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ひなぎく(1966)

SEDMIKRASKY

メディア映画
上映時間75分
製作国チェコスロヴァキア
公開情報劇場公開(アーバン21)
初公開年月1991/03/03
リバイバル→日本スカイウェイ-2007.9.1→チェスキー・ケー-2014.5.10
ジャンル青春/ドラマ
「女の子って何で出来てる?女の子って何で出来てる? 砂糖とスパイスと、素敵な何か、そんなもので出来てるよ。」(マザーグースより) --素敵な何かとは、きっと、毒のこと--
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【解説】
 自分たちのしたいことだけを徹底的に楽しむ姉妹の姿を、かくもポップに描き出すということは、東欧にかぎらず60年代では、それだけで“体制への反逆”であった。ヒティロヴァ監督はその後、'69年から7年間にわたる活動停止を、チェコ政府から強いられた。グラビアを切り抜いているうちに互いの服も切り始め、そのうち画面までバラバラになってしまうのは愉快。色ズレ、様々なオブジェ、シュールな効果音……、ゴダールより先を行っている。そして、金持ちの宴会に忍び込んでさんざん喰い散らかし、食べ物で遊んだ挙げ句、唐突にEND。最後に出る字幕にヒティロヴァの訴えは現われている。“踏み潰されたサラダだけを可哀想と思わない人々にこの映画を捧げる”。なお、題名のひなぎくとは、チェコの花言葉で“貞淑”を意味する。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
220 10.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:theoria投稿日:2004-12-23 22:48:29
若い頃の研ナオコを整形手術して上手くいった様な顔した金髪女と、若い頃の石田えりの脳味噌に些少なりとも知性を移植した様な黒髪女の「飲み放題、食べ放題」という無礼講が殆んど最後まで全篇に亙って罷り通っている本作。性欲の発現に抑制をしている(時勢的にさせられている)為なのか、その分の拍車が掛かって食欲はより異常に旺盛に描かれている。メスどもが飢えて食い散らかす様は何時でも何処でも異様にエネルギッシュで、男が“がっつく”のとは桁外れで実に醜い。裏を返せば、勿論当時のチェコスロヴァキアに於ける「プラハの春」なる自由化運動の胎動そのものの象徴的映画でもあるのだから、オスの及ばぬメスの本能的超強欲を前面に押し出すのは手段として至って健全ではある。そして金髪女がいつも頭に被っている「雛菊」の花輪。ヒナギクは多年生植物であり、春から秋までは地上で花を咲かせ、冬は枯れてもまた春には芽を出す・・という、まさに当時の民衆の自由への執念のシンボルであったワケだ。映像ではコラージュを駆使して観る者の好奇心を煽る。金髪のマリエも黒髪のマリエも男からのラブコールを受けながらチョッキンチョッキンとハサミで焼きウインナーやらバナナを切っちょるが、アレは男の“ナニ”を切っちょるつもりなのか(?)遂には金髪も黒髪も互いの首を切り落とし、互いの身体を切り刻んで画面はツギハギ状態。ブラックジャックもビックリ。ヒョータンツギがどっかに隠れていそうだ(まー違いないっ! 糞)。カレイドスコープを眼に当てる寸前のワクワク感と、その未知なる世界を覗いた瞬間にワケの解らぬ幾何学模様が眼前に広がっていることへの戸惑いと感激。そんな生気に満ち満ちた実験的な試みは時にゴダールをも凌駕している。なんともスリリングでありながら安堵感も与えてくれる不思議な逸品だ。要するに、ケタケタと高笑いするタダの馬鹿女二人の快楽三昧が見ていて気持ちイイ!・・ってなダケの安直作品に終わらせず、そうかといって「存在論」云々の域にエラソーに説教臭く踏み込んでいないので、ヒティロヴァ監督ってセンスのいい女性なのね。ラストで“現実社会の本当の醜状”を知らずして自分達の今までの“行状”を“悪行”だったと呆気なくも反省し、喰い捲くって乱痴気騒ぎで無茶苦茶にしたテーブルを“お片付け”した後、「本当に私達って幸せ」「全て問題なし!」と清々しい気分に浸る二人(余りにも素直なので泣けちゃうよ。トホホ。この意味でヒナギクの花言葉の“貞淑”とやらが少なからず当っている)。すると二人にドデカいシャンデリア(爆弾)が落ちてくる・・「ウワッ、戦場だ!」・・・続く場面は「アーメン!」か?「オギャー!」か?・・・いずれにしても彼女等の存在意義は認識主観に委ねられるコトとなったのである。それにしてもこの作品に特有な安堵感は一体何処から来るのかと考えるのだが、土臭さからではなかろうか?チェコはチェコでも西側の、より西欧的な洗練されたボヘミアとは違い、東側の東方文化の影響が強いモラヴィアの田舎の素朴な生活感が漂っている気がしてならない。奇抜な映像であっても“気取り”が皆無。音楽の使い方も台詞も総体的には詠唱的なスメタナよりは方言に密着した朗唱的なヤナーチェクに近い。民族色が濃ければ濃いほど異邦人であっても落ち着くってコトも多々あるのだ。監督がオストラヴァ出身であることとも決して無縁ではない気がする。時代は違うが、同じ“マリエ”が出てきても如何にも「ボヘミア(プラハ)」なフジェベイク監督の『この素晴らしき世界』は息の長い旋律を奏でるドヴォルザーク的な作品だもんな。勿論、モラヴィア>ボヘミアなんてコトを言っているのではない。自明の理だが、等しくどんな国・地域であっても「真に民族的であるから普遍性を獲得する」のであるから。とにかくこの作品、ヌーヴェルヴァーグであってフォークロアの土臭さが馨しくてタマラン。所謂「女の子映画」とやらの中ではダントツ。バカ女どもよ!剥けきっとらん悶々バカ教師に股座の盗撮なんぞされたくなかったらコレを観て学ぶがよい。バカ女だから盗撮されるってコトも事実だ。ちょいと学びなはれや!外見だけでなく内面も(こそ)磨けよ!いくらコンナ腐った日の丸でもさぁ。「サァー」? さぁ、愛ちゃんとやらも動き回ってばかりでなく落ち着いて“お勉強”しましょッ!!ドーでもいいけど如何にも“危なげ”に見えるからサァー。(爆(肥溜(臭ァー。
投稿者:gajin投稿日:2004-10-20 22:44:02
ア・ハッピー・ガールズ・ライフ!なアバンギャルド映画http://gajin.ameblo.jp/entry-5d0e38dc95adc5cbe3cb82c9994bb621.html
投稿者:rita_betty_love投稿日:2004-07-21 00:42:40
【ネタバレ注意】

