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冬の旅(1985)

SANS TOIT NI LOI
VAGABOND

さすらう女(ビデオ)

メディア映画
上映時間106分
製作国フランス
公開情報劇場公開(フランス映画社)
初公開年月1991/11/02
ジャンルドラマ
少女は、海から来たのかも知れない 少女モナ、18才、冬の旅 プラタナスが死んでゆく 南フランスの冬景色に燃えあがる 青春のさすらい 女性監督アニエス・ヴァルダの 美と映像詩の傑作!

【解説】
 実話を基にした、アニエス・ヴァルダ監督作品。少女がひとり、行き倒れて寒さで死んだ。誰に知られる事もなく、共同墓地に葬られた少女モナ。彼女が誰であったのか、それは彼女が死ぬ前の数週間に彼女と出会った人々の証言を聞くほかなかった。そして映画は、バイクの青年たち、ガソリン・スタンドの主人、さすらいの青年ダヴィッド、山にこもって山羊を飼う元学生運動のリーダー、病んで死んでゆくプラタナスを研究する女教授マダム・ランディエなど様々な人々の証言を元に、彼女の軌跡を辿ってゆく……。これは現代社会にとって“自由とは何か”という、これまであまりに語られすぎた、あまりに汚れきった観念を、新しく洗い直し、とことんまで正面から追求しようという姿勢に満ちた作品である。がゆえに、決して夢物語の様な陳腐な形で“自由”というものを扱ってはいない。この現代社会で、真の自由を得ることがいかに難しく、そして過酷な事であるかが、切々と語られているのだ。そして真の自由を得る為に欠くことの出来ない、表裏一体の、“孤独”というものにも、その視点は同等のスポットをあてており、それらを変な感情移入をせずに、引いた視点で淡々と描いている。これほどまでに“自由”と“孤独”というものをキチンと描いた映画は他に見た事がない。本作は、公開当時は余りスポットを浴びなかった作品ではあるが、実に素晴らしい、傑作といえる作品である。
<allcinema>
評価
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2015-11-27 20:20:25
ヴァルダにしては粗末な味の映画を作ったものだ。実話を基にしたとのことだが、そうした姿勢はしばしば実話であることに寄りかかって、何を語っても許されると思いこんでしまう。この浮浪者の少女は文明の周辺をうろつき廻ってそのおこぼれかすめて楽に生きて行くことしか考えていない。旅をしているらしのだがやたらヒッチハイクで車に乗りたがる。その旅路には目的地が無く狭い範囲を堂々巡りをしているようだ。描かれるのは彼女がその周辺をうろつき廻る文明生活という惨めな三文芝居でしかなく、決して自然の厳しさの中に踏み込もうとしない。冒頭ヴァルダは“少女は海から来たのではないか”として冬の海から上がる少女の姿を効果的な音楽とともに描くのだが、ラストでは、“嘘をつけ!”と言いたくなるほどの味気なさを感じたのだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:cario投稿日:2005-03-23 19:55:54
家も法もなしで・・という意味かな。彼女にとって自由とは働かないでぶらぶらすることなんだ。どんな小さな組織にも属さなければ孤独だろうが、別に孤独とは感じないんだろう。ホームレスが「ねぐら」を与えられても行きたくないのはそういう理由で。一宿一飯の恩義も知らないやつはのたれ死にしたってかまわないだろ。見終わって腹が立った。人の世でまともに生きるのはとても辛いんだぜ。
投稿者:pukaki投稿日:2002-08-03 13:38:40
もうずっと前に見た映画だから今はどうかわかんないけど、私の中でやりきれなくなった映画ベスト1でした。主人公モナのあまりにもすさまじい孤独の旅に凍りついた。孤独酔いのかけらはこれっぽっちもない。確かどこかの映画祭で賞もらってる映画だったような。いい作品であることは頭では理解出来たが、心はついて行けなかった。いつかもう一度挑戦するかも。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 金獅子賞アニエス・ヴァルダ 
 ■ 国際評論家賞アニエス・ヴァルダ 
■ 外国映画賞 
 ■ 女優賞サンドリーヌ・ボネール 
■ 主演女優賞サンドリーヌ・ボネール 
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