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ペレ(1987)

PELLE EROBREREN
PELLE THE CONQUEROR

メディア映画
上映時間150分
製作国デンマーク/スウェーデン
公開情報劇場公開(フランス映画社)
初公開年月1989/06/19
ジャンルドラマ
ペレ [DVD]
参考価格:¥ 4,104
USED価格:¥ 3,690
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【解説】
 ラッセとペレ--老いた農夫と幼い息子のスウェーデン人父子が19世紀の終わりの頃、デンマークの島ボーンホルムに帆船で移民してくる。パンにはバターを塗る、酒は飲み放題、子供は働かずに遊んでいられると、ラッセがペレに語る夢はふたりが〈石の農園〉に着いた春の日に無残にも打ち砕かれた……。確かに深いテーマを持った作品ではあるのだが、いかんせん映画全体が重すぎる気がする。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
12108 9.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:o.o投稿日:2013-11-05 02:26:39
ペレ → サッカーの王様、→ ブラジル → おお、サンバ!と、タイトルを見た瞬間、いもづる式に連想してしまったのですが、そんなものとはおよそ可能なかぎり対極にある世界でした。北海なのかバルト海なのかよく分かりませんが、遭難者が文字通りの意味で凍りついてしまう、冷酷で、人を閉じ込めるために存在しているかのような寒々とした海を眺めていると、太平洋っていいよなあとしみじみ思ってしまいます。たまに津波が来るのが玉に傷ですが。

それにしてもデンマーク人がスウェーデン人をかくも見下し、かくも差別していたとは知りませんでした。スウェーデンから移民だか出稼ぎだかに来た親子が、陰鬱な空の下で、他のスウェーデン人と共に劣悪な環境での労働と差別に、わずかな望みを抱えながらひたすらに耐えるという趣旨の映画なのですが、寒い国で下層階級というのは最低最悪だなと思わずにはいられません。もっとも、支配者側であるデンマーク人が楽しく暮らしているかというとそうではなく、彼らもまた、彼らなりの地獄を生きていることが示されます。あれをちょん切られちゃった領主はお気の毒様と言う他はありません。

時代設定はどうやら 19 世紀末ということらしいですが、主人公の少年は、大人から耳にしたアメリカという国に憧れているということになっています。考えたのは「アメリカン ドリーム (American Dream)」という言葉です。今でこそ何かべらぼうな成功を収めてスーパー リッチになったりすることというイメージがありますが、もともとは、この映画で描写されるようなヨーロッパのド貧民たちが、新天地に渡って「自分の家を一軒持つ」という程度だったろうと思います。そんなものでも、彼らにとっては「途方もない夢」であった。そのことがよく分かる映画ではありました。

ラストの旅立ちは、ファンタジーだよなあと思わざるをえません。どうやって生きていくというのでしょうか。それとも、何とかサバイバルして、夢の国アメリカに渡ることができるのでしょうか。そこに何が待ち受けているのかは分かりませんが。
投稿者:sachi823投稿日:2013-09-08 16:15:08
北欧の厳しい自然の中で、身を寄せ合い
生きる父と子の姿を丹念に描いていて
大変感銘を受けました。
特にシドー演じる時には弱く狡猾で、時には優しい父親は、
父とはなんたるかを示し、これ以上の父親像は見たことがない
ほどの名演でした。最愛の息子に旅立ちを促すラストには
大変感動させられます。
投稿者:Normandie投稿日:2010-01-30 01:57:38
ここの解説は的外れなものがあるね。もしかアルバイトに書かせてるんじゃない?
2時間30分の素晴らしい旅ができる名作です。
投稿者:五輪山投稿日:2008-01-12 22:18:25
【ネタバレ注意】

