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砲艦サンパブロ(1966)

THE SAND PEBBLES

メディア映画
上映時間195分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(FOX)
初公開年月1967/03/18
ジャンルドラマ/戦争
スティーブ・マックィーン クールヒーロー ブルーレイBOX(4枚組)(初回生産限定) [Blu-ray]
参考価格:¥ 6,161
価格:¥ 9,629
USED価格:¥ 4,200
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【解説】
 1926年の中国。楊子江沿いの閑港長沙に駐留する米海軍のオンボロ砲艦サンパブロ。異国の果てのヒマな任務に慣れ切った乗組員達は、毎日秩序のない怠惰な生活を送っていた。しかし、中国国民党と学生達の一斉蜂起が勃発、否応なしに歴史の過酷な渦に巻き込まれていく。名匠R・ワイズ監督の三時間に及ぶ大作で、題材を第二次大戦前の中国にとりながらも、製作当時激しさを増していたベトナム戦争への強烈な批判が見てとれる。大国による海外派兵の愚かさを、出先で犠牲となる水兵達の視線を通して活写、安易に戦闘シーンに流される事無く、艦内の人間模様に重点を置いた演出は堂々たるもの。主役の機関兵を演じたマックィーンは勿論、マコ、R・アッテンボロー、R・クレンナ、S・オークランド(彼は後に「ブリット」でもマックィーンと共演)と、出演者の多くが見事な演技を披露、見応えのある仕上りになっている。
<allcinema>
評価
【関連作品】
ブリット(1968)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
14130 9.29
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【ユーザーコメント】
投稿者:ローランド投稿日:2014-09-11 10:29:31
  家でのDVD観賞はすぐに眠くなり、よほど信頼できる監督作品でなかったら三時間を越えるものにはなかなか手が出ないのだけど、さすがはロバート・ワイズで、始まってすぐの爐椶軈イ世勝ΑΑΑ.┘鵐献鵑呂△襪鵑世蹇ΑΑΑ,△◆ΑΑΑ,任呂いちイ性瓩痢△いにも粋でタフな主人公マックィーンの人間性を感じさせるセリフのやり取りや、金も手間もかかっていそうな街の景観にそれぞれの個性ある人物像も物語の展開も面白く、睡魔の付け入る隙などないままでエンディングを迎えました。  

  始めのうちは、保守的ことなかれ主義の艦長に、たいした仕事もなく遊ぶことにうつつを抜かす部下たちとそこにつけこみ利を得る木っ端人間どもと、砲艦を何かの組織と見立ててサラリーマン社会を皮肉っているのかなって見ていて、それはそれで面白かったのだけど、中ほどの物語に緊張感が出てくるあたりからは艦長の責任感をもって任務を遂行する姿が良くなり、終盤の封鎖突破の戦闘に至るあたりからは程よい自己犠牲もありとても面白く楽しい三時間を過ごさせてもらいました。 「風とライオン」に「ソルジャーブルー」と、好きだったキャンディス・バーゲンも懐かしかったです。  

  それにしても・・・と、同じことを何度も言ってしまうけど、この監督のどんな分野でも超一流の作品に仕上げてしまう能力には恐れ入ります。 何事にも手抜きなく精魂を傾けるひとなんでしょうね。 この作品の機関室内のメカニズムのことなどは丁寧すぎる位なんだけど、エンジニアとしても秀でている主人公との結びつきを考えれば過剰ではなく、でもその丁寧さが時間を長くしてヒットしなかった理由なのかもしれないです。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-05-30 16:27:10
特にフレンチとメイリー及びマックイーンとC・バーゲンの絡み。スタア映画のラブロマンス仕立は引かれない。マコも薄いなぁ。以外に以外。この映画。R・クレンナが名誉を重んじる大尉を印象深く演じておりました。マックイーンの影が薄くなる位。あと名脇役サイモン・オークランドも見逃せません。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2010-11-10 18:36:55
【ネタバレ注意】

ほぼ一気に観れた。ベトナム戦争にアメリカが介入してなければ作られなかったであろう作品。ただマックイーンが斧で顔見知りの義勇兵をうっかり殺してしまったり、戦闘の後のアメリカ中国の双方の兵士の死体を写したり、ラストに叫ぶマックーンの台詞など反戦がテーマになっている割には、全体的に一部のキャラ以外は中国人を文化程度の低い悪役として描いてて(アッテンボローが惚れるチャン・ツィイー似の英語イントネーションと顔をした女性が、英語が話せるからまともな中国人という扱われ方)、当時の列強諸国と中国人の関係はリアリティはあるけど、好戦なのか反戦なのかはっきりしない内容だった。それとやはり長過ぎで、前半は特にエピソードを一々映像にする必要があるのかと思えてしまった。特にマックイーンとマコさんの共演シーンは必要だけど冗長だった。

投稿者:gapper投稿日:2010-04-27 21:28:52
 ワイズ監督の憂愁漂う名作。

 いきなりサンパブロと影のようなジャンク船の絵から始まる。
 ジャンク船は古い帆船でありながら、威容に存在しサンパブロを圧している。
 この一枚の絵だけで多くが分かり、前置きとして完している。

 ホールマン(スティーヴ・マックィーン)とシャーリー(キャンディス・バーゲン)の中国人と結婚し残る水兵が多いとの短い会話。
 石炭をくべるポーハン(マコ)との出会い。
 短くても多くが語られ、しかも伏線となっている。

 長い作品であり短くしても良かったと思うが、作品の流れの速さは決して変えてはいけない。
 それは、この作品の重要な要素だからだ。

【原題の考察】
 辞書を引くと PEBBLE とは川で流され丸くなった石のこと。
 その砂とは、一つ一つは小さいがとてもたくさん存在するということだろう。
 the がついていること考え合わせると中国人のことだと理解できる。
 歴史に流され丸くはなっているものの、ひとたび動き出せば流砂のごとき存在となる。
 これは、その物語だ。

【映画の薀蓄】
 砲艦のサンパブロはオンボロ艦だが、映画ではオンボロ艦のほうがドラマが盛り上がる。
 ジョンフォードの「ミスタア・ロバーツ」、ウイリアム・ホールデンの「鍵」、トデヴァー・ハワードの「封鎖作戦」、ジョン・ウェインの「男の魂」などがある。

【映画からの薀蓄】
 砲艦というのは、ウキペディアによると”比較的小型で主として沿岸・河川・内水で活動する、火砲を主兵装とした水上戦闘艦艇の事”となっている。
 映画では、戦艦などの大型艦は扱われることが多いがこういった戦闘でなく守備方面の艦艇は少ない。
 戦争というと戦闘ばかりに目がいきがちだが、守備や維持といった部分も欠かせないことに注目したい。
投稿者:uptail投稿日:2010-03-30 01:47:30
スティーヴ・マックィーン
投稿者:TNO投稿日:2009-11-04 18:56:29
【ネタバレ注意】

列強が自国の権益を守るため、中国に駐留していた1926年、米国海軍の砲艦を軸にした人間模様を描いた傑作。前半は、主に砲艦内の米国人と中国人の葛藤、米国人同士の葛藤を描き、後半は、排外思想を高めた中国民衆と米国海軍の緊張及び戦闘を描いている。当時の中国台湾間の緊張を考えると、かなり政治的メッセージを持った作品として捉えられていたことであろう。60年代は、大作の時代。インターミッションのある大作が多く作られたが、70年代には殆ど姿を消した。時間は長いが、映像の美しさ、テンポの良さ、登場人物の多彩さで、最後まで引き付けられた。エマニュエル・アルサン(本作では、マラヤット・アンドリアンの名で出演)は、エマニエル夫人の原作者だ。リチャード・アッテンボローと結婚するが、肺炎か何かで絶命する薄幸の中国人女性を迫真の演技で魅せた。マコは、この作品で、アカデミー賞にノミネートされ、世に出た。中国人に港で磔にされ、肉切り包丁で胸を切り刻まれる場面は、一度見たら忘れられない強烈な場面だ。イースト・ウェスト・プロダクションというアジア系の俳優養成所を本作の上海の水兵ご用達バーの雇われママ役のベウラ・クオと共に立ち上げた。不思議なのは、本作のDVD音声解説に本人が登場しているのだが、この中で自分は中国人だと言っている。しかし、彼は歴記とした日本人だ。劇中では、中国人役なので、敢えてそういったのかもしれない。(あるいは、音声解説でよくある誤訳か?)揚子江沿岸が舞台だが、中国での撮影は、当時の歴史的事情から無理だった。従って、主に台湾一部香港で撮影が行われた。主要登場人物の中で、紅一点は、キャンディス・バーゲンだ。当時19歳の学生で遊びの延長で引き受けたようだ。しかし、このような大作でしかも名画と言われる作品に出演できた幸運をかなり後になって知ることになったという。私の大好きな女優であり、この作品は、惚れ惚れするような気品の高さを見せている。スティーヴ・マックイーンは、最後にバーゲンを守るために命を落とすことになり、切ないラストが待っている。リチャード・クレンナの艦長も、苦しい対応を迫られ自殺寸前まで追い込まれる役を、粘り強く演じている。

投稿者:QUNIO投稿日:2009-11-02 21:44:09
ハリウッド大作の中ではかなり地味なほうだと思うが、めちゃくちゃ手堅い演出でそこは流石、ロバート・ワイズといったところ。

