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ブリキの太鼓(1979)

DIE BLECHTROMMEL
TIN DRUM [米]
DE TAMBOUR [仏]

メディア映画
上映時間142分
製作国西ドイツ/フランス
公開情報劇場公開(フランス映画社)
初公開年月1981/04/
ジャンルドラマ
ブリキの太鼓 ディレクターズカット ブルーレイ [Blu-ray]
参考価格:¥ 6,264
価格:¥ 7,980
USED価格:¥ 7,690
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【解説】
 ポーランドのダンチッヒ(現在のグダニスク)を舞台に、3歳で自らの成長を止めた少年オスカルの視点で、1927年から1945年の激動の時代を描いた異色の大力作。ブリキの太鼓を叩き、奇声を発しガラスを割るという不思議な力も身につけたオスカル、従兄との不倫を続ける母、臆病者の父、画面は時代が産んだ奇異なキャラクターとグロテスクな描写に溢れ、その毒気たるや凄まじいばかりのものである。その中から、やがてナチスに呑み込まれていくポーランドの姿が浮かび上がってくる構成は素晴らしく、シュレンドルフの力強い演出もお見事。作品を象徴する主人公オスカルに扮した、D・ベネントの貢献度は計り知れない。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
14111 7.93
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【ユーザーコメント】
投稿者:gapper投稿日:2014-01-02 16:34:47
 人の本質。

 娯楽志向の強い私は、文芸作や映画通のほめるような作品は余り好まない。
 この作品は、そのど真ん中にあるような作品なのだが楽しめる作品だ。

 公開当時劇場で見てから初の再見だったが、テーマ音楽は覚えていた。
 確認してみるとモーリス・ジャールだった。
 クラシック風の音楽を当てそうなものだが、さすがパターンには添わない。

 魅力としては、その語り口と既成概念に囚われな所だろう。
 これは、既成概念を打ち破ろうと言った力みもないもので、私が楽しめたのはこのことが大きい。
 性描写が多くグロテスクな部分が多いと言われているが、この辺も無理に入れたとか受けを狙ったと言った感じはしない。

 子供が出てくる作品も苦手なことが多いが、「アラバマ物語 (1962)」の様に自然なものは好きだ。
 この作品も子供を使って見る者の心を掴もうと言った下心を一切感じないのも大きい。

 楽しめないとしたら、妙な邪念が入るからだろう。
投稿者:sachi823投稿日:2013-08-15 21:43:22
この年、映画誌ではベストテンの1位だったと記憶しています。
身体の成長を止めたけれど、精神的には大人の
少年の目を通して、大人の行為の愚かさや、
戦争の残酷さが描かれています。
グロテスクに思える場面は、すべて人間の営みに
関するもので、忍耐強く見ていると、
やがてラストがおとずれ、少年がはじめて感情を
爆発させる叫びが心に残ります。
何かたいへんな映画をみたという思いになりました。
投稿者:bond投稿日:2012-05-15 08:50:51
【ネタバレ注意】

グロテスクな反ナチ戦争映画。小人達が主役。

投稿者:Normandie投稿日:2011-10-28 22:40:59
(この時間もう私の独壇場?金曜日だし今頃みんな飲みや歌えの大騒ぎでしょうよ。)
これコメントするの忘れてました。
主役の彼、あまりに上手すぎて嫌味なくらいだが夢に出るくらい本当に大好きだよ。
この絶え間なく流れている映画の気合のようなリズムが逆に心地よい。
投稿者:こじか投稿日:2010-12-12 18:13:15
よくグロテスクと表現される作品ですが、ほんとその言葉がしっくりくる。10数年前の鑑賞以来、そろそろ再見の機運が高まりつつある今日この頃。あの金切り声が忘れらんない。
投稿者:has42120投稿日:2010-12-09 10:29:45
ダーヴィット・ベネント
投稿者:uptail投稿日:2009-11-21 00:01:40
ダーヴィット・ベネント
投稿者:クリモフ投稿日:2009-04-13 02:25:09
その界隈では金字塔の大傑作ということで、なんか観るのを敬遠してた作品です、うーん、やっぱり凄い映画。社会的にも哲学的にも歴史的にもオスカルをどう位置付けるかによって解釈ができる映画。
あたしゃ、哲学は苦手なんでポーランド史のメタファーとして受け止めましたが、全然釈然としないしやたらグロテスクだしねぇ。一定の低めのテンションでこんだけ過激な作品を撮れるのは凄いんだけど、好きかといえば微妙なところ。ちょっと思ったんですけど、この感じにロマンティシズムとナンセンスユーモアをプラスしたらエミール・クストリッツァになりません?
やっぱりオスカルが強烈ですな。トラウマになるよ、小さい時に観たら。それこそ成長止まっちゃうな(笑)。好きじゃないけど久しぶりのヘンな感覚でした。
投稿者:Ikeda投稿日:2008-03-08 10:40:26
金切り声を出す、成長が止まってしまった子供から見た世の中を描くという筋書きは面白いと思いです。しかしアダルト映画ではないかと思えるようなセックス・シーンが多いのに驚きました。それも劣情を煽るような所があって、感心出来ませんでした。
また、ナチやソ連軍も登場しますが、ポーランドの苦難の歴史を背景にしているとは言え、単に残虐さを強調しているだけです。総体的に見て、鬱積した不満に対する憂さ晴らしのための映画としか思えませんでした。
投稿者:マジャール投稿日:2007-04-24 18:51:17
歴史と寓意と醜悪さが織り交ざった不思議な映画。
官憲に追われる男が、農婦のスカートの中に逃げ込んだ事から、一族の歴史が語られる、なんていう展開が面白いと思いました。 
(原作は読んでません)
投稿者:kuro投稿日:2007-01-01 20:55:16
名画として誉れ高い映画ながら、今日まで観たことがありませんでした。
反戦映画なのだろうけど、あまりにひねりすぎていて評論家の解説を読まないと理解できません。
全体に流れるエロチズムは、人間の生への願望を表しているのでしょうか。古い映画独特のアジア人への差別意識が底辺にあることだけが鼻について、それが、この映画の私自身の評価を大きく下げることになりました。
成長が止まった子供は民主主義の象徴、ブリキの太鼓はその大事さを思い出させる象徴、では、あの子供の超音波のような叫び声は?
民衆の苦しみ?
非現実的なものに表現を求めながら、社会派のテーマを表現している手法は、この映画が発表された当時は高く評価されていたのでしょうが、現代からすればたいしたことはないと感じました。
さて、映画評論家やこのサイトの映画通たちがどのような高尚な解説をしているのか読んでみよう。

