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ホワイトハンター ブラックハート(1990)

WHITE HUNTER, BLACK HEART

メディア映画
上映時間112分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(WB)
初公開年月1990/11/09
ジャンルドラマ
彼の野望は人生の何よりも強く 男を冒険へと駆りたてた…。
ホワイトハンター ブラックハート [DVD]
参考価格:¥ 1,543
価格:¥ 991
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【解説】
 映画「アフリカの女王」とその監督ジョン・ヒューストンをモデルに、“象狩り”に憑かれた映画監督を描いたイーストウッドの力作。1950年代、黄金期のハリウッド。多くの負債を抱えながらも、自分の気に入った作品しか撮らない映画監督ジョン・ウィルソン。新作の撮影のために、若き脚本家ピート・ヴェリルと共にアフリカへと旅立つが、ウィルソンの本当の目的は野生の象を狩ることにあった。現地人ガイドを案内に早々と象撃ちを始めるウィルソンに、脚本を進めることが出来ないヴェリルは苛立ちを隠せない。やがて脚本が完成しないまま、現地にはプロデューサーのランダースをはじめ多くのスタッフや俳優たちがやって来るが、ウィルソンは撮影を放棄してしまう…。
 映画は、天才肌の監督のわがままさや気骨のある行状を、美しく捉えたアフリカの自然を背景にエピソードで追うだけで、そこに明確なテーマも派手な見せ場も持ち込まないが、それでいて忘れ難い魅力を放ち続けている。多分にそれは役者としてのイーストウッドの魅力が大きいのだろうが、それは、淡々として力強い演出で作品を支えた監督イーストウッドがあればこそである。ラストの数分間はそのイーストウッドの二つの顔が最大限に効果を発揮した名シーンとなった。「アフリカの女王」の脚本家ピーター・ヴィアテルの原作をヴィアテルとジェームズ・ブリッジス(「チャイナ・シンドローム」の監督)とバート・ケネディ(「夕陽に立つ保安官」などの娯楽西部劇監督)が共同で脚色したのも興味深い。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
757 8.14
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【ユーザーコメント】
投稿者:dadada投稿日:2017-02-02 13:44:56
当時のイーストウッド映画としては珍しく単館系のロードショー公開となった1本。
地方在住の私は、2本立てでの封切り公開で彼の映画を観るというのが普通だったので、あのシネマスクエア東急のちっちゃなパンフレット込みで思い出深い。
奇をてらわない正攻法の描写でグイグイ押しつつ、スパッと切れ味良く終わるこの映画を観た時には、少々驚いたし、これ何?とも思った。
観終わって、彼の映画にはありえなかった文字の多いパンフレットを端から端まで読んだなぁ...。
投稿者:bond投稿日:2011-12-05 08:48:40
【ネタバレ注意】

決してブレる事なく、わが道を行く男。傲慢だがポリシーはある。結局像は征服できなかったけど。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-09-23 00:00:31
【ネタバレ注意】

終盤のジョンと「牙象」の対峙が一番の見所なので、途中リタイアしないでね。ボガートの役の人は良く似てたが、ジョンの役はクリントよりコバーンの方が合ってた。

投稿者:nabeさん投稿日:2010-07-17 22:26:40
クリント・イーストウッドほどわがままオヤジを演じさせたら右に出る者はいないかもしれない。それほどこの監督の傲慢ぶりは、観ているうちに嫌になってくる。その嫌さが最高潮に達したラスト数分間に事件は起きる。そしてその後は何故か一転して可哀そうになる。これは凄い演出と演技だろう。
投稿者:gapper投稿日:2010-06-07 21:54:28
 クリント・イーストウッドのハリウッド内幕物。

 ジョン・ヒューストン監督が「アフリカの女王」を撮るに当たりアフリへ行き像狩りを行えることを条件にしていたのは知っていたので興味深かった。
 わがままで我を通し行動に対する明確な説明はしないし、その実当人もはっきり分かっていないと言うのは良くあるパターン。
 キャサリン・ヘップバーンらしき人物はそれなりに出てくるが、ハンフリー・ボガートらしき人物は飛行機から降りてくるシーンぐらいしかない。
 撮影風景は基本的になく撮影に入るまでの作品で、その点は少々期待はずれ。
 最初は、二人とも死んでしまうというハリウッドらしからぬ物だったと言うのは驚き。
 そのままならきっとヒットせず、この後も借金に苦しんだであろう。

 ジョン・ウィルソン=ジョン・ヒューストンを(クリント・イーストウッド)がピート・ヴェリル=ジェームズ・アギー(ジェフ・フェイヒー)を貶したり、ユダヤ人として卑しめる女をやり込めたりと人物描写はなかなか面白い。
 結局は、ラストに尽きるのだろうが明確さには欠け評価のし辛い所。

【映画の中の音楽】
 21分頃、レストランでジャズバンドが演奏している最初の曲は”サテンドール”。
  1953年にデューク・エリントンが作曲した。

【字幕の考察】
 30分頃、”蚊め”、”その蚊は刺さない”とあるが、どう聞いても”フライ”と言っているようにしか聞こえない。
 ”モスキート”ともいっている部分があり、どちらも蚊として区別がないのは気になる。

