ホテル・ニューハンプシャー(1984)THE HOTEL NEW HAMPSHIRE
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【解説】 念願かなってホテル経営を果たした男ベリーとその家族。子供の近親相姦、妻の死、そして主人公の失明など、さまざまな悲劇を、J・アーヴィングの作品がもつ奇妙なユーモアを交えて描く。 ![]() 【ユーザー評価】
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内容は辛いエピソードも何のそのって感じで、
最後まで一気に観させて頂きました。
また、エンディングが家族の絆を表現してて良かったなぁ。
フラニー美人だなぁと思っていたらジョディ・フォスターだったんですね。納得。
暴行されて帰宅したJフォスターが、愛犬と眠りたい、と言うシーン。
犬はすでに死んでいるのに・・・。心に沁みます。
ひとり、またひとりと“家族”という舞台から退場していくことは、誰にも抗し難く、そして誰もがそこに拘泥しない。彼らと過ごしたホテル・ニューハンプシャーの日々は、冒し難い記憶として生き残った者たちに残っているからだ。
奇妙でありながら普遍性を持つアービングの文学に慣れていないと、十分伝わらないおそれもなきにしもあらずだし、好き嫌いは分かれるところかもしれない。作品として大傑作というまでの完成度だとは思わないが、不思議な余韻の残る佳作だ。
夢を追いかけ、夢に逃げられ、まことに人生とはお伽話のようなものかも知れない。
雑多になりそうなエピソードの数々にまとまり感を持たせていた。
しかし、結婚がハッピーエンドの材料になっているところが、この映画という御伽噺だ。
原作のこの感じを映画にうまく持って来られたのではないでしょうか。
「人生はおとぎ話」っていう最後のセリフが効いてる。
マシュー・モディンがめずらしく悪役っていうのもいい。
この映画のフワフワ感が心地いい。家族に次々と起こる悲劇的なシーンもフワフワ感で乗り越えていく感じ。人生なんて、塞翁が馬なものさ、ってね。
アーヴィングの他の作品も、人生の悲劇と希望の繰り返しが出てくるけど、映画版「ホテルニューハンプシャー」は、特にフワフワしていて、作品全体がミルク色なイメージ。
同じく悲劇と希望の繰り返しの「アントニア」が大陸的で雄大な印象なのに比べて、ホント対称的。
のだけど、それでもこのラストだけで私は充分にハッピーです。可愛い"リリー"
の背が伸びるという演出は全ての欠点を補って余りある。