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M★A★S★H マッシュ(1970)

MASH
M*A*S*H

メディア映画
上映時間116分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(FOX)
初公開年月1970/07/
リバイバル→FOX-76.2
ジャンルコメディ/戦争
スゴイ やったぞ! アメリカ映画が 生んだ新らしき傑作!

すべてがデタラメ!すべてがメチャクチャ!ブラックユーモアで描いた戦争コメディの最高傑作!(リバイバル時)
マッシュ [DVD]
参考価格:¥ 995
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【解説】
 朝鮮戦争の野戦病院に、人手不足から二人の医師が補充された。ところがこの医師たち、軍規を無視してやりたい放題。いかつい女性将校をからかうのに夢中になってしまう……。鬼才R・アルトマンが朝鮮戦争を題材にしたブラック・コメディの大傑作。馬鹿馬鹿しいまでのオフザケ・シーンに交錯するリアルな手術シーンが戦争の狂気を浮き上がらせる造りも見事なら、E・グールド、D・サザーランドら出演陣の個性も特筆もの。主題歌“自殺のすすめ”は作品のメッセージを唄うだけでなく、涙が出るような名曲である。
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Aタクシードライバー (1976)
[002]A駅馬車 (1939)
[003]AHANA-BI (1997)
[004]Aパットン大戦車軍団 (1970)
[005]A勝手にしやがれ (1959)
[006]A北北西に進路を取れ (1959)
[007]Aペーパー・ムーン (1973)
[008]Aパリ、テキサス (1984)
[009]Aプラトーン (1986)
[010]Aカッコーの巣の上で (1975)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
28221 7.89
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【ユーザーコメント】
投稿者:TNO投稿日:2009-11-04 19:54:04
朝鮮戦争の米軍外科病棟が舞台の厭戦映画。徹底して体制批判のおふざけシーンの連続だが、この映画には明確な意図がある。ドナルド・サザーランド、エリオット・グールド、トム・スケリットの三人組出世作だ。日本の歌のラジオ放送があったり、ジョン・フォード作品(When Willie Comes Marching Home)の上映アナウンスがあったりするのも興味深い。サリー・ケラーマン、ロバート・デュバル、ルネ・オーベルジョワ、ジョン・シャック、バッド・コート等の個性派俳優が、大挙出演しているが、多くが新人であった。上記3人も含めてこの作品が世に出るきっかけになっている。ケラーマンは、着任時は、堅物でからかいの対象となってシャワーを浴びているところを白日の元にさらされたりデュバルといたしているところを実況されたりとさんざんな目に会わされるが、いつの間にか周囲に手なづけられてしまっていた。戦争映画というよりは、コメディ映画なのだが、手術場面がやけにリアルで他のおふざけシーンまでもが現実味を感じさせるのに一役買っていると思う。本作と同時に撮影が進んでいた20世紀FOXの戦争映画は、"パットン大戦車軍団"と"トラトラトラ"だったそうで、その影に隠れて経営陣の干渉を最低限に抑えられたのが、成功の大きな要因だという。主題歌が、また良いのだが、歌詞が自殺奨励とも取れる内容で、私はここからして度肝を抜かれてしまった。
投稿者:コメット投稿日:2009-06-05 13:15:24
立派なことを言いながら、やることがご立派なバーンズとホーリハンの両少佐。やることはハチャメチャだが、実は人間性豊かな主人公三人(致命的な病気で生まれた日本の私生児を主人公たちが助けるくだりは、原作のほうが丁寧に描いている)。戦争とは人間が人間(肉体および社会)を破壊する営みであり、人間では(経験による個人差はあれ)共感能力が発達しているから、破壊する側も人間性がある程度破壊されるはずだ。自分の人間性が破壊されないためには自律性をかろうじて保っていくことが必要だが、戦争の組織の中では、そんなことはきわめて困難だろう。この映画は、もしも運良く(主人公たちのように)自律性を十分保つことができれば、人間性も十分保てるということを示しているようだ。
投稿者:william投稿日:2009-05-19 17:06:08
ところどころ見せる変な日本描写。軍隊とは思えないおふざけな連中。それとは対照的に生々しい手術のシーン。
真のリアルとはこの映画が表すものなのかも知れない。ラストシーンの「軍隊はクソだ」というセリフにそれを感じる。
投稿者:オネエ投稿日:2009-05-17 17:19:14
これって1970年の作品だから、あたしが最初に観たのはもう35年以上も前になるわけよね。その時はまだあたしも若かったから、こういう団子の串刺し型構成の映画は苦手だったの。伏線とかストーリーの盛り上がりがないから、付いていくのが大変。でも役者さんが魅力的で、妙に印象にだけは残っていたの。

