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ブロードウェイ・メロディー(1929)

THE BROADWAY MELODY

メディア映画
上映時間110分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1930/01/
ジャンルミュージカル/ロマンス
ブロードウェイ・メロディー
参考価格:¥ 1,429
価格:¥ 1,298
USED価格:¥ 3,098
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ブロードウェイ・メロディー

【解説】
 後の名製作者A・フリードが作詞で貢献した(作曲はN・H・ブラウン)MGM初期のミュージカル・メロドラマで、原案はE・グールディングが手がけた。歌手のエディは自作曲の“ブロードウェイ・メロディ”を引っ提げ、ジーグフェルドを彷彿とさせるザンフィールドのショウに大いに売り込む。そして、成功した彼を頼って、ドサ廻りで互いに苦労したマホーニー姉妹がNYへやって来る。始めは妹のクィニーだけが採用されるが、姉のハンクは持ち前の粘りでザンフィールドに食い下がり、役を得る。ハンクの恋人エディは、いまや昔日の痩せぎすな面影もなく美しく成長したクィニーに夢中になってしまう。それを、姉思いの妹は涙をのんで撥ね付けて、金持ちの御曹司とのかりそめの恋に興ずるが、姉は遥か以前から妹の本心を見抜いていた……。この姉妹の愁嘆場の演出はいかにもご大層で、彼女たちは唄も踊りも決して上手とは言えない。ただ、バック・ステージの描写はまだリアル・タイムの活気を伝えて、全体に平板なこのグッド・オールド・デイズ的作品を今でも輝かせている。アカデミー作品賞受賞。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
421 5.25
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【ユーザーコメント】
投稿者:gapper投稿日:2010-11-15 21:38:26
 MGMミュージカルの原点。

 この作品でアメリカの映画館はトーキーの封切を行ってそうで、一般的なアメリカ人にとっての初トーキー作と言える。
 また、「雨に唄えば(1952)」で描かれた”踊る騎士”製作のてんやわんや騒動は、この作品の製作自体が元ネタであるそうだ。
 防音の箱に入れられたカメラでパンもティルトもできない、当然ドリーも使用されていない。
 マイクに向かってしゃべると言うのはよく分からなかったが、硬い映像であるのは一目瞭然。
 中間字幕については、頭の切り替えのできていない製作側の問題なのか、慣れていない観客への配慮かは判別できない。

 あまりにも繰り返される”ブロードウェイ・メロディー”だが「雨に唄えば」でも90分頃ジーン・ケリーが歌っていて、相当なヒットを飛ばしたのは間違いない。
 音楽のナシオ・ハーブ・ブラウンは、MGMの社歌的存在と言われる、”雨に唄えば”の作曲者であり、その地位はこの作品で築かれたのだろう。

 ミュージカルと言ってもその使い方はまだ稚拙。 あまり評判はよくないが、ドラマの方がウエイトが高い。
 典型的なスターを夢見るアメリカンドリームの話で、マホニー姉妹(ハンク:ベッシー・ラヴ、クィニー:アニタ・ペイジ)とエディー・カーンズ(チャールズ・キング)の三角関係が主軸。
 ラスト近くのハンクの泣き笑いのシーンは、なかなか良い。
 名前のクイニーは Queen + ie で花形の性質があると言うことから来ているのだろう。 ハンク=hank は、束とか言う意味なので十把一絡げてきなどこにでもあると言う意味からきていると思う。
 だとするとあまりにもべたで、そんな名前を親は居ないだろうと思ってしまう。

 確かに、質として高いとは言い難いが”コロンブスの卵”の言葉の通り、誰もやったことのないことは簡単そうでも難しい。
 それを考えれば、アカデミーの作品賞の価値はあるだろう。
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2010-01-07 01:05:16
【ネタバレ注意】

1929年のアカデミー作品賞。脱ぎがやたら多い。といっても、80年前なので半裸だが。
序盤に、バスタブでの入浴シーン(今でいう『水戸黄門』的な発想)。

「八の字」眉の大柄な妹役Anita Pageが(絶大な人気を誇ったらしい)、よく脱がされている。
物語よりも先に言及すべきは、そこだろう。

描かれるのは、踊り子たちのプライド(喧嘩)、恋愛(男の取り合い)、舞台での露出の多い(下着姿のような)ショーである。

ちなみに前半では、劇場主の部下の3人組の背広が、バカみたいな同一行動で、コミカルなアクセントになっている、いわば「赤塚不二夫」的な。

オジさん役の「どもり芸」(トーキーだからコレ行けるんじゃないか、的な発想)もまあまあ機能している。

また、社会習慣の違いも興味深い。
姉妹が頻繁にブチュッとキスしたりだとか、姉と婚約している男が、妹にもあいさつの際に「唇」にキスをするとか。

で、そのうち男が妹のほうにマジになっていくという鬱陶しい話だ。若い妹に乗り換えておきながら3人で暮らそうぜ!って、ちょっと許容し難いようなストーリー展開。

結論的には、バーホーベンの『ショーガール』(1995)と同点。そのように評価すべきだ。
(なお、昔の『NHK紅白歌合戦』が好きな人向けでもある、昔の。)
実際、某サイトでは、2作品まったく同じ「平均点」で、お見事というか当然というべきか。感心と同時に苦笑してしまった。

