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北北西に進路を取れ(1959)

NORTH BY NORTHWEST

メディア映画
上映時間137分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(MGM)
初公開年月1959/09/26
リバイバル→CIC-84.11
ジャンルサスペンス
映倫G
北北西に進路を取れ [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,571
価格:¥ 1,099
USED価格:¥ 999
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【解説】
 “サスペンスの神様”ヒッチコック映画のベスト作品としては、人によって「サイコ」であったり、「見知らぬ乗客」であったり、「めまい」であったりするのだろうが、この万人向けの面白さを持つ集大成的作品は、入門編としても最適であろう。キャプラという男と間違われて誘拐されてしまった広告マン、ロジャー・ソーンヒルは、謎の人物タウンゼントからある仕事への協力を要請される。そして、人違いが判明すると今度は泥酔運転に見せかけて殺されそうになる。窮地を脱したロジャーは、翌日、真相を確かめようと国連ビルへ赴くが、そこに現れたタウンゼントは全くの別人だった。そして、タウンゼントの背中にナイフが突き立てられ、容疑はロジャーにかかってしまう……。殺人容疑の汚名をかけられ、国際的な陰謀に巻き込まれる一人の男の奮闘を、圧倒的なサスペンスとアクションの畳みかけで見せる極上のエンタテインメント。
<allcinema>
評価
【関連作品】
サイコ(1960)
見知らぬ乗客(1951)
めまい(1958)
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]A裏窓 (1954)
[002]AダイヤルMを廻せ! (1954)
[003]A十二人の怒れる男 (1957)
[004]Aサイコ (1960)
[005]Aアパートの鍵貸します (1960)
[006]A素晴らしき哉、人生! (1946)
[007]A三十九夜 (1935)
[008]Aレベッカ (1940)
[009]Aチャイナタウン (1974)
[010]AM★A★S★H マッシュ (1970)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
29233 8.03
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【ユーザーコメント】
投稿者:流氷一滴投稿日:2017-01-23 23:53:06
ヒッチコックの映画といえば、怖い映画というイメージがある。「サイコ」「鳥」が代表作であろう。

「北北西に針路を取れ」には「未知の恐怖」はない。あるのは、少し間抜け?な秘密組織。主人公は連中に「敵」と誤認され、おまけに警察からは殺人の濡れ衣まで着せられ、とにかく逃げる羽目になる。

ここでこういう映画ではお約束の「美女」が登場する。なぜか、主人公を警察から匿う。彼女から教えられた「間違えられた男」に会える場所に行くと、今度は飛行機に追いかけられる。果たして、彼女は敵か、味方か?

大風呂敷を広げたわりには、結末は「いまいち」でした。
娯楽映画と割り切れば楽しめると思います。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-04-06 18:39:07
ヒッチコック氏の劇場用映画は一度見ると興が冷めてしまって、二度三度と見直す気にはなれない。テレビの「ヒッチコック劇場」が楽しめたのは、当時録画装置などなかったために一度限りの視聴であったからだろう。筋立ての仕掛けに力を注ぐヒッチコック氏の映画作りは、どうしても登場人物が類型的になってしまって、キャラクタ−の厚みと魅力に欠ける。この映画のグラントにしても、慣れないスパイ騒動に巻き込まれて意に反する大活躍するのだが、ラストのラシュモア山でのハラハラさせるシ−ンも、“嘘だろ!・・・”としか思えないのである。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:Bill McCreary投稿日:2012-09-28 22:35:18
ヒッチコックはこの映画をだいたい60歳のときに製作したわけで、ケイリー・グラントの起用といい、この映画が彼にってもやはり自分の映画人生の集大成としての意味合いがあったと思います。MGMというのもめずらしい。

エヴァ・マリー・セイントはヒッチコックの映画出演はこれ1本のみですけど、いやー、きれいですねー。華やかな美貌ですね。もっともこのとき30代半ばでやや年増ではありましたが、でも成熟した女性の美を私たちに示してくれました。

ほかにも鉄道など、ヒッチコックの好みがいっぱいだし、あとグラントとヒッチコック常連俳優のレオ・G・キャロルが会話するシーンが飛行機の騒音でよく聞こえないというシーンも、知っていても面白いですね。