 52分頃、”何故ここに”、”詳しいパイロットがいた”と言うのも気になる。
 "How do you get here"と聞こえるのだが”どうやってここに”にしなかったのだろう?5秒あると思うので文字数的にもOKだと思うのだが。
投稿者:uptail投稿日:2009-07-03 22:26:57
クリント・イーストウッド
投稿者:なちら投稿日:2009-02-04 23:33:03
正しいと思った時は闘い、危険な事から逃げない。
たぶん壊れる船を壊れるかどうか試乗してみる行動と信念の人。って言えば好印象だけど、
結果があれでは浅はかで愚かな人物と取られかねないね。

いざ象を目の当たりにして、自然界に軽々しく踏み込んではいけないと気付いたであろう瞬間は、
強く印象に残った。ラストの一言が重〜く響く…。 

どうでもいいが、T・スポールってクリントワールドに全然馴染んでナイ気がするよ。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2008-12-26 03:13:42
淡々とした演出でこれといった見せ場もないが、
最後まで観客を引きつけて離さない魅力をもった傑作だと思う。
その魅力の半分以上は主人公のキャラクターが持っているのだが。

予備知識なしで見ても中盤には「アフリカの女王」の話だと気づくと思う。
映画を見ていれば余計に面白いだろう。
ジョンは自分の考えを曲げず、正しいと思った道は他人など目もくれずに突き進む。
狂気と魅力を同時に表現しているのが素晴らしい。

大自然の映像がこの映画の1つの見どころでもあるが
美しい映像の反面、ドキッとするような人種差別発言が遠慮なしに飛びだす。
そこにズケズケとなんでも言えるジョンがまた魅力的に映る。
それぞれのセリフの面白さもずば抜けてる。
ユダヤ人を嫌う女、黒人を差別する支配人、ハリウッドを侮蔑する男と
ホワイトハンター。

特に欠点も見つからない。傑作。
投稿者:NYY投稿日:2008-07-18 19:06:29
【ネタバレ注意】

アフリカの風景とか、そこを飛ぶ飛行機の絵とかは良かったけど
かなり盛り上がりに欠ける作品で、見てて辛かった。  
伝記的な作品だから仕方ないか・・・
 
最後のゾウさんは、迫力あったけど・・・
何で撃たないの?
子供のゾウさんがいたんで、気後れしたの?
甘いな〜、キャラハン君。
そんなもん、マグナムぶっ放して、霊長類をナメんな!ってこと
を教えてやれば良かったのにw。
 
しかし、分かり難い話だな。  
差別すんな!って喧嘩したりと、オレ様の信念で生きてきた監督
だけど、
現地人が死んじゃうような、厳しい世の摂理というものに触れた
ことで、自分の限界に気付いた。
で、『アフリカの女王』のラストシーンを変えることを受け入れ
た。
 
「白人のハンターは、ブラックな心」とは、白人はワルぶってみ
ても、結局、社会性を捨てられない。
ワルに成りきれない、お坊ちゃん学校の不良みたいなもんで・・・
そーゆー奴は、厳しい世界に生きるハンターに成りきれてないか
ら、迷惑をかけるブラックな存在(厳しい世界では、社会的な善
なんてもんはブラック)。
で、監督は自分の身の丈に合ったハッピーエンドな映画を撮るこ
とにした。
 
って解釈したんだけど・・・ 
違うかな?
 

投稿者:らっくす投稿日:2005-11-21 22:12:55
この映画のレビューって結構評価高いけど、
ストーリーとか映画自体に期待していた人はかなりがっかりするんじゃないかな。
特に評価されてるのはモデルとなったジョン・ウィルソンの描き方が天才的!
とかだけど、ハッキリ言って素人目にはそんなこと少しも理解できませんでした。
終始退屈な映画。ラストも、あれ?終わっちゃった・・・ってな感じでした。
投稿者:skull & rose投稿日:2005-05-16 02:32:37
ラストのかすれた一言は戦慄だ。
私は映画の中でこれほどまで魅力的に善悪(またはホワイト/ブラック)の入り交じった見事な人物造形を見たことがない。それはイーストウッドの役者としての巧さに唸ってしまうだけでなく、演出のセンスにも光るものがあるからだ。ユダヤ人批判をした女性を皮肉るシーンなどでのスケッチの使い方など見事なものだ。またサファリ中の彼に死の影をちらつかせているあたりも、クライマックスへと繋がる巧さだろう。さりげない演技と機知に富んだ会話でつい流してしまうかもしれないが、台詞の中にも興味深い言葉がちりばめられている。“過去の出来事が絡んで複雑になることはない”という言葉などイーストウッドのフラッシュバックを使った話法の巧さを言い得ているようだ。
ジョン・ウィルソンに魅力と狂気を同時に感じている脚本家や、象、ある勇者の死をもちいて、人間の「原罪」を鋭く指摘しながらも、無責任で身勝手だった男を決して短絡的に批判するようには描いていない。彼は最後まで引き金を引かなかったのだから。むしろ破天荒で善悪の彼此の激しかった男に対する暖かなまなざしと憧憬に満ちているように思える。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールクリント・イーストウッド 
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