マチネー/土曜の午後はキッスで始まる(1993)MATINEE
【クレジット】
【解説】 1962年、キューバ危機に揺れるキー・ウエストを舞台に、新作ホラー「マント」のプレミア上映にやって来た映画監督(モデルは「地獄へつゞく部屋」「第三の犯罪」「血だらけの惨劇」などのウィリアム・キャッスル)と、劇場に集うティーンエイジャーたちを描いたノスタルジックな傑作。サスペンス、ホラー、ロマンス、コメディ、青春、音楽などあらゆる要素が新作映画のマチネーに集束されており、その絶妙なバランス感覚は多くの“映画を愛する人”には共感を得るだろう。ウィリアム・シャラートやケヴィン・マッカーシーが出演する劇中映画「マント/恐怖の原子蟻人間」の出来も素晴らしい。自分の趣味色を強くしながらも、誰もが楽しめるエンタテインメントを作り上げた懐の広さに、映画監督J・ダンテの完成ぶりを確認できる。 ![]() 【ユーザー評価】
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しかしながらヒロインのリサ・ジャクブ、どーみても“彼女”っつーよりあのロリっぷりは“妹”だ。恋愛ムードにはムリがある。まあ、かなりカワイイからいいが。「インデペンデンス〜」ではランディ・クエイドの娘役だが、イマイチになってて残念。
当時のB級映画はアイデアで見せるものが殆どだったのだろう・・。
しかし、そういったチープでも観客の好奇心を煽る映画は今は存在しない。
エロ、グロ、怪奇現象、ギミックなんかを期待して映画館へ足を運ぶ(マチネー)という純粋な衝動は
もう、なくなってしまったのだろうか・・・。悲しい時代になったものだ。
とはいっても、アニメで幼女、メカニックを期待してお金を払う客(オタク)は現在でも存在するし、
ゴダールや映画史の有名人物、映画的技巧、作品引用を目当てにお金を払う客(シネフィル=私)
もまた、健在である!
ジョン・グッドマンのゲテモノ映画監督(トカゲを見て怪獣の名前の構想を練る姿がおかしい)を中心に、学校では核攻撃に備えて(『アイアン・ジャイアント』でもおなじみ)机の下に隠れる訓練、スーパーでは買占め騒ぎ、人々は核シェルター作りに奔走(もちろんひどいシロモノ)、暗躍する政府のスパイ(ジョン・セイルズ怪演)、妙な詩を朗読するアンちゃんなど「13デイズ」では見られなかった市民の混乱ぶりを描いていく。
それにしても、軍隊批判の「スモール・ソルジャー」、合衆国が分裂する「セカンド・インパクト」など、アメリカという国に根本的な批判ができる娯楽映画監督は今やJ・ダンテしかいないのではと思う今日この頃(バーホーベンは外国人だしなあ)。