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昼下りの決斗(1962)

RIDE THE HIGH COUNTRY
GUNS IN THE AFTERNOON

メディア映画
上映時間94分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(MGM)
初公開年月1962/07/14
ジャンル西部劇/ドラマ
昼下りの決斗 特別版 [DVD]
参考価格:¥ 1,429
価格:¥ 1,390
USED価格:¥ 1,584
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【クレジット】
監督:サム・ペキンパー
製作:リチャード・E・ライオンズ
脚本:N・B・ストーン・Jr
サム・ペキンパー
(クレジットなし)
ロバート・クレイトン・ウィリアムズ
(クレジットなし)
撮影:ルシアン・バラード
音楽:ジョージ・バスマン
出演:ランドルフ・スコットギル・ウェストラム
ジョエル・マクリースティーヴ・ジャッド
マリエット・ハートレイエルザ
ロン・スターヘック・ロングツリー
エドガー・ブキャナントリヴァー判事
R・G・アームストロングジョシュア
ウォーレン・オーツヘンリー・ハモンド
ジョン・アンダーソンエルダー・ハモンド
ジェームズ・ドルーリービリー・ハモンド
L・Q・ジョーンズシルバス・ハモンド
ジョン・デイヴィス・チャンドラージミー・ハモンド
【解説】
 カリフォルニアの鉱山で掘り出された金を町の銀行へ預けるため、搬送人として元保安官のスティーヴが雇われた。責任重大な任務を受けたスティーヴは、旧知の仲のギルとその若い相棒ヘックを助手に抜擢すると鉱山へ出発。道中立ち寄った家で会った若い娘エルザも、恋人のビリーが鉱山で働いていることから三人と同行することになった。だが一行が鉱山に着いた時、ヘックがエルザをめぐってビリーたちハモンド兄弟と対立してしまい、抗争の火種を作ることに。一方、ギルとヘックは元々計画していた金の強奪に及ぶもスティーヴに見つかり失敗してしまう。そんな中、一行はハモンド兄弟の襲撃に遭うのだが…。
 金山からの金塊輸送を引き受けた元保安官とその旧友。途中で同行するようになった少女が原因で、やむなく鉱夫の荒くれ兄弟と対決する事になるが……。もう若くはない主人公の一徹な生き様は、後のペキンパー作品の男たちに通じるものがあり、密かに裏切りを企む旧友との友情も泣かせる。西部劇スターとして名を馳せたR・スコットとJ・マクリーはこの作品を最後に引退したが、それにふさわしい名編となった。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2017-05-23 22:26:03
ペキンパーにしては、地味で手堅い作品。老ガンマンのプライドが泣ける。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2016-08-24 16:47:45
ヒロインと父親の関係は「七人の侍」の志乃が入ってるし、ペキンパーが「荒野の七人」撮ったらどうなったかな。
投稿者:チャック・イエガー投稿日:2015-11-08 23:33:24
主演二人はなんか古くさいかな(笑)
投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-07-27 12:57:04
【ネタバレ注意】

DVDの音声特典(ペキンパ−評論家による音声解説)に、ペキンパ−がこの作品について“本作は魂の救済と孤独の描写だ”と語っていたと、一人の評論家が紹介していた。以前ペキンパ−の自伝だったかを読んだときに、ペキンパ−の弁護士であった父親が、貧しい人の弁護には報酬を受け取らなかったという記述があった。その父親の常なるモット−を、ペキンパ−はこの映画の中でマクリーに語らせている。馬を並べて歩ませながらジル(スコット)がスティ−ブ(マクリ−)を説得しようとして、“Is that all you want,Steve?”と言うのに対して、遠くに目をやりながら、スティ−ブは“All I want is to enter my house justified”と返答する。家など持たぬ流れ者の雇われ保安官のものとは思えぬ台詞だが、マクリ−という誠実さの権化のような男の口から語られることによって陳腐さを免れている。以上は、今回DVDで見直して気づいたことだが、この映画の素晴らしさはラストの決闘シ−ンにあることは言うまでもない。若きウォ−レン・オ−ツを含むハモンド兄弟三人に立ち向かう老いたるガンマン二人の決闘は、後年の早撃ちを競うそれではなく、互いに抜いた拳銃を下げて接近しながら撃ち合うという正統な形で展開される。両者とも正々堂々の振る舞いで撃鉄を確実に落としながら発砲して、ジル一人が生き残るという凄まじい決闘であった。そして瀕死のスティ−ブは駆け寄ったジルに“独りで死なせてくれ”とその手を払い、まるで“俺はあの山に還って行くんだ”とでも言うかのように背後の青い山を振り返って、巨象が斃れるようにくずおれて行くのだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/

