じなので感情移入し易いかもしれませんね。
しかし・・・観る者の年代によっては名作になり得る作品かもしれませんが、大衆受けは正直キツいと思います。
投稿者:bond投稿日:2009-05-31 12:54:29
歌のせいで題名だけは知ってた。実話なのか。大学紛争でも日本のプロレタリアートと違って、いかにもアメリカらしい内容だ。青春ですな。
投稿者:スレイヴデイトン投稿日:2009-05-31 01:07:01
あの有名なFolk Songのおかげで、小学校の頃から、この作品のTitleだけは知っていた。
しかし作品そのものを観たのは今回が初めて。
ありがとう、WOWOWさん。

この作品も音楽が良い。
Crosby Stills & NashにNeil Youngか。
元々Simon & GarfunkelやBob Dylanを始めとしてFolkっぽい音は好かなかったが、40代も後半になってこういう音楽を聴き直してみると、案外良いもんや。

反戦物としては真面目に撮ってるのか、ふざけてるのか、よくわからん作品だが、訴えたい事は伝わってくる。
でももう一回観たいかと聞かれると『ノー』だが。

キム・ダービーは可愛いね。サラ何某とは雲泥の差だ!
投稿者:kinenchyu投稿日:2009-01-01 22:34:53
手持ちカメラの多用が、ドキュメンタリーっぽさを演出しまた、未熟な世代の心の動きをうまく表現していると思いました。学生運動の空気管は、やはりその世代の人でないと、本当の理解はちょっと難しいでしょう。
投稿者:ローカルえいがかん投稿日:2008-09-09 17:06:08
'68年4月,友人はColumbia Uni.に留学.全く何が悲しゅうて………と思うが,その現実が彼女に何をもたらしたか,ついぞ訊かないまま40年が過ぎた.当時隆盛を誇った軍学協同は,今も委託研究でこの大学をさらに潤し,他方僕はSocial Work領域研究の数多い出版物に,相変わらず世話になり続ける.そんな訳でこれを見ると,当時に感覚が戻ってしまい(体育館前の階段を覆った血潮),生々しさで胸が詰まる.過去のことだし,脚色もされている,と考える理性の脳が,干っからびてパリパリと欠けだし,テーマ音楽(エンド・ロール)を追うと目くるめいて吐き気がし(齢の所為か),「こりゃあかん」と思いつつ見続ける.これをテーマにした小邦のフォークソングは甘すぎて,一寸……….
(12/Sept./'08:一部修正・追加)
今これを改めて見ると,象徴的なカットを構成主義的に重ねる手法を採っていて,1テイクで撮っている部分が多分多い.ストーリーテリングのリアリティやキャラクターに依存していない(俳優は大根で構わない).スタニスラフスキーが屑籠に放り込まれ,メイエルホリドが復権しグロトフスキの実験的手法が流行った時代の産物だからかも知れない.今時のハリウッドのスター(キャスティング)依存路線でない所が佳作の所以だと思うが,日本では受けないかも………つまり市場性が弱いかな.
当時のColumbia Uni.SDSの中心活動家が,NY州最高裁の判事や大学教授や著名TVNews番組の首席キャスターをやっている当節,まさかColumbia Uni.がMGMに圧力をかけるような馬鹿はしなかろうし,DVDが出るかどうかは市場性の操作次第ではないか(老骨に鞭打って頑張ってみようかしら,イテテテ………).
投稿者:tycho投稿日:2008-02-23 03:21:19
当時の学生運動はノンポリだった両親からやや批判的に聞かされてきました。
あらすじ読みましたが、まさにそんな人ばかりだったようです。
現在の米国はかなり右傾化しており、ウッドストックに参加した過去を暴露された政治家が落選してしまうほどです。その状況でこの作品がDVD化されることはないと思います。
この作品に支持が集まる日本は米国から見れば左がかっているということになるんでしょうが、ヨーロッパ諸国から見れば、進んでいると評価してくれるでしょう。
まずはレンタルされているというビデオを探してみるしかないですね。
投稿者:黒美君彦投稿日:2007-09-17 21:30:35
当然のこと?ながら、私も映画そのものよりもバンバンの歌でずっと「いちご白書」を記憶していた。ちなみに「『いちご白書』をもう一度」(作詞作曲・荒井由実)は1975年の大ヒット曲。修学旅行のバスなんかで歌う定番フォークソングだったなー(懐)。

