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フィアレス(1993)

FEARLESS

フィアレス/恐怖の向こう側(ビデオ)

メディア映画
上映時間122分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(WB)
初公開年月1994/06/25
ジャンルドラマ
フィアレス 恐怖の向こう側 [DVD]
参考価格:¥ 1,543
価格:¥ 1,390
USED価格:¥ 605
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【解説】
 P・ウィアーが、その強引なまでの映像の説得力を取り戻し、オセアニア作家の面目を保った異色の人間ドラマだ。飛行機事故で死の恐怖に直面し、それを乗り越えて以来、生きることへの畏れすら失くした男マックス。生をひたすら謳歌し、異常にポジティブになった彼にとまどう家族。そして、事故で幼子を亡くして、すっかり打ちのめされたスパニッシュ女性カーラ。事故の波紋は様々な魂の葛藤を生み、やがて、プラスとマイナスの極は惹かれあっていく。心を閉ざしたカーラも夫よりはマックスといると安心で、彼の仕組んだショック療法で平常心を取り戻す。が、彼はそうではない。次第に虚ろになっていく夫を見兼ねた妻は、カーラに、二度と夫に会わぬように頼むが……。炎上する機体から超然と姿を現わし、神々しく生存者救済に当たるブリッジスの演技も凄いが、コミュニケーションの飢餓に喘ぐペレスのカーラが頭抜けている。二人がデパートで死者たちに贈り物を買ってからの一連のシークエンスは、オープニングにも勝る衝撃と感動を見る者に与えるはずだ。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
865 8.12
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【ユーザーコメント】
投稿者:FFF投稿日:2018-01-27 23:14:29
全員にもれなくその時は来るのであってその瞬間恐怖に打ち勝てたらどんなにいいだろう。
しかしかの女史も「恐れる事を恐れないで」と歌っている。何度観ても魂が揺さぶられる作品。
投稿者:陸将投稿日:2011-02-01 17:56:50
【ネタバレ注意】

本作にはどこか崇高で神々しい雰囲気が漂っている。
それは人間の深遠の精神世界を表しているのかもしれない。
人間が生きている意味、その不可思議さを思わず感じてしまう。

飛行機墜落事故に遭遇し、生き残った主人公。
しかし、気味が悪いほどに冷静でいる。
常に微笑を浮かび、一見事故の影響がないかのようにさえ見える。
だが、見えないところで彼もまた、確実に傷ついている。

生と死の境界線に立たされた乗客。
皆がどっちに転んでもおかしくなかったはずである。
生きた心地がしない状況を経験し、死に直面し覚悟した人々。
何故自分が生き残ったのか。
何故自分は守ってあげられなかったのか。
生き残ったこと=幸運とは限らないのである。

体の傷は月日が経てば癒えるが、内面の傷は決して癒えない。
そんな不可視的な傷を、周囲の人々が実感することはできないだろう。
カウンセリングでも、損害賠償でも、慰めの言葉でも癒えることができない傷。

そして生きることへの恐れも、死ぬことへの恐れももはや薄らいでしまった主人公。
生の実感を、もう一度死のうとすることでしか感じられない彼の姿が哀し過ぎる。
ただ、彼は確実に生きているのである。
再び生と死の境界線に立ち、そして再び生きてこの地に帰ってきた主人公。
そんな彼にささやかな希望の光が確実に射し込んでいる。

投稿者:uptail投稿日:2010-08-25 09:33:48
ロージー・ペレス
投稿者:Normandie投稿日:2010-05-23 22:26:32
ジェフの映画では一番好きですが、オスカー候補に挙がらなかったのが不思議。

某大手レンタルビデオチェーン店の特価品コーナーの中に700円くらいで並んでた。
何か悲しくなったよこんな素晴らしい作品が・・もう分かってないんだよな。

※荘厳なるシーンに相応しいグレツキ:交響曲第3番×ドーン・アップショウ「悲歌のシンフォニー」に震えた。
投稿者:ローランド投稿日:2009-05-21 23:53:29
 ユダヤの民を引き連れエジプトを脱出したモーゼのように、
トウモロコシ畑を悠然と歩んでくる姿が神々しく、始まってから数分間
は、これはあちら側の世界の描写かな?って思わせられたくらいでし
たが、終盤の、音と映像が秀逸な、異次元へ行き来するような墜落
シーン (音楽が「刑事ジョン・ブック・・・」での納屋を建てるところ
に使われていた曲を思い起こさせたけど、このモーリス・ジャールのセンス
は好きです) と繋げると、この作品の主題が見えて来るような気が
します。   

