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マクベス(1948)

MACBETH

メディア映画
上映時間107分
製作国イギリス/アメリカ
公開情報劇場公開(リパブリック=NCC)
初公開年月1952/03/06
ジャンルドラマ

【解説】
 演劇活動を行っていた時から、シェークスピアの自己流の解釈は作家ウェルズの終生のテーマであった。これはそんな彼の、最初のシェークスピア戯曲の映画化。既にハリウッドの異端児として悪名を極めていた彼。ハリウッドを追われての次作「オーソン・ウェルズの オセロ」は、ヨーロッパを転々と5年の歳月をかけ(その間にあの「第三の男」に出演したりして)ジプシー撮影をすることになるが、本作はパブリック・スタジオで僅か23日間で撮了した恐るべき低予算作品。西部劇のオープン・セットに張りぼての装置--といったあんばいで、しかし、それが非常に前衛的に見える。演出法もかなり野心的で、メリハリの効いた極端な構図の視覚的ショックも尚更だが、音声--とくに台詞の群唱などに、アングラ劇の先取的精神が覗く。三人の魔女の予言を信じたマクベス(ウェルズ)はスコットランド王を殺し、王子マルコムの亡命で王位奪取に成功する。が、将軍バンクオの息子が王位を継ぐとの新たな予言に、将軍をも殺害。と、将軍の亡霊が夜ごと現われるようになり、マクベス夫人(J・ノーラン)を狂気に陥らせ自死させる。そこへマルコムの軍が反撃に出、マクベス勢は敗退。再びの魔女の予言で、女から生まれた者に傷つけられることはない、と聞き、安心したマクベスは自ら戦場に向かい剣を揮うが、早産の母の死の直後生まれた--と言う敵将マクダフの前にひるんで斬死した……。怪奇趣味満点の原作のおどろおどろしさが黒白の画面に暗躍する、夢魔的な映画体験を堪能できるだろうウェルズの問題作だ。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:uptail投稿日:2013-11-07 10:14:11
ジャネット・ノーラン
投稿者:Ikeda投稿日:2010-03-09 14:05:41
オーソン・ウエルズ初のシェークスピア作品ですが、かなり台詞を含め、忠実に映画化していると思います。これはアメリカ映画ですが、イギリス作品のような雰囲気があり、同じ年に作られたローレンス・オリビエの名作「ハムレット」に対抗している感じすらあります。
後に彼が作った「オセロ」や「フォルスタッフ」に比べても意気込みが感じられ、マクベスの恐怖心をじっくり演じています。また、最初は王殺しを教唆はするものの、次第にそれが呪いに包まれていく夫人役ジャネット・ノーランも名演で、私はかなりの名作だと思いました。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2000-12-30 14:24:14
 全編息をのむワンシーン・ワンカットの連続。
 スタジオだけで短期間に撮ったことがありありと判るチープさなのだが、
イメージの豊かさは驚異的だ。
 
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