さて、学生運動に身を投じた若者の愛と挫折を描いたこの作品。時代は68年頃。当時の空気を上手くすくいあげている作品だと感じる。
信念をもって抵抗運動に身を投じたリンダ(キム・ダービー)のような「活動家」を自称する学生もいれば、好奇心だけで籠城に参加するサイモン(ブルース・デイヴィソン)のような学生もいる。女子学生が目的で学生運動に参加した、という話はよく聞くが、ここでもあたかもキャンプか合宿のような奇妙な高揚感が描かれる。
手持ちカメラを多用し、無邪気だった学生が社会の矛盾に押し潰されていく様を見事に描いているが、前半の無邪気なシーンも捨てがたい。希望に満ちた日々への郷愁だろうか。
後半からラストに向けて。警官隊が突入する前の「徴兵されて殺されて、政治屋として生まれ変わる」というサイモンの言葉が印象的だ。
それは、彼らの世代の未来を予言しているかのようでさえある。
彼らの世代にとって、あの学園闘争は大人への通過儀礼のようなものだったのだろうか。その後の米国をみていると、決していい方向に向かっていったとは思えないのだが。

とはいえ、学生たちが歌う“Give Peace A Chance”は心に残った。それらはしかし結局「ふたりだけのメモリー/どこかでもう一度」と封印される運命にあったわけだが。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-06-03 14:26:04
他の社会派映画は長い年月を経ても心に訴えかけてくる物があるが、この作品の寿命は極端に短かかった。製作者側が早く公開させたい一心で急いで撮影させたので即興性が強く、キャラクター性など殆ど無いに等しい。クライマックスの講堂での大量検挙のシーンは迫力があり、其処だけ観れば何か特別な映画のような気になるが、全体としてはウッドストックと一緒で、映像資料的価値はある。音楽は好き。
投稿者:ブロッケン鈴木投稿日:2007-02-28 11:51:08
【ネタバレ注意】

 当時流行した大学闘争を題材にした青春映画。
 オール・ロケの映像が、警官隊のバリケード突破シーンをまるでドキュメンタリーを観るような程の迫力を生んでいる。
 有名なラスト・シーンの主人公の学生が警官隊に向かってダイブするストップモーションが効果的だ。

投稿者:新・映画の都投稿日:2007-01-27 16:44:57
アメリカ・ニューシネマの傑作ですが、今改めて見るとちょっと時代を感じてしまいますね。でもこの映画を当時28歳で撮ったスチュアート・ハングマンの才能はすごいと思います。サークル・ゲーム(良い曲ですよね)をはじめ、印象的な9曲と映像がとてもマッチしていました。
キム・ダービーも可愛かった。
投稿者:wao投稿日:2005-03-12 15:03:29
これからでも,こんな映画を作ろうとする人が出てきてくれないかと切に願う。今,同じ設定で作ろうとしたらさすがに苦しいけれど,テーマ自体は今だって十分通用するような気がする。911あり,イラク戦争ありと,この映画の作られた時代に比べても世界情勢はより深刻になっているわけだし,自衛隊派兵や憲法改正といった問題にきちんとプロテストする流れもあるわけだから。むしろ,個々の信念の実現方法や連帯のあり方が大きく変わり,大学を占拠して立てこもるようなやり方がポップでなくなっただけだろう。主人公は殆ど学園紛争に興味のないミーハーなボート部員なわけだし,かえって今の学生にも感情移入できちゃうんじゃないだろうか,なんて思ったりして。さしずめ現代のモードに置き換えたら,キム・ダービーがカルト教団の勧誘部隊みたいなもんで,主人公デーヴィスンはすっかりダービーのとりこになって教団にマインドコントロールされてしまう,ってな感じかな。ジェームズ・クーネンの原作はあまりにナルシスティックで読むに耐えなかったけど,映画の方はダルな中にもリズミカルな展開があって,退屈することはなかった。主題歌の「サークルゲーム」もオリジナルのジョニ・ミッチェル版よりバフィ・セント・メリーのアレンジの方が記憶にしみついてしまったくらい,冒頭のタイトルクレジットのシーンのインパクトが強かった。映画の中盤でデービソンとダービーが遊園地でグルグル回りながら上昇する乗り物に乗ってお互いの表情を覗き込むシーンは秀逸。その際に使われたグラハム・ナッシュの「Our House」という曲があまりにハマッていて,グッときたものだ(後年,CS&Nが大阪公演したときにこの曲をナッシュの生声&生ピアノで聴けて更に感動)。ちなみに,サントラには「2001年宇宙の旅」から,リヒャルト・ストラウス作曲,カール・ベーム指揮による「ツァラツストラはかく語りき」もフル収録されている。もちろん,本編にも使われているわけだが(トレンドとして使われたに過ぎないけれど),同じMGM映画ということで融通が利いたんだろうか?それにしても,本作の監督スチュワート・ハグマンは,その後パッとせず,この作品で事実上終わってしまったのが残念だ。当時はかなり若かったと聞くが,今も作品製作に関わっているのだろうか?
投稿者:南セントレア市投稿日:2005-03-05 18:54:36
「イズム(主義)」に対する異議を歌ったジョンは偉大だったよな。
投稿者:映画ばか投稿日:2004-09-04 17:36:28
私も同感です。ぜひともDVD化していただきたいです。
使用されている楽曲もすばらしいので
サントラ再CD化もしていただきたいです。
投稿者:cozy投稿日:2004-08-02 18:18:00
なぜこの作品がDVDされないいでしょうか?音楽等の権利的問題なのでしょうか?「小さな恋のメロディ」も遂にDVD化されるようなので、是非とも「いちご白書」もDVD化してほしいものです。
どこの会社が販売元なんだろう?みなさんでDVD化の投書しましょう!
投稿者:投稿日:2003-01-23 02:54:22
私の場合、ここから、学生運動が、始まったわけだけど。