  ここでは、精神科医も弁護士も、マックスを引き立てるがための
ピエロでしかなくて、それもあってか、ウソがつけなく出しゃばらず、
ヒーローに奉られることを嫌がり逃げ回るマックスの人間性にとても惹か
れるけど、これは、自分に逆らうことがない者との付き合いばかりで、
まさに狡嗣気郷の蝙蝠畩態なのに、自分では鷹にでもなったつもりで
いい気になって、小賢しくふるまう人間にうんざりしているせいかもしれ
ないです。  マックスの人格を身近に望むのが無理なことなんでしょ
うが。  

 アレルギーで自身には毒となる苺が、死にたいと思って食っても
何事もなくて、幸せを感じた時に食うと毒になる。  人間、幸せを感じ
ているときが一番危険なときなのか?。 ・・・・って、読みすぎです
かね。  

 トラウマを取り除くためにショック療法のように車を壁に衝突させる
とき、シートベルトを締めるところをしっかりと写したり、その前に、
爛好ΕА璽妊鵑亮屬澄△箸討皸汰瓦世茘瓩函⊆屬隆莨罎気鮓譴辰討い燭蝓
ご都合主義に見えないようにようにとの気遣いも良いですね。
投稿者:シオン投稿日:2009-05-12 22:47:38
映画って「期待して観たけど、意外とその期待に応えてくれなくてガッカリ・・・」な作品と、「あまり期待してなかったのに、観てみたらこれが凄ーく感動して・・・!」な作品と、2種類あるような気がします。(あくまでも単純に言えばですが)
で、この「フィアレス」は後者です。隠れた秀作だと思いました。
とくにラスト、飛行機墜落シーンから“ミステリアスな光のトンネルのような”シーンの音と映像の迫力は圧巻です。ある種のトランス状態、また崇高な宗教的暗示さえも感じさせられて強い説得力があります。

飛行機事故に遭遇した、その事故で運良くも生き残った(生き残ってしまった)人(達)の心の傷、そしてその深い傷跡を癒し、また再生していく姿を不可思議な力を(もし、あるとしたら)持ってしまった(主人公本人はそう思っている)男を軸にドキュメンタリータッチでありながら、同時に情緒豊かに描いています。

神憑り的な主人公を演じるジェフ・ブリッジス、実は私はどちらかと言えば苦手な男優なんですけど、、この「フィアレス」の彼には好感が持てました。他の「ドア・イン・ザ・フロア」や「隣人は静に笑う」、吐き気がするくらい嫌な悪役の「失踪」の彼より数段いいです。まぁ、役柄的な部分も多いとは思いますが。
奥さん役のイザベラ・ロッセリーニはあの往年の名女優、イングリッド・バーグマンの娘ですが彼女のバレエシーンもあったりして。素敵なんですよね・・・。
彼女にはヨーロピアンな優雅さを感じます。最近は年を取ってしまったせいか、活躍があまり無いのが寂しいですけど。

監督のピーター・ウィアーはオーストラリア時代の映画やハリウッド進出の「刑事ジョン・ブック目撃者」頃までは好きでしたが、その後はイマイチと思ってました。でもこの「フィアレス」を観てちょっと安心しました。これからもどんどん活躍してほしい監督の一人です。
・・・そう言えば、この映画の音楽はあの「アラビアのロレンス」や「ドクトルジバゴ」のモーリス・ジャールだったんですね! 道理でシーンシーンで聞えてきた曲にも重厚ななんとも言えない美しさが溢れてました。
そのモーリス・ジャール氏、3月に逝去されてますね・・・。ご冥福をお祈りします。
投稿者:アリエアー投稿日:2009-05-02 23:51:25
【ネタバレ注意】

死の瞬間、轟音が消え光にあふれた不思議な光景が広がる。
マックスは事故にあって変わってしまったのではなく、最初から半分幽霊のように思えた。
人々が恐怖におののく墜落の瞬間においてもなお、聖人のように心穏やかでいられるのだから。
どうして彼がそんな風な人間になったのか、最後まで分からない。
それゆえ、この映画には変な浮遊感が常につきまとう。
ある種の嘘っぽさ。嘘みたいに美しい墜落の光景に象徴されるような。
例えば息子を亡くし心に傷を負った女性を命がけで癒すも、その愛に責任の所在はなく、女性に別れを選択させざるを得ない。
痛みを口にする人々、そこにたかる人々、それらを亡霊のように眺めるマックス。
しかしながらこの映画にはひたひたと静かに迫る感動があるのだ。
神の思し召しもへったくれもないように思えるこの狂った世界で、彼はただひたすら、全身で、生きる事の不可思議さを考えているからかもしれない。

