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フィラデルフィア物語(1940)

THE PHILADELPHIA STORY

メディア映画
上映時間112分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(セントラル)
初公開年月1948/02/10
リバイバル→ヘラルド-
ジャンルコメディ/ドラマ
フィラデルフィア物語 [DVD]
USED価格:¥ 994
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【解説】
 フィラデルフィアの上流社会の令嬢トレイシー(ヘプバーン)はジョージ(ハワード)との結婚を目前に控えていた。それを知って、二年前に彼女の我がままとプライドの高さに耐えかねて出ていったデクスター(グラント)が、雑誌記者のコナー(スチュワート)とインブリ(ハッセイ)を連れてやって来る。実は邸の主人は浮気相手のところへ行っていて式にも呼ばれていない有様で、体面を重んじる一家は、記者の手前、何とか取り繕う。トレイシーに未練のあるデクスターは静かなる結婚妨害を試みるが……。バリーのブロードウェイ・コメディを軽快なテンポで映画化。軽妙な演技のスチュワートと、こなれた脚本のスチュワートがオスカーに輝く。ヘプバーンのコメディエンヌぶりが何より楽しい。'56年に「上流社会」としてリメイクされた。カラライゼーション版有り。
<allcinema>
評価
【関連作品】
上流社会(1956)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
857 7.12
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【ユーザーコメント】
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2017-12-22 03:11:37
ディズニーの実写映画のような、気の抜けたロマンティックコメディ。
投稿者:ルーテツ投稿日:2017-09-20 00:35:03
【ネタバレ注意】

キリン顔のキャサリン・ヘップバーンを男3人で取り合う、という設定がまず入ってこない
彼女は、まだまだ女性の地位が低い時代にずけずけと男に物を言える感じが受けて、同性に人気があったのではないか、と思っているのだが
ただやはり演技は超絶に上手いと思う

ジェームズ・スチュアートがこの作品でオスカーを獲ったが、これも謎
この前後にもっとオスカー級の演技した作品あったろうに
ケーリー・グラントは、この手の作品ではいつも同じ
作品を超えて同一人物を演じている、といっても過言ではない

当時流行ったセリフの洪水コメディで、英語がわからない人は所々置いて行かれる
後年の「上流社会」は本作のリメイクだそうで”トゥルー・ラブ号”が出てきて気付いた
ヘップバーン、グラント、スチュアート、それぞれ他にもっと面白いコメディ作品はある
3人そろっているところに価値があるのかな

投稿者:初代黒龍投稿日:2017-06-19 22:27:34
【ネタバレ注意】

 かつての古き良きアメリカは、日本にとっては自分達と比べ物にならない豪華な暮らしをしている(戦争で勝てるわけがないほど)超大国であることが、こういう映画を観ていると嫌味なくらい伝わってくる。いかにも舞台劇の映画化らしい激しいセリフの応酬は、それでもスカッと聞こえるのは監督の上手さであり、K・ヘプバーン、J・スチュアート、C・グラントのトリプル主演はそれだけで楽しめる魅力的な顔合わせである。にも関わらず、途中まで惰性で観ていて、コメディの割にあまり笑えないのは、やはり上流社会そのものが嫌味に感じるこちらの問題だが、アメリカという国そのものがこちらの手の届かない上層部に居るようにも思える、そんな自分に嫌気を感じながら観ていたからだろう(現代のアメリカには、さほど憧れは無いけれど)。
 後半、それまで女王だ女神だと祀り上げられていたヒロインが、他人を認めることも出来ない器の小さい存在だったことに気付かされるが、ここから彼女がいかに人間的に成長していくかに興味が移る。考えてみると、この映画に描かれる上流社会は憧れの対象になるものではなく、むしろ全編上流社会に対する皮肉を感じる。ヘプバーンは生まれも育ちもいかにもお嬢様として描かれているが、だからこそ泥酔して婚約者に愛想をつかされるシーンが生きてくる。グラントは、かつて彼女との結婚によって上流社会というものを知ったわけだから、彼女とその家族に対する見方が冷静かつ第三者的である。スチュアートに至っては、ハナッから上流社会とは無縁であり、流れに任せて動いているようで、意外と誰とも上手く渡り合っていて、ラストでは結婚の付添人まで引き受け、ある意味一番人間らしい存在にも観える(仕事仲間の女性が彼に思いを寄せていることに気付かないのも彼らしい)。
 幕切れで、カメラのストロボを3人が同時に睨み付けるが、上流社会をこれ以上食い物にするなと言いたいのか、上流社会でなく個人の問題だからジャマするなと言いたいのか、一瞬のうちに色々考えた。
 キャサリン・ヘプバーンは、「アフリカの女王」でもお嬢様だったし、晩年の「招かれざる客」も上流階級だった。同じヘプバーンでも、オードリーはどんな役を演っても天使のような美しさだった。結局どちらのヘプバーンも手の届かない存在だ。

