allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

ブロンドの恋<未>(1965)

LASKY JEDNE PLAVOVLASKY
THE LOVES OF A BLONDE [米]

メディア映画
上映時間88分
製作国チェコスロヴァキア
公開情報劇場未公開・NHK衛星第2で放映
ジャンルコメディ
チェコ怪奇骨董幻想箱 vol.3 ヌーベルヴァーグ&ニューウェイヴBOX [DVD]
USED価格:¥ 14,800
amazon.co.jpへ

【解説】
 中心産業は2000名の女工を抱える製靴工場という田舎町。都会への人口流出を危惧する責任者は、軍の予備兵を駐屯させ、それに歯止めをかけようとする。兵士との結婚が却って流出に拍車をかけまいかという懸念を押し切っての英断だ。主人公アンドゥラも女工の一人。男友達トンダに貰った指輪をはめた手をかざして、ベッドの中で寮で相部屋の娘に自慢話。でも、彼と結婚するかは分からない。雪の林に願かけに木の幹にネクタイを結んだ時、声をかけてきた森番の青年も自分に興味津々だった。そして、兵士たちを歓迎するダンス・パーティ。コナをかけてくる中年男たちなど彼女の眼中になく、ピアニストの青年ミールダが気にかかる。と、彼から強引に口説かれ、ついほだされて一夜を共にしてしまう、“人を信じるのは初めて”と告げるアンドゥラだった。ある日、つれなくされたトンダが男子禁制にも関わらず寮に侵入。“もう愛していない”…彼女の気持ちははっきりし、プラハのミールダの実家を訪ねるのだが、彼は留守。市内のダンパで演奏した後、またぞろナンパ師ぶりを発揮している最中で、そんなことは露知らずアンドゥラは、彼女をいぶかしがる母親の永遠に続くかと思われる詰問にあくびを耐え、いやいや付き合わされる父親と共にやがて居眠りをするのだった。そして、ミールダのベッドで寝かされた所に、彼が朝帰り。目の前でイチャつかれてはたまらないと母は自分たちの寝室に彼を呼び、川の字になって寝ながらのお説教。彼が自分のことなど関係ないと弁解するのをドア越しに聴いた彼女は一人寮に帰る。そして友人に彼の父親に気に入られたと嘘をついて、誰かの弾く“アヴェ・マリア”のギターの音に涙ぐむのだった。
 下手なギターでR&Rを歌う少女のフィクス・ショットがタイトルとなるのっけからニューシネマ的な、フォアマン--チェコ時代の奔放な青春劇。細かなスラップスティック描写の効果(ベッドインの際、ブラインドを閉めるのに四苦八苦する青年等)絶大で、これがハリウッドに歓迎された、かつての彼の最大の持ち味だったが…。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:Odd Man投稿日:2019-01-30 19:56:17
戦後生まれの娘らを主役にしつつも当時の若い男女と周囲大人や家族との関係は日本と大差なかったろう。日本で封切られていたらどうだったろう、仏ヌーベルバーグの象徴的な若者像ではないドキュメント調語り口に身につまされたかもな。ハリウッドに渡って後「カッコー・・」「ヘアー」「アマデウス」とは巨匠だな。
投稿者:QUNIO投稿日:2009-11-02 21:13:45
まさかミロス・フォアマンの初期作品がDVDで見れるなんて。白黒映像がチェコの労働者階級の寂れたムードを漂わせていて古き良き芸術映画の片鱗を垣間見ることが出来る。即興で丹念に演技を引き出す監督の手腕はすでにこの頃から確立されてる。ネットリしたロング・テイクを堪能。小品なので愛らしい魅力はあるが、やっぱり『カッコーの巣の上で』のほうが傑作だと思う。これも悪くはないが地味過ぎる。
投稿者:ファルド投稿日:2008-06-07 10:36:25
パーティで中年のダサいオッサンが若い娘をナンパする辺りは、コミカルだが気持ち悪くもあった。その後、ヒロインのアンドゥラとトンダの若者の恋物語になってきてからは良く、トンダの家での家族模様も面白かった。三人の女の子の内、ヒロインのハナも良いが、もう一人のブロンドの女優もいい。モノクロの映像に美人のブロンド娘って良く映えるんだよね。
投稿者:Tom投稿日:2005-06-20 13:04:39
60年代のヨーロッパのニュー・ウェーブ作家たちの映画は今、見ても完成度の高い作品ばかり。イェージー・メンツゥルとかマカベイエフ、コリモフスキーとかね。フォァマンはアイパン・パッサーとともにアメリカに亡命して多大な影響を与えたね。この作品は彼がフランスのヌーベル・バーグの影響を受けてる側だからその観点から見ても面白い。
冒頭でアカペラで歌う少女が最高!!!!。
投稿者:ASH投稿日:2004-05-09 22:54:58
ミロス・フォアマン監督のチェコ時代の映画だが、小難しい映画と敬遠していたがコレが予想以上に面白かった。青春コメディとしても見られる。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 外国語映画賞 
■ ユネスコ連盟賞ミロシュ・フォアマン 
【ソフト】
【レンタル】
 【DVD】ブロンドの恋レンタル有り
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION