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BLUE ブルー(1993)

BLUE

メディア映画
上映時間75分
製作国イギリス/日本
公開情報劇場公開(アップリンク)
初公開年月1994/03/26
ジャンルその他
ブルー(廉価版) [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 2,780
USED価格:¥ 2,210
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BLUE ブルー

【解説】
 鬼才デレク・ジャーマンが、画家イブ・クラインにオマージュとして捧げた異色作。映像はタイトル通り、終始画面に青一色の映像が映し出されるのみ。そこに、エイズに侵され自分の死期を感じたジャーマンの、失明の危機による恐怖心、病を克服した愛について、そして自身の人生などの悲痛なナレーションが被る。この映画でジャーマンは、そのナレーションを聞きながら青い画面を見続けることにより、様々なイマジネーションが浮かんでくるという手法を取っているが、確かにこの吸い込まれる様なブルーの画面を見ながら彼の刻一刻と病に侵されてゆく声を聞いていると、実に感慨深いものを感じる。ただ日本で見ると言葉の問題から、その青い画面に字幕が入る為、彼の意図する所を感じながらもその良さが半減してしまうといった感想を持った。映画の公開時にはその辺を考慮に入れてか、字幕入りとオリジナルの2バージョンを交互に上映していたが、やはり言葉の壁の問題で字幕入りを選ばざるをえない語学力のなさに、悔しい思いをした人も多いかもしれない。この深い“ブルー”はスクリーンに映し出されてはじめてその真価を発揮するものであり、テレビのブラウン管では味わい難いだろう。ジャーマン自身もこの作品を製作するにあたって、実際にスクリーンに映し出した画面を見ながら、そのイメージでナレーションを入れている。どこかの映画館で再度掛かったら是非足を運んで劇場で“体験”してほしい作品。
<allcinema>
評価
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【ユーザーコメント】
投稿者:aiya投稿日:2013-10-06 16:45:06
誰でも作れるのはどの映画にもいえるお
投稿者:Mr.Nobody投稿日:2010-02-07 22:24:08
この作品を映画とか芸術とか言ってよいものだろうか?
と思ってしまいそうです。
単に青い画面に音が被さっているだけじゃない。
しかし、作者の製作意図を十分考慮してこの表現方法をあえて選んだと
解釈すれば立派に作品として認識できるが、安易に真似もできて
しまう。まぁ、真似する人はいないと思いますが...
最初にやったもの勝ちですね。
ジョン・ケージ「4分33秒」にも似ているような気もします。
投稿者:4531731投稿日:2008-10-19 20:11:43
間違いなく世界で二番目にヘンな映画だろう。決してソフトやハードの不具合ではない。
通常の映画として成立していないが、それはジャーマンが通常の形式を必要としなかった、
映画というメディアでは語りきれない何かを表現したかったからなのだ。この時点での、
デレク・ジャーマンの創作欲求はあらゆる既存のメディアを超えていたということだろう。

見なくてもいい、という奇妙な映画だが、詩は詠われているし音楽も後で鳴っている。
この「BLUE」の創作意図、欲求はどこから来たのだろう?
それは死だ。彼はAIDSを患っていた。ジャーマンは死を目前にしていたのだ。
劇中、DHPGという薬の強い副作用が語られるが、目が見えなくなるなどの副作用を
特に懸念していた。つまり「BLUE」は、自分や、仲間の目がDHPGの副作用で
見えなくなったとしても見れる映画なのだ。
DHPGを処方されている仲間に向けた痛切な想いが伝わる。仲間に対するレクイエムだ。

「慈善は、施す者には見栄であり、施される者には災厄だ。CHARITY IS
BIG BUSINESS。ぼくらはあきらめのまま受け入れ、慈善家はぼくらを2度
食い物にする」…
と、彼はホンモノの芸術家らしく、キリスト教を批判することを忘れなかった。
投稿者:投稿日:2005-07-20 22:10:39
この映画を知りました。
「こんな、映画もあるんだなぁ〜」
ある意味、すごい映画だと思いました。
投稿者:さち投稿日:2005-03-18 15:23:37
相変わらずです
投稿者:カトウスタール投稿日:2002-01-13 07:43:21
 公開時のチラシは青一色のみ,よーく見るとわずかに濃さの違う青で「BLUE」と書かれているという,ものすごく凝ったものだったと記憶している。そしてビデオパッケージがまた凄かった。表も裏も青一色で,今度はまったく何も書いてないのだ。面出しで置いてあるのになんの映画かまったくわからず,手にとって開けてみてようやく『BLUE』だとわかるという仕組み。そりゃ目立つさ。

 しかもそのパッケージに負けず,内容がまた凄かった。画像はほんとに青青青青で,いくらなんでも字幕すらないとは思わなかった。ナレーションで物語の進んでいるらしいことはわかるが英語のみなので何が何やら。途中で友人に会った(らしい)とき「友人を紹介しよう。マイク,デビッド,ジム……」などと言いながら,画面はもちろん青ばっかり。唐沢なをきのギャグを思い出して吹き出してしまった。
 言葉はわからないなりに,ジャーマン本人がとつとつと語っていくだけなのには何か凄みを感じていたが,後で調べたらこれは亡くなってわずか一ヶ月後くらいに封切られている。エイズに罹患して死を前にした者の気迫だったらしい。

 この青を堪能し尽くすためには,上の解説にもあるように字幕アリ・ナシの2バージョンを用意しなくてはならないだろう。ビデオなんだからそのどちらかくらいパッケージに注記しといて欲しいとは思うが,今回は私の語学力のなさが幸いしてシュールさを堪能することができた(わかった,とはとても言えないのが悲しいところだが)。DVDだったら字幕のON/OFFも選択できるだろうし。

 それにしても,こんな大胆な映画から『ペパーミント・キャンディー』や『ふたりの人魚』まで配給してるアップリンクって凄いぞ。応援してるからぜひこのまま突っ走ってください。
【ソフト】
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