投稿者:いまそのとき投稿日:2011-09-20 15:25:54
俗に言うB級映画だと思う。強い男はここにはいない。男臭い兄弟たちと老カウボーイの決闘。ちっともカッコ良くないが潔く散っていく老兵のごとき味わいがある。おいおい親父さんたち。道を反れたよ。シルバー・グレーも悪くないじゃないか。
投稿者:gapper投稿日:2010-09-21 21:13:01
 派手なアクションの少ないサム・ペキンパー西部劇。

 主人公の二人が老齢で派手なアクションは少ないものの一つ一つ確認していくような演出は好感触。
 老齢のガンマン二人というと「悪党谷の二人(1969)」もそうだが会話や雰囲気などを楽しむ作品となっている。
 この作品後、ランドルフ・スコットは出演作品はないがジョエル・マクリーは4本の作品に出ている。

 エドガー・ブキャナンを含む3人のベテランを主軸にウォーレン・オーツやジョン・アンダーソンといった新世代を荷う若手を起用しているのも面白い。
 この時点では、その後の活躍は分からないはずだが、その二人を採用していると言うのはペキンパーに役者を見る目が合ったと言うことか。

 主演二人の演技は、上手いと思わない。
 また、ハモンド兄弟の一人がヘック(ロン・スター)にやられ置き去りにされた馬がギル(ランドルフ・スコット)が行くまでそのまま居るなど都合が良すぎる部分もある。
 それでも落ち着いた”語り”の様な、この作品は楽しめた。

【映画からの薀蓄】
 冒頭でらくだのレースがあり、アメリカにらくだなんてと思ってしまう。
 しかし、アメリカには砂漠が多く開拓時代にはかなりの数がらくだが輸入されたようだ。
 何処の州だったかは忘れたが、道でらくだと馬で出会った場合には馬に乗っている方が道を譲らなければならないと言う法律が昔あったそうだ。
投稿者:TNO投稿日:2009-11-04 00:05:52
サム・ペキンパの実質的な映画監督第一作だと言われている。これ以前に「荒野のガンマン」という作品があったが、自身でハンドリングできる立場ではなかったようだ。第一作とはいえ、ペキンパの特徴は、出ている。宗教色が濃いことや、アクション場面で、ロングとフォーカスを交互に入れたりコマ抜きを実施したりして緊迫感を出しているところ等。ジョエル・マクリー、ランドルフ・スコットの主役のみならず、端役に至るまで、その人となりをしっかり描いているのも素晴らしい。この映画のマクリーは、ペキンパが父をイメージして演出したそうだ。いかなる時も不器用なまでに正義を貫く主人公だ。一方のスコットは、いかさま射的屋で金稼ぎをしている場面で登場し、マクリーとの正反対の性格を際立たせている。決斗の相手方である、マリエット・ハートレーが嫁ぐドルーリの兄弟達も、メンバーが凄い。ウォーレン・オーツ、ジョン・デイヴィス・チャンドラー、L・Q・ジョーンズ。彼らも、単なる無法者としては描かれておらず、彼らなりの秩序はあるのだが、倫理観が決定的に欠如しているのであった。結婚式の場面は、当時としては、かなりえぐい展開だ。最後の決斗場面は、リアルだ。早撃ちは、映画だけの世界であり、実際には弾はそう簡単に当たるものではなく、本作のように確実に当たるところまで近づいて撃つやり方が通常だったそうだ。最後にマクリーが、美しいシェラネバダ山脈を背景に山を体に乗せるように果てる姿は、原題の逆説か。R・G・アームストロング、エドガー・ブキャナン、パーシー・ヘルトン(銀行家)、ジェニー・ジャクソン(娼館の女主)等の人物描写も良い。西部の時代が終わりを告げ、新しい文明の兆しが出てきた(自動車、警官、ラクダレース、中華料理屋・・)時代に、かつて保安官として腕をならしたが、今は忘れ去られた老人が気高く生きる姿を照らした素晴らしい作品だ。シェラネバダ山脈の美しさも格別だ。ペキンパは、紅葉も好きなのだろう。
投稿者:kinenchyu投稿日:2008-02-05 18:24:25
古い作品なのでコメントが難しいのですが、当時のこの手の作品としては斬新なストーリーだったのではないでしょうか。完成度の高い作品で、これ以降にもたくさんの影響を与えた作品なんだと思います。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2007-06-24 11:42:16
【ネタバレ注意】