投稿者:tomason投稿日:2005-05-16 13:32:46
これは強烈。全く予備知識無しで観たのでなおさら。良い映画は観る者によって全く違う感想を持つ物だが、これもそういった映画でしょう。ひねくれ者の私には、きしみをたてながら迫り来るファシズムの妖怪を前に、自らの意思で成長を止めてしまうオスカルはずるく見えてしまう。子供の姿でオブラートする事によって免罪符を得ようかとするがごとくに見えるし、それは一面成功する。が、しかしやはり狂気よりは逃れられない。ゆえに随所に出てくるオスカルの性に対する心象もゆがんでいる。対し、成長を止めず玩具屋として、静かに諦観しているアズナブール演じるユダヤ人の姿が悲しい。いかに人々にファシズムが浸透してゆくかを描く映画として「まぼろしの市街戦」と共にお勧めの一作です。
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-15 20:10:48
むむ、高評価ですね…もっかい見てみます。
投稿者:forgive投稿日:2005-02-24 01:58:18
見終わってから、あの叫び声が耳について離れませんでした。
成長って止めることが出来るんですね。
投稿者:ファルド投稿日:2004-09-18 21:36:05
成長を自ら止めた思春期の小人オスカルが海水浴場の更衣室で全裸のマリアの股間に顔を埋めるシーンがインパクト大だった。
投稿者:さち投稿日:2004-08-12 05:42:13
良かった
投稿者:J.T.投稿日:2004-04-04 01:17:19
公開されたときに観て(高校生でした)「変な映画で長くて退屈」という散々な印象だったのですが、20年ぶりに観て最高に痺れました。毒のある映画は多いですが、大抵、それらは分かりやすい毒気なわけで、しかしこの映画は物語だけでなく、画面のひとつひとつに静かにたっぷりと毒が盛り込まれていて、くらくらしながらも眼が離せませんでした。人生および人間の行動に対してまったく優しい視線はなく、淡々ときっちり人の営みのグロテスクと偽善を描いていくのはすごい。大人が好んで食べる「このわた」のような食べ物にも似て、子供にはこの味はまずいと感じるだけだろうなあ、と思いました。癖になりますね。
投稿者:黒いチュウリップ投稿日:2004-02-17 19:33:42
高校生だったか、深夜テレビで観て
ドエライ衝撃で、世の中にはモノスゲー映画もあるもんだ!と
ある意味映画にはまる切っ掛けの一つ。
投稿者:Carol Sakeski投稿日:2004-02-17 11:58:35
念願かなってやっと見られました。
子ども心に、教師のメガネを高音で割る
シーンは恐怖にかられたもんで。
オスカルの成長を止めた視線で、歴史と
家族を眺める、という面がおもしろいですね。
確かに歴史的事実を知らないとおもしろく
ないかもしれませんが、この辺の歴史は
常識では???
第一次世界大戦敗戦で、オーストリア・ハンガリー
帝国は敗戦国として扱われ、それとともに
インフレが起き、ナチスができて、1939年
9月1日にポーランドに電撃作戦をしたのよ。
それでナチスはポーランドを占領するのです。
そして第二次世界大戦が起きるのです。
あまりに簡単に書きすぎだけどね(笑)http://www010.upp.so-net.ne.jp/Carol_s/
投稿者:かなりん投稿日:2004-02-15 02:11:03
子供の視点で描いた映画ですね。映像やストーリも。
子宮の中(実際に3歳までは子供は記憶しているそうです)、テーブルの下にもぐって大人を見たり、玩具、サーカス、郵便局のスタンプ押し、義母の階段掃除に見とれたり・・・。
子供の記憶は断片的で前後のつながりがない。
また子供はグロテスクなことにも興味がある。蛙のスープ、セックス、ウナギ、つばを吐いたソーダの粉などなど。
肉体的に成長しない子供がやることがちっとも成長しない大人を眺めるという設定がよいです。
子供のころのことをよく覚えていないとこういう映画は撮れないのではないでしょうか。
投稿者:純三投稿日:2004-02-07 10:54:16
この映画に出会ったときの衝撃は忘れられない。
人間が居て、人間には欲望があって、戦争があって、いさかいがあって、それがどれだけ醜く気持ち悪いものであるか。しかもそのうえに、それを映像化してしまうなんて。映画の力、映画の可能性を強く感じた一作。こういう作品に出会えるから、映画はやめられない。
投稿者:さとう茶投稿日:2003-11-11 00:01:44
【ネタバレ注意】