ロバート・アルトマンは、これと『ナッシュビル』で成功して、巨匠とされていたんだけど、その当時のあたしは、まだこの作品の魅力がよく解っていなかったのね。でも、久しぶりに観て、この『M★A★S★H』が、まごうことない傑作であることがよく解ったわ。

批評的には、ムタトさんという投稿者の方がきっちり言い尽くしているから、付け加えるものはないわ。みんな「戦争」という設定に惑わされているようだけど、それはブラック・コメディとしてギャップを際立たせるための設定であって、全然この映画の本質じゃないのよ。

(蛇足だけれど、「緊迫感ある場」の設定は、コメディづくりの王道なの。だから『M★A★S★H』は、戦争のそれもわざわざ前線基地にしているわけね。)

これを例えば、「軍隊組織」じゃなくて「会社組織」。「戦争」じゃなくて「企業競争」って置き換えてみれば、意味がよく解ると思うの。39年経った今でも、この作品がテーマとした背景は何も変わっていないわ。今の企業社会なんて、前にも増して人間味を失っているじゃないのよ。その意味で、古さを全然感じさせない、大傑作だと思うわ。テーマ曲もステキよ。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-05-17 11:15:04
数年ぶりに2度目のチャレンジだったが、結局19分でリタイア。仮に何度も休憩を挟んで最後まで観たとしてもIkedaさんと同じような感想しか書けなかったと思う。上官の指令を聞いていないレーダー兵のギャグで嫌な予感がしたし、サザーランド達がジープを盗む所も「?」になるし、私から見ると古いの一言。
投稿者:Ikeda投稿日:2008-03-15 14:31:15
この映画は後にテレビ・シリーズとして製作されたようですが、この作品自身がバラバラのエピソードを並べたような構成になっています。そのため全体としてのコンセプトがないので見ていて退屈しました。特に最後のアメフトの試合などはコメディとは言え、下らないので見ていて嫌になりました。この映画は、かなり評価が高いようですが、特にアカデミー脚本賞を取っている事は私には理解できません。
朝鮮戦争をバックにしているのに戦争の場面は何もなく、銃声と言えば試合のレフェリーのピストルだけという作品ですから、単に野戦病院での出来事を綴った映画です。しかし、この駐留兵の行動を見ていると、これほどひどくないでしょうが現在、沖縄に駐留している兵隊の犯罪行為があってもおかしくないという気になります。
投稿者:ひつじめえめえ投稿日:2006-02-24 14:59:59
こーゆー映画を「けしからん」っていう人ほど、実際の戦争になったら…まあいいや。「二十四の瞳」でもみとけってね。