プレイボーイ…イカサマ野郎〜って思ってたら、さらにヒドイ奴等が登場して、野性の「エルザ」を欲望のままにしようとする。

オープニングのイカサマ劇(人物紹介)からして面白いし、妙にクリスチャンな過保護親爺の独善的頑固ぶりもスゴイ(悪い人間じゃないのだろうが、周りは迷惑だよ)〜そして一行に家出少女が同行し、金山の金を銀行に届ける、という仕事を遂行しようとするのだが…

まぁ世間知らずのお嬢さんが、兄弟達に輪姦されるとも知らずに何か怪しいものを感じながらも結婚まで行っちゃうってのが、何とももどかしい。

結果、余計な仕事を増やした一行に襲い掛かる金泥棒は、展開通り承知のアレだし…まぁこの辺りからイカサマ青年が、妙に誠実で味方に思えてくるのが不思議なのだが。

確かに手はあった…が、結局、金より友情か?…そして正々堂々と正面から銃弾を撃ち合う結構な決斗シーン……これは、まぎれもないハッピーエンドだ………2人の頑固親爺には申し訳なく、また或る意味、哀しいが。

投稿者:徘徊爺投稿日:2007-03-21 08:27:48
高慢な生娘を助けるためにスケベなバカ兄弟と闘う羽目になってしまい・・・って、ストーリーが冴えない。
投稿者:流氷一滴投稿日:2007-03-04 00:07:59
【ネタバレ注意】

典型的な西部劇は、主人公は正義の味方で必ず勝ち、敵役(馬泥棒、銀行強盗、無法者、殺し屋、インディアン等)は死んでハッピーエンドと決まっていました。この原則がいつ頃から崩れたかは覚えていませんが、本作品(1962年)では既に崩れています。
また、主人公のまわりが必ずしも善玉とは限らず、裏切りと和解が描かれているのも特徴でしょう。世間知らずの娘の浅薄な行動のせいで、最後に主人公が死んでしまうところなど、オーソドックスな西部劇では到底考えられなかった展開です。

また、時代設定も大きく異なります。騎兵隊とインディアンの戦いは既にケリがついており、保安官の代わりに制服警官が群衆を仕切り、なんと初期の自動車すら見られます。主人公と旧友、二人の老ガンマンを取り巻く環境も激変する時代です。

主人公は最後まで「正義」「公正」「正々堂々」にこだわります。おそらく「自分の時代」が終わることを知っていました。映画の中の老ガンマンとしても、ウエスタン俳優としても悔いはなかったと思います。

