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芙蓉鎮(1987)

芙蓉鎮
HIBISCUS TOWN

メディア映画
上映時間165分
製作国中国
公開情報劇場公開(東宝東和)
初公開年月1988/03/26
ジャンルドラマ
芙蓉鎮 全長・公開版 [DVD]
参考価格:¥ 5,184
USED価格:¥ 24,800
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【解説】
 商売で成功した若夫婦が、密告によって文化大革命の犠牲となる。店と夫を失ったヒロインは、同じ罰を受けていた青年と恋に落ちていく……。一人の女性の耐え抜く姿を通して、文革の問題点を衝いた作品。
<allcinema>
評価
【関連作品】
桃源鎮(1996)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
434 8.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2008-06-25 22:44:40
【ネタバレ注意】

中国・湖南省に実在する王村(芙蓉鎮)を舞台に、1963年から1979年にかけて時代に翻弄された男女を描いた作品。文化大革命の荒波に襲われた庶民の姿を、芙蓉鎮という内陸部の小さな村を背景に情感たっぷりに描いている。
ヒロイン胡玉音/フー・ユイイン(劉暁慶/リュウ・シャオチン)は美しい若妻を好演。「ウスノロ(ボンクラ)秦」こと秦書田/チン・シューティエンを演じた姜文(チアン・ウェン)との弾圧下のロマンスは心に残る。毎日強制的に掃除をさせられながら、次第に秦書田に心を開く玉音の思いが、彼のために米豆腐を作るという行為に託される。

文革はいうまでもなく毛沢東思想に名を借りた共産党内部の権力闘争だった。粛清の嵐は、素朴な人々の幸福になりたいという願いすら「反革命的」「資本主義的」と糾弾する結果を招き、様々な弾圧・差別を導いた。
この作品で、党の政治工作班長・李国香/リー・クオシアン(徐松子/シュイ・ソンツー)による胡玉音夫婦への弾圧が、若く美しい女への嫉妬に基づいているのは明らかだ。そこには革命思想など関係ない。
権力は差別構造を作り上げずにはおかないものなのか。

踏みつけられても踏みつけられても耐え抜く胡玉音を、リュウ・シャオチンが見事に演じきっている。彼女はこの作品後、押しも押されもせぬ中国を代表する大女優としての地位を確立し、事業家としても成功するが、2004年脱税の罪に問われ、莫大な追徴金を払わされたという。もしかして現実でも彼女は嫉妬を買ってしまったのかも知れない…。

謝晋(シエ・チン)監督自身、文革によって批判の的とされ不遇の時代を送ったといい、この作品に賭ける情熱は並々ならぬものがあったという。
79年、主人公たちは名誉回復を遂げ、秦書田は十年ぶりに胡玉音のもとに戻る。
彼らは再び米豆腐屋を始めるのだが、主人公たちを苛め抜いた党の面々をあっさり許してしまう寛容さがやや非現実的ではある。
とはいえ、まだ記憶に新しかったであろう文革を、正面から批判的に取り上げた点で評価されていい作品である。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-05-02 18:32:18
後半の早朝の掃除を続けながら主役の二人が愛を育む描写が長かったし、悪役と言ってもいい女性党員が余り話に絡んで来ないのにも違和感があった。尤も彼女が後半の冒頭でいきなり降格させられ、その後でまた復権したりするなどといった描写が、主役側或いは犠牲者側から見た文革のリアリティなのだろう。全体的に一貫した演出という面が弱く、民家の水辺への倒壊など意味不明なショットも少なくなかった。今はどうか知らないが、当時の中国の監督の演出力は(始皇帝暗殺のチェン・カイコーなど)西洋や日本の監督に比べてまだまだだったと思う。
投稿者:kenny投稿日:2004-02-17 20:33:08
・・ってキャッチコピーがビデオのパッケージに書いてあったような記憶が・・(記憶違いなら御免なさい)
文化大革命の犠牲になった女性が絶望と苦しみの中でいかに生きるかって話・・・
それだけだと重〜いだけの映画なんだけど、絶対に忘れられない映画。コピー通り、泣きました。
まず、中国の古い農村部の景色(瓦屋根や路地など)の描写がとても綺麗。
特に凄いストーリー展開がある訳でもないんだけど、苦しみの中、淡々と生きる主人公の姿に感動する。
この淡々とした映像に、ハリウッド映画には出せない中国映画の底力を感じて、残念ながら日本映画は完全にかなわないと思った。
たしか「西太后」にも出てた女優さん。中国に旅行した際に現地の人に聞いたら、結構スキャンダラスな女優さんらしく、聞かなきゃよかった・・。

投稿者:とと投稿日:2003-02-02 21:45:58
【ネタバレ注意】

もう20年近く前に観た映画ですが、今も印象に残っています。
逆風の中でも逞しく生きるユーインの姿に共感し、
文化大革命の馬鹿らしさを再認識させられました。

わかりやすさで言えば、最近のチャン・イーモウの作品の方がわかりやすいでしょうが、
映画の出来としてはこちらの方が遙かに上です。
中国映画では一番好きですね。

投稿者:ゑいこ投稿日:2001-02-11 12:05:10
文句なしの傑作でしょう。特に中国に興味のある方には必見の映画と言ってもいいのではないでしょうか。淡々としていながらも印象の強い映像は流石の謝晋監督。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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