カンヌでパルムドール(最高賞)を獲ってますが、いわゆるカンヌの常連監督たちの「オレの映画を読み解け」的な、テキストが必要になるたぐいの映画ではありません。小学校高学年位なら描かれている世界が分かる、きわめて平易な演出です。
でも平易ではあるけれど、安易ではないです。安易というのは、韓流や最近の邦画にありがちな、登場人物が号泣すれば観客も泣くだろう的な演出を指します。CMで「涙が止まりませんでしたぁ」とか言ってる人は、本当に物語に感銘を受けたのか、役者の泣き顔にもらい泣きしただけなのか、家に帰って冷静に考えてみるべきです。そう簡単に術中にハマるもんじゃありません。涙が安くなります。
この映画では悲しいことがいくつも起きますが、監督は安易な演出を一切拒みます。
ネタバレになりますが、ペレと年老いた父親の別れの場面が象徴的です。
希望を失った父と、希望を胸に旅立つ少年ペレが、雪の日の朝、最後の握手を交わします。ここぞと、ふたりの顔のアップを切り返したい所ですが、カメラはずっと引いたままです。白い雪の中に影絵のような二人のシルエット。長身の父が背をかがめ、手を伸ばす様は、今にも朽ち枯れてしまう老木に見え、上を見上げ手を差し伸べるペレの姿は、芽吹いたまま、まっすぐ伸びてゆく若木のよう。
これは私がそう見えたという事でなく、観た人がそう感じるように撮ってるんです。しかもそれが一編の絵のように美しい。一人よがりな文体を用いることなく、芸術としても香り高い。
私は別に演出の仕事をしているわけではないですが、劇場で観た時「これはもう、かなわないな」と思いました。
その映画が星二つ…。上の解説を書いた方は今一度DVDでじっくり観直されるといいと思います。

投稿者:forgive投稿日:2005-02-24 01:47:30
ベルイマンファミリーのマックスフォンシドーを見るためにこの作品を鑑賞しました。
彼の演技もラストシーンも最高。
投稿者:阿里不哥投稿日:2004-09-06 15:26:36
ビデオパッケージを見ただけでは子供が主役の心温まる映画かと思っていたが、少年ペレの激動の少年期に圧倒された。そんな心も凍てつくような北欧の農園労働者生活の中でもたくましく生きるペレと、衰える一方の父親とのコントラストが淋しかった。
マックスフォンシドーの演技は最高です。
投稿者:さち投稿日:2004-08-12 05:50:21
最高映画の一つ
投稿者:チトウ投稿日:2004-05-25 05:57:01
いかんせん全体が重過ぎる…ってどんな解説やねん。
解説なのか?なんか解説じゃないやろ!
僕は入れ歯におびえるシーンが最高でした。
あれはペレ役の人、本当におびえっとったね
しかしラスト見終わって胸が苦しい。お父さん!画面で小さくなって!
もう!つらい!どうしようもない!

投稿者:純三投稿日:2004-03-17 19:37:24
10点。予想のつかない展開と、拳をにぎりたくなるような憤り。徹底的に「底辺」を見つめた傑作中の傑作。「プロレタリア」は昨今はやらないのかもしれないが、貧しい人はいつだっている。きらびやかな上流階級を描いた映画が嫌いなので、私の体質に合っている。
投稿者:pukaki投稿日:2002-08-05 16:54:50
愛だけでは貧しさからは自由になれない。
理不尽さに人間の尊厳を押しつぶされる、その前に旅立つ勇気と賢さが、ペレにはあった。
極貧親子の悲惨な姿と北欧の美しいロケーション。
それがリアリズム過ぎず、幻想的でもなく、私にはいい按配でした。
殺される前に逃げ出そう、そして、ルズのように笑おう、なのです。




投稿者:暇人チャッキー投稿日:2001-03-26 01:37:22
北欧の雰囲気がとても出ていていい映画だ。
風景もストーリーもまるで別世界のよう。
確かに悲しく暗い物語であるけれども、ラスト付近は感動します。

北欧の映画はなんだかヨーロッパのものでも特別です。http://www.cc.rim.or.jp/cinema/top.html
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演男優賞マックス・フォン・シドー 
 ■ 外国語映画賞 
■ パルム・ドールビレ・アウグスト 
■ 外国語映画賞 デンマーク
□ 外国語映画賞 
■ 主演男優賞マックス・フォン・シドー 
 ■ 新人俳優賞ペレ・ヴェネゴー 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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