ポップで、おしゃれで、かわいい映画。そんな感じのイメージだったけれど、
実際に観たらそんな単純な言葉でまとめられない映画でした。
最初に断片的に流れる爆弾投下する側の撮影シーンや、ラストの戦争で破壊された街などが一体何を示しているのか。「踏み潰されたサラダだけを可哀想と思わない人々に捧げる」と言った監督の意向とは?60年代のポップな映画が“体制への反逆”なら、彼女達は自由奔放な反逆者だったのでしょうか。(でも彼女等は平気で食べ物を踏みつけていましたが)ラストは衝撃的でした。
しかしやはり、衣装や小物や行動がかわいい!60年代素敵です。おかしいくらいにバカな事をやって見せるところが「女の子」らしくてかわいいと思いました。
でもかわいさばかりを売っているんじゃなく、しっかりとしたメッセージの下に彼女等の常識はずれな行動がある気がしました。
映画のパッケージがいかにも、元気な女の子!みたいにありますがそれだけじゃない深い映画です。自分の存在などに疑問を抱くところも、現代人に当てはまっていました。

投稿者:アリエアー投稿日:2004-06-26 04:30:54
ワンピースから伸びたお嬢さんたちの自由奔放な肢体は目に楽しいが、「あたしたちむずかしいことわかりませーん」といった感じの一本調子の台詞は次第にイライラしてくる。
そうこうしているうちに、準備万端のパーティー会場を荒らしに荒らしフィナーレ。
テーブルに乗っかってヒールでごちそうを踏みにじる様は、妙に臨場感があってエグかった。行儀よく育った人にとっては目を覆いたくなる光景だろうけど、日本のコギャル(死語?)なんかは彼女たちを「超カワイー!」などと思うのだろうか。口とがらして内股気味に歩き、まつげびっしりの目をしばたかせる、そんな子現代日本にも多いような。
投稿者:ファルド投稿日:2004-01-25 21:37:22
結構カルトな作品だと思うが、個人的には好きな作品ですね。物語性はあまりないけど、メッセージ性がありますね。とにかくファッション的に凄くセンスが良くてシャレた映画だと思う。アヴァンギャルドで一風変わった映画ではあるが、面白いし終始頬が緩みっぱなしでしたね。
投稿者:ゆきぼー投稿日:2001-07-07 11:56:10
うーん。深くても嫌いでした。
投稿者:こまこ投稿日:2001-01-02 11:33:50
 よく、雑誌でお洒落映画として紹介されています。
が、確かにお洒落でもあるけど,もっとふかーーーいです。
ただの,お洒落映画として見るには勿体無さ過ぎます。
【ソフト】
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