allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

舞踏会の手帖(1937)

UN CARNET DE BAL

メディア映画
上映時間130分
製作国フランス
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1938/06/
ジャンルドラマ
舞踏会の手帖 ジュリアン・デュヴィヴィエ監督 Blu-ray
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 3,990
USED価格:¥ 6,797
amazon.co.jpへ

【解説】
 未亡人になったクリスチーネが、20年前に社交界デビューを果たした時の手帖を見つける。懐かしく思った彼女は、その時のダンス・パートナーに再会しようと思い立つが……。若くして未亡人となった女性の、ノスタルジックな感傷を華麗な映像で描く。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
862 7.75
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:カール犬投稿日:2013-11-25 02:05:55
むかし自分に愛をささやいた人に会ってみたい。
その間20年余。
もう同窓会の例を出すまでもなく
幻滅感を味わうのは最初っからわかってはいるものの、
それでも訪ねて行ったマリー・ベルの抱えている寂寥感が、
若い頃より身にしみる。

若き日の思い出はいつまでも夢のように美しい。
そして人生はほろ苦い。
年齢を経て観てみるとまた違ったプリズムが見えてくるような作品。
投稿者:sachi823投稿日:2013-11-03 21:54:43
かつて社交界の花形だった豊かで幸福な人生を
送った女性の主観から、かつて愛を告白した
男性たちの人生模様が、あるときは厳しく悲しく
描かれています。私が生まれるはるか以前の
作品ですが、今見ても感銘を受けます。
運命の不可思議さや残酷さを描きながら、
いくつかのエピソードはこの国の人生に対する
確かな自信を感じさせます。
投稿者:gapper投稿日:2011-10-25 00:45:51
 「望郷 (1937)」のジュリアン・デュヴィヴィエ監督の同年の作品。

 回想ではないが、舞踏会で順番待ちのための書かれたノートの名前を頼りに旧友を訪ねていく話でなかなか面白い。
 一種のオムニバスでもあり旧友一人一人にエピソードが描かれる。

 特に序盤は幻想的に描かれ、まさに夢のようだ。
 だが、一人一人旧友に会う度に、その幻想は砕かれていく。
 発端となる舞踏会だが2度ほど挿入されるシーンではまさに社交界のデビューのように紳士淑女の華やかさだが、20年ぶりに訪れたその場はダンスホールで随分イメージが異なる。
 まさに”落ち”の様だが、実は違い2段構えで本当の落ちがある。
 最初は自殺して本当に死んだジョルジュの母親はサイコ状態でニューロティックな様相を見せるが、次のピエールは悪の道に進んでいてジョーと名乗っている。
 次は自殺の”未遂”で今は神父になっている。
 次々と現実味を帯び生活感が迫ってくる、その組み立てはなかなか。
 クリスティーヌ(マリー・ベル)は、波風を立てないほんわかした存在のように現れるが、実は台風の目だったというのも粋な演出だ。
 マリー・ベルは、年齢の割りに若く美しいが、ファビアンといったダンスホールで本当の若く可愛い16才の少女が横に並ぶと途端に年齢を感じさせる。
 実に上手いつくりになっている。
 それにしても日の出が3時54分というのはやっぱり緯度が高いなあと感じる。