で、ジェームズ・スチュワートとグラントというヒッチコック常連俳優はこの映画を持って出演が最後でした。やはり映画界は、ニューシネマの時代が近くなり、だんだんに変わっていく過程だったのだと思います。そう考えると、1959年にこの映画が製作されたのは、この時期であるから製作されるべきだったし、時期をはずせば面白い映画にならなかったのでしょう。http://blog.goo.ne.jp/mccreary
投稿者:namurisu投稿日:2011-09-20 09:56:35
映画は、脚本だ。
投稿者:scissors投稿日:2011-03-28 01:32:21
ずいぶん久しぶりに見たんだけど、あれ?こんなんだったっけ?って・・・。
遠い記憶にあるイメージではかなり面白いはずなんだけど、ブルーレイが出てるというのでこのたび見てみたらなんかイマイチ。
話も映像もずいぶん雑なような。
主人公もマザコンなんだか男臭いんだかよくわからんし。

全編を通してC・グラントの動きや表情が冴えないなと思ったら、このとき55歳とは。
55でこの役は辛いね。E・M・セイントとは20歳も違う。

いろいろと不自然さを多く感じた鑑賞でした。
投稿者:陸将投稿日:2010-12-05 14:44:33
【ネタバレ注意】

本作はいわゆる“巻き込まれ型サスペンス”の代表作だろう。
主人公がカプランという男に間違えられ、窮地に立たされていく。
そんな主人公を追いかける謎の一味と警察たち。

ここで面白いのは、追いかける側も真相を知らず、彼らもまた騙されている点だ。
謎の一味の中にいる女は実はスパイであり、全てを操っているのはCIAなのである。
国の陰謀や都合によって、命を狙われ続ける主人公。

そんな主人公に扮するケーリー・グラントが素晴らしい。
追っ手からひたすら逃げる身のこなしの軽やかさ。
男としての色気やダンディズム。
それでいて茶目っ気たっぷりでロマンチック。
魅力的というのはまさにこのような役のことを言うのだろう。
マザコン的な一面があるのもどこか愛らしい。

窓から他の病室に逃げ込む際に、そこにいた女の病人が「STOP!」と言った後、メガネをかけてからもう一度「STOP!」と言う最高の場面がある。
その同じ「STOP!」でもニュアンスがこれほどまでに違うことに説得力を持たせているのは、やはりグラントの魅力であろう。

そんな人物像が、洒落っ気を含みながらも、窮地に追い込まれた時の緊張感も同時に高めることに成功している。
そして見事な走りっぷりは見ていて爽快である。

国連本部や列車内、野原、オークション会場、山荘、そしてラストの歴代大統領のモニュメント上での逃走劇のくだりなど、主人公は何度も何度も土壇場に立たされる。
だが、そんな場面での機転の利かせ方、そして身体の使い方などは見ていて惚れ惚れする。
真相を知った後も、国に操られてたまるか!という反骨精神で、CIAの指示を無視して惚れた女の元へ向かうのも実に彼らしい。

手に汗握る展開の連続である本作を、より魅力的なものにしたケーリー・グラントの功績はとてつもなく大きい。

投稿者:has42120投稿日:2010-08-16 13:04:20
ケイリー・グラント
投稿者:Kircheis投稿日:2010-07-23 08:08:25
数多くの映画が生まれ続けている現代の観客が観たら、話の筋がほとんど予想できてしまうくらい王道ストーリーだ。

しかしだからこそ面白い。
ケイリー・グラントもカッコ良い!

ラストシーンも大好き♪
投稿者:Normandie投稿日:2010-05-20 19:39:56
トリハダがたつくらい映画史上最高のタイトルデザインで始まる。
K・グラントっていつ見ても余裕だよね。窮地にあってもどことなくユーモアを感じるし英国紳士そのもの。
投稿者:こじか投稿日:2010-04-03 15:21:52
ところどころ気になる箇所もあるが、この甘さを含め
その都度水に流しながら見せてしまうのはヒッチコックならでは。
飛行機のシーンはやっぱ画になる。
投稿者:ジェームス投稿日:2009-12-28 11:36:38
やっぱり何回観ても面白い。ヒッチコックの代表作の1本。ケイリー・グラントにとっても代表作の1本だろう。サスペンスとユーモアのバランスが素晴らしく、ラブシーンも素晴らしい。
投稿者:きらきら投稿日:2009-08-31 13:07:12
ヒッチコックのブロンド好きは有名だ。
本作でのエヴァ・マリー・セイントはもちろんのこと、ヒッチコックのフィルモグラフィーのなかには、グレース・ケリー、イングリッド・バーグマン、キム・ノヴァックなどなどそうそうたるブロンド美女たちが並ぶ。