投稿者:noir fleak投稿日:2017-06-09 21:36:33
面白くないというのが率直な印象だ。なぜか? それは短い日本語字幕では、各セリフの面白さが全く伝わらないからだ。
それに三大俳優の演技も私にはあまりに「こういうのが演技だ」と言わんばかりで鼻につく。一番自然なのはスチュワートだが。

投稿者:黒美君彦投稿日:2016-08-15 11:55:54
【ネタバレ注意】

いわゆるスクリューボール・コメディの古典的な傑作と称される作品。上流階級のお嬢さんがキャサリン・ヘプバーン、その元夫がケイリー・グラント、そしてそこに紛れ込む作家にジェームズ・スチュアートという贅沢な布陣。
ジョージ・キューカーの演出も巧く、飽きることなく観られた。
フィラデルフィアの石油王の令嬢トレイシー(K・ヘプバーン)が成り上がりのジョージ・キトリッジ(ジョン・ハワード)と再婚することになり、そこに前夫のデクスター(C・グラント)と「スパイ」という三流雑誌のライター、マコーレイ・コナー(J・スチュアート)が取材のためにやってくる。
冒頭のゴルフクラブをトレイシーがへし折り、怒ったデクスターが彼女の首を絞めて突き倒す、というシーンが、サイレント映画のように描かれていて、こうしたことが離婚につながったんだな、と思わせる。
しかし何故かデクスターはトレイシーに未練ありあり。コナーもトレイシーの魅力に次第に惹かれ…というお話。
上流階級の令嬢の彼女は「女神」なのだそうで、男たちは皆美しい彼女に跪く。彼女は「崇拝ではなくて、ただ愛されたいの」とジョージに打ち明けるが、男たちはわかってくれない。
そんな彼女の欠点をズバリと突きつけるのはデクスター。「君は他者の過ちには不寛容。自分は処女なる女神に仕える神官のようだった」と語り、何不自由ない暮らしを享受してきた彼女の弱みを指摘する。
ここからトレイシーが何故か急に弱くなるのが面白い。酒の力を借りて若いライターともキスして、ついにはジョージに見放されてしまうけれど、そこでついにデクスターと改めて結ばれる、という物語。
早口の台詞こそがこの作品の醍醐味。英語がわかれば印象も随分違うのかもしれないけれど、戦前の「富豪」たちが構成する上流社会の理想形がここには描かれている。好きにはなれないけれど。

ケイリー・グラントは今ひとつだけれど、酔っ払ったりしゃっくりが止まらなくなったりするジェームズ・スチュアートが魅力的。彼がこの作品の主人公といってもいいくらいだ。
そのほかコナーを密かに慕っている女流カメラマンの「リズ」ことエリザベス・インブリー(ルース・ハッセイ)や、トレイシーの妹でお転婆なヴァージニア・ウェイドラーがいい味を出している。

それにしても、このふたり、うまくいくんだろうかと一抹の不安を抱かずにはいられないカップル、なのでした。

投稿者:クリモフ投稿日:2011-06-06 16:26:45
のリメイク元だとは知らずに、冒頭のデ・ジャブ感で気づきました。なるほど、あちらはミュージカルにしたものの結構忠実に焼き直しているんですな。
ストーリーはバツ一女と元夫、新夫に記者がすったもんだした挙句に、まぁなんとかなるというロマコメのよくあるパターンですが、個人的にはキャストが魅力的だったの楽しめました。
K・ヘップバーン、グラント、スチュアートという3大スターがそれぞれ持ち味を出していてなかなか面白い。リメイクもキャストは豪華でしたが、こちらのほうが一枚上手だと思います。ケイトの方は好みのわかれる女優ですが、自分は○。見た目も凛としていて良いし、演技もすばらしいと思います。
よくよく考えたらラストは丸く収まってないんですが、スター映画として問題なし。キューカーの演出も手堅いしね。楽しめました。
投稿者:gapper投稿日:2010-02-04 23:31:18
 導入部はディズニーのアニメ調で呆れる。
 キャサリン・ヘップバーンの演技には馬鹿馬鹿しくてつまらない。
 そもそも私は上流社会とは縁がない。
 憧れの世界であれば良いが、こんな四画関係は、憧れではない。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2009-06-28 16:11:56
完全にインテリ層向けの‘知的‘ロマンティックコメディだろう。
東部の保守的な上流社会で令嬢が結婚式を挙げようとしている。いくらでも感動的なドラマに出来る素材をいかにこねくりまわして、‘変奏‘するか?そして、最後は無事に落ち着くべき所に見事、着地する・・・
複雑な脚本もさることながらキューカーの交通整理がさすがにうまい。が、この皮肉と機知に富んだ会話劇を十全に享受するには、観客に相当なスキルを要するという点で残念ながら自分には無理であった。
演技陣。ヘップバーン・グラント・スチュワートのスタートリオはやっぱり華がある。後は、子供のくせしていやにこましゃくれた妹役ウェイドラーが印象的。
投稿者:tea room投稿日:2009-06-24 13:29:18
【ネタバレ注意】

昔観たときは洗練されたコメディのみごとな傑作だと思っていたが、一昨日NHKBS2で久しぶりに観たら印象が少しばかり変わった。後味が必ずしも良くないのだ。

この作品は普通グラント、ヘプバーン、スチュアートに目が行くので”ハッピーエンド”なのだが、しかし土壇場で捨てられた婚約者ジョージ(ジョン・ハワード)に対する視点がいささか冷たすぎないか。

ジョージは下層階級から這い上がって成功した男という設定だが、別にあくどいことをやってきたようにも見えないし、性格もむしろ実直・誠実にさえ見える。なのに、その”上流”に溶け込もうとする姿勢を笑い物にされ、結局、下層階級はどうとりつくろっても下層階級で上流階級とは相容れない、と突き放す。そういうお話ですね、これは。しかも人間的にも”上流階級”であるトレイシー(ヘプバーン)やデクスター(グラント)の方が、”下層”のジョージ(ハワード)より”上等”であるかのごとき描き方...。

ヘプバーンとグラント共演のこの時期のコメディでは個人的には「赤ちゃん教育」や「素晴らしき休日」などの方が楽しめる。そういえば「素晴らしき休日」では、大金持ち令嬢ヘプバーンがこちらは庶民派に扮するグラントを選ぶという、より米国映画的な筋書き(^^)。それにしてもヘプバーンは金持ちのじゃじゃ馬娘的な役がハマる。

「キャサリン・ヘプバーンは若い頃はとても美人だった」と評する方々もおられるが、個人的にはやや保留(^^)。それでもあの強い意志と際立った個性は、こういう役を生き生きと演じていると魅力的で、時に”美人”だとさえ思わせます。

投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2008-01-05 18:39:50
【ネタバレ注意】

あのゴルフクラブをへし折る表情!

2年後に登場する、小説家、カメラマンな女子、婚約者な男…そして元夫、妹、両親…大筋と関係ないかに思える部分が結構精緻に描かれてて、僕等は殆ど婚約者な男とだけは結婚するな!って気になってる。
元夫…粋です(暴力的酒飲みな幼馴染みらしいが…包容力っつーか、そんなものを感じるね)。
小説家…格好良いです。が、彼に社会勉強をさせようって×1でカメラマンな彼女が健気で聡明なのでね。
まぁキャサリンの不思議キャラ(ザッツ上流階級?)が、小説家な男とのエピソードを経て、誰もが想像するラストを、裏切る事なく迎えさせてくれる〜これは気持ち良し。ラストの伝言ゲームも楽しいぞ。