投稿者:irony投稿日:2009-04-30 15:15:44
【ネタバレ注意】

 苺アレルギーは気の持ち様? 人間誰だって助かりたいけど、セラピストでもダメ、家族でもダメなら最後の救済策は自決あるのみ カーラはマックスに助けられたけど彼には・・ ロッセリーニ演じる妻は天上の人でなく地上で彼に家族の為に生き続けて欲しいと願うがダメだった 人は役割を持って生まれて来るのだとしたら、(マックスは神を信じていそうもなかったが、)彼の務めは終わったのだ 墜落シーンと音楽の融合はいいですね

ロージー・ペレスはいいけど、彼女の持ち味はペルディータが一番です

投稿者:オネエ投稿日:2009-04-29 17:54:46
この映画、ぜったいに一般ウケしないわね。それでも、こういう映画をしっかり作ってくれるのは嬉しいわ。監督さんが『刑事ジョン・ブック』の人だって知って、なるほどと納得がいった。なにより凄いのは、主役の二人の演技よ。ジェフ・ブリッジスもいいけれど、あたしそれよりも感心したのはカーラ役のロージー・ペレスね。泣きの演技って難しいのに、このロージー・ペレスの泣きは凄いよ。彼女はこの演技で、アカデミー助演賞にノミネートされてるのね。うーん、納得。あたし、『チョコレート(MONSTER\'S BALL)』のハル・ベリーを思い出したわ。
投稿者:the hysteric green投稿日:2005-12-09 09:49:44
これはイイよ。素直に感動できたし。
中盤少し退屈するんだけど、後半はそれを補って余りある衝撃と感動を与えてくれるハズ。
投稿者:spink投稿日:2005-09-04 20:37:00
地味だけどいい。
投稿者:きも投稿日:2005-07-21 01:31:41
とても素晴らしい作品だと思います。
CATVで何も知らずに見たのですが、最初は何をテーマにした
映画なのか解りません。しかし、芸術的な映像とジェフ・ブリッジスの
存在感に引き込まれて行きました。
ラストの墜落シーンはとてもリアルなのに、美しい音楽がかかり
何故か?涙が止まらなくなりました。
見た後に、見た者もある種のカタルシスを得る、不思議な、でも
最高の作品だと思います。
投稿者:さゆぽん投稿日:2004-09-29 19:43:51
途中とても眠くなりましたが、
静かに進んでいく物語が、実はとてもリアルに表現されていて、
全部観た後にじわじわと考えさせられました。
事故を経験した者にしかわからない痛み、そして大きな傷。
妻や子供との気持ちのすれ違いが、とても切なかったです。
投稿者:黒美君彦投稿日:2002-07-29 01:26:38
【ネタバレ注意】

一瞬の生と死のはざまで、人は何を見るのか。
一度死んだ人間として、生き残った者たちに眼差しを向けるマックスの虚無に充ちた、しかし優しい瞳。記憶をもう一度生きることによってしか、彼は現実の人生には戻れない。
大惨事が、美しい映像表現とともに、妙な臨場感を生み出す。
航空機という密室の中で、マックスは最後の時刻を、どう迎えようとしていたのか。ラストシーンの「苺アレルギー」というのは確かに安易な感が否めないが、死に向かうマックスと事故のシーンが重なり、生への渇望を表現したこの作品は、P・ウィアー監督の作品の中でも傑作の名にふさわしい。
ジェフ・ブリッジス、ロージー・ペレス、いずれも好演。

投稿者:でるふぁい投稿日:2002-03-08 12:17:21
この演技でジェフ・ブリッジズがノミネートされなかったのが不思議。
生と死のはざまを見てしまった男と女のトラウマを描いて、この映画は納得のいくリアル感で魂にぐいぐいとせまってくる。冒頭の事故のシーンは、まるで現場に居合わせた素人ビデオのように生々しく、かつ夢のようにおぼろ、という不思議な映像・・・忘れられない。
投稿者:shichiten投稿日:2001-05-08 01:18:42
本作が公開されたのは、阪神大震災や地下鉄サリン事件の前だった。だから心的外傷に関する描写などはピンと来なかったんじゃないだろうか。村上春樹の「アンダーグラウンド」を読んでから改めて観てみると、飛行機事故の生存者たちの苦悩があまりにもリアルで、正視できないほどだ。
無論、ウィアー監督の作品だから、最後に生きる希望を提示することを忘れていない。台詞を排したラスト10分はジェフ・ブリッジス畢生の名演。
投稿者:通りがかりの人投稿日:2000-02-22 18:18:05
映画っていいなぁと思える作品です。
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