でも忘れちゃいないだろうか。
ヒッチコックにはケーリー・グラントとジェームズ・スチュワートというヒッチコック的な世界を支える重要な男優がいることを。

ケーリー・グラントはそのハンサムな風貌がいたずらしてか、「うまい」俳優とはいわれないが、なかなかどうして!
「断崖」のような馬鹿な浪費男を演じようと、「赤ちゃん教育」の(インチキくさい)恐竜博士を演じようと、画面を軽妙にし、活気を与えることについては稀有な存在といえる。
本作でのケーリー・グラントはちょっと齢を召した感じだが、それでも堂々と走ったり叫んだりしている。それでも悲壮感が漂わないのは、これは演技云々というよりも持って生まれた才なのだろう。

黙って映っているだけで絵にハマる。
映画俳優はこうじゃなきゃいけません。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-21 16:03:53
演出:10
演技:10
脚本:10
音響:10
投稿者:NYY投稿日:2008-11-23 21:43:51
【ネタバレ注意】

「イーグル・アイ」の予習で見ようと思って、1ヶ月くらい前に
中古DVD買っといたんだけど、忘れてて、やっと見た。
今の感覚で見ちゃうと、物足りなくも感じるんだけど、なかなか
楽しめる娯楽作ですね。
巻き込まれ型サスペンスは、やっぱり面白い。
会話も微妙に面白いね。
 
ケーリー・グラント君、悪者がマヌケで助かったね。
そもそも間違えてる時点で、かなりマヌケだよね〜。
畑で飛行機で追っ掛け回して、タンクローリーに突っ込むし・・・
あーゆーバカに工作員やらせてるのは、どこの国だ?まったく。
 
金髪ネーチャンが悪女っぽさ抜群だから、悪女のままでいて欲し
かったな〜。
悪女じゃなくなってから、失速したような・・・
 
ラストのトンネルに入る列車は男根のメタファーで、列車をトン
ネルに突っ込んだんだって?
そーゆーシーンは重要だから、メタファーじゃなくて、ちゃんと
俳優を使って映像化するようにしてください。
 
ビデオデッキみたいな形の国連ビルって、この頃からあったんだ
ね。
そーとー古いよね。
姉●建築士とかに、建て直してもらえば良いのに・・・
 

投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2008-09-27 21:46:46
ヒッチコック作品だと思うとやや物足りない気も…
投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-09 18:04:41
まさに娯楽映画ですね。ヒッチコックにしては脚本の詰めが甘い部分があるような気がしますが、持ち前の演出力でそれを感じさせずにポンポン話を進めていきますね。エンターテイメントのお手本のような作品。特に最後の省略術は良い意味で、映画だなぁ、と感じさせられます。ただ、ヒッチコックの代表作ですがそれほど名画とは思いませんでした。彼の中ではまずまず。
ケーリー・グラント渋い、広告屋の癖にがんばるがんばる。ちょっとヒロインの印象が薄いかな。
投稿者:paris1895投稿日:2007-10-20 23:27:32
 この映画の面白さは、ラストシーンの編集方法に集結している。
われわれを追い抜いて行く映画の、その最たる例として、この映画は語り継ぐべきだ。
投稿者:マジャール投稿日:2007-04-11 20:01:52
ケイリー・グラントは、たぶん、個人的に好きな男優スタアのベスト100にもランクインしないと思うけど(嫌いな男優ってわけじゃないです、他に好きな人がいっぱいいる)、こんだけ面白けりゃ文句ありません!
マーティン・ランドーがイカしてる!ヒロインのエヴァ・マリー・セイントもいい感じ!!
メインタイトルにかかるテーマ音楽、CDで愛聴してます(名曲!)。作曲はバーナード・ハーマン。
投稿者:たにし投稿日:2006-09-23 20:20:40
こんな破天荒な小説ぽい脚本みたことないです!というか、ほめてます。

まさか主人公がアレでまちがわられるとは。。言葉遊びや、迫力満点のヒッチコックのアクション映画。

が、スーツでアクションしちゃいけません。。。
エバ・マリー・セイントが悪い女やるとカッコイイ♪
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2006-08-17 02:03:50
【ネタバレ注意】

も良いが…“進路をとれ!”は、どこから来たのやら…
…って無駄話はおいといて。

グラフィカルなタイトルバックに傾いだレタリング。お洒落!〜ラストの寝台に引っ張り上げるカット!〜あたかも夢から醒めるよう…トンネルもナイス。

いきなり、相手が顔も知らないスパイと間違われる…何故?〜何処でカプランしちゃったんでしょう?(…あ、なるほどね。序盤はパイプに煙草を詰めたりしながら観てる場合もあるので…)〜ともあれ、連れて行かれた屋敷でバーボン一瓶空けさせられた彼は、車に乗せられて…ドライビング。
何処で崖から落ちても不思議でない状況〜だが、警察に捕まるくらいで済みます。
彼はスパイ誤認説を語るのですが、改めて警察と向かった屋敷でも証明出来ず〜国連で演説をするという屋敷の主人を訪ねたら別人〜おまけに彼の背中にナイフが…

そこから警察に追われ、謎の組織に狙われ…何故か(男前だから?)助けてくれる謎の女性…が、正体は…二転三転するストーリー、華麗なる逃亡、消失劇、何度も殺されかけ、生き延び…余計な危険を冒して…と思ってたら、必要な行為になっちゃいます。
トウモロコシ畑、ラシュモア山…手に汗握るアクション。及び立場を超えて惹かれあう2人…この(女性の)立場が、そもそも不確実で謎。
エンターテイメント・スパイ(人違い)・ムービー。楽しいです。

投稿者:アリエアー投稿日:2005-10-21 03:47:37
なんだかんだ言っても、男はスリルある冒険に巻き込まれてヒーローになりたいんだし、
女は困難を越えてく手腕のある男にひかれるのだ。
現実はあまりに退屈だから
主人公もいい迷惑と思いながらも結局楽しんじゃってるんだろう。
死んだら洒落になんないけどね。
投稿者:Ikeda投稿日:2004-09-11 17:01:43
最初から「巻き込まれ型」の展開がキビキビしていて気落ちが良いし、その後もサスペンス気分や意外性はあるし、何よりロマンスの取り入れ方がヒッチコックとしては最高です。ただ、中盤から、これまでヒッチコックが作ってきた映画のシーンを集めているのが二番煎じ的で気になりました。最後のロッククライミングでは「逃走迷路」の自由の女神の好評によるものかも知れませんが、写真の入った彫像を片手に持って、あんな事が出来る訳はなく、ラストに向けて、娯楽性重視の傾向が強くなっています。
ケイリー・グラントは、スタイルやフェイスも良いけれども、相変わらず演技は今ひとつですが、この作品ではそれが良いのかも知れません。逆にジェームズ・メイソンをもう少しフィーチュアーさせれば、もっと迫力ある映画になったと思います。
なお、題名の意味については、色々意見があるようですが、あまりよく解らないので、この映画こそ良い邦題を考えるべきだったと思います。
余談ですが、ケーリーが寝台車の折り畳んだ上段に閉じこもっている時、「オイル・サーディンのようだ」と言うのを聞いて思い出したことがあります。あるアメリカ人と仕事していて、乗用車にぎっしり乗ったら「オイル・サディーン」と言われ、日本語の「すし詰め」はアメリカで「鰯の缶詰」と言うのを知って成る程と思った事です。
投稿者:ふじこ投稿日:2004-08-25 12:45:25
ヒッチコック定番の巻き込まれ型サスペンスの傑作ですね。トウモロコシ畑、ラシュモア山などのダイナミックな背景に、これまたちょっととぼけたいい味わいを出すケーリー・グランドがミックスされて長さを感じない面白い作品だった。もちろんクールビューティー、E.M.セイントも美しかった。
投稿者:さち投稿日:2004-07-15 09:38:53
まあまあ
投稿者:ムタト投稿日:2004-07-04 16:54:45
ヒッチコックの数ある優れた作品の中でも、この「北北西に進路をとれ」はサスペンスの技法と娯楽映 画というジャンルとを完璧に融合させたという意味ににおいて、その頂点を極めていると言えよう。サス ペンスとして優れているヒッチコック作品は他に枚挙にいとまがないほど存在するが、この作品はその サスペンスを映画の持つエンターテイメント性そのものに昇華させ、この「北北西に進路をとれ」をサス ペンス映画としてだけでなく娯楽映画の最高傑作にまで押し上げたのである。サスペンスとエンターテ イメントの幸福な出会い、それこそがこの作品の最大の魅力なのだ。(以下、↓)
http://www11.plala.or.jp/kunihiro/cinema/page217.html
投稿者:Stingr@y投稿日:2003-11-19 01:41:41
 作品はコメントを超越してるね。何も言うことはない。

