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110番街交差点(1972)

ACROSS 110TH STREET

メディア映画
上映時間102分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(UA)
初公開年月1973/04/07
ジャンルサスペンス/ドラマ/犯罪
暗黒を支配する マフィア対警察の 壮烈なる戦いを 根底から描きだした これは実録大作だ!
110番街交差点 [DVD]
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【解説】
 ニューヨークを根城とするマフィアが黒人ギャングに大金を奪われる事件が発生。捜査を命じられた黒人警部ポープは、ハーレム担当で人種偏見の持ち主である白人の部長刑事マテリと共に犯人を追う。暗黒街を舞台に、白人黒人入り乱れての激闘を描いたクライム・アクションの佳作。A・クインが自ら製作総指揮も兼ねた意欲作で、ボビー・ウーマックの主題歌もヒットした(後にQ・タランティーノが自作「ジャッキー・ブラウン」でも主題歌として採用)。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2017-08-03 15:15:30
【ネタバレ注意】

70年代の空気がぐんぐん迫ってくる。
110番街交差点というのはニューヨークを二分する場所。北はアフリカ系を中心に貧困層が多く治安のよくないハーレムで、南側は白人を中心とした社会。
ハーレムの利権を争い、勝ち抜いたマフィアを、警察官に扮した3人の黒人ジム(ポール・ベンジャミン)とジョー(エド・バーナード)、ヘンリー(アントニオ・ファーガス)が襲い、その場でマフィアを殺して30万ドルを奪って逃走。ベテラン刑事のマテリ警部(アンソニー・クイン)が捜査に乗り出すが、黒人刑事のポープ(ヤフェット・コットー)が担当を命じられる。
面白いのがイタリア系+アフリカ系というこのふたりの図式が、そのままマフィアの上層部ニック・ドサルヴィオ(アンソニー・フランシオサ)と下部組織の黒人グループといった形で相似形をなしているところ。
マテリはベテランだけあってマフィアとはかなり親密な様子。賄賂も少なからず手にして来た様子。若いポープはそうした癒着が許せない正義漢。
黒人蔑視を露わにするマテリだが、ふたりで捜査している間に少しずつポープを認めていく。はじめは強気だったが、最後にはもうポープに捜査の主導権を渡そうとさえする。
最後にはポール・ベンジャミンがマシンガンを片手に追手のマフィアも警察も無関係に撃ちまくるんだけど、多勢に無勢。ついにスナイパーに何発も撃ち込まれ、ジ・エンド…のはずが、マフィアのひとりによってマテリが狙撃されてしまう…。

無謀にもマフィアから大金を奪った3人組が、次々捕らえられ、凄惨な拷問の末に殺されていく。
逃げ場はない。しかしポール・ベンジャミン演じるジムは、逃げ切ろうと決意する。恋人に「金を返しなよ」といわれても、その気はさらさらない。刑務所で死ぬか、シャバで殺されるか。どうせ死ぬなら、万にひとつの可能性に賭けたいと。
ハーレムで幼い頃から窃盗や強盗をくり返してきた前科者で“てんかん”持ちでもあるジムは、最底辺から脱け出す夢にすべてをかけるのだ。

ボビー・ウーマック(1944〜2014)が歌う主題歌“Across 110th Street”も印象的。歌詞も「110番街の向こうは女もジャンキーも食い物にされる」といった内容で、まさにこの作品そのものだ。
ハーレムそのものは90年代以降治安が改善され、すっかりこの時代とは違う風景になっている(らしい)。
ではこの映画で表現された絶望的な格差が解消されたかというと、それは全く別問題である。

投稿者:Ikeda投稿日:2011-01-10 14:44:55
ニューヨークの黒人街ハーレムに白人マフィアがアジトを持つていて、それとは別にそこを取り仕切っている黒人の愚連隊がいる。そこに3人の黒人グループが強盗に入るという話ですから、かなり、込み入った争いが進行しています。更に、警察側は白人の部長刑事が捜査を始めるが、地区担当の黒人警部補が参加するという白人・黒人が入り乱れての争いが続いています。
アンソニー・クインが製作の総指揮を執っていますが、彼の演じる刑事は、善良でもなく、粗暴な男で、ヤフェット・コットー演じる警部補がそれを嗜めるものの、捜査ではマフィアに先を越される所が、黒人差別の問題を含めて面白く展開しています。
なお、ニューヨークのハーレムはセントラル・パークの北側にありますが、その南端が110番地である所から、この題名がつけられています。今は知りませんが、私がこの映画が作られた前年にニューヨークに行った時には、セントラル・パークは危険だから行かない方が良いと言われたのを思い出します。
投稿者:Bill McCreary投稿日:2007-06-05 19:49:27
あんまり知名度が高い映画というわけにはいきませんが、アクション、人物模様とよく出来ています。白人は、警官かマフィアくらいしか足を踏み入れられなかった時代のハーレムが生々しく描かれます。あと、縄張りを侵食されつつあるイタリア・マフィアの姿などもうまく捉えられています。イタリア系から、黒人、スパニッシュ、中国系などに犯罪組織がシフトしつつあった時代だったということでしょうか。

ついでながら、マシンガンを撃ちまくる姿がすさまじいポール・ベンジャミンは、『アルカトラズからの脱出』で、牢名主みたいな囚人を演じていましたね。他にも、何人か「お、この人が」という俳優たちが顔を出しています。

かなり重い映画ですが、たくさんの人に見てもらいたい映画です。
投稿者:eu投稿日:2004-05-06 14:36:51
観終わってしばし呆然、これだけ殺しあう空しさを感じた作品はひさしぶり。
投稿者:長春投稿日:2001-05-03 10:41:16
マフィアの金を奪った黒人グループ、それを追うマフィアのボスの娘婿、事件を追う刑事。それぞれ死に物狂いで生き抜こうとするのが切ない。特に、マフィアのボスの娘婿(アントニオ・フランシオサ)が組織での立場を守ろうと、容赦なく黒人グループを追及するのが圧巻。ビルの工事現場で逆さづりにして黒人グループの情報を聞き出すが、そのまま墜落死させてしまうのもすごい。マフィアに買収されている刑事(アンソニー・クイン)が新人刑事に突き上げられて、渋々腰を上げ、そのため悲劇的な結末を迎えるのも切ない。
【ソフト】
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