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ホフマン物語(1951)

THE TALES OF HOFFMANN

メディア映画
上映時間110分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(東和=東宝)
初公開年月1952/03/01
リバイバル→ケイブルホーグ-2001.1.27
ジャンルファンタジー/ロマンス

【解説】
 「赤い靴」の成功に気をよくしたパウエル=プレスバーガーの二人が、ドイツ・ロマン派の幻想作家ホフマンの小説の幾つかにインスパイアされたオッフェンバックのオペラに、ふんだんにバレエを盛り込んだ芸術的野心作。素晴らしい美術には目を見張るが、全体に映画として迫ってくるものが稀薄。
 バレリーナ、ステラは公演を見守るホフマン宛の恋文をハンカチに口紅で書いて、付き人に託す。これを恋敵のリンドルフ議員に横取りされ、ホフマンは露知らず、いつものようにルーサーの酒場で仲間に請われて物語を聴かせる。三つの恋の話だ。一話目は「コッペリア」。人形使いスパランザーニの人形オリンピア(シアラー)を、コッペリウスの発明した人形が生きて見える魔法の眼鏡をかけたホフマンは恋するが、彼女の正体を知って大いに落胆するというお話。人形がバラバラになる場面は、黒バックに黒子という原始的な方法で、それと分かっていささか興ざめ。「赤い靴」のシアラー、人形のメイクで案外不美人なのに気づかされた。二話目は「ジュリエッタの物語」。娼婦ジュリエッタをダイヤ(実は色つきのロウ)でたぶらかし、悪魔ダペルペットはホフマンの鏡に映った“リフレクション”像を奪おうとする。ファウスト風の物語でこれが一番面白い。有名な“ホフマンの舟唄”が開巻唄われる。褐色に肌を塗ったヒロインのリュドミラが美しく、野性的な踊りもずば抜けている。画面作りも他とは深味が違う。が、第三話の「アントニアの物語」となると時計が気になってくる。歌手アントニアは胸を病み、唄うと死ぬ--との診断を受けるが、ホフマンとの恋に酔いしれ、死神の囁くまま、死んだ母の歌姫の声に誘われて唄って果てる。エピローグは四人の美女と踊るホフマンの幻想。現実の彼はすっかり酔い潰れて、それを議員に見せつけられたステラは、百年の恋も醒めて、彼と共に去って行く。最後に指揮者トマス・ビーチャムが紹介され、楽譜本を閉じた所にポンと“Made in England”の刻印は念の入ったことでした。
<allcinema>
評価
【関連作品】
赤い靴(1948)
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【ユーザーコメント】
投稿者:uptail投稿日:2013-11-04 15:25:25
モイラ・シアラー
投稿者:Ikeda投稿日:2004-04-19 13:30:36
「赤い靴」が公開された時はモイラ・シャラーのバレーに感動しましたが、この映画は最近観ました。確かに50年前の作品としては色彩も綺麗ですし、華やかですが、矢張り年齢の事もあって、それほど感動はしませんでした。オペラ、バレーに映画のテクニックを加えているのが、総合芸術とは言いながら純粋性に欠けていて、とけ込めないからだと思います。これの後、この形式の映画がどれほど作られたかは知りませんが、あまり普遍性は無いように思います。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 美術監督・装置賞(カラー)Hein Heckroth美術
 □ 衣装デザイン賞(カラー)Hein Heckroth 
■ 特別賞マイケル・パウエル 
  エメリック・プレスバーガー 
 ■ フランス映画高等技術委員会賞 
■ 銀熊賞(ミュージカル)マイケル・パウエル 
  エメリック・プレスバーガー 
【ソフト】
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