ノンポリじゃない主人公だと、見る人が、「資本論」読んでないと、つまんないと。
それじゃ劇映画になんないと、私は、思うわけです。 シュプレヒコール!!!
これを見たら「You」(原題Getting Straight)も見ましょう。
投稿者:tomason投稿日:2002-11-15 19:43:17
大学紛争にちょっと乗り遅れた私としては、ストーリーはどうでもよろしいのです。スミマセン。これはキム・ダービーを見るための映画であります。この映画は高校のとき、学園祭上映でで観て、彼女のとりこになってしまいました。その後、そっくりの子を見つけ、ずっと片想いだったなんて、ありがちな思い出とともに個人的な感傷映画。でも飲み会などで、同年代で初対面のの人に話すと、いい年した大人が恥ずかしそうに「私も」などと言い出すくらい、キム・ダービーに隠れファンが多いのでは。その後、彼女は汚れ役に挑戦したりしていますが、やはりこの映画が一番です。キム・ダービー、トレーシー・ハイド、ジェーン・アッシャー、本田るつこ....ああ 恥ずかしい(笑)。DVDが出ても観ないぞー!!でもなぜ出ないのっ!!
投稿者:ASH投稿日:2002-06-15 11:19:17
【ネタバレ注意】

僕も主人公と同じノンポリだし、体制に対する批判とかは実はどうでもいい。

学生運動なんて知らない。だってこの当時は小学校にも入学していないし。

この映画は、当時の学生運動に参加したノンポリ青年の恋と青春を瑞々しく描いた

青春映画の傑作。ある出来事をきっかけに彼は本気で活動にハマりこんでゆく。

バフィ・セント・メリーやCSN&Yの曲を上手く使用しているセンスも素晴らしい。

講堂で円陣を組んだ学生たちが"平和を我らに"を合唱するシーンが印象的。

そこへ警官隊が突入し、主人公の男女を引き裂いてしまうラストがとても切ない。

可愛い女の子がいたから学生運動に参加したという主人公の不純な動機もいい。

そんな主人公を演じたB・ディヴィソンの瑞々しい好演も忘れがたい。

"その当時の風俗を知らなければ面白いとはいえない"とは思わない。

意外とこの映画にコメントが少ないのは、ジジイの戯言と思われ恥ずかしいからか?

てなわけで、「いちご白書」をもう一度!!

投稿者:ゆきぼー投稿日:2001-10-12 16:47:15
内容が私には難しかったので共感するところは全くないのに
なぜかおもしろかった。
エンディングの音楽のタイミングがとてもよくて感動した。
センスのいい映画だった。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールスチュアート・ハグマン 
 ■ 審査員賞スチュアート・ハグマン 
【レンタル】
 【VIDEO】いちご白書レンタル有り
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