裸の多い駄作は嫌いじゃないので、できるだけ甘くすれば5〜6点付けられるかもしれないが、冷静に4点つけておく。

投稿者:TNO投稿日:2009-11-04 08:42:58
トーキー初年度作品でアカデミー作品賞受賞作。それぞれの登場人物の個性もしっかり描かれている。姉妹の姉のベッシー・ラヴは、鉄火女でありながら他人思いの実は善人である。一方妹は、最初は姉の言うことに何も反論できない気の弱い娘だったのが、都会に毒され我儘になってゆく。またショウビジネスで生きてゆく厳しさもしっかり描いている。この当時のミュージカルなので、ストーリーを無視した楽曲が流れの中に割り込んできて思考を中断させられることもない。キャプラ映画にも出演のジェームズ・グリーソンは、シナリオライターもやっている。ピアニスト役のナシオ・ハービ・ブラウンは、この後アニタ・ペイジと結婚している。そのペイジは2008年1月現在存命だ。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2008-01-05 22:09:58
【ネタバレ注意】

オールドスタイルなジャズは好きよ。(あのリズムギターがズッジャ、ズッジャって奴)
その他、スタジオ(クラリネットが絡む)やら、パーティやら…あのコーラス!

ストーリーも中盤までは面白いんだな…レビューの作曲家兼歌手な男が、恋人とその妹を紹介してショーで雇って貰おうとする。が、久しぶりに逢ったらしい彼女の妹が超美人に変貌しており、メロメロ状態。
この恋人たる姉、明るく前向きな姿勢、サパッとしてそうで軽快な魅力は侮り難いと思うのだが。
まぁ雇用試験では元々いるダンサーに邪魔され、歌手な男も楽団とソリ合わず、リハーサルも上手く行かず…
墜落したモデルの代わりを務めた妹は美貌故に金持ち男に言い寄られる…

歌手な男が姉より自分を求めてる(自分も彼が好き〜だけど姉を泣かせたくない)…って解った妹は、金持ち男に気があるフリをして男に自分を諦めさせ、姉と彼をくっつけようとするのだが…
〜って所まではね。後がバタバタ(姉は評判の悪い男に妹を傷つけられたくない/男は勿論そんな奴に取られたくない)〜それでもドラマ自体は大騒ぎなので、最後まで観れます。

思うに姉が持ち前のキャラクター全開で男に妹を取り戻すようにハッパを掛けるのだが(その後の悲しみ演技も凄まじい)、妹が元々の目的を放棄して…ってそれは無いだろ?
姉は天性の旅芸人で夢を追うのが幸せ…ってそれは無いだろ?
まぁ心が離れた、かの一見誠実そうな馬鹿男に無理やり結婚しろ、って言うわけじゃないけど。
オスカー#1〜それなりに納得、オスカー#3〜名作、の間に位置する本作だが…う〜ん。

投稿者:篭瀬山投稿日:2006-10-25 00:02:47
 映画がトーキー化したごく初期で、動きと音声がシンクロしているだけで珍しかった時代に、ブロードウェイ・スタイルのミュージカルを真正面から採り上げ、きちんとドラマの中に位置づけるだけでなく、ドラマに関してもそれなりの深度を実現した点が斬新であると高く評価されたのだ――とでも考えないかぎり、アカデミー賞のベスト・ピクチャーは解せない(他にどんな映画があったのか知らないが)。楽曲は悪くないものの、踊りはせいぜい可愛らしいくらいで凄みがないし、ドラマもただまとまっているというだけのもので、阿呆臭い(姉妹がそろって惚れるほどの男に見えない)。

 アニタ・ペイジという女優さんが芽茶苦茶かわいい。特に眉根を寄せてうっとりしたり、憂いを作る表情のなまめかしさと言ったら。TVや映画の発達した現代と違い、この頃は一般の人がこんな美しいものを日常の生活で目にすることなど、ほとんどなかったのじゃないか。ムッソリーニが求婚したというが――むべなるかな。5
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-05-22 12:32:40
 まだサイレントの名残を引きずっているような字幕が時々出る(正直言うと不要だと思う)。ドラマはありきたりだし、レヴューのシーンもチャチだし、何故この映画が作品賞のオスカーをさらったのか不可解。「ブロードウェイ・メロディー」の曲自体は何度か聴いている内に鼻歌になってしまうくらい親しみやすいのだが。
投稿者:Ikeda投稿日:2006-02-20 17:04:56
アカデミー作品賞を得たと言っても、1929年のミュージカルですから、その後の作品に比べれば大分、見劣りします。歌も当時の唄い方ですから、よほど古いジャズやポップスが好きな人でないと、頼りなく感じると思います。ダンスも大したものはなく、その撮影も固定カメラが多く、あまり変化がありません。
それでもオスカーを得たのは、他に大したアメリカ映画が無かったのかもしれませんが、完全なトーキーでのミュージカルだと言うことが評価されたものだと思います。確かに公開時はかなり評判が高かったようで、MGMは、この後にも「踊るブロードウェイ」「踊る不夜城」「踊るニュウ・ヨーク」などの続編が作られています。
演出についても単調ではありますが、恋愛と姉妹の愛情との相剋を描いている所が良いです。その意味で姉妹役ベッシー・ラブとアニタ・ページの演技はサイレント時代の延長の感じがあって、楽しく見られました。また、恋人役のチャールズ・キングは聞いたことのない人ですが、悪くはないと思いますし、叔父さん役ジェド・プラウティも面白いですが、「どもり」の芸は彼の得意技だったようです。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 作品賞 MGM
 □ 主演女優賞ベッシー・ラヴ 
 □ 監督賞ハリー・ボーモント 
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