【使用されているクラシック曲】
 20分頃ジョルジュの母が引くのは、ショパンのワルツイ短調作品34−2。

【小道具の話】
 1時間50分過ぎにティエリーが取り出す拳銃は、トップ・ブレイクというタイプで今では珍しいもの。
 映画では、なかなかお目にかかれない。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:uptail投稿日:2009-11-02 23:24:29
マリー・ベル
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-05-16 13:53:08
プロット自体は時代に関係無く、普遍的な魅力を保ち続けている。「ブロークン・フラワーズ」の元ネタだと思う。
投稿者:レフトフック投稿日:2008-03-07 23:40:00
映画好きで確か中学生の時、NHK名画劇場で初めて見ました。ガ〜ンという衝撃。まさに感動以上。ベル扮するクリスティーヌが狂言回し的に以前愛された男達に会いに行く各シークエンスが全部印象的。一言ではとても言えませんでした。当時14の私はベルが(36歳とか)おばさん[失礼]なのでおばさんの老いらくの恋かと思っていましたが、今50に手が届く年になり、『ベルは若く美しい』と思えるようになり、まさしくこれは私自身の史的映画でもあります。目が肥えた批評家がなに言おうと、この映画は人私の映画人生そのものなのです。
投稿者:マジャール投稿日:2006-12-24 08:30:32
【ネタバレ注意】

オモシロサが目一杯詰まった、正真正銘のクラシック名画。
ひとつ1つのエピソードに、ドキドキ、ニヤリ。
狂気の世界をさまよう母親が怖かったですね(ロゼェ、大迫力!)。ナイト・クラブのルイ・ジューヴェも面白かったけど、あの、耳をつんざく機械音・工事音が響く、場末の闇医者のシーンが、サスペンス満点で凄かった(カメラ・アングルが斜めに傾いてる)!
家政婦と再婚する、田舎町の町長のエピソードも、ユーモアと苦味がほどよく効いて、思わずニヤリ(父親の結婚式だっていうのに、グレた息子が金をせびりに還ってくる)。
今まで観た映画のなかでも、間違いなくトップクラスの面白さです!

投稿者:さち投稿日:2006-11-23 10:45:44
主足rぴ
投稿者:o.o投稿日:2006-09-25 00:38:51
見終わって、ゴロゴロしながら、いま眼にしたものについて、つらつら考えているうちに頭に浮かんできたのは、薄明かりの中で、回転しながら、現れそして消えてゆく、大小様々なリングでした。

20 年前、「一生あなたを愛します」と甘い言葉をクリスティーヌに囁いて、今でも彼女への思いを胸に秘めながら、それぞれに寂しい人生を送る男達は、彼女を中心点とした円を形成しているように思えます。いっぽう、「一生・・・」と誰かに書き残して死んだクリスティーヌの夫は、彼等同様、誰か他の女を密かに思いながら生きる男達が作る、もう 1 つの輪の一部ではないでしょうか。つまり 2 つのサークルがここで重なっているのだと思います。ずっと湖の反対側に住んでいたというジェラールの気持ちはもちろん分かりませんが、湖を挟んでほぼ同時期に死んだことになるはずの、彼とクリスティーヌの夫 (二人共一度も姿を見せません) は、まるでミラー イメージのようです。

彼女が訪ねて回る男達の各エピソードは、同一主題の変奏曲みたいで、それぞれ味わい深いものがありました。気の触れてしまった母親が、あの子が帰ってきたと、戻るはずもない息子を迎えようとする場面では、主人公と共に思わず緊張してしまいました。また、闇医者となっていた男のエピソードにおける、突然燃え上がった医療器具と常に傾いていた画面がやたら印象的です。しんしんと孤独感が胸にしみたのですが、ラスト シーンでは、希望と言っていいかどうかもよく分からない微かな明かりがぽっとついたようで、ほっとした気持ちになりました。

初の舞踏会に胸弾ませながらクリスティーヌと共に画面から去っていったジュラールの息子も、やはり同世代の誰かと輪になってワルツを踊り、そこから新しい世代による複数のリングが生まれ、回転しながら、薄明かりの中に広がって行く、そんな幻想に捕われてしまった次第です。
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-06-11 10:37:16
1度聴くと忘れられないメロディーだ。フェルナンデルが「神経衰弱のワルツ」と評したのには同感。綺麗だけど、頭の中でいつまでも鳴り続けて確かに気が滅入る。ラストにほんの少しだけ登場する青年は、『にんじん』の名子役ロベール・リナンだ。
投稿者:Ikeda投稿日:2003-03-02 14:34:55
想い出の楽しさ。何とも言えぬ懐かしさ。そして、その想い出を無理に現実に見た時の、その醜さに対する落胆。こんな事が、この映画の中にうまく、きれいに描かれています。それは我々に「想い出こそはあなた方の胸にそっと秘めておくべきもので、決して現実に見てはいけません」と忠告して呉れるような気がします。