投稿者:ロビーJ投稿日:2007-12-09 19:02:14
大好きなキャサリン・ヘプバーン主演作という事でかなり期待して借りて見たのですが、私にはイマイチでした。何にしてもミュージカル版リメイクのおしゃれで楽しい『上流社会』を先に見てしまっていたためか、本作の雰囲気がどうもピンとはこず、最後の最後まで微妙な思いになってしまいました。。それにケイリー・グラントやジェームズ・スチュワートもカッコよくは見えなかったし、肝心のキャサリンも綺麗だったけど何か普通でした(涙)。
という訳で大好きな映画となってしまった『上流社会』の後に見たというのがそもそもの間違いでした。。もちろん、話が同じだとしても割り切って見なければ何にもならない事は分っているのですが、この作品だけはどうしてもミュージカルの楽しいイメージの方が強すぎて残念な鑑賞となってしまいました。。
投稿者:0635投稿日:2004-11-09 16:55:41
これはいい映画ですね。C・グラント、K・ヘップバーン、J・スチュワートの顔あわせだけでも、わくわくしますね。ラストは少々ご都合主義的なきらいがありますが、全体を通しての細やかな作りこみは最近では見られませんな。J・スチュワートの演技にも随分笑わしてもらった。ラストシーンの編集もいいですね。
投稿者:Ikeda投稿日:2003-01-06 11:04:26
キャスリーン・ヘップバーン、ジェームス・スチュアート、ケーリー・グラントと私の好きな俳優が揃っているので期待して見に行きましたが、その期待にそってくれた映画でした。それにルース・ハッセイが印象的でした。
この頃よく言われたソフィスティケーテッドという言葉がピッタリする作品です。ヘップバーンがスチュアート達を煙にまく所やグラントがヘップバーンを口説く所などが特に面白いシーンでした。
[2006-7-14]
48年ぶりで再見しました。前に見た時はルース・ハッセイが印象的だったようですが、やはり若い時は感じる所が違うなと思いました。
今回見て感じたのはキャシーとジミーの演技が抜群で他を圧していると共にキャシーの妹になるバージニア・ウエイドラーをうまく使っていることでした。二人の女性と三人の男性の鞘当てが続くストーリーで、ご都合主義的とも言えますが、嫌みがなくて機知に富んでいる所がソフィスティケートと言われた由縁だと思います。

投稿者:Longisland投稿日:2002-05-04 11:32:34
2時間弱の作品ながら、長く感じられた作品。
色んな要素、人物(K・ヘップバーン、J・スチュワート、C・グラントの主役級だけでも3人)が其々丁寧に描かれているものの、作品としての一体感は感じられなく、終盤強引にお約束ハッピーエンドでまとめた感は否めない、時代性・古さを感じる。

個人的にK・ヘップバーンって、中・晩年(?)の 黄昏、オレゴン〜、アフリカ〜、旅情、等の印象から元気なおばさん的オーバーアクト印象が強く、何ゆえ大女優として評価されてるのかが疑問・理解できなかった。
赤ちゃん教育・勝利の朝・素晴〜、本作品を観て(特に米国人が)彼女を高く評価する理由が解りました(つもり?)。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-01-12 23:17:48
 キューカーの、いやハリウッド製ロマンチック・コメディの最高峰と目される映画だが、キューカーであれば、あまり人口に膾炙しない『素晴らしき休日』の方が実は出来が良いと私は思う。勿論『フィラデルフィア物語』もキューカー+セドリック・ギボンズ(美術)+ジョゼフ・ルッテンバーグ(撮影)という黄金トリオによるMGMの粋と云うべき技術的完成度だが、『素晴らしき休日』のストレートさの方が私には好み。
 さて、この映画は非常に込み入ったプロット構成を持った映画で、これ程巧妙に観客の興味をはぐらかせ、かつ全体として破綻無く収拾してしまう映画はちょっと他に思いつかないくらいだ。強いて云えばホークスの『三つ数えろ』と同じぐらいの奇跡的なプロット展開。見ているときの心理状態としては、込み入ったプロットがどう収まりつくか想像もつかず、オロオロしてしまう。それはラストカット直前まで続く。
 また、ジョージ・キューカーという監督は何でもない普通の空間、それは都市の舗道であったり、悄然としたアパートの部屋であったり、決して大自然を舞台にした絵画的空間ではない普通の空間を、もうこちらの想像を遙かに凌駕した形の完璧な構図で切り取る人で、この映画でもフレーミングの素晴らしさは驚異的だ。ジェームズ・スチュワートが邸宅の中を物色して歩く各カットのオフ・スクリーンを意識させる構図等々。
 キャサリン・ヘプバーン、ケイリー・グラント、ジェームズ・スチュワートという最強の配役によるコラボレーションは当然魅力溢れるものだが、ヘップバーンと共に四角関係、五角関係のキーとなるルース・ハッセイが、とても鮮やかな印象を残す。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 ■ 主演男優賞ジェームズ・スチュワート 
 □ 主演女優賞キャサリン・ヘプバーン 
 □ 助演女優賞ルース・ハッセイ 
 □ 監督賞ジョージ・キューカー 
 ■ 脚色賞ドナルド・オグデン・スチュワート 
■ 女優賞キャサリン・ヘプバーン 
■ 新規登録作品 
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