モーリス・ジャールの音楽が印象に残っています。 ドイツ人がナチス時代をどう見ていたかを知る手がかりになればいいのでは? あの成長を止めた子供がドイツ人全体だったのかな、なんて考えると面白いですよ。 しかし最初のエピソードが笑えますね。 追っ手から逃れて農婦のスカートの中に潜り込んだ小男がついでに農婦をレイプしてしまうんだもの。 この辺から観客に好き嫌いを判別してもらおうという主旨ですね。 この頃引っ張りだこのダニエル・オルブリスキと、少年オスカルの母とのエロティックな関係とか、回りは醜いものばっかりだったです。一種の退廃ですね、欧州全体の。 そりゃオスカルは成長したくないですって。サーカス一座でしばらく過ごしたのち、最後は再び成長を始めますが、全体を覆う滑稽さはドイツ人が自分たちの過去をやや皮肉に笑ってみようという主旨があるのかも。 元々欧州人なんて野蛮人だったわけですから、フランス的な貴族主義を取ってしまえばあんなものかも知れません。

投稿者:トレマー図投稿日:2003-04-22 20:41:58
自分も成長とめたかった。
投稿者:ゆき投稿日:2001-10-15 23:19:17
 何年もレンタル屋に作品が並ぶのを待ち望んでいた程の作品ではありませんでした。終始、毒々しい雰囲気と、エロティックさやグロテスクさは感じられたけど、
時代背景が分からなかったために、いまいちピンとこない作品でした。
母親が魚の缶詰を食べて死んでしまうシーンは何故だか頭に残っています。
見ている時に、「こんなに綺麗な女優なのに、なんでこの映画に出ることにしたんだろう」って疑問に感じました。
投稿者:sho投稿日:2001-07-22 10:48:55
最近思うにこの映画はそれほどの傑作ではないように思う。
ドイツ観念主義を継承するといえばそういう映画なんだけど。
 ただ、やはり映像は美しい。
それは生の生々しさ、言い換えればグロテスクなんだけど、
生命というのは実にグロテスクな行為を繰り返しながら生活しているわけ。
 オスカルという主人公はそうした大人の社会を否定するために、
成長を辞めてしまった。面白いのは 現実 でも成長しなくなったらしい。
 この映画ではフリークスのサーカス団との出会いや、ナチの演説で演奏
していたマーチがオスカルの太鼓を起点にしてワルツへと転化する場面。
 ここでのナチズムはあくまで象徴的であって、リアルか?というより
物語のスパイスとしてしか意味がなさそう。
やはりテーマとして残るのは「生きるということの醜さ」これだよね。


http://cinema.ff.vu/
投稿者:MOMO投稿日:2001-04-28 01:16:54
ひとつひとつのエピソードが強烈。
主人公のけたたましい叫び声、そして断続的な、何かの弦を弾いたような音が耳に残った。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-04-01 09:07:44
 ちょっと想像と違う映画になっていて驚いた。それは、タマネギ酒場のエピソ
ードが無い、ということに吃驚したのだ。原作で一番インパクトのある挿話がこ
の映画では描かれていない。
 この映画の一番の不満はセックスシーンの品のなさだ。このように暴力的にセ
ックスを描くとぜんぜんエロティックでない。セックスシーン以外では美しい暗
示で描かれたエロティックなシーンが沢山あるというのに。

 なんと云っても素晴らしいのは、オスカルが入団する小人芸人一座のエピソー
ド。この団長の存在感!この図式的な描写の美しさ!

 しかし、この映画が私にとって弱いのは、想起させる映画が沢山あり、決して
それらに勝っていない、というところだ。個所のエピソードで傑出していても、
『旅芸人の記録』程の偉大さがない。『戦争のはらわた』のような狂気の美学も
ない。一瞬、ジャン・ルノワールを想起させても決してその幸福感が持続しない。
フェリーニみたいな描写があっても、フェリーニほど躍動してこない。
 不幸!http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 外国語映画賞 
■ パルム・ドールフォルカー・シュレンドルフ 
■ 外国映画賞 
■ 外国作品賞 
■ 外国作品賞 
【レンタル】
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