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復讐は俺に任せろ(1953)

THE BIG HEAT

ビッグ・ヒート/復讐は俺にまかせろ(リバイバル)
ビッグヒート 復讐は俺に任せろ(新ソフト題)

メディア映画
上映時間90分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(COL)
初公開年月1953/12/06
リバイバル→ケイブルホーグ-99.8
ジャンル犯罪
ハリウッド 刑事・犯罪映画 DVD-BOX Vol.2
価格:¥ 7,635
USED価格:¥ 11,496
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【解説】
 ラングにしては俗っぽい犯罪告発映画だが、主人公の刑事が警察を辞め、個人で悪の組織に立ち向かう後半はなかなかいい。
 ダンカンという刑事が拳銃自殺し、バニオン刑事部長が捜査に当たるがこれといって不審な点はない。しかし、バーの女ルーシーの電話から全てが変わる。彼女はダンカンの愛人で、3日前に彼に会ったが元気だった、と言う。未亡人は悪妻で、何かワケがあるに違いない、との訴えだった。そして、すぐルーシーは遺体で発見される。バニオンは手口から、今や政界に乗り出そうという成り上がりの元ギャング、ラガーナの身辺を洗う。だが、署の上層部と連中は癒着しており、妻を車に仕掛けた爆弾で殺され憤る彼は孤立し、バッヂを叩きつけ単独で、車の爆弾の筋から核心に近づこうとする。ガレージの老秘書の協力で、ラガーナの手先の名が割れ、バニオンは彼の用心棒ヴィンス(マーヴィン)の情婦デビー(グレアム)から実状を訊き出す。このことが男にバレたデビーは煮え立つ珈琲をかけられ顔に大火傷を負い、左半分を包帯で覆ってバニオンの借住まいのホテルに転がり込んだ。バニオンの陰でデビーも報復に動き、ラガーナの汚職の秘密を夫の遺書で知りゆすっていたダンカンの未亡人を射殺。そして、ヴィンスを待ち伏せて、自分のされたように珈琲を浴びせる。そこへ駆けつけたバニオンとヴィンスは撃ち合いになるが、デビーを殺したヴィンスを、法の名の下に彼は逮捕し、血に訴えることはしない。そして、全ては詳らかになり、バニオンは復職する。
 グレアムの熱演が光る作品だが、その性格描写にいまひとつ説得力がなく、行動が裏付けの取れないまま突出している。そこが最大の見せ場であるだけに惜しい。99年に「ビッグ・ヒート/復讐は俺にまかせろ」と改題されてリバイバル公開された。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
748 6.86
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【ユーザーコメント】
投稿者:zzz投稿日:2011-12-09 02:28:20
good (2010-11-27鑑賞)
投稿者:gapper投稿日:2011-08-14 18:26:20
 フリッツ・ラング監督の正義の復讐劇。

 金や政治の力の有る悪党と暴力の悪党が組んだ相手に真正面から戦いを挑むと言う構図は、この作品以降結構見られる。
 犯罪ドラマだけでなく、西部劇の「ウエスタン(1968)」も同様の構図だ。

 リー・マーヴィンがキャラの作りこみが弱い感じもするが、なかなかいい。
 やはり若く力を持っている感じがある。
 グロリア・グレアムについても同様で、キャラクタをもう少し踏み込んだシーンが欲しかった。
 デイブ(グレン・フォード)の妻の事故のシーンでもスローモーションや斜めホライゾンを使うなどもう一つの工夫が欲しかったところ。

 ラングとしてはもう一段上であって欲しい所だが、十分面白い作品。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:Ikeda投稿日:2010-09-13 10:44:17
警部デイヴ(グレン・フォード)の犯罪捜査中に妻ケイティ(ジョスリン・ブランド)が殺されてしまったり、デビー(グロリア・グレアム)がヴィンス(リー・マーヴィン)に熱コーヒーを顔にかけられたりする、かなり残酷なシーンがある映画ですが、かなり面白い映画でした。
矢張りフリッツ・ラングの緻密な演出が光っていて、いい加減なバイオレンス・シーンを並べている並の犯罪映画とは違い、幸せそうな家庭の描きかたなどは流石だと思いました。それにダーティハリーなど警察上部の腐敗を描いた映画は多くありますが、この時期にそれを背景にした作品をつくっているのは、さすが社会派の監督だと思いました。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-21 17:18:29
演出:10
演技:10
脚本:10
音響:8
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2008-02-24 16:26:32
タイトなB級ハードボイルドであり、それ以上でも以下でもない作品だが、魅力的な細部の演出でそれなりに面白い。
まさにエルロイの犯罪小説を彷彿とさせる、Wラングの映像がいいと思う。
演技陣。フォードは渋いし、グレアム・マービンもいい。妻役のブランドは弟にソックリだね〜
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2007-07-19 22:17:10
 ラングにしては通俗的過ぎる家庭描写だなと思っていると、一瞬にしてこちらの違和感を瓦解させる演出を持ってくる。本作についてもラングは完璧な世界を構築していると思う。それは観客の感情操作を含めてであり、我々はもう冒頭からどっぷりとラングの術中にはまってしまう。
 リー・マーヴィンとグロリア・グレアムの絡んだ暴力描写やグレアムが顔面半分を隠蔽されるという悲痛な画面は判りやすく心を揺すぶるが、例えば、バーでリー・マーヴィンから折檻を受ける女としてワンシーンだけキャロリン・ジョーンズが登場する、このシーンなんかもリー・マーヴィンの非情さを印象付けつつ映画のテンションを上げる見事な演出だ。ストーリ上もグレン・フォードとグロリア・グレアムの出会いのシーンであり、ここから映画がギアシフトするという重要な役割を担うシーンだが、それ以上にリー・マーヴィンの折檻自体、キャロリン・ジョーンズの怯え方自体が観客にじわりとした不安感を与え、それがボディ・ブローのように徐々に効いてくるのだ。或いは、自殺した警官の未亡人を演じるジャネット・ノーラン(かつてオーソン・ウエルズの元でマクベス夫人を演じた女優)のなんとも狡猾なそれでいて落ち着き払った悪女としての描写も見事なもので、ラスト近くでグレアムと対決するのだが、私にはマーヴィンやグレアムと同じぐらい重要な位置付けだと思える。http://cinema.intercritique.com/user.cgi?u=3449
投稿者:緑茶投稿日:2005-02-24 04:23:10
「L.A.コンフィデンシャル」で50年代アメリカの警察権力の腐敗が描かれていたけど、これはまさに50年代に作られた同テーマの作品。70年代にもセルピコやダーティーハリーがあったし、今見ると非常にわかりやすい熱血刑事の映画にしか見えない、というとちょっと情けないか。展開がスピーディーで、迫力のある暴力描写も陰湿にはならないので後味はいい。分厚いアヒル唇がまだ初々しいリー・マービンの異常性格のチンピラがとてもいい。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
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