 さてさて,原題の「North by Northwest」は色々に解釈されている。「North by Northwest」が方角を示すなら正確な訳は「北西寄りの北」である。「北北西」を示す言葉は「North-Northwest」だが,方角としては「North by Northwest」と「North-Northwest」では大きな違いはないと考えて良いだろう。では,主人公ソーンヒルは「北北西」に向かったのか?ニューヨークからシカゴへ,シカゴからラシュモア山の町ラピッドシティーへ,どちらの移動もほとんど「西」,より正確に言えば「西北西」=「West by Northwest」に向かっており,「北北西」とするには無理がある。つまり原題の「North by Northwest」は方角を示すものではない。

 何故「North by Northwest」なのか。ここで「by Northwest」がキーワードとして浮かび上がる。これはシカゴからラピッドシティーへの移動手段,「ノースウェスト航空(Northwest Airlines)で」と解釈するのが妥当である。ソーンヒルが警察官に連行されたシカゴ空港では「NORTHWEST」の看板がやたら目に付く。多分スポンサーなのだろう。それでは「North」とは何か。私の勝手な解釈では,これは副詞で「(米国の)北部へ」である。要するに,「北の方角へ」ではなく「北の地方へ」ということである。「move East」=「(米国の)東部へ引っ越す」の用例がある。

 と言うことで,原題は「ノースウェスト航空で(米国の)北部へ」ではないかと解釈したが,疑問もある。シカゴだって米国の北部にある。「北部にあるシカゴから,(シカゴよりもほんの少しだけ)北部にあるラピッドシティーへ」ではちょっと変である。ニューヨークは東部にあるから,「(ニューヨークからシカゴ経由)ノースウェスト航空で(米国の)北部へ」と無理やり解釈するのも手である。では,何故「West by Northwest」ではないのか。確かに方角としては正しいのだが,「(米国の)西部」となると西部劇に代表されるような別のニュアンスが含まれるので避けたのかも知れない。

 ちなみに,ハムレットには「I am but mad north-north-west: when the wind is southerly, I know a hawk from a handsaw.」=「俺が狂うのは北北西の風の時だけだ。南寄りの風なら鷹と鷲の区別だってできる。」なる台詞があるらしい。こっちの方が解釈としては遠いと思うし,スポンサーが怒り出しそうだが,いかが?
投稿者:映子投稿日:2003-05-03 09:54:24
何度でも見たくなるヒッチコック作品のひとつ。ケーリー・グラントのなんかとぼけた感じの中年おじさまぶりが、身に覚えのない災難に巻き込まれる主人公の役柄にピッタリだし、エヴァ・マリー・セイントの謎めいたクールな女スパイもピッタリ。キャストとストーリーと、そして撮影に魅せられる。
なんといってもあのトウモロコシ畑でセスナに襲われるシーンがこの映画では圧巻だと思うけど、随所にいろんな見所が盛り込まれていて、アカデミー賞には縁がなくても後世に残る映画ファンの為の素晴らしい作品という気がする。
ただ、ケーリー・グラントのお母様は若すぎるのでは?
投稿者:Carol Sakeski投稿日:2003-04-29 16:42:16
純粋におもしろい映画。日本のサスペンドドラマ
っぽいと感じるのは、列車を使っている点と、
ラシュモア山とか名所が出てくるからでは?
でも日本人ではこういう映画は作れないのね。
ヒッチコックだからこそおもしろいのよ。
農薬散布なんてされたくないよ〜。http://www010.upp.so-net.ne.jp/Carol_s/
投稿者:skull & rose投稿日:2003-04-18 00:22:39
ヒッチコックにしては、少しプロットの詰めが甘い気もするんですけど、それもたいしたことではないような気にさせてしまう巧みな見せ方はやっぱり凄い人だと納得。いつ観ても最後のラシュモアの崖からベットへのマッチカットに心を奪われてしまいます。
それにしても、ヒッチは鳥どころか飛行機までも嫌いなんですかね、なぜかそんな気がします。
投稿者:vessy765投稿日:2002-12-28 06:59:27
ずーっと以前師匠に、
この作品のタイトルは監督の皮肉な性格を考慮して「ノースウェスト航空で北へ」なのか「北北西へ〜」なのか、果たしてどっちなのかと言う議論が過去に散々されたのだが、君はどう思うね?
と訊かれ、前者っぽい気がすると答えたのですが、実際のところどうなんでしょう。。。