これってテレビ版もあったんだよね。深夜やってました。これがまたけっこう面白かったんだなー。

タイトルソングは何度きいても泣けるね。ビル・エバンスもこの曲やってたけど、あまったるくて聞けたもんじゃないけどさーる。
投稿者:さち投稿日:2005-06-30 13:28:09
良かった
投稿者:Carol Sakeski投稿日:2004-02-25 15:57:07
ベトナム反戦なんだから、ベトナムを舞台に
描きたかったけど、それこそ権力がまかり通って
しょうがないから朝鮮戦争を舞台に描いた、と
いう面を知らないと、単なる戦争をバカにした
作品、というとらえ方しかできないでしょうね。
ホークアイが看護師たちにホークアイと呼ばせる
部分に、一番反権力を見た気がします。
黒人の将校をアメフトのためだけに迎え入れるのも
この時代では挑戦でしょう。公民権法ができたんだか
できるんだかの時代なんだから。
ドナルド・サザーランドはもとより、“フレンズ”の
ロスとモニカの父、エリオット・グールドが何とも
言えず、いい味出してたな〜。
とんちんかんな日本語の歌もとんちんかんさが
徹底しているし。
ブラック嫌いな人は見ないほうがいいですよ。
この映画ぐらい最初からブラックって標榜している
映画はないんだから…。http://www010.upp.so-net.ne.jp/Carol_s/
投稿者:eu投稿日:2004-02-22 21:47:24
期待して観たがイマイチ、過激なモノに馴れた今だからかな。もっとやってって感じ、当時観た人には強烈だったかもしれない。
投稿者:ムタト投稿日:2003-11-30 00:17:29
上下関係や規律で縛られている軍隊の世界を、主人公の3人の型破りな医師が人間味溢れる集団に変えていくところにこの映画の見所がある。その意味で、これは反戦映画ではなくブラック・ユーモアでヒューマニズムを謳いあげた名作。ラスト、帰国命令が出たのに一瞬帰国を躊躇する主人公たちの表情にこの映画のすべてが収斂されていた。それにしてもトム・スケリットはいい味だしていた。後年の彼は渋い役が多いけど、こんな演技も出来るんだなあと大いに笑って感心した。http://www11.plala.or.jp/kunihiro/cinema/
投稿者:ご飯投稿日:2003-08-18 08:58:00
戦争は悲惨で重々しく厳しい。これを茶化すのはいかがなものか、という意見も分かるんだけど、暗く重たいテーマだからこそ、視点を変えれば喜劇になるんだと思う。喜劇にすることで、戦争という誰もやりたがらないことをやってしまう愚行と人間の矛盾も描けるんじゃないかと思う。笑いは人の気持ちを和ませることもあるが、鋭く突き刺すところもある。その突き刺すところが、真面目に批判や批評する事と同じくらい意義のある事といえる。真面目に突き詰めると神経がまいってしまうくらい、心の余裕がなくなってしまうし、寛容でなくなる。だが、笑いで描くことで、戦争という悲惨で重い話もただ単にいけないことだという視点だけでなく、人同士が殺しあうということがばかばかしくてそんなことを知っていながらこの愚行を繰り返す人間の性にも触れることになる。真面目に批判すると人間の否定だけになるが、笑いは人間の行動に対する否定と肯定と希望があるんじゃないか。こんな描き方も有効な手だ。この作品のほかにもスタンリー・キューブリック監督の「博士の異常な愛情」、リチャード・レスター監督の「ぼくの戦争」とか岡本喜八監督の「独立愚連隊」とか笑いで戦争を描く傑作だったので、まだの人はこれらの作品も観てやってください。
投稿者:ポッパー見習い投稿日:2003-08-17 10:40:34
傑作扱いされてるようだが、「戦争」という題材を笑いに使って良いのかどうか
理解に苦しみます。見ていて腹が立つ作品。
投稿者:ほへ投稿日:2003-05-31 09:14:07
観ていて気持ちが悪くなるくらい徹底的に良識・常識を笑い飛ばしていく。
そんな中でも一瞬ナイーブで至極真っ当な感情を覗かせる。しかし「深刻になるのは恥」とばかりに次の瞬間にはまたまた不謹慎なバカ騒ぎ。こういうパワーは自分には無いなあ。
投稿者:トレマー図投稿日:2003-04-07 04:32:48
笑うポイントはある。しかし今観るとそこまで強烈な感じは受けなかった。
投稿者:さだじ投稿日:2002-04-11 02:53:45
 俺はこの映画けっこう好きです。監督、キャストが俺好みのクセモノ連中ってこともあるですけどね。俺は未だにここのドナルド・サザーランドの口笛の吹き方真似してますもん(笑)。

 詳しくは下の師匠のHPに行って、「観る価値のある映画」の「マッシュ」の項をクリックしていただければいいんですが、俺もお師さんと同意見なんです。主人公たちが負傷兵を真面目に手術しているシーンが劇中には何度もあります。そんな優秀な彼らも仕事が終わると単なるおふざけ野郎どもに。でも、そうさせるのが「戦争」なんです。非人間的な日常の中で、人間性を保つには極端に本能に忠実に生きなければ人間性を失いかねない、とお師さんはいってます。優秀な医師の彼らでさえ、凶気じみた悪ふざけをしなければ正気を保っていられない戦争という不条理な行為を、シニカルに批判してるとも。確かにそんな主人公たちの行動を「弱い」「ガキっぽい」なんていわれちゃうとそれまでですけど、俺はなんとなくその気持ちもわかります。それに主人公たちもそれなりに感情移入できるキャラですし、やっぱりなんか嫌いになれません。別に嫌なやつ以外に迷惑かけてないし。

 中盤のロバート・デュバルとサリー・ケラーマンの絡みを放送してしまうあたりは「悪趣味だな〜」と思いながらも、気分爽快でつい笑っちゃいました。フットボールの試合も好き。

 ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)http://www.cinemanc.com/
投稿者:fulcrum投稿日:2001-05-01 12:59:10
不真面目だから嫌い、って人がいる(こんな要約でいいですか?)のはわかりますが、まー、そんなにマジメに生きなくてもいいのでは?と思います。

