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ブローニュの森の貴婦人たち<未>(1944)

LES DAMES DU BOIS DE BOULOGNE

メディア映画
上映時間85分
製作国フランス
公開情報劇場未公開・ビデオ発売
ジャンルドラマ/ロマンス
ブローニュの森の貴婦人たち [DVD]
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 17,800
USED価格:¥ 6,200
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【解説】
 R・ブレッソンの第二作で、後の研ぎ澄まされた話法から比べれば流麗と呼んでいいスタイルながら、少ない登場人物の心理をえぐる描写力は、この頃より既に具わっていた。原作は哲学者ディドロの小説『運命論者ジャック』だが、その監督自身による脚色に、詩人コクトーが古いタイプの美しい台詞をつけ、日常性から快く乖離した、ロマンティックな彼特有の作品世界に仕立てている。観劇の帰りのタクシーの中で男友達はしきりに、エレーヌ(カザレス)の恋人ジャンの冷淡さをあげつらい、自分を売り込むが、彼女は“ジャンを愛している”と決然と言い放ち、車を降りた。しかし、屋敷で待っていた当のジャンに彼女は、一緒にいても胸がときめかない、と言う。するとジャンは、自分も同じ気持ちでいた、と予想外の返事をし、人に悟られぬようしばらく別れて暮らしてみて、なお惹かれ合う気持ちがあれば、その時こそ結婚しよう--と告げて、彼女の許を去るのだった。裏切られた心境のエレーヌは彼への復讐に燃える。かつてバレリーナ時分にパトロンをしていたアニエスを場末の小屋に見つけた彼女は、その後を追い、マネージャー役のその母親に計略に乗ってくれれば、再び経済的な面倒を見ようと言う。彼らがかつてどんな結びつきにあり、会わない間に何が起きたかは詳らかにされないが、娼婦の生活に墜ちた彼女は、次々に住み家も変えている状態だった。エレーヌはそんな彼女をジャンに引き合わせる。案の定、彼は彼女を娼婦とは気づかず夢中になる。からくりを知らないアニエスも、苦悩しながらも彼を受け入れ、遂には結婚となるのだが、果たして、エレーヌの思惑通りには運ばず、アニエスの過去も二人の愛情の妨げとはならないのだった。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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328 9.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:ファルド投稿日:2015-12-05 10:16:58
エレーヌ役のM・カザレスの顔が、いかにも意地悪そうと言うか、陰険そうで適役だった。作品的には、ところどころ舞台劇っぽい感じがした。ジャンは前の彼女に、あの女紹介しろとか、かなり鈍感で、単純と言うか、ずうずうしい感じ。ラストは情に流されたのかもしれないが、それなりに感動的でした。
投稿者:noir fleak投稿日:2013-01-07 20:14:39
アンタの事もう飽きてきたのよと女が言う。勿論泣いておがみ倒されることを楽しみに。ところが意外にも男は「オレも実はそう思ってたんだ。これからはいい友達でいよう。」と言う。内心逆上した女がその瞬間復讐を決意する、、、まるでフランス心理小説のような話だなと思ったら、原作が17世紀のディドロの小説らしい! 
主役の二人の女性がすばらしい。顔も演技も。踊り子役のラブルデットの踊りも大したものだ。本物のダンサーだとしか思えない。
最後のシーンも泣かす。一見軽薄男の深情けというのは気持ちがいいものだ。
投稿者:Ikeda投稿日:2008-06-13 11:35:24
「Les Affaires Publiques」「Les Anges Du Peche」に継ぐロベール・ブレッソンの第3作ですが、暗い場面が多く、陰影を強調したシーンが綺麗な映画です。
その中でマリア・カザレスの陰険な企み、言い換えれば意地悪が主題になっています。ストーリーは単純ですが、能面的なマリアと純情的なエリナ・ラブルデットの対比が面白く、介在するお坊ちゃん的なポール・ベルナールが、この作品の見所だと思います。
マリアがラスト近くでベルナールに言う「女を甘く見ないで」という言葉が強烈ですが、逆に甘く見られている男が多い現社会では、あまり意味がないように思います。この映画が作られた時代では「手練手管」というのは女性の用いる手段でしたが、今では死語に近く、世の移り変わりを感じました。
それにしてもベルナールが46才とは思えない若さに驚きました。この人は「ミモザ館」が始めてで、後は「花咲ける騎士道」ぐらいしか見ていませんが、50才くらいで亡くなってしまったのが残念です。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-01-14 09:43:59
 美しい。本当に美しい。ブレッソンだって、こんな絢爛たる演出をやっていた
のだ!最初はブレッソンらしくなくて吃驚。しかしこの演出こそ『ラルジャン』
迄に亘るスペクタクルの萌芽なのだろう。
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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