いや、違った、「前者の意味を含めた後者だけど前者の割合も強く含んでいるような…だってカプラン(ソーンヒル)が飛行機に乗るシーンの空港の会社名がやっぱりアレだし…」と答えたような記憶があります……うーん気になる。。。
投稿者:長春投稿日:2002-11-26 07:56:46
小学生のとき見たときは、全く理解できなかった。今見てみると、すごく面白かった。秘書に次々と指示を出し、タクシーの割り込みをする主人公。強引な奴だなと思ったが、それが強引と感じかねない展開を正当化している。次々と窮地に陥り、どうなることかと見ていると、なるほどと思わせる主人公の機転で切り抜けていく。特にオークション会場での機転は素晴らしかった。よくできていると納得できた上質のエンターテインメントだ。
投稿者:S&H投稿日:2002-07-31 02:34:52
ヒッチコックの作品で共通しているのは、アイデンティティを失った人間が、自己を取り戻していくということ。
ある日、自分が別の場所で自分が知らないうちに行動していたら、という恐ろしさ。個というものの危うさを、個を支えているものの脆弱さを、作品を通して痛烈に皮肉っている点が、すごいです。
投稿者:ゆういち投稿日:2002-06-19 18:48:41
この映画は話が強引すぎると思う。ケイリ−・グラントが
「カプラン」(DVD字幕ではカプランでした)という
男に間違われる所や逃げるために偶然飛び乗った列車に
話の鍵を握るエヴァ・マリ−・セイントやJ・メイスンが
乗ってる所など特に前半が気になった。圧倒的な映像の
美しさや迫力で上手くごまかされてしまいそうになる
けれど。ラシュモア山でのシ−ンや飛行機がいきなり
襲ってくるシ−ンは有名だけれど私はケイリ−・グラントが
酔っぱらった状態で車に乗せられて崖から落とされそうに
なるところの、道路がぼやけて重なって見える場面やもの凄く
高いところから国連ビルの玄関部分を見下ろして撮った(様に
見える。多分実際にはそんなに高所からの撮影ではないと思う
けど)場面に魅力を感じた。でも、なんといってもこの映画の
一番の見物は異常に色っぽいエヴァ・マリ−・セイントですね。
そんなに美人ではないのにどういう方法でかもの凄く美しく
撮られていて、食堂車でのグラントとの会話シ−ンや個室での
ラブシ−ンはかなりきわどくドキドキした。
投稿者:パタママ投稿日:2002-02-09 11:59:46
楽しみですね。もう一回観てみようって気になりました。ありがとう!
投稿者:空三郎投稿日:2001-07-23 22:35:00
ヒッチコックの作品で最高の傑作と思います。この映画以前に「海外特派員」「逃走迷路」と、よく似た巻きこまれ映画がありますが、その集大成のような作品です。さらに、サスペンス映画でありながら、ユーモアが随所にあふれ、ヒッチの余裕と楽しさが感じられます。
ヒッチの作品は、構図がしっかりしていて舞台を見ているような映像が特徴です。そのためか、スケール感がないため、見る人によっては物足りないような気がします。この作品では、ラストにラシュモアの記念像が舞台になって、ある程度のスケール感を補っています。
ヒッチの作品はどれをとっても映画本来の面白さがあります。
投稿者:ゆきぼー投稿日:2001-07-07 21:17:19
テレビドラマのように感じで嫌です。
そんないい?
投稿者:iwat投稿日:2001-05-23 21:53:01
今日の俺の映画好きは、子供の時テレビで見たこの映画が原因だと思う。
最高に楽しい映画だね。
「暴走列車」「カナディアン・エキスプレス」等の”列車物”が特に好きなのもそのせい...。
投稿者:フジモト T投稿日:2000-03-25 01:01:30
こんなよくできた映画って何度見ても本当に新鮮で面白い。すごいなあ。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 脚本賞アーネスト・レーマン 
 □ 美術監督・装置賞(カラー)Robert Boyle美術
  Merrill Pye美術
  Henry Grace装置
  William A.Horning美術
  Frank McKelvy装置
 □ 編集賞George Tomasini 
■ 新規登録作品 
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