この映画が作られたときはベトナム戦争真っ最中。辛い時期だったでしょう。本国の映画人が、戦争を揶揄する映画を撮るのも、まあその気持ちはわからないでもない。それに、この映画は少なからぬ数の兵士からも支持されたんじゃないかしら。
戦争は大事業ですから、やってる最中もそれだけに集中するわけにはいかない。いろんな人が長期間にわたって関係すれば、なかにはこのようなヘソマガリも出てくる、ということではないでしょうか。

もっとも、韓国人やベトナム人がこの映画を見ると不快になるかもしれんが。そういう意味で、この映画嫌いな人は正しい。
ぼくは好きな映画です。(テレビシリーズのほうが好きだったけど)
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-01-06 09:27:27
 私にはどうしても、この映画は好きになれない。アルトマンの演出力はよく判
るけど。しかし、『ロング・グッドバイ』の監督の映画とは思えない。無自覚な
ズーム演出が鼻についてしまう。
 私はこういう品のないズーミングが大嫌いです。
投稿者:出木松博士投稿日:2000-11-21 23:39:23
この映画を見たときに私は不快感しか感じませんでした。
アメリカ人がやって来た戦争は所詮こんなもんです。似非正義を振りかざす戦争だからこそ茶化して反戦だなんて言えるんです。
戦争はその国の存亡を賭けて行われる物ですが、アメリカにはそのような切迫感が感じさせない戦争も多くあります。
投稿者:映画初心者。投稿日:2000-10-25 00:54:29
非常に笑える映画ですね。戦争という背景の中で表現されているから余計に笑えてしまいますね。通常、反戦というメッセージはまじめに表現されるべきだと思いますが、こういう伝え方もあるんですね。一つの形にとらわれてはいけないんですね。ロバート・デュバルの若き日の勇姿が見れたのもうれしいことです。
投稿者:コメディジャポネ投稿日:2000-08-13 01:55:03
戦争を背景とした映画を「戦争映画」と括るのは、まさにデジタル思考。
「風と共に去りぬ」や「地獄の黙示録」を「戦争映画」と呼ぶようなものですな。
これは立派な戦争コメディであり、反戦映画。
多分映画の時代の背景とか歴史を知っていたら、もう少し別の味方ができるんで
しょうけど、自分の勉強不足を棚に上げて、「不愉快です!」と断言してしまう方には
ちょっと難しい映画かも知れませんね。ま、原作でも読んでみたらどうですかね。
誰にもわかるように解説も載ってるし、ブラックユーモアについてもお勉強
できるだろうから。

それにしても戦争を茶化すのはいけない、って初耳です。すごく新鮮な意見。
「モンティ・パイソン」や「サタデーナイトライブ」みたいな権力や権力者の
アホな行動(戦争も含む)を笑い飛ばすコメディや映画が日本で出ないのは、
こういう不勉強なエセ良識派が闊歩しているからだろうなあ。まあ、せいぜい
これからも、その狭い思考でカルチャーを論じて下さいませ.......
恥の上塗りにならないように頑張って下さい(笑)。
投稿者:キートン投稿日:2000-08-06 08:12:59
これは戦争映画ではありません。ただの最高におかしいコメディです。
「博士の異常な愛情」「キャッチ22」に並ぶブラックユーモアの傑作です。
肖像画にもレンブラント、ゴッホ、ピカソ...と様々あるように、この映画は戦争というものを一度裏返しにして偽悪的な味付けがなされたものです。
ですから、これは良くありがちな偽善的な味付けがされた戦争映画とは全く異なった視点からスクラップ風にスケッチされた反戦映画のひとつです。
でもそんなこととは全く関係なしに大いに楽しんでみれます。
だってこれは笑いのためにつくられた笑いの映画の傑作ですから。
投稿者:rou投稿日:1999-08-16 01:44:00
印象深いポスターもブラックヒューモアに満ちた優れものであったと思います。
若きサザーランドの青臭さが作品によくマッチしていて おおいに笑わせて
もらいました。 普段は吹き替えは認めないのですがこの作品に関しては吹き替えの出来も出色! 十分原語の可笑しさを伝えているのではないでしょうか?
  〜〜〜sayona−−ra−−−
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 助演女優賞サリー・ケラーマン 
 □ 監督賞ロバート・アルトマン 
 ■ 脚色賞リング・ラードナー・Jr 
 □ 編集賞Danford B.Greene 
■ パルム・ドールロバート・アルトマン 
■ 作品賞 
■ 作品賞(コメディ/ミュージカル) 
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞エリオット・グールド 
 □ 監督賞ロバート・アルトマン 
 ■ 国連賞 
■ 新規登録作品 
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