最初からの美しいメロディに美しいコモ湖の風景。そしてマリー・ベルは手帖を頼りに昔の友を訪ねて行きますが、ここから映画はロマンチックからリアリスティックにと一変します。その「一変」の仕方が、まことに綺麗で、少しも不自然ではないのも、この映画の良い点に入ると思います。

これからが本題ですが、挿話形式でフランスの名優がぞろぞろ出てきます。フランソワ・ロゼェ、ピエール・ブランシャールその他、短いシーケンスなので、皆、思い切って演技していますが、中でもルイ・ジューベが一番凄いと思いました。「ぐずのピエール」と呼ばれていたジューベは今は酒場を経営し、悪事を働いていますが、ベルはジューベを呼び出すのに、昔二人で読んだヴェルレーヌの詩をボーイを通じて知らせます。「凍てつける人気なき広き公園に、今し影二つ過ぎ行きぬ・・・」。ここではジューベとベルの醸し出す雰囲気が完全にマッチし、廻りの雰囲気と見事にタイアップして素晴らしい効果をもたらしています。「草かき分けて、二人は行きぬ、夜のみぞ聞くその言葉・・・」。歩き方一つ取っても、さすがジューベで、名優とはこの様なものかと感心しました。

この映画は大好きだったので、書き出すとキリがありませんが、この映画が好きな人は非常に多い割に専門家はデヴィヴィエの作品の中で、それほど高く評価していません。それは全体的にまとまりがないと考えられているようです。その原因の一つはマリー・ベルにあるように私は考えます。彼女は確かに美人ですが、演技がもう一つで、各挿話では名優の演技に圧倒されて、ポカンとしているようにさえ感じます。そのため誰に会っても、後悔したり、反省する雰囲気がないのが批評家の減点になっているように思います。又、全体の構成として、最後がハッピーエンド的で、「商船テナシチー」や「望郷」のようなペシミズムがないという所にもあるのでしょう。

[2005-1-23追記]
この映画の主題曲で、フェルナンデルの挿話でもマリー・ベルがリクエストする「灰色のワルツ」は、レコードの逆回転などで凝った作り方をしていると聞いたことがありましたが、この曲は、前年の「うたかたの恋」で一部に使われていることを知りました。音楽監督は同じモーリス・ジョーベールですから勿論盗作ではありませんが、作り方の話は、あまり当てにならないと考えています。

投稿者:投稿日:2001-06-04 17:07:11
悲しい生き物だよね。
女はずるいよね。おいしいとこが欲しいの。
最後は
「やっぱそこに行くんかい。だよねー」
という結末。
今の時代も、似たような感覚の人いるいる。
投稿者:Longisland投稿日:2001-06-03 16:05:23
1930年代の映画なんて古臭い〜!!なんて思わないで。
40代の未亡人が(おいおい美人だよ)旦那の死後自分の過去を捨てる為初舞踏会時に愛を囁いた男性達(ナンパした)を20年ぶりに会いに行く・・・
主人公は女性だけど、40〜60代になった男性の生き様が良かった(男として)
法律家くずれ犯罪者・医者くずれ闇医者・政治家夢破れ・・・・
夢がかなわなかった男の、それでも生きていく生き様に感動!!

あと、時は記憶を美化していく悲しさの描き方は秀逸(影を使った演出は白黒映画、それも画像が不鮮明な古い映画の演出ならではだね、ちょっと古臭いけど)

とはいえ、最終的には美人は得だ!! とおもった。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 最優秀外国映画賞ジュリアン・デュヴィヴィエ 
【レンタル】
 【VIDEO】舞踏会の手帖レンタル有り
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION