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僕の村は戦場だった(1962)

IVANOVO DETSTVO
MY NAME IS IVAN
IVAN'S CHILDHOOD

メディア映画
上映時間94分
製作国ソ連
公開情報劇場公開(東和)
初公開年月1963/08/23
ジャンルドラマ/戦争
アンドレイ・タルコフスキー 傑作選 Blu-ray BOX(初回限定)
参考価格:¥ 21,600
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【解説】
 主人公の少年が住む村が、ある日、ドイツの侵攻を受けた。彼の肉親は行方不明、村も焼かれてしまう。彼は幼年学校へ行くことを拒否し、斥候として情報を軍にもたらすが……。戦争の生む悲劇を描く、タルコフスキーの長篇第一作。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
976 8.44
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【ユーザーコメント】
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2013-03-28 03:35:35
高校時代に観た初めてのタルコフスキー作品で、最初に観たソビエト映画。
イワンの故郷のシーンでは溢れるばかりの情感が漂っているのに、戦場のシーンになると下手な「泣かせ」の計算は無く、彼の冷静かつ強い「怒り」を感じる。今の日本の反戦映画など比較にならない。
投稿者:sachi823投稿日:2013-01-08 21:55:35
「鏡」と2本立てでした。こちらのほうがずっと
わかりやすい。(というか「鏡」がわかりづらい)
ストーリーとして破綻無く、会話もわかりやすいです。
反戦映画としての趣もありますが、
やはり目を奪われるのは、
少年の内面的な心象風景の美しさで、井戸、果実、海岸、空
それらが目眩く映し出される映像や
その空間処理の見事さに惹かれます。
投稿者:Normandie投稿日:2011-11-21 20:47:14
そう映像作家としての、初監督作にして面目躍如。
初見は15〜6年前幸運なことに映画館で、彼のマジックが堪能できる初期の代表作。
見らずに死ねるか、静かな戦争映画。
投稿者:クリモフ投稿日:2009-08-06 16:30:47
タルコフスキー長編一作目だそうですが、いやいや物語がちゃんとわかるじゃないですか。ストレートな戦争ものとは言わないまでも、ちゃんとつながりもあるし途中で迷路になることもありませんでした。
驚いたのは一作目にしてもう水、炎の描写に気合が入ってること。冒頭からの少年の河渡りから、ちょろちょろ垂れる滴、もやもや揺れるペチカの火などタルコフスキーっていうような映像ができてしまっていますね。しかも、いつもみたいに割と難解な作風でもないため、ちゃんとした物語にその映像群がより際立つというか、主張している感じです。あと光の挟み方も素晴らしい。光線がスッと入ってくる雰囲気は目を見張ります。
と、なかなか楽しめた点もいくらかあるのですが、そのちゃんとした話自体にあまり魅力を感じず、全体としては微妙な印象。戦争が残酷で悲惨なのはわかるんですが、ちょっとこの撮り方では感情移入はやりずらい。うーん、タルコフスキーがこういうのを撮っているってことが重要なのかなぁ。いや、自分にはあまりはまらなかっただけかな。主演の子、美形ですね。
投稿者:jean投稿日:2006-02-14 21:11:55
【ネタバレ注意】

 聖タルコフスキーの事実上の処女作。新人とは思えぬほどの完成度。天才の片鱗がうかがえる。だが、彼の技量もさることながら、主役のイワンを演じたニコライ・ブルリャーエフの存在なくしては、彼はこの映画を撮れなかったのではないだろうか。私はこれまであんなに美しい少年を見たことがなかった。
 母や妹と過ごした幼年時代。ギリシャ神話に出てくる神々の恩寵をうける美少年のようだ。その無垢な笑顔がひとつの戦争を通して、表情を失い、憎しみしかないようなまなざしに変えられていく。ただ今の彼を突き動かしているのは一途な復讐心だ。周囲の大人たちは、決して彼を利用しているわけではない。むしろ保護者以上の感情を持って、孤児となったイワンの身を案じ、普通の少年らしい生活をさせてあげたいと願う。しかし、それでも彼の心の中のドイツ軍に対する憎しみは消えなかった。儚く露と消えたイワンの生涯を、タルコフスキーは抑えた演出で静かに美しく撮っている。しかし同時に痛ましさも存在していて、心が締め付けられる。

投稿者:さち投稿日:2005-04-28 06:53:52
名作
投稿者:黒美君彦投稿日:2003-04-16 23:46:32
美しい醒めたモノクロの映像に囚われながら、私はひどく緊張していた。
絶え間ない水滴が落ちる音。怖くなるほどの真っ直ぐなイワンの瞳。
カットの片隅に映る崩れかけた壁のイコン。
夢のイマージュ。空を裂く銃弾の音。そして静けさに充ちた死の匂い。
戦場のシーンでは這うように進む暗い沼地が、そして夢(追憶)のシーンでは、光に満ちた明るい海辺が、同じ水を扱いながらきわめて対照的に描かれている。若く美しい母と幸福な幼年時代・・・タルコフスキーの事実上の処女作であるこの作品は、既に「完成」の域に達している―。
原題は『イワンの少年時代』だという。大人になることのなかったイワンの「少年時代」とは皮肉なタイトルだな、と思ったが、次の瞬間違うかもしれない、と思った。――戦場のイワンはもう「少年」ではない。実は「イワンの少年時代」とは、まだ戦いも復讐も知らなかった、夢のようなシーンを指しているのではなかったか。
今まで観ていなかったことが悔やまれる大傑作だ。
投稿者:トリガー投稿日:2003-02-01 13:38:53
偉大なる映像詩人アンドレイ・タルコフスキーが第二次世界大戦を背景として描く・・・・ドラマ?いやドラマとも一概には言い切れない。言い表すに値する適当な言葉が見つからないが、一番近いのが「アート」ではないだろうか。「イレイザー・ヘッド」のリンチ、「エル・トポ」のホドロフスキーなどに観られる内面の美を重点に置いた仕上がり。本作はタルコフスキーの長編第一作である。それにも関わらず、他作品と同じくそこから感じ取れるのは哀愁に満ちたノスタルジア。「惑星ソラリス」では地球を、「ノスタルジア」では祖国を、故郷に置いて描いていた。本作「僕の村は戦場だった」では両親を殺され、身寄りをなくした少年イワンが通常の教育を拒み、唯一友人のいる(といっても軍人なのだが)戦場に郷愁を抱く。驚愕のラスト、戦場を好いていたとは言えどもこんな結末で終わってしまってよいのだろうか・・・?と無責任にも少年をスパイとして敵陣に送り込んだロシアの軍人たちは苦悩する。その表情に注目。捻りのない展開でありながらも、語りは上手い。タルコフスキーの映画は他の作品と比較するものじゃない。これ観てるとそんなこと思わされます。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ サン・マルコ金獅子賞アンドレイ・タルコフスキー 
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