投稿者:ノリス投稿日:2006-12-08 18:11:16
 ペキンパー作品としては、わりと地味な作品であるがデビュー作「荒野のガンマン」よりもペキンパーらしい。特徴の一つでもあるスローモーションを取り入れてないがクライマックスなどにおける銃撃戦はなかなか見応えがある。またペキンパーファミリーと呼ばれる常連俳優も多数名を連ねている。(R.G アームストロング、L.Q ジョーンズ、ウォーレン・オーツ等)点もファンとしては見逃せないものである。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-06-05 12:09:32
老いたガンマンの哀切な最期。異色の西部劇だが、同時にいかにもペキンパーらしく、彼の代表作に挙げられるのも首肯できる。
ジョエル・マクリー(当時55歳)とランドルフ・スコット(当時59歳)の引退作品。若き日の保安官時代の昔話をしながらも、歳月は人を変える。助けたかと思えば裏切り、裏切ったかと思えばまた助ける・・・と、ことほど左様に人の心は移ろいやすい。
世間知らずのわがまま娘エルサ(マリエッド・ハートレイ)のために、シエラ山中での銃撃戦や、ラストの決闘へとつながるわけだが、それは老いたガンマンの為に用意された最期の舞台のようにさえ観えて来る(それにしては少々相手がショボいが)。
かつての相棒(ランドルフ・スコット)が尋ねるシーンがある。「貧しい男が死ぬ時着ているのは誇りの衣だ。着ていても暖かくもない服だ」「それでもいいのか」。ジョエル・マクリー演じるスティーブはこう答える。「私はただ正しく死にたい」。
死に場所を探す流浪のガンマンたち。男の臭いが漂う画面に、シエラ山脈の景色がただただ美しい。
投稿者:Ikeda投稿日:2005-04-25 15:06:38
ランドルフ・スコット、ジョエル・マクリーが共演しているのは、1929年にスコットがデビューしたての映画「ダイナマイト」以来のようで、珍しいことです。それも、60才近い二人だから実現したのでしょうが、私も見ている内に段々若い頃の面影が浮かんできました。
最初にラクダが出てきますが、もともとラクダは北アメリカに発生したようですが、1万2000年位前には姿を消してしまったそうで、現在では野性のラクダはいない筈です。それが堂々と出てくるのが笑えます。
映画としては岩山での撮影やラストシーンを含む撃ち合いも良いと思いました。ただ、全体の流れとして、女性マリエット・ハートレイがらみのシーンが可成り長い事や、裏切りがあるような無いような進行が、どうも気になりました。しかし、これが人間の心理を描いている事は確かで、これをどう感じるかが、この映画をどう評価するかの分かれ道でもあると思います。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-02-05 23:04:33
 斜面の西部劇。この系譜には勿論、アンソニー・マンの岩山への拘りがあるし
イーストウッドの『ペイル・ライダー』でも斜面を描く作家的野心が見て取れた
のだが、この映画のペキンパーも斜面を描くことに拘っている。
 
 ペキンパーの『ワイルド・バンチ』と並ぶ、いやそれ以上といってもいい代表
作であり、最高傑作。ヘイズコード以前だからこその抑圧された性と暴力の描写
が胸を突く。ペキンパーには高速度撮影も吹き上げる血糊も必要なかったことが
ようく判る。このような後のペキンパーを印象づけ、ジョン・ウーという名の、
似て非なるまがいモノが近しいかのように言われる特徴的な演出はここでは全く
ない。しかし、L・Q・ジョーンズやウォーレン・オーツが登場した途端に発す
る暴力性、フィルムに定着した腐臭のするようないかがわしさはペキンパーなら
ではのものだ。

 ウォーレン・オーツ達が結婚式場(実は娼館)へ合唱しながら馬で向う結婚式
の夜のシーンがこの映画の白眉だろう。はっきり言ってこのシーンの悲壮な美し
さには鳥肌がたちました。
 
 R・G・アームストロングが敬虔なクリスチャンでヒロインの頑固な父親とし
て登場する。また、ウォーレン・オーツはカラスを肩に乗せて登場する!

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 新人賞マリエット・ハートレイ 
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