戦艦サンパブロの内部やアジアの町の映像も端正に撮られていた。構図が一つ一つキチンとしている辺りはジョー・マクドナルドの功績も大きい。マコ岩松が反乱軍に惨殺されるシーンがあまりに悲愴。全体的に暗い映画なのでベトナム戦争時代を象徴する雰囲気があるところも異色である。しかし何故マックイーンの演技は毎回物悲しいのか、そこが日本人好みの要因かもね・・・。
投稿者:DS049投稿日:2006-11-28 16:27:44
 ハリウッド映画ならではの作りですが、かなり面白かったです。大作っぽい作りをしないで2時間ぐらいにまとめていればもっとよくなったんじゃないかなぁと思いました。
 それにしてもマックィーンはやはりかっこいい。ちょっとした動きがすごく効果的に見える。1人で活躍する作品よりもよくみえる気がします。
 リチャード・クレンナもかなりよかった。「ランボー」での起用はこの作品からきてるのかなぁと思いました。
投稿者:マジャール投稿日:2006-11-25 20:25:56
こういう、ちょっとメッセージ性のある娯楽超大作で一水兵の役を演じてもマックィーンは相変わらずカッコイイ!ホント彼の動きとか表情、仕草を見てるだけで感動します。それにこれは作品としても素晴らしい。文句なしの名作です。(ロバート・ワイズ好調!他の出演者もいい)
後半にみせる戦闘シーンはかなりの重量級。物語も面白いし、個人的にはマックィーンの出演作の中では一番評価の高い一本です。
 
映画の中の異文化衝突って面白いテーマで、私はけっこう好きです。この『砲艦サンパブロ』とか、『ズール戦争』『トラ・トラ・トラ!』『戦場にかける橋』『眼には眼を』『アルジェの戦い』・・・・どれも面白くて好きな映画。『ジャイアンツ』だって一種の異文化衝突ですよね。(東部と西部、白人とメキシコ人)
投稿者:Ikeda投稿日:2006-01-08 14:35:08
面白く作られた映画だと思いますが、色々と考えさせる作品でもあります。
まず、このストーリーの時代背景ですが、1926年の揚子江にアメリカの砲艦がいたというのは初耳ですが、中国人に対する瞥見が見えるのが気になりました。尤も日本人にしても、中国から多くの文化を学び師と言っても良いのにも係わらず、当時は中国人を馬鹿にしていましたから当然なのかも知れません。
次いで、この映画が製作されたのはアメリカがベトナム戦争で北爆を始めた年で、如何に共産主義に敵対感を持っていたかが表れていることです。中国では蒋介石の国民党が共産軍に破れましたが、アメリカは全面的な支援を行っていて、現在でも台湾政府を支持していることは周知の事実です。戦争の意味や人道的な意味が何なのかの表現が、この映画では特にラストについては微妙に感じましたが、もっと深い意味で金銭主義に明け暮れる現在の社会に不安が募ります。
スティーヴ・マックィーンにとってはアカデミー賞にノミネートされた唯一の映画ですから当然好演ですが、ポー・ハン役のマコ岩松も助演賞にノミネートされているのは立派です。この人は私と同い年なので特に愛着を持っています。更にこのサイトでも話題になっている「エマニュエル夫人」の作家エマニュエル・アルサンはタイ生まれのフランス人ですが、このマイリー役は、なかなかの演技だと思いました。
投稿者:シネマ野郎投稿日:2005-12-31 22:19:28
素直に良かったと言えるものではないし、3時間近くにまで及ぶ上映時間は少々キツかったけど、出演俳優達の演技は素晴らしかった。
投稿者:inamura投稿日:2005-09-21 15:35:25
【ネタバレ注意】

ちょっと長い感じがして、もうちょっとテンポアップすればもっといいような気は
したものの、内容的には機関室のシーンや教会でフレンチーが結婚する場面などいいシーンがいっぱいありました。

投稿者:Wild Tiger投稿日:2005-01-05 10:24:07
作品背景(国民革命軍の北伐開始)から二年後に張作霖爆殺事件が勃発。
それを頭の隅に加えれば、又違った角度からも考えさせてくれる作品。

(オマケ) Emmanuelle Arsan a.k.a. Marayat Andriane - Maily
投稿者:まーぼー投稿日:2004-06-11 23:53:16
映画自体の感想はほとんど下の方と同じ。良い白人と悪い白人が薄幸の中国人娼婦の水揚げを競り合う場面などは不愉快極まりなし。マコ岩松がマックイーンに男気叩き込まれる場面もおなじ。それよりも、「エマニュエル夫人」の原作者エマニュエル アルサンが出演していると聞いたのだが、一体何処に?
投稿者:だだちゃ投稿日:2003-10-19 16:15:25
やっぱりこうなっちゃうのね感が強いのは何でかな?
ハリウッド映画は常に視点が一定している。良くも悪くも。
揺るぎない米国側オンリー視点&アジアに対する歴史的差別視点など・・。
「北京の55日」などと合わせ観て共通項を探してみましょう。
国家の独立を阻む悪役としての帝国主義米国を批判しているとも取れます。
いろいろ考えさせられますが、渋く地味な傑作だと思います。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞スティーヴ・マックィーン 
 □ 助演男優賞マコ 
 □ 撮影賞(カラー)ジョセフ・マクドナルド 
 □ 作曲賞ジェリー・ゴールドスミス 
 □ 美術監督・装置賞(カラー)Walter M.Scott装置
  John Sturtevant装置
  William Kiernan装置
  Boris Leven美術
 □ 音響賞James P. Corcoran 20th Century-Fox Studio Sound Department
 □ 編集賞William H. Reynolds 
■ 助演男優賞